Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

大阪の 自転車屋さん

2009-03-21 00:18:51 | よもやま話
先日大阪に用事が有ったついでに 部品の販売数関西一と言われる自転車屋さんへ
寄って来ました
そこはウエムラサイクルパーツ ここは通販で利用される方も多いかと思います
良く利用するがどんなお店だろう なんて思いますよね その店内を写真でご案内






お店の全景 大阪市住之江区粉浜西(すみのえく こはまにし)と言う所に有ります
商業地域ではありますが 大阪のど真ん中ではなく道を一本入れば下町のイメージが
残る地域です ウエパーと呼ぶ人も多くいますね



では店内を覗いてみましょう



サドル サドル サドル・・・






数多くのレーサーシューズ達






ヘルメットとホイール ホイールの数はこんな物じゃないです
全部見上げていたら首が疲れます






Cervelo のフレーム






これもCervelo サーベロ祭りか(笑)
サーベロは昨年ブレークしましたね 過去の世界戦やオリンピックでは
4コーナーから踏まなくても伸びると言われた LOOKを使う選手が多かったですが
昨年の北京オリンピックでは サーベロを使う選手が圧倒的に多かったですもんね




最近流行のピストレーサーの完成車 FUJIやビアンキも見えます



こんな物が・・



ここまでくると 夜の街みたいだ






これがまたKalavinka カラビンカのフレーム 田辺さんも見たら驚くだろうな

田辺氏
カラビンカの田辺昭夫氏は アマチュア時代に輝かしい戦績を残されています
1976年佐賀国体で10回出場選手として表彰され その内8回入賞と言う輝かしい戦歴を
お持ちです
私も種目は違いますが71~75年は選手として参加させて頂いており 懐かしく田辺氏の
姿が思い出されます




店内にはNAKAGAWA ナカガワサイクルワークスのフレームも 
ナカガワピンクは良いですね

中川 茂氏
中川さんんも昔は選手として活躍されていました ZUNOW ズノウチームから実業団登録をし
主にロードレースを走っておられました 当時のズノウには結構名物選手が居ましたね
中川さんは今でも主要大会にメカニックとして顔を見せられ熱心に活躍されており
試合会場でお会いすると お~Kinoなんて声を掛けて下さいます


こんな店が家の近くに無くて良かった いくらお金が有っても足りません(笑)
あまり色々と自転車屋さんを探索しないので 他店はどうなのか知らないのですが
これだけ品数が有れば色々と吟味が出来て良いですね 
特に靴なんかはしっかりサイズが合うまで試す事が出来二重丸です
もし大阪に来られた時には 是非寄ってみて下さいきっと楽しい時間が過ごせますよ

ただ私は長いお付き合いの自転車屋さんが有るので浮気は出来ません(笑)

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リムセメントの 除去

2009-03-20 00:09:02 | メンテ 用品
チューブラーリムを使っていると 古いリムセメントがどうしても厚く付着してしまいます
これをたまに取り除いてやるのですが この掃除は結構時間が掛かり厄介な物です
最近知人が使ってみて良いよと聞いた リムセメントクリーナー今回はそれを試してみましょう






人が良いと言う事は取り合えず試してみましょう
今回は東京サイエンス VIVA のリムセメントクリーナーを使ってみます
今迄は色々な物を使い ゴシゴシと力技と気力でやっていましたがこの商品は
いかがな物なんでしょう






実地検証のために用意したリムはこんな感じ これならまだリムセメンの除去まで
する事は無いですが 次に組む時に助かるしこれでやりましょう






缶の裏の使用説明は クリーナーを何度か塗れ と書いて有りますがアバウト過ぎて
良く解らない
まあ とにかく進めましょう このクリーナーはやや粘度を感じる程度の透明の液体で 
臭いはごくわずか有機溶剤だと感じる程度です

塗ると古いリムセメントに浸み込む感じがしますが 乾燥もかなり早いです






何度か塗った後 ウエスで拭き取ると書いてあるので その様にやってみましょう




しかし 乾燥が速いのでウエスが上手く滑ってくれません 引っ付いてしまいます
何度か繰り返すうちに ひょっとしたら ウエスに液を浸み込ませば良いんじゃない? 
これが正解でした ウエスを液で湿らせてやると苦無く綺麗に拭き取れます
でも 精々ニップル穴 2スパンくらいですね






