ヘクソカズラ(屁糞蔓)の花 2012-08-05 | 植物 近くの畑に植えてあるヒイラギナンテンの木を完全に覆い尽くして、見事に成長したヘクソカズラ(屁糞葛)。可哀想な名前がつけられているが、花は大変可愛らしい。花冠の筒の中にはたくさんの腺毛が密生。細く白い虫のように見えるのが雌しべの花柱。アカネ科 ヘクソカズラ属別名「サオトメバナ・ヤイトバナ」 撮影2012年8月4日(05:50)画像クリックで原寸 ↓ 横から見ると、出番を待つツボミが多数。これらの花はすべて秋には実を結び、見事な玉すだれが見られる ↓ ヘクソカズラの花は、昆虫に大人気。 ↓ ヘクソカズラの若い蔓は、さらに天に向かって伸びる伸びる! ↓ ヘクソカズラに覆われたヒイラギナンテンは枯れてしまうのではないかと心配。 別名の「サオトメバナ」は、花が田植えをするときの娘の帽子に似ていることから命名。また「ヤイトバナ」は花の中央の色をお灸(ヤイト)の痕に見立てたことから命名。茎はつる性で右巻きで数メートルにもなる。以上「山渓ポケットガイド野の花」より