Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

カツリーズサイクル オリジナル・ロードジャージ

2013-01-12 20:02:09 | 自転車部品・用品
神の腕を持つ一流メカニック カツリーズサイクルの成田さん 最近は塗装屋さんと
間違われる程塗装の仕事も忙しい様です しかしまだ別の顔がある、あらゆる物を
デザインし商品化されます そんなオリジナルなロードジャージをご紹介しましょう




先日新しいフレームをお願いしたのはご承知の
とおりですが そのフレームと一緒に届いたのが
サイクルウェアー




こちらはオリジナルキャップ 柔らかな生地で
商品の上質さがうかがえます お洒落ですね

案内はこちら 他色有り 【 GMキャップ 】




これもオリジナルですが スプートニク購入
記念 Tシャツで非売品です ただ洗濯は 3回まで
それ以降は首がビロ~ンと伸びるそうです

しかし商品として上質な生地の物を用意されています
それはこちら 【 友よありがとう Tシャツ 】






そしてロードジャージ 凄く落ち着いた色です 
カツリーズ GOODMORNINGシリーズの「オリーブ」






肩には Sicurezza Stradale 交通安全と言う意味らしい






制作は PISSEI 凄く上質な生地で肌触りは最高です
今回は三回目の制作らしいですが やっと希望の色に
仕上がったと言っていました




こちらは背中部分です フレームのデザインも含め
成田さんは独特のセンスと感性をお持ちなんでしょう
私には思いも着かない色使いをされますね

このロードジャージの案内はこちら
【 Olio Olive Tipo3 】






同時に届いていたものが有ります フレーム代金を
含んだ請求書でした(笑)

カツリーズサイクル&デザインさん この様なオリジナルな
商品が多く有ります その全てが素敵でそのファンが多く
いらっしゃる様です

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自転車に ペダルを取り付ける

2013-01-11 20:11:08 | ロードバイク スプートニク
ワイヤーの処理も終わった新しいロードレーサー 今回はペダルの取り付けを
行いましょうこの自転車の組み立ても、もう少しで完成ですね





新しいフレームを注文し塗装のデザインから始まったロードフレームのスプートニク
今回はペダルを取り付けます ここまで来れば完成間近です






今回用意しているペダルは 以前のロードから
取り外した物と二つ有りますが どちらも Shimano
ULTEGRA PD-6620です




使う工具はペダルレンチ しかしそれに拘らなくても
15mmのレンチか 薄型のモンキーレンチでも大丈夫です






今回は 以前のロードに使っていた方を使います
ペダルの取り付けネジにグリスを塗っておきます
ペダルが固着したら それはそれで大変な事なので
それを防止するのが目的です






クランクのペダル用ネジも綺麗に掃除をして
ペダルをねじ込みます 右側は正ネジです






今回は 15mmレンチを使います ここの締め具合は
きつめの方が良いでしょうね ここが緩めば走行不能に
なります それだけは絶対に避けたい事です

このネジの取り付けも、怪我をしない様に充分注意が
必要です 手や工具が滑れば前ギアで怪我をしますから




はみ出したグリスは綺麗に拭き取りましょう






このペダル軸には この様にアーレンキーが
使える様になっています






ここにはこの様に 6mmのアーレンキーを使います
ただ私の感覚では ペダルレンチが有るのなら
そちらで締め込む方が確実な感じがします






左側もする事は同じですが ネジは逆ネジです
これで両方のペダルの取り付けが完了しました




さて



ここでボトルゲージなどの備品も装着してしまいましょう
この部品達は特に用意した物では無く手元に有るものです






この部品はあまり目立たなくて良いですから この地味な
奴を選択 でも何かしっくりこないな・・






これなら? インフレ―ターは SILCA シリカが
良いですよね




いやこちらの方が良いかな なんて決めかねてしまいます





この少し地味な奴は カーボン製ですが自分で塗装を
しています 何処かのお風呂の椅子みたい なんて
仰る知人が居ましたね(笑)

ボトルゲージは又ゆっくりと考えましょう
これで自転車の組み立ては終わったのじゃない?
あとはバーテープだけですよね 次回で完成ですね
あとしばらくお付き合い下さい

