森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「デューン 砂の惑星 PART2」と3月に見た映画

2024-04-08 02:10:35 | 映画

3月26日、IMAXにて見てきました。

ちょっと映画の内容と関係のない話のように感じるかもしれませんが、今の私には、この映画をご一緒にと誘える人がいません。

歳を重ねて、他の方々が何かから脱落したと言うわけではありません。

たぶん遡った過去のスタートが違うのではないかと思うのです。

小学校とか中学校の図書室で選んだ本の違いと言うか・・・・。

SFだって読んだよと言う方でも「時をかける少女」を選ぶか「地球最後の日」を選ぶかの違いくらいはあったように思います。

さらに関係のない話。

ふと、宇宙人の存在を信じていなかったスペースオペラ作家はアイザック・アシモフだっけと思って、wikiを読んだら、それに関しては分からなかったのですが、彼が4月6日に亡くなったことは分かりました。なんかしみじみとしてしまいました。これ、6日の日に書き始めたものだから・・・。

 

もちろん、の映画の原作はアシモフではなくて、フランク・ハーバート。

 

なんだか切ない宇宙叙事詩だと思いました。

砂の惑星興亡史・・・。

 

IMAXで見ると、その大音響で椅子がブルブルと振動します。

その迫力にのめり込んで見ていたその時、私はあることに気がつきました。

甘い味覚によるリラックス効果にです。

大事な自分たちの住処が敵にバンバンと攻撃されて、大事な聖地さえも岩が落ちてきて埋もれていきます。

椅子さえも震えていると言うのに、アッ、違うか・・・・振るえているのに、その効果を楽しまずにリラックスしていてどうするのだと思い、口に放り込んでいたキャラメルポップコーンを、しばしの間封印したのでした。

 

恐ろしいだけのモンスターかと思ったら、サンドワームは砂漠の民にとって、共存できる大事な生き物でした。

逆襲の時のテンポも良いし、狂気の若き敵も、恐ろしいのだけれど敵としての魅力があったと思いました。

ネタバレなしで書くと、この程度かも知れません。

 

ただ、ハラハラと泣かなくても、目を吊り上げて唇をかみしめるような厳しい顔をしていても、そこから伝わってくる悲しみを私は感じて、ちょっと眼がしらが濡れました。

次回作が楽しみです。

 

以下は3月に見た映画のまとめです。

今月も本数は少ないです。

 

2022年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

 

 

1.「ロストケア」 ☆☆☆☆★

ロストケア : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

難しいテーマだと思いました。

確かに救われた人はたくさんいたのです。

だからと言って殺人など肯定できるわけもないことです。

それでも深く考えさせられます。いや、もしかしたら考えたくない内容だったので、逃げて何も考えなかったかもしれません。

ただもう少し彼らを助ける人たちがいて欲しいと思いました。

今でも生活保護の窓口って,(よく聞く話ではあるけれど)、あんなに想像力のない馬鹿ばっかりなのかしら。

主人公の男の話には、かなり泣かされました。

 

2.「丘の上の本屋さん」☆☆☆★★★

丘の上の本屋さん : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

本の面白さを伝えていくことは、大人の責任だなぁなんて固い事は、見ている間が全く思いませんでした(笑)

ただこう言う大人でありたいなとは思いました。

最後に本屋さんが少年に送った本は「世界人権宣言」の本でした。

感動しました。

3 「コット、はじまりの夏」☆☆☆☆

コット、はじまりの夏 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

3月18日、映画館にて見ました。

和名の「はじまりの」は、名前を付けた人の願望なのかと思ってしまいました。

このひと夏の出会いが、彼女のこれからの人生のはじまりであって欲しいと言うような。

ラストに彼女は二回「Father」と言います。

でもその意味は・・・。

静かな作品で、静かな感動もそこにありました。

 

ただ、どなたかのお菓子の袋が上手くあかなかったのか、ぺりぺりと言う音がシアター内に響き渡っていました(シネコンではなかったので。)

しかも何回も・・・。

ちょっとだけイラっとしました。

 

4.「デューン 砂の惑星 PART2」☆☆☆☆★★

デューン 砂の惑星 PART2 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)


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「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」と2月に見た映画

2024-03-06 13:14:52 | 映画

 

2月1日は私の誕生日。その日に映画に行こうと思っていて、やっぱりこの日に見るのならこれだよねとチョイスしたのがこの映画でした。

だけどこの映画、この日が最終日だったのです。

前に予告編で、主演のシャラメが「スマホで見る映画じゃないよ~。」と言っていたのが印象的で、是非映画館で見たいと思っていました。

ギリギリのセーフでした。

 

見られて良かったです。

夢を持ってそれを叶えようとする人の物語は、それがファンタジーであってもミュージカルであっても、なんだか元気が出ます。

世界一のチョコレート店を開くと言う亡き母との約束を叶えるため、彼は船で働き、そしてお金を貯めて、夢であった街に上陸します。

だけどそこには「チョコレート組合」なるものがあって、ウォンカの才能にも嫉妬しその夢を阻みます。それに加えて、人の好い彼はためたお金もあっという間にむしり取られて一文無しになってしまうのです。そして・・・・。

予想外の展開から始まったこの作品は、歌も楽しく、映像も主演のシャラメにぴったりな華やかさだと思いました。

また物語も、詐欺あり陰謀あり命の危険ありで飽きることはありません。

そして悪い奴らにはそれなりの制裁があり、仲間になった人たち、またはなにげに関わってしまった人にも素敵な出来事が訪れました。

楽しい映画で幸せな気持ちになることが出来ました。

 

