大堀川周辺では、カラスノエンドウ(烏野豌豆)があちらこちらで群生。実が黒く熟すことから「カラス」に見立てたものだとか。近縁の仲間に「スズメノエンドウ」と「カスマグサ」があるが、カラスノエンドウにのみ、葉柄の付け根にある托葉に暗紅色の花外蜜線がある。豆果は熟すと黒くなり晴天の日に激しく弾き飛ばす。大堀川周辺で大繁殖するわけだ。
マメ科ソラマメ属
別名「ヤハズノエンドウ(矢筈豌豆)」
2016年4月16日午後3時30分
↓ 茎には巻きひげがあるので、近くのものに絡みつき大体は直立して咲いている
↓ 上からツボミ・開花中・花後の花
↓ 葉柄の付け根の托葉に黒っぽく見えるのが花外蜜線。
花は蝶形花で外側の2つの旗弁・その内側に2つの翼弁・中に1つの舟弁。(ヤマケイポケットガイド野の花より)
↓ 花外蜜線の密を吸うテントウムシなど。