前回の記事 【 ワイヤーの先端処理は ハンダ付けで 】

次の作業 【 ロード組立 最後の作業 バーテープを巻く 】

コメント (2)
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ミッシングリンクの 取り付け方向

2013-01-09 20:15:02 | 自転車整備 その他 
チェーンの接続部のコネクトリンクの一種 Missing Link ミッシングリンク
これは KMCと言う会社から出ていますが コネックスリンクと言う名称で
他社から出ている物も有ります これらの装着方向を考えてみましょう




ミッシングリンクはこの様に使用するチェーンに
応じた物が出ています



 
使用方法がパッケージの裏に書かれています この図ではチェーンステーの上での作業か
下で行うのか良く解りません それに依ってミッシングリンクの装着方向が変わります

しかし今回の検証では二つの装着方向で試してみるので この図に関してここでは
不問にしておきましょう
今回の検証は、コネクトリンクをどの方向で装着した方がチェーンが切れるトラブルを
防げるかを目的とします






実際の自転車で使う部品を用意しました






ミッシングリンクの その表裏が解り易い様に
赤と青の色を塗りました 以降、自転車の外側の物を
表(赤) その反対側を、裏(青)と便宜上表現します






ミッシングリンクはこの様に使います 表裏両方から
装着したリンクのピンを プレートの穴へ差し込み
チェーンを両方へ引っ張る力を加えます これでピンが
プレート内で移動し完了です 

この状態は、チェーンステーの下でプレートの穴が
右側に有る事を表しています








このミッシングリンクを取り外す時=チェーンを切る時は
リンク双方のローラーリンクを 内側に寄せる力を加えて
やります ※これは頭に入れておいて下さい






今回取り付けたミッシングリンクの裏側(青)はこの様に
なっています








自転車が前に進む方向へチェーンが回転した模擬動作です
検証にはスプロケットはロー側の 3枚を使えば良いでしょう






チェーンのミッシングリンクが スプロケット上を通過
この時 チェーンの表側はピンがスプロケットに当る事は
有りません






チェーンの裏側を見てみましょう チェーンのピンは
内側(ロー側)のスプロケットに当ります 通常では
当っていないと思うので、正確には当る事も有る と
言う事ですね




チェーンのピンより出ているミッシングリンクのピンは
この様にスプロケットに当る可能性は有るでしょう

この時 最初に工具を使いミッシングリンクを外す
場面を紹介しましたが このピンにはその時の力
プレートの内側に寄せる方向へ力が掛かります






ミッシングリンクがフロントディレーラーまで来ました
赤いプレートが変速機の羽に擦れる状況も起きます
この方向なら大丈夫です






チェーンの裏側でも 青いプレートは変速機の羽に
触れる場面も有ります その時はインナーからアウターへ
変速機を移動させた時には確実に起こる事です 

ここでは先程のスプロケットの時と同じ方向へ力が
掛かりますね






今度は逆、チェーンステーの下でミッシングリンクの
プレートの穴が左側に来る様にチェーンを繋ぎます








この様な状態です 表の赤いプレートの穴は左側
ミッシングリンクの裏、青い方はこの状態です






前回と同じ様にチェーンがスプロケットの上を
移動します






表の赤い方のピンは何処とも接触しないので
問題にする処は有りません





ミッシングリンクの裏側(青)です やはりチェーンが
ロー側のスプロケットと接触する事は有るでしょう




その時ミッシングリンクのピンにはこの様に
プレートを外すのとは逆の力が掛かり
チェーンが切れる事は無さそうです






フロントディレーラーまで来ました 赤い方は
ミッシングリンクが外れる方向へ力が掛かります






裏側(青)の状態ですが プレートをピンが擦っても
問題の無い方向です

フロントディレーラーが移動する事に依る接触は
アウターからインナーに変速する時は一瞬ですが
インナーからアウターへ上げる時は大きな力が
掛かります

今回ミッシングリンクのプレート穴が チェーンステーの
下で 右側と左側になる双方の状態で検証してみましたが
いかがでしょう




検証の結果
チェーンステーの下ではミッシングリンクはこの状態
この方行で装着した方がトラブルを少なく出来るのでは
ないでしょうか

カンパの 11Sのチェーンを繋ぐ時 ピンを裏から差して
表でカシメ作業を行うのも 今回と同じ様にカシメた方を
スプロケットで擦らない様にと考えての事です





この様にチェーンが切れる事に対する対策は他にも有ります
1/8の厚歯用のチェーンに良く使われる接続部






一般車にもこの様な割ピンを装着するタイプが有ります
これの正しい取付け方向は、この写真が正解です




チェーンステーの上ではこの状態です これは
一般車にはフルカバーのチェーンケースを付ける事が
多く有りますが そのチェーンケースにチェーンが
接触しても 切れない方向がこちらです