この作業を繰り返し タイヤ側だけでは無く内側も綺麗にして約30分の作業
これくらい綺麗になれば良いですよね




リム1本 これだけの作業をし、使ったウエスはこれだけ30cm角くらいです
もっとウエスが必要かと思いましたが これは意外に少なくて済みました

この商品、充分使えます 私の評価は二重丸です
価格が1000円弱でこれだけ綺麗になれば有り難い事です 使った量は4分の1位かな?
刷毛で塗ると古いリムセメンがどうしても缶の中に入ります 2缶用意し表の仕上げには
綺麗な液を使えば尚良いですね




缶の裏の成分表は トリクロルエチレン 10% テトラクロルエチレン 80% 
その他 10% となっています

随分以前にラッカーシンナーで掃除をした事があるのですが その時は古い
リムセメンがトロトロに溶けて リム全体がベタベタになり悲惨な状態になりました
それから溶剤には懲りて使わなかったのですが 今回のViva リムセメントクリーナーは
そんな事も無く必要な部分だけ綺麗に除去してくれます チューブラー愛用者には
お薦めの商品ですね 是非お試し下さい

コメント (8)
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滋賀県の怪物 競輪選手

2009-03-19 00:35:03 | 競輪
滋賀の怪物と呼ばれる競輪選手 35期 井狩吉雄選手 A級1班 57歳
この年齢で競走得点が80点オーバー ご本人は競輪界最高齢になるまで
頑張る!と言っています




実は井狩選手は私の先輩 中京大学自転車競技部 1970年の入部です
当時の身長は187cm と言っていましたが 競輪の公式サイトでは184cmになっています
少し背が縮んだかな? それにしても167cmの私とはこれだけの差が有ります




井狩先輩の自転車 こんな大きな物またがる事も出来ません(笑)
この頃、井狩先輩はロードもピストもNational のフレームに乗っていました
白をベースに赤の胴抜き 懐かしい塗り方ですが この色合いは井狩さん
の様に 実力が無ければ似合わない色ですね




競輪競走では井狩吉雄選手の姿を見る事は当然出来ますが もう見る事が出来ない
貴重なアマチュア時代のロードレース 1973年 近畿ロードで鈴鹿サーキット
ダンロップブリッジの下です 一番左端が井狩選手 前から3番目が私です
この時は井狩先輩達との逃げが決まって 先輩が2位 私が6位だったかな




先頭集団から逃げている処の私 この時使っていたフレームはCINELLI
このチネリのフレームは私には合わず本当に走らないフレームでした
このロードレースは距離が108Km 良く練習もしていましたから これ位の距離では
ボトルも捕食も持たずに走っていました




これは1972年 富士スピードウェイ インカレのロードレース 

左端はもう競輪選手を引退されましたが 福岡県33期 山下秀房先輩
可愛く顔を出しているのが私 背が高いのが井狩先輩 井狩さんは
自転車は距離を乗るのが基本 大事やで と言って今でも ロードレーサーで
街道練習をしています

井狩先輩には良く可愛がって頂きました
そして本当に人が好きな方で 人との付き合いを大切にされます
甲子園や西宮の競輪場が有った時には その配分の帰りには Kino今仕事が終わったわ
ご飯食べに行こ! なんて電話をくれ自宅まで迎えに来てくれる様な気持ちの優しい方です

正月には これから仕事やねん て電話 先輩何処からですか? 
競輪場の駐車場や、ほな行ってくるわ・・ なんて事も(笑)
この年齢で小さい着や たまには1着も取っているのは凄いですよね これが滋賀県の怪物
と言われる由縁でしょうか

35期は早くに引退した中野浩一と同期 競輪界最高齢には上にまだ4人いらっしゃいますが
きっと目標を達成されるでしょう 何時までも頑張って頂きたいです
 
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削って削って 薄型スパナ

2009-03-18 00:13:15 | 製作・加工
自転車の整備をしていて あんなのが有ったら良いなあ きっと探せば有るはず
でも、簡単な物なら作っちゃえ! なんて皆さんはないですか?
そんなんで今回の自作はこれ




お買い物用ピストのブレーキに DIA-COMPEのサイドプルを使っています
ここのナット ダブルになっているのですが調整するのに薄いスパナが欲しくないですか?






