東大キャンパス横のバス通りにハナノキ(花の木)が数本あった。
ハナノキは雌雄異株。
雄株の花は散り、カエデ科と納得出来る可愛い葉が出始めていた。
雌株の花は、咲き始めから果実(翼果)まで見られた。
ムクロジ科カエデ属
別名「ハナカエデ」
2014年4月13日
↓ ハナノキの雌花、葉芽も見える。
↓ ハナノキの雌花から果実が見える
↓ ハナノキの雄株には、花は全く見られず、葉芽や可愛い葉が見られた。
↓ 数本植えられているハナノキ。
畑で咲く1本のハナモモ(花桃)。今年も満開になった。
大堀川にも近く、そばには地産地消の店もあり、
大堀川のサクラに負けず、訪れる人を楽しませている。
バラ科スモモ属
2014年4月6日
近所の生け垣に植えてあるナシの花が満開になった。
ナシは種子植物で、果実内に1~10個の種子が形成される。
ナシの花弁は通常白色、5枚の離弁花だが色や花弁に変異がある。
花柱5本・雄しべ約20本。
バラ科ナシ属
2014年4月6日
↓ 枝先の若い葉も美しい。
近所にモチノキの立派な生け垣がある。
綺麗に剪定された生け垣に、沢山の花が咲いていた。
モチノキは雌雄異株。前年枝の葉腋のごく短い短枝に黄緑色の小さな花を束生する。雄花は2~15個、雌花は1~4個集まる。花弁は4個、楕円形で長さ約3mm。萼片は広い三角形で4個。
参考サイト松江の花図鑑モチノキ
モチノキ科モチノキ属
2014年4月6日
↓ モチノキ(黐の木)の雌花。
花弁は4個、雄しべは退化して小さい。
子房は円筒形で花柱は殆ど無く、柱頭は4浅裂する。
↓ モチノキ(黐の木)の雄花。
花弁は4個、雄しべは4本、雌しべは退化している。
↓ 綺麗なモチノキ(黐の木)の生け垣
雌雄のモチノキ(黐の木)が植えられている。
柏の葉公園のハナノキ(花の木)の果実(翼果)を見たくて出かけた。
参考にしたサイトからは
ハナノキの果実(翼果)は、開花から1ヶ月ほどで成熟し、5月には熟す。
分果は長さ約2.5cm、直角~鋭角に開く。花後花柄は長さ6cmほどにのび、
熟すと果序ごと落ちる。 そうなので確認したかった。
ムクロジ科カエデ属
別名「ハナカエデ」
2014年4月4日
↓ ハナノキの翼果。だんだん花柄がのびてきた。花序ごと落ちるところを撮りたいが・・・
↓ ハナノキ雌株の全形。
柏の葉公園日本庭園のベニバスモモ(紅葉李)の葉が紫赤色に綺麗に色づいた。
葉がついている間中、この綺麗な色が楽しめる。
残念ながら花は殆ど終わっていた。
2012年4月6日のベニバスモモは開花したばかりで綺麗だった。
バラ科サクラ属
別名「アカバザクラ」
柏の葉公園の巨木になったモミジバフウ(紅葉葉楓)にツボミが立ち上がった。
モミジバフウ(紅葉葉楓)は葉の展開とともに花が咲き始める。昨年の果実(殻)も残っている。
雌雄同株で異花。
マンサク科 フウ属
2014年4月4日
↓ モミジバフウ(紅葉葉楓)の花、花弁もなく小さいので目立たない。
総状についているのが雄花序、左下に一つ付いている小さな花が雌花序。
↓ 冬芽の芽鱗が残っていた。
↓ 遠目に見ると若い葉や集合果は殆ど分からないが、しっかり出ている。
柏の葉公園のカツラ(桂)は、若い葉が展開し始めていた。カツラ(桂)は、雌雄異株。
葉が展開する前に撮りたかった。雄花は最盛期が過ぎていた。
雌花は萼も花びらもない雌しべだけの花。雌しべは3~5本で柱頭は淡紅色。
カツラ科カツラ属
2014年4月4日
↓ カツラ(桂)の雌花
↓ 雌花の近くに昨年の実が見える。
