アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

カラスウリ(烏瓜)の実を見つけた

2006-10-05 | 動物

 TX「おおたかの森」近くの民家の塀にカラスウリの青い実を見つけた。ここは、近い将来取り壊される区域に入っているので、多分来年の花は見られないと思う。あのレースをひろげたような白い美しい花を是非撮りたいと思っているのだが・・・
 名前のわからない蔓性の植物を見つけた。可愛い実をつけた、葉柄に鋭いトゲをもった植物だった。

ウリ科カラスウリ属
学名「Trichosanthes cucumeroides」

撮影2006年10月3日午後4時頃

まだまだ若いカラスウリの実
いつごろ熟すのだろうか?

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実の先にはへその緒のようなものが・・・

02

名前のわからないつる性の植物が
工事現場のフェンスにいっぱいからまっていた
青い小さな実が空に向って伸びていた

03

熟す途中の実は一つ一つ異なった色をしていて面白い
葉柄には細かいトゲがあり、さわると非常に痛い。
しかも、ねばっこい感じで、手にくっついてくる。

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フェンスにくっついた実
これからどう変化していくのだろうか?

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メモ


・林のふちなどにつるをからませ、秋に5~7cmの赤く熟した実を吊り下げる
。種子は1cmほどで、玉ずさ(結び文)と呼び、カマキリの頭にも似ている。
・夏の夜、10cmほどで、レースのかざりのついた美しい花をひっそりとつける。
・雌雄異株。花期は8月~9月
・分布は本州・四国・九州

山渓「日本の野草」から