じゃ削って薄いのを作りましょう
Park Tool からもキャリパーブレーキレンチとしてCBW-1C/4C の品番で出ています
でもカタログを見ても あの作りは、何か買おうと思わないスパナですね






削って削って・・ あまり強く締めこむ所ではないし大丈夫でしょう

こんな作業はただ削るだけなんですが グラインダーやサンダーなど電動工具を使えば
そんなに時間が掛かりません 
でも連続で削りスパナが熱を持ち 金属の焼きが「なまらない」様に気を付けないといけ
ませんね 「焼きなまし」をすると金属が柔らかくなってしまいます




ヤスリ目が残っているのも嫌だし 砥石で仕上げましょう 写真では良く分かりませんが 
実物はピカピカです こんな事、暇でなければ出来ません(笑)






これで調整もバッチリ ここの調整は結構大切ですよ
私は少しでも軽く使いたいから バネも曲げて弱くしています

最近はほとんどデュアルピポットのブレーキになりましたが このダイアコンペの
サイドプルブレーキ ショートリーチで結構、綺麗な形ですよね
昔はロードでも結構使う選手がいました

今回の満足度は 思っていたより簡単に出来てしまったので50%かな(笑)

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バラ玉の ヘッド小物

2009-03-17 06:47:25 | 自転車整備 ヘッド
昨日は始めて 自転車以外の日記を書いてしまいました(笑)
ヘッド小物のベアリングには ほとんどリテーナーが使われていますが
鋼球がバラで入っている物も有ります この様なヘッド小物のメンテナンスには
注意する処が有ります そんなバラ球のヘッド小物の整備です






片倉シルクと思われる約40年前のピストフレーム 何度も再塗装がされており
SILK のロゴも無く確証は有りませんが 細部の工作を見るとシルクの特徴が
良く出ています

ヘッド小物は 丹下のグレースというトラック用ヘッド小物かと思われます




ヘッド小物をばらしました この方法はこのブログで何回かご紹介していますので
今回はあえて省きました この作業をご覧になりたい方は過去日記をご覧下さい




今回の予定には有りませんでしたが 上下のわんが奥まで入っていなかったので
ヘッドわん圧入工具で再度圧入しておきます






このヘッド小物は上下わん共 玉受けになっています
ヘッド小物には 上部がコーン(玉押し)になっている物が多いですね




いつもの様に洗浄ですがベアリングの数が半分位しか入っていませんでした(苦笑)
ばらす時にヘッドの鋼球は良く落として無くします 今回は落とした訳では有りませんが
皆さん、無くさない様に注意して下さいよ




このサイズのスチールベアリングも一応 買い置きがして有ります
このヘッドのベアリングのサイズは5/32 規格では直径 3.9688mmです
ヘッド小物はこのサイズのベアリングが多く使われていますが 
小物により違いが有りますので 鋼球を購入する時には良く確認して下さい
 
グリスはカンパで行きます 買い置きして有った 乳白色のCampagnoloのグリス
もう在庫もわずかです・・




乳白色の植物性カンパのグリス 甘~い香りがします 
ヘッドのベアリングは一杯に入れて一個抜くのがお約束事 今回の味噌はここです
ベアリングをキチキチに窮屈な位入れると 回転不良やベアリングが割れます
昔のヘッドはバラ玉が多く これは昔からやっていた整備方法です




整備が完了しました 手応えが良くなりましたよ
他の回転部分の様にクルクル回転する部分では有りませんが 以外に大切な部分です
ハブやハンガー小物ほど頻繁にグリスアップする必要は無いと思いますが 放っておいて
良い場所でもありません 定期的に整備をしてあげて下さい

このヘッドのラグなんかが 片倉SILKの特徴が良く出ていますね

ヘッド小物のメンテナンス 詳細日記はこちらを参考にして下さい
【ヘッド小物メンテナンス ロード 】   【ヘッド小物 取り付け ピスト 】

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