(2010/11/3撮影)カツラの実
↓ カツラ(桂)の雄花、萼も花弁もない。
↓ 黄色味を帯びた若い新葉
昨日の雨と夜中から吹き続けた風にもかかわらず、
近所の大きなコブシ(辛夷)の花がほぼ満開に近い状態で咲いていた。
モクレン科モクレン属
別名「ヤマアララギ、コブシハジカミ」
2014年3月31日
↓ 離れて見ると、綺麗なコブシ(辛夷)の樹形。
↓ 1本の幹から多数枝分かれしているコブシ(辛夷)の木。
残念ながら生け垣に隠れて太い幹は見えない。
近所のサンシュユ(山茱萸)が満開になった。
別名のハルコガネバナがぴったり当てはまる光景だ。
サンシュユは黄色い小花を20~30個集合して咲く散型花序。
小花は、5mm位の4弁花、雄しべ4本、雌しべ1個、
花弁は後に反り返り、長い花柄を持つ。
ミズキ科ミズキ属
別名「ハルコバネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ」
2014年3月23日
おまけ
サンシュユを撮っていると、ヒヨドリが目の前で枝にとまった。
大堀川防災調整池近くの民家のトサミズキ(土佐水木)が満開になった。
この木のツボミが膨らみ始めた頃にも撮った。
トサミズキは葉の展開に先立ち穂状の花序を出す。
約4cm程の穂状花序には7~10個の小花が付く。
小花はへら状の花弁5枚、雄しべ5本で葯は紅色、
雌しべの花柱は2個で花弁より少し長い。
マンサク科トサミズキ属
2014年3月23日
↓ トサミズキの大きな木 2本
流山野々下水辺公園には、大きなハンノキ(榛の木)が多数生えている。
昨年の10月ころ成熟した果実(堅果)と花(雌雄同株)が同時に見られた。
カバノキ科 ハンノキ属
別名「ハリノキ」
2014年1月17日午後3時過ぎ
野々下水辺公園
↓ ハンノキ(榛の木)の雄花序(長さ4~7cm)と雌花序(長さ3~4mm)
↓ ハンノキの雄花序と雌花序の横に昨年10月ころ成熟した果実(堅果)
↓ 真ん中に見える巨木がハンノキ(榛の木)
↓ ハンノキ(榛の木)の樹皮
↓ 水辺公園のハンノキ(榛の木)
大きなスギの木に、多数の雄花の蕾がついていた。スギは雌雄同株。雄花もまだ小さいが、3月ころには大量の花粉を出して、花粉症の人を悩ませる。雌花の確認が出来なかったので、もう暫くしてから見に行こうと思う。
ヒノキ科スギ属
2014年1月17日午後3時過ぎ
長崎小学校
↓ 昨年の球果も残る。
↓ 常緑高木だが、寒さのためか綺麗に紅葉している。
陽の当たる側の枝には、びっしりと雄花がついている。
花粉が飛ぶときが恐ろしい。
ミツマタは春の訪れを待ちかねたように咲き出すが、今はまだ蕾。
銀色に輝く蕾が綺麗。黄色味を帯びてきている蕾が一番乗りするのかな。
ミツマタはその枝が必ず三叉すなわち三つに分岐することから命名。
ジンチョウゲ科ミツマタ属
2014年1月16日
西光院
ヤブコウジの赤い実はもうないだろうと思っていたが、数個残っていた。ヤブコウジの実は液果。
センリョウ科のセンリョウ(千両)、ヤブコウジ科のカラタチバナ(百両)・マンリョウ(万両)・ヤブコウジ(十両)とも言われる。
なお、一両はアカネ科のアリドウシ(蟻通し)。鋭いトゲがあり、蟻をも通すと言われて命名。「千両、万両、有り通し」とお金が一年中あるようにと寄せ植えに。
ヤブコウジ科 ヤブコウジ属
2014年1月16日
西光院
↓ ヤブコウジの葉
ほふく茎が長く這って伸び、先が20cmほど立ち上がって葉を輪生状につける。