もうこの映画は、アマプラで配信中です。ただし今はレンタルで少々お高いかな。^^

 

以下は、2月に見た映画です。
なんと新作は、映画館で見たこの映画1本で、後は皆2回目。

2022年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

 

1.「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」☆☆☆☆★

詳しい情報は→ウォンカとチョコレート工場のはじまり : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

2.「チャーリーとチョコレート工場」☆☆☆★★★★

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」を見終わってシアターから出てくるとき、前を歩いていた若き女性たちが、なんでこの映画の前に「金ロー」で前の作品をやらなかったのかしらと話していました。見たくなっちゃったとも言っていました。

心の中で「それはだね・・・・」って思わず応えてしまいました。こちらはこちらで相当強いインパクトがありますものね。

だけどまた見たくなっちゃったと言う気持ちになり、その日の夜に見たのです。

こちらは皮肉たっぷり。でも楽しいし、家族愛にはジーンとします。

いずれにしてもウォンカは美しい人がやることになっているのですね。

一番最初にPCを買った時、壁紙をこの映画のチャーリーの崩れかけた家にしていました。どこかに感想はないのかと探しましたが、この映画は2005年9月公開だったのですね。そして私がブログを始めたのは2006年の1月からだったので、感想はなかったのでした。

「・・・・のはじまり」の方はお母さんとの愛。そしてこちらの「チャーリーと・・」の方は歯医者のお父さんとの愛が描かれていました。

そして前後左右に好きなところに行けるエレベーターは、今見ても良いなと思いました。

チャーリーとチョコレート工場 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

3.「ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形」☆☆☆☆★★

先月の終わりにずっと見たかった「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を見ましたが、続けて放送されていましたので、録画して見ました。

やっぱり泣けます。いろいろな意味で。

1回目の感想は・・・・

近未来二番館 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝」 (fc2.com)

詳しい情報は→ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

4.5.6

2回目でほぼ評価も同じですが、他の作品と比較してちょっと星を減らしたものもありますw

「アイ・アムまきもと」 ☆☆☆☆★★

12月に見た映画

「シャイロックの子供たち」☆☆☆★★★

「シャイロックの子供たち」を見ました。

「死刑にいたる病」☆☆☆★

まじ、怖いよ、この作品。

「死刑にいたる病」

 

4から6は、阿部サダヲ特集で実は同日に見ました。

2月もドラマ一気見に負けて、あまり見られませんでした。

3月からは見たいと思っている映画がたくさん公開されるので、楽しみでもあり、見に行けるかどうかと悩むところでもあります。

「砂の惑星2」は頑張って見に行く予定です。


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映画「ゴールデンカムイ」と1月に見た映画のまとめ

2024-02-02 16:10:42 | 映画

先に「ゴールデンカムイ」の感想というか、お話をしますね。

ちょっと気になるあれやこれや」という記事の中で、「陰陽師0」の事や、「キングダム」の情報を載せても、この「ゴールデンカムイ」の事は完全にスルーしてしまいました。爪の垢ほどの興味もなかったからでした。だから映画館に行って見るなどとは思ってもいませんでした。むしろ、「キングダム」をどんどん撮影しないとまずいんじゃないのなどと、余計な心配をしていた私(笑)

ただ、きっとこの映画公開の記念かもしくは宣伝の為か、その原作が全話無料で1月31日まで配信されていました。(「ピッコマ」2月14日まで延びていました。)

おばさんは無料という言葉に弱い人なので、ちょろちょろと読み始めてみたところ・・・・・

 

映画館に行って映画を見るぞ~ !!

となった私。

誰かの仕掛けた罠にはまりやすいのかも(笑)

嬉しいことにルート君と、久しぶりに一緒に行くことになりました。もうおじさん世代に入ってしまった息子君と出掛けるのは、実はひそかな楽しみの一つです。

夫殿はというと

「アニメを見ていても残酷な殺し合いばっかりなような気がして・・・いいや。」

「あらっ、そうなの ? 
私は『ヒンナヒンナ』と、狩った肉を感謝しながら美味しそうに食べていることの方が印象的で、パッと思いだすと、そのシーンばっかりだわ。」

 

だけど夫殿の言っていることも間違いのないことで、それでも私の言っていることも正しいと思います。

原作漫画は、ところどころに(下品な?)笑いがぶち込まれていますが、かなり奥の深い物語だなと思いました。

そしてこの映画は、私が大好きな「キングダム」の山﨑賢人が主演で脚本をはじめ多くのキングダムスタッフが作り上げている作品なのですから、信頼度も高いのです。

 

私はアニメもチラ見したことがあるのですが、あまり嵌れなくて、つまり原作から実写の人なのですが、アニメから実写の人にはない感覚かもしれませんが、

「あー、絵が動いてる~ !!」と、そこから嬉しくなってしまいました。

しかも北海道の大雪原と森。横に降る雪。スターダスト。

美しかったです。

 

最近すっかり老化の道をたどっている私は、徐々に長い映画が苦手になって来て、

そこを巻いて、くだくだとヒロインを泣かして説明してんじゃないよ~などと心の中で暴言を吐いている時も、ほとんどないけれど、ごくごく稀にあります(笑)

だけどこれ、

「えー、うそっ、終わっちゃうの。もっとやって~ 」という気持ちになりました。

原作の3巻分だそうです。

 

またも余計な心配をする私。

「キングダム」もやって、「ゴールデンカムイ」もやって、両方とも半端ないアクションの連続です。山﨑賢人、こりゃ永遠に太れないな。

だから言ったでしょ。余計な心配って。

 

シーンのネタバレになってしまいますが、アクションって馬が引く荷車の上でも、あんなに見せ場を作れるんだなぁと、手に汗を握ると言うより感心してしまい、そしてその見せ場を楽しみました。

キャストは全員嵌りまくっています。

アシリパさんの山田杏奈、すっきりとした清々しい美しさを見せて、もうアシリパさんにしか見えませんでした。

白石はこの物語では、とっても重要な人。あんなおちゃらけキャラですが。矢本悠馬はもともと好きな俳優さんですが、ピッタリだと思いました。

 

あっ、そうそう。

ヒグマ怖いね。

凄く実感できました !!!

