アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ヤツデ(八つ手)の花

2014-11-13 | 大堀川周辺の動植物

ヤツデの花は、10~11月に茎頂に花序を付ける。
花序は、球形の散形花序を円錐状に多数付ける。
開花は、円錐状の頂部から始まり、散形花序の単位で順番に開く。
1つの散形花序には、多数の白い花が付く。
1つの花には、雄性期と雌性期があり、初めは花弁と雄しべがある雄性期。
両方が落ちると、柱頭が伸びて雌性期になる。自家受粉を避ける工夫だそうだ。
ウコギ科ヤツデ属 常緑低木
2014年11月10日午前7時5分





↓ 花弁と雄しべがある雄性期の花。


↓ 左側の花は花弁が落ち始めている、
右側の花は花弁と雄しべが落ちて、柱頭がのびだした雌性期。


↓ 雌性期の花。


↓ 背丈1mもない小さな八つ手だが、
葉の上には落ちた花弁や雄しべが一杯、
小さなツボミも多数ある。