今回の検証 すでにご存知の方からすれば何を今更と言う事ですが 疑問に思った事は
そのままにせず確認してみる これはどんな事でもやってみれば良いと思います

自転車整備で何が一番大切か それは自転車が壊れない事 依り軽く、より快適に
これは壊れない事を前提に行えば良いですね

コメント (16)
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ワイヤーの先端処理は ハンダ付けで

2013-01-07 20:33:49 | ロードバイク スプートニク
前回ワイヤーラインの調整が全て終わりました 切断したインナーワイヤーの切り口
この先端処理を半田付けで行います






ブレーキと変速機の調整が終わり インナーケーブルの
先端を切り落としています ここにはキャップを使う
人が多いのですが 今回は半田付けで処理を行いましょう






今回使っているケーブルはシマノの商品ですが
素材がステンレスです その為ステンレス用の
フラックスとハンダが必要です






作業を進める時には フレームを養生した方が良い
ですね 溶けた半田やフラックスがフレームに落ちると
悲しい思いをします

ワイヤーの油分や汚れを綺麗にし 充分フラックスを
浸透させます これは確実に行った方が良いですよ




熱した半田コテで半田付けをします 使うコテは
有る程度の容量が有った方が良いと思います
60w以上有った方が良いかな? 

半田のコツとしては先にワイヤーを熱しておいて
そこへハンダを差す これで一瞬で終わりますが 
そのタイミングは自分で経験して覚えると良いですね






フロントブレーキと フロントディレーラー






リアブレーキとディレーラーも完了です

このブレーキの様にワイヤーに浸透させるだけで
良いのですが 下の変速機の様にやや半田を盛って
やるのも 慣れれば好みの施工が出来ます

このインナーワイヤーのハンダ処理は 特に変わった
事では無く随分昔からされて来た処理方法です 
キャップで済ませるより色々と良い事が有る方法だと
思います

追記
今回の作業、フラックスは酸性なのでそのまま残すと
腐食や錆を誘発します 作業後は良く洗い落とす事を
忘れてはいけません  2013.1.11 Kino

前回の記事 【 自転車の ブレーキ調整 】

次の記事 【 自転車に ペダルを取り付ける 】

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自転車の ブレーキ調整

2013-01-06 20:24:06 | ロードバイク スプートニク
前回変速機の調整が済んだ新しいロード・スプートニク 今回はブレーキの
調整を行いましょう




今回の組み立て作業での写真はここで写すのは
始めてかな? ここまで来ればもう直ぐですね


取り付け時に部品を用意していなくて ちょっと
ひやっとしたフロントから始めましょう






ただ取り付けただけのブレーキ本体です
ブレーキシューの調整から行います

使っている工具は 4mmのアーレンキー
シューホルダーを緩め調整します






ブレーキゴムの位置は リムの上端から 1~2mm下へ
下げた所が調整位置です




ブレーキゴムとリムが平行になっていれば良いと
思いますが




もしトウインの調整をするので有れば 紙などを折り
適度な厚さの物をブレーキゴムの後ろ側に挟みます

その後一旦シューホルダーの固定ボルトを緩め
ブレーキレバーを強く握りながら ボルトを再度
締め込むと上手く行きますよ






ブレーキシューの位置が決まれば自分の好みの
引き代に調整しワイヤーを固定します ここで
使う工具は 5mmのアーレンキー






ワイヤー調整の後はキャリパーのセンター出しです

キャリパーの取り付けボルトを一旦緩め ブレーキレバーを
握りながら再度ボルトを締め付けます これでほぼセンターが
出ます




センター出しに微調整が必要な場合は ブレーキアーチの
上部に有るボルトで調整します






後ろのブレーキも作業工程は一緒です と言いながら
リアはリムとシューの平行度が思う様に出ません
この 7700のシューホルダーは トウイン・アウトの
調整が出来ないので これは後日に再度、調整を
やり直しましょう




前後共、インナーワイヤーを適度な長さでカットします




さてここまで組立作業が進めばあとわずかで完成
ですね もう少し頑張りましょう

前回の記事 【 自転車 ディレーラーの調整方法 】

次の記事 【 ワイヤーの先端処理は ハンダ付けで 】

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