ぜひ一度みたいと思っていたクサギの実に柏の葉公園で出会った。 |
| |
| |
| |
・花は8月頃咲く。花びらは萼から長く突き出してその先で開く。雄しべ、雌しべはその中からさらに突き出す。花弁は白、がくははじめ緑色でしだいに赤くなり、甘い香りがある。 ・昼間はアゲハチョウ科の大型のチョウが、日が暮れるとスズメガ科の大形のガがよく訪花し、受粉に与る。 ・果実は紺色の液果で秋に熟し、赤いがくが開いて残るためよく目立つ。この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きると考えられている。 ・ 道ばたなどでよく見かけ、遷移に於いては、藪の状態の所に侵入する最初の樹木として先駆植物(パイオニア)の典型である。 ・日本では北海道から九州、琉球列島まで分布し、国外では台湾、中国まで分布がある。四国以南には、葉が長くなり、花序がよりまとまって生じる変種ショウロウクサギ(C. trichotomum var. esculentum)があり、沖縄ではほとんどがこれである。ほかに、葉にほとんど毛がないアマクサギ(C. trichotomum var. yakusimensis)がある。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より |