詳しい情報は→ゴールデンカムイ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

ついでながら、この記事に1月の映画のまとめをしてしまおうと思います。

あまり本数を見ていないので・・・・。

2022年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

 

1.「1秒先の彼」☆☆☆☆

1秒先の彼 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

この映画、公開日が2023年の7月。まだまだ新しい映画です。台湾映画のリメイクだそうで脚本がクドカン。

どうりで饒舌に語る岡田君のセリフがそれっぽいなと感じていました。

細かいことを言うと、いろいろ無理があるだろうと思うのですが、映画なんだから物語なんだから細かいこと言いっこ無しにしようよと思える作品でした。

思っていたより面白かったです。

 

2.「わたしの幸せな結婚」☆☆☆★

わたしの幸せな結婚 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

時代劇ファンタジー。タイトルからは思い浮かばないようなお話だけれども、楽しめました。

目黒蓮は目が優しい人なので、きついセリフの時に、ちょっと厳しいものがあるなと思いました。

「私が出て行けと言ったら出ていけ。私が死ねと言ったら死ね。」なんてセリフはなかったかもしれませんが、こういう言葉を言っても、全体的に優しさが漂っていて甘い展開が予想されたような気がします。決して批判ではないのですが、今、人気のある彼に何を言っても、不快に思われる方がいらっしゃるかもしれませんので止めておきますね。

少女漫画のような娯楽作品で楽しめました。それは女性ばかりにではなくて、我が家の夫も楽しんでいたようでした。ヒロインの今田美桜の可愛らしさから、この物語は男性ファンも多いのかもしれませんね。

 

3.「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」☆☆☆☆★★★

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

ずっと見たいと思っていた劇場版を見ることが出来ました。この感想はネタバレしています。

たぶんギルバルトは生きていると分かっていても(たぶんルート君から聞いていた。)それでも二人がその後どうなったのか知りたいじゃないですか。

二人の話は予想通りでも、この話を回す少女の祖母のエピソードは、何となく覚えていて、胸を打ちます。

そしてこの劇場版の中での自動手記ドールとしてのユリス少年のエピソードにも、滂沱の涙が流れました。

もうこのお話は、枯れた瞳を潤して差し上げますと言うコンセプトで作られているので、我慢する必要などないのです。

手紙って良いなぁと、この物語を見るとしみじみと思います。

少女がヴァイオレット終焉の地にやって来て、その後を辿り、そしてその島から両親に手紙を書くシーンは良かったですね。

もう廃墟のようになってしまった灯台の郵便局跡地。もう次の世代が生き生きと活動する学校。

人は生きて、そしてその生きた息遣いは残っても、やがてみな過ぎ去るのみ・・・・・。

それでも私は、少女がその島で二人が幸せに生きて、そして静かに眠っている場所まで訪れて欲しかったです。

 

4.「ゴールデンカムイ」☆☆☆☆★★★★

1月はちゃんと見たのはこの4作品だったと思います。

やっぱりドラマ視聴が多かったからですが、実は「20世紀少年」なんかをまた見ちゃったりして・・・・

あれはいったい何回目かしら(笑)


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2023年に見た映画のまとめ

2024-01-24 10:14:40 | 映画

実は2022年も、このまとめをやりたいと思っていました。

だけど毎日の暮らしの記録に追われ、とうとう手を付けられませんでした。

というわけで、今年はやってみようと言うわけなのです。

でも、2023年はドラマなどに嵌っていたので、本数で言ったら少ないのではないかと思います。また数などはあまり意味はなかったような気もします。

ただその振り返りには、やはり面白いものを感じます。

とりあえず、1か月の中で一番のお気に入りと言うのを選んでみましょうか。

 

1月に観た映画

写真は4枚ですが、「12人の優しい日本人」が入っています。

新旧問わず、皆面白かったです。

敢えて言えばやっぱり「天使と悪魔」だったと思います。

入院中に見たと言うのも、微妙な思い出です^^

2月に見た映画

「シャイロックの子供たち」も面白かったけれど、やはり「トイレのピエタ」が心に残りました。

 

3月の暮らし☆2023

この中から1本だけなんて選べません。

敢えてと言うなら、2本は旧作なので、映画館で見た「RRR」かな~。

 

4月に見た映画

この月はやっぱり「素晴らしきかな、人生」です。

5月に見た映画

この月はたくさん見たし、良い作品ばっかりでした。

1作品を選ぶとしたら、やはり「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3」かなと思うのですが、好みで言うと「レジェンド&バタフライ」か「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」かもしれません。だけど今も一番印象が強く記憶に残っているのは、じつは「NOPE」だったりするんですよね。

 

