茨城県植物園の入口の両脇に、大きな樹木の植え込みがあった。
中心に「ユズリハ」を、周りに「シャリンバイ」と「トベラ」が配置。
「トベラ」の果実が裂け始めていた。
トベラ科 トベラ属
別名「トビラノキ・トビラ」
撮影2009年10月14日午後1時ころ
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↓ トベラの果実は直径1~1.5cmの球形で、灰褐色に熟すと3裂して、粘った赤い種子を8~12個だす。
↓ 赤い種子がきちんと並んでいた。
↓ 中央の大きな「ユズリハ」は一部の葉が黄葉。
メモ
・常緑低木・小高木。
・雌雄別株。
・名前の由来は、枝や葉の臭気が、鬼よけに効果があるということで、
節分にトベラの枝を戸口にさして疫鬼を追い払った風習から、
「扉の木」・「扉」と呼ばれるようになった。
・トベラはトビラの転訛。
参考文献 山渓ハンディ図鑑 「樹に咲く花」