大堀川法面で、今年生えた若いヌルデ(白膠木)の紅葉が美しい。
昨年、大堀川に自生したヌルデ・エノキ・ヤマグワ・ミズキ等々殆ど全て伐採されてしまったので、見晴らしは良くなったものの、殺風景になってしまった。そんな中で、若いヌルデの紅葉が見られたのは嬉しかった。
ウルシ科 ヌルデ属
別名「フシノキ」
2014年11月9日午前11時25分
↓ ヌルデの葉軸には普通、翼がある。
メモ
ヌルデの別名はフシノキだが、そのフシ(付子)とはヌルデの虫エイを採集したもので、タンニンを多く含むので薬用や染料に利用され、またお歯黒の材料をして用いられた。
果実が熟してくると白い物質を分泌し果実を包んでしまうが、この成分はリンゴ酸カルシウムで酸味のある塩辛い味がする。