6月に見た映画

3本とも良かったのですが、やはり「怪物」でしょう。

7月に見た映画

新旧問わずで考えると、一番のお気に入りだったのは「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」になってしまうのですが、みんなそれぞれに良い作品だったと思います。

(「それ・・・」以外は・・・・アッ、ごめんね(;'∀'))

 

8月に見た映画

やはり「キングダム 運命の炎」でしょう。

だけど「ディア・エヴァン・ハンセン」も「線は、僕を描く」も他の2作も良い作品でした。

 

9月に見た映画 ☆ 2023

「ミステリという勿れ」じゃないのか、「ポワロ」じゃないのかと言われそうですが、旧作であり2回目でもあるけれど、やっぱり「愚行録」です。

 

 

 

10月に見た映画☆2023

私の推しは、ダントツ「ロスト・キング」ですね。

 

 

11月に見た映画☆2023

そりゃ、常識的に見たら「ゴジラ-1.0」でしょう。でもあくまでも自分の好き度が勝っている順で言えば「金の国水の国」になっちゃうのよね、これが(;^_^A

 

12月に見た映画

迷うことなく「アイ・アムまきもと」です。

 

でもまあ、その月の一番を決めていくことはあまり意味のないことじゃないかと思いました。ただいろいろと思い返したりできたので、意外と楽しいマイイベントだったかもしれません。

2023年は、映画館で洋画が7本、邦画が9本で合わせて16本見ました。

おうち映画では、洋画が21本邦画が28本、アニメが3本。

つまり全体では洋画が28本、邦画が37本、アニメが3本で、トータル68本でした。

68かと思ったら、やっぱり今年は少なかったなと思いました。

 

因みにこの数を数えることが楽しかったので、2022年も記事を振り返りながら数えてみました。記事を読みながら数えたので、これもまた楽しい時間でした。

映画館では洋画が5本邦画が7本アニメが2本。おうち映画では洋画が29本邦画が33本アニメが7本で、全体的には洋画が34本邦画が40本、アニメが9本でトータルが83本でした。

 

100を優に越していたのは昔の事になってしまいました。でもそれはドラマの一気見時間が増えたからだと思っています。

だけど映画から学ぶことはとても多く、やはり今年は(数には意味がないと思ってはいても)100作品視聴、映画館でも1か月に1本は見に行きたいと思っています。

映画館での目標本数が謙虚な数になってしまいましたが、昨年の生活を考えるとそれが妥当な数だと思います。

 

映画を見ることは、私の趣味の一つで大事な時間です。

「映画のある人生を」っていい言葉ですねって今思いました^^


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12月に見た映画

2024-01-21 00:25:44 | 映画

12月に見た映画の感想です。

2022年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

1.「怪物の木こり」☆☆☆★★★

怪物の木こり : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

12月に映画館で見た作品です。

感想は別に書きました。

映画「怪物の木こり」

 

2.「映画ネメシス 黄金螺旋の謎」☆☆★★

映画ネメシス 黄金螺旋の謎 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

普通に見ていた時には、面白く見ていたと思います。

だけど「死」に対しての見方に、どうしても共鳴できないものを感じてしまいました。

「普通に」と書きだしたら、内容をいろいろ思い出しましたが、たぶん数か月したら物語をすっかり忘れてしまいそうな感じがします。

 

3.映画「おみおくりの作法」☆☆☆★★

おみおくりの作法 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

「4」の「アイ・アムまきもと」の方を先に見ました。そのせいかもしれませんが地味に感じました。だけどやっぱりラストシーンに涙が出ました。

 

4.「アイ・アムまきもと」 ☆☆☆☆★★★

アイ・アム まきもと : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

ベースになった「おみおくりの作法」が素晴らしかったからか、そのリメイクの作品は更にその上を行ったように思いました。異常なくらいに空気が読めないまきもと

そこから微妙な笑いが生じるわけですが、中心の線の部分は太く、いろいろな事を考えさせられます。

一生懸命に生きてきても、最後に一人で死んでいく運命の人はたくさんいると思います。一人一人の死に向き合って遺族を探したり埋葬したり、自腹でお葬式をあげていったりするまきもと。そんな彼の仕事を否定し、彼の部署を取り上げてしまう市長への、一矢報いた悪戯には笑えます。なんたって無表情でそれをやるわけですからね。

阿部サダヲは良い役者ですよねぇ。

「頑張った。頑張った。」と私も、自分のとあるシーンでは言いたいものだと思いました。

ラスト、涙がほろほろとこぼれました。

「おみおくりの。。。」と違って、ほんの少しの満島さんとの彩があったのも良かったです。

 

5.「バグダッド・カフェ」☆☆☆☆

バグダッド・カフェ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

お友達から勧められて見てみました。このヒロインも表情が豊かというわけではなく、そこに面白みがありました。

物事を好転させるポイントは、「掃除」「笑顔」「芸は身を助ける」でしょうか。

最初は怒ってばかりいたカフェの女主人との友情も良かったですね。

 

6.「ポーラ・エクスプレス」☆☆☆★

ポーラー・エクスプレス : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

サンタクロースを信じられなくなった年頃の少年が、真夜中に走ってきたその列車に乗って北極点を目指すと言う物語。

サンタを信じられなくなったからと言って、別に夢が無くなったとか想像力が無くなったと言うわけでは決してないと思っている私なので、そういう少年の元に現れたという設定からして、あまり共鳴は出来ないかも。

でもアニメとしては、よく出来ていて、映画の作品としてはいろいろとスリリングな展開にもなっていて楽しめたと思います。

 


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映画「怪物の木こり」

2023-12-19 16:17:09 | 映画

《2019年・第17回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した倉井眉介による小説を、亀梨和也の主演、鬼才・三池崇史監督のメガホンで映画化したサイコスリラー。

「怪物の木こり」という絵本に出てくる怪物の仮面を被った犯人が斧で相手の頭を割り、脳を奪い去るという連続猟奇殺人事件が発生。犯人は次のターゲットに弁護士の二宮彰を定めた。しかし二宮の本性は、犯人をも上回るほどの冷血非情なサイコパスだった。犯人はなぜ脳を奪い、なぜ二宮を標的にしたのか。事件の捜査が進められるなかで、警視庁の天才プロファイラー・戸城、二宮の婚約者の映美、二宮の協力者で自身もまたサイコパスの外科医・杉谷、そして過去の殺人事件の容疑者・剣持ら、さまざまな人物の思惑が複雑に絡み合い、事態は次第に混迷していく。》

上の解説は

怪物の木こり : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

からお借りしました。

 

サイコパス×サイコパス。

絶対に面白そう~と思って行きましたが、確かに面白くはありました。でも期待値上げ過ぎだったようです。

 

サイコパスらの縺れ合った戦いに、菜々緒演じる刑事がアセアセと立ち回り、最後は滝つぼに落ちた彼らを崖から見下ろす・・・・・・・なんてお話では全くなかったです。

 

「脳を奪い」なのですから、確かに気持ちの悪い写真は出てきたように思いますが、写真どまりだしこの映画はさほど恐ろしくないです。

よほどアニメの鬼滅とかの・・・・・・アッ、いや何でもない(;^_^A(;^_^A

 

まあとにかく、亀梨和也は美しかったです。ええと、私、演技の上手な人はみんなと言うくらい好きで、彼はその演技が上手な人のリストに入っている人です。

彼は汚くて怖い役も出来ると思うので、もう少し怖くて気持ちが悪い彼を見たかったと思います。

ネタバレなしで書くと、この程度だと思うので、画像の下はあらすじは書いていませんが、ネタバレ全開で書いてます。

 

 

だいたい子供たちにチップを植え込む実験をしていたマッドサイエンティストが出てきた段階で、少々萎えました。

そこには加害者は被害者だったという構図が生まれてくるのですよね。

私はこの、ネチっとしてしっとりと言う物語が、あまり好きじゃないんですね、きっと。

 

こいつら何なの!?

と言うようなバトルを見たかったのかもしれません。

と、これ以上自分の願望を踏み込んで書くと、書いている人が怪しい人と思われても何なので止めておきますね。(笑)

そして、その思い込み的願望から離れて見てみると、

けっこう悲しくて切ないです。

ラストは、「世にも奇妙な物語」の手塚治虫原作の「夜の声」を思い出させました。

 

思い出させると言ったら、これはワザと ?

と思ってしまった「怪物の木こり」と言う絵本。

その中に

「ムシャムシャゴックン」と言う言葉が出てきます。

それは私たちの日常にある言葉だと思うのですが、何をムシャムシャゴックンするのかによって、かなり怖い言葉に聞こえてきます。

浦沢直樹氏の「モンスター」の中に出てくる「名無しの怪物」と言う絵本の部分を読んでも(アニメで耳にしたか)、微妙な怖さを感じました。

絵も似ているし・・・・・・

どこかに解説があるのかしら。

解説は見つからなかったのですが、上にリンクしたサイトのレビューの中に、私と同じことを言っている方がいらっしゃいました。

 

この前、本を処分したと言ったじゃないですか。実はその「モンスター」も処分候補にしてあったのですが、この映画のおかげで、今回は見送りました。

ちょっとその悲劇チックな絵本の部分を読み直してみたいと思ったものですから。

 

もう少し文は続きます。↓

 

私的に一番怖いのは、この主人公のお友達の、この医者じゃないかと思います。

確かに彼は強くはないですが、なんたって医者ですし、しかもチップなしの生粋のサイコパスなんですよ~。

この映画、EDのトップに「動物に危害を与えてない・・・・」等のお知らせが名前と同じように入ります。別に今はこうしたことは普通のことだと思います。

確かに出てくる猫さんたちは餌を食べてるだけで、あとは首のところを持ち上げられただけです。

 

だけど物語的には、この猫さんの未来には相当ろくでもないことが起きるわけですよ。

なかなか「危害は与えてない」と言う現実には、戻ってこられずに「げーっ」ってなりました。

猫ちゃんを連れて行くだけなのに、このシーンが一番怖かったかもしれませんね。

 

原作とラストが違うと言うお話も合って、今はじゃあ、読むかっていう気持ちになっています。

 

 

ついでながら

 

 


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11月に見た映画☆2023

2023-12-03 15:54:38 | 映画

11月に見た映画のまとめです。

あまり見られなかったなと思っていましたが、月の後半に「エイリアン」の未見だった2本と、夫が見始めた「ビリギャル」をボーっと見ていたりして、なんだかんだと7本は見る事は出来ました。

映画を人生の傍らに置いて、そしてそこから大事なことを学ぶことも多かった映画人生だったと思うので、映画時間を持つことは、私には大事な事だと思っています。

 

昨年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。

 

1「母性」☆☆☆★★

母性 : フォトギャラリー 画像(14) - 映画.com (eiga.com)

たぶんこれは、本で読んだら読者を引きずり込む部分でもあっただろうある種のひっかけだった部分が、映像ではそれが出来ない分、少々損をしていたのかと思いました。

だけどサスペンスにしては、深く考えさせられる部分が多数あり、さすがに湊かなえ原作作品だなと、深く頷かされるものがありました。

好きかと問われれば、私的にはかなり精神的には厳しい物語でした。

 

2「ゴジラ-1.0」☆☆☆☆★★★

ゴジラ−1.0 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

別に感想を書きました。

「ゴジラ−1.0」、見てきました!!

 

3「Dr.コトー診療所」☆☆★

Dr.コトー診療所 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

大好きだったドラマの映画化。

これはあくまでも私の個人的な感想ですが、なぜ制作側は、この物語展開でGOを出したのかと思いました。演じていて苦しかった役者さんもいたのではないかなぁ。

コメディかと思いました。

期待値が高すぎたのかもしれませんね。

 

4「金の国 水の国」☆☆☆☆★★

金の国 水の国 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

思っていた通りの美しいお話でした。

その頃映画に行けなかったので、漫画の原作を読みました。その感想は

「金の国 水の国」

 

5「プロメテウス」☆☆☆

プロメテウス : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

「命の起源」なんて、そうは簡単には分かりっこないのにと思ってしまうけれど、一つでもヒントがあればそれは無視できないのが科学者の宿命なのかも。

しかし結局は、この物語は人間の姿をしたAIが、いつも最大の敵なんだよね。そちらの方が前面に押し出されていて、もう少しエイリアンの元になったモンスターの恐怖に震えたかったと思いました。

 

6「エイリアン コヴェナント」☆☆☆

エイリアン コヴェナント : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

「プロメテウス」の続編。その時のAIロボット・・・・あっ、そうそう、アンドロイドでした(;^_^A

そのデヴィッドの誕生のシーンから始まるわけですが、彼は誕生したばかりの時でも、すでに自分の有能さに気がついていて、そして最初からプライドが高いなと感じさせました。なのに最初から高度な感情であるプライドを知っていても、それと同等の愛の感情はなかったのかと思いました。人間だってプライドばかり高くて愛のない人は、その本質は「クズ」なわけで、結局は、この物語はクズなアンドロイドに振り回され恐ろしい展開になっていくのです。

ただ人間は愛とプライドの均衡がとれていなくても、それは個性と思っていいのですが、アンドロイドは考える力のある箪笥と一緒なので、不良品に他ならないわけです。

こんなことを書きながら、私は食べ物に顔があるだけで、食べられないような気持になる人なので、リアルにプロメテウスやコヴェナントの乗組員だったら、すぐに彼を信じて頼って、そしてひどい目に合うに違いないと思います。そう思うと、震えがくるくらい怖いです。

そのデヴィッドがエイリアンたちに、寄り添うのは、お互いに人間や異星人に作られた(世にも恐ろしい)箪笥の仲間だからだと思いました。これは云わば、優秀な箪笥の逆襲・・・・・別に箪笥じゃなくても洗濯機でも良いのだけれど(笑)

エイリアンは、私たちが知っている姿にかなり近づいていました。

これって最終的には、結局はこの人類が作ったアンドロイドが彼らを作り上げちゃったと言うことになるのかしら。

 

人間ドラマもいろいろあったのに、アンドロイドが前面に出過ぎていて、私的には上の2作品はイマイチだったように思います。もちろん普通の娯楽作品としては楽しめましたが。でも逆に、だからもっとエイリアンが怖い作品を見たいと思ってしまいましたが、「エイリアン」の新作は2024年夏に公開だそうですね。

ちょっと楽しみかもしれません。

 

7「ビリギャル」☆☆☆☆

映画 ビリギャル : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

ボーっと見始めたのに、引き込まれました。

実話って凄いなと思ったし、毎日の頑張りを何か応援されたような気がしました。

彼女も凄いけれど、彼女を信じて学年でビリだった少女の偏差値を40も上げて、慶応に受からせた塾の先生が半端なく素晴らしかったですね。

そしてやはり彼女のその後って言うのも気になりました。だけどそれは追わないのが良いのかなと思ったりもしたのですが、彼女の場合は追っても何の問題もない人でした。

現在はコロンビア大学の大学院で認知科学を研究しているとか・・・・。

気になる方はご自身で検索してみてくださいね。私生活を追いかけるのはどうなのってところですが、本とかも出しているので問題はないかと思います。

 

 


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10月に見た映画☆2023

2023-11-10 16:30:06 | 映画

10月に見た映画の感想です。

 

昨年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。】

 

1 「非常宣言」 ☆☆☆★★

WOWOWにて。

『韓国映画界を代表する俳優ソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演し、飛行機内で発生したウイルステロの恐怖を描いたパニックスリラー。』

非常宣言 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

実は途中まで、何となくイマイチだったんです。

特に日本に着陸させようとしての日本の反応の描き方はないなと思いました。ものすごい本音を言えば、この映画で描かれたくらいの強気の日本でいれば、コロナだって、こんなには蔓延しなかったと思います。リアルでこんなことが起こったら、きっと飛行機は日本に着陸し、そして映画は終わってしまうと思いましたよ、やれやれ。

が、韓国映画の凄まじいところは、そこじゃないんですよね。ラスト・・・!

凄いね。

この落としどころはネタバレしちゃいけないと思うので、謎の感想のままですが、今、これはアマプラで見られるようになりましたね。

 

2.「死霊館のシスター」☆☆☆★

アマプラにて。

今公開されている「死霊館のシスター 呪いの秘密」の予告編が、凄く怖かったんです。それで前作を見たくなって見ました。

これヒロインのアイリーン役のタイッサ・ファーミガがとっても可愛らしかったです。この女性は「記憶探偵と鍵のかかった少女」のヒロインでもあったのですね。

その映画は2022年の3月に見ていて、感想が一言だけ書いてありました。

『「記憶探偵と鍵のかかった少女」は少々わかり辛いし、「ありがとう」じゃ済まないだろうと思うけれど、なんたってヒロインは美少女で、どうせ映画なんだから、それですべてを許してやろうと思えました(笑)』

つまり、いつ見ても美少女と感じているというわけですね。

ドキッとするシーンはたくさんありましたが、あまり怖いとは思えず、一人で見るにはちょうどいいと思いました。

しかし、あの人好きだったのに、なんか気の毒な終わりで、それが印象に残ってしまいました。一応ネタバレは避けてますので、こんな書き方です^^

死霊館のシスター : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

3.「月の満ち欠け」☆☆☆

『2017年に第157回直木賞を受賞した佐藤正午による同名ベストセラー小説を、大泉洋主演、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウの共演、廣木隆一監督のメガホンにより映画化。

小山内堅は、愛する妻と家庭を築き、幸せな日常を送っていたが、不慮の事故で妻の梢と娘の瑠璃を同時に失ったことから日常は一変する。悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故当日、娘の瑠璃が面識のないはずの三角に会いに来ようとしていたという。そして、三角は娘と同じ名前を持ち、自分がかつて愛した「瑠璃」という女性について語り出す。それは数十年の時を超えて明らかになる許されざる恋の物語だった。』

月の満ち欠け : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

とっても切ない。

だけどこの世界観が好きかと聞かれたら、少々首をかしげるかもしれない。人は恋や愛のみには生きていないから・・・。

それでももしかしたら、生きる世界を分かち会えなくなってしまった人に、どこかでちゃんと会えていて、そして本当は傍に寄り添っていてくれると思えたら、心は安らぎのかもしれないね。

 

4.「ロスト・キング 500年越しの運命」☆☆☆☆★★★★

映画館にて。

ブログに感想を書きました。

映画「ロスト・キング 500年越しの運命」

詳しい情報は

ロスト・キング 500年越しの運命 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

5.「ザ・ゴールドフィンチ」☆☆☆★★★★

『「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴート、「めぐりあう時間たち」のニコール・キッドマン、「IT イット “それ”が見えたら、終わり。」のフィン・ウルフハードら豪華キャストが共演したヒューマンドラマ。ドナ・タートのピュリッツァー賞受賞作「ゴールドフィンチ」を原作に、「ブルックリン」のジョン・クローリー監督がメガホンをとり、「裏切りのサーカス」のピーター・ストローハンが脚色を手がけた。13歳の少年テオはメトロポリタン美術館で爆破テロに遭い、母を亡くしてしまう。天涯孤独となった彼は裕福な同級生の家に身を寄せるが、新しい生活に慣れ始めた矢先、行方をくらましていたアルコール依存症の父が迎えに来る。その後も運命に翻弄されながら波乱に満ちた人生を歩むテオだったが、そんな彼が心の拠り所にしていたのは、あの悲劇の日に美術館から持ち出した名画「ゴシキヒワ」だった。』

ザ・ゴールドフィンチ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

劇場未公開作品。

少年時代のテオ役のオークス・フェグリーも可愛らしいです。

この作品を見ていると、今ある縁を大事にしようという気持ちになってきました。誰かが支えてくれていたり、誰かに裏切られていたり、・・・・

心が痛くなるようなシーンもたくさんあるけれど、なんだか見終わった後に、しみじみとした余韻が残ります。

だけど一般的評価は、あまり高くない模様。

私は好きですが、評価の低いレビューを読むと、何となくわかるような気もします。

ザ・ゴールドフィンチ (映画) - Wikipedia

 

 

 

 

 


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「ゴジラ−1.0」、見てきました!!

2023-11-07 10:26:53 | 映画

11月5日(日)に見てきました。

1ミリたりとも可愛らしくもなく、邪悪なだけのゴジラを私は堪能しました。

はっきり言って聖獣、神獣扱いのゴジラは、私にとってはイマイチなのです。

それでも敢えて言うのなら「破壊神」でしょうか。

 

「ゴジラ」と言うのは、今では映画の一つのジャンルらしいですね。

内容はともかく、そのジャンルが好きだから、とりあえず見に行かれる「ゴジラジャンルファン」の方も多数いらっしゃるみたいです。

最近の私は、ちょっとそんな感じです。

ゴジラ映画を見るたびに、同じ話を繰り返して言っているわけですが、私と同じ年代の人は、たぶん「ゴジラ」を見る順番が間違えていたと思うのです。

子供のアイドルになってしまう要素が多数あったモスラ。きっとゴジラよりも先にそちらを見て、そしてその仲間としてゴジラの存在があったような気がします。中学の時にテレビで一番最初の「ゴジラ」を見るまでは。

私も小学生の頃はアイドルとして彼を見ていました。子育てしたりシェーをしたり・・・・。

だけど余りの子供だましで、お別れしたのです。

さすがにその数年後にはアイドルから脱却したゴジラが大暴れするようになっていましたが、大人になった私には、何度でも街にやってきては、これ見よがしに街を破壊していく彼に怒りすら感じてしまいました。

なぜなら破壊された街の経済的損失が数字になって脳裏を駆け巡り、これでは別の意味の日本沈没だと思われたからでした。

ゴジラによって街が破壊されるシーンは、ある種の見所です。

だけどある時まで受け付けませんでした。

つまりそれは私のゴジラ映画の卒業を意味しているのだと思いました。

 

が、ある時から舞い戻ってきました。

ハリウッド版の「ゴジラ」が引き金だったかもしれないし、または「シン・ゴジラ」がそれだったかもしれません。

アメリカの街が破壊されても、まったくリアルに感じないし、3.11以降の街壊滅は、違った意味合いを感じたからかもしれません。

でもやっぱり私は、1954年、私が生まれる前に作られた1作品目の「ゴジラ」愛が一番の理由だと思います。

その作品から70周年、凄くないですか。今だに日本以外の人にも愛されて一つのジャンルを作ってしまった作品だったのですよね。

そしてゴジラ映画としては通算30作品目のこの作品は、ある意味記念の作品だと思うのですが、それにふさわしい作品になったと思いました。

 

ゴジラ映画なのに、私はちょっと涙が出ました。

自分たちの戦争を終わらせようとしている男たちに。そして失ったものを嘆きつつも必死で生きようとしている女たちに。

特攻隊崩れの主人公は情けない男に感じました。でも私は写真でしか知らない祖父の事を思い出していました。せっかく戦争から生きて帰ってきたのに、自分の中の戦争を終わらせることが出来なくて、北海道まで流れていきひとりで死んだ私の祖父でした。

きっと祖父も戦場で「理不尽」と言うゴジラのようなものと闘っていたのかもしれません。

 

そしてこれは自衛隊が存在しない時代のゴジラです。

だけどあの音楽が、あるところでかかり、しかも音がなんていうかシャープなのに太い、そんな感じがしました。

ワクワクしますよね。おなじみの音楽には。

 

武器も満足ではないそんな時代の戦いに、男たちは知恵を絞り向き合います。

だけどきっとスクリーン前で、「無理だろ、それは。」と思っていた方は多いかと思います(笑)

徐々にネタバレになってきてしまいましたので、画像の下に遠慮なくネタバレ感想を書きたいと思います。

 

とりあえずネタバレの無い感想をまとめると、ゴジラは人類の愚かさと悪の化身だと思います。つまり水爆実験がもたらした突然変異の悪魔です。

たぶんどこかの南国の島の深海で、前世紀の生き残りとしてじっと暮らしていたのでしょう。極まれに地上に上がって来ては、何もない島の森を歩き島民の伝説になりながら。その段階で、相当怖いと思います。

それを更に人類が自らの手で変えてしまったのです。

だけど島民の伝説の段階から、また進化したゴジラにしても、何かの比喩のような気がするのは私だけではないと思います。

 

またなぜ彼は、何の意味があって日本を目指しやって来るのか ?

一回来て、もうそこが自分のテリトリーになったからと言う説明・・・・・まあ、納得するしかないけれど、本当はゴジラ映画を愛する人たちはけっこう自己解釈が出来ているのではないかと思います。

つまり彼はいきなり意味もなくやって来る。そしてすべてを奪うのです。

だから恐ろしいのです。

理不尽の塊です。戦争がそうであったように。

 

 

ネタバレしています。

もうこの人がいれば大丈夫と言うような科学者が出てこない「ゴジラ」。なんとか水際で頑張ってくれていた自衛隊がいない「ゴジラ」。

まるでゴジラの正体が分かっていないし、解明しようともしない「ゴジラ」。

言っては何だけれど、あの「わだつみ作戦」でしたっけ、あれを聞いた時、ダメだと思いましたよね。

浮かんできた深海魚たちは、いったいどのくらいの水深の魚たちなのって思いませんでしたか。いきなり沈ませて、いきなり浮上させる。海の圧力で殺すというわけだけれど、何もわかっていないゴジラ相手に、その考えは無謀だったと思います。ゴジラがどのくらいの水深の所から、どのくらいのスピードで浮上してきているのかを知って居ての作戦じゃないわけですから。

だけどこの作戦は野暮ったくて、逆に終戦直後の何もない時代の知恵を絞りあったものとして、それらしくて良いなと私は思いました。

 

細かい事を言うと、確かに突っ込みどころはあるのです。

だけど映画って、すべてが完璧だから評価するってものじゃないと思うのです。

この作戦の一番の良いところは「誰も死なせない作戦」なんですよね。

その発想こそが、フィクションだと私はつい思ってしまいました。日本は未だに命の軽い国だと思いますから。

それでもその物語に感動しました。

だから敷島(神木隆之介)はきっと助かると思いました。

更にはもしかしたら大石典子(浜辺美波)すら生きているのではないかと、その作戦を聞いた時に思いました。

と、思ったら、まさにその通りでしたね。

 

あんなに爆風ですっ飛んで行ったのに、いったいどうやって助かったというのでしょうか。

群衆の中にいた橋爪功が助けたというのでしょうか?(いましたよね !? )

再会した時、「あれっ、思ったより怪我が軽そうだな。」と思いませんでしたか?

 

でもとりあえずは二人は再会し、アキコと三人で暮らしていけるんだ。ゴジラも一応死んだし・・・・

あ~、めでたしめでたし・・・・・

一応、私はそう思い、「良かった、良かった。」にしておこうと思いました。疲れるから(笑)

 

実はなにげに「めでたしめでたし」と言う感じではないですね。

敷島は銀座で黒い雨に打たれながら、典子を失った憎しみに悶えました。とてもこの先何事もなく無事とは思えません。

典子は典子で首に何か黒い痣がありました。

何だろう、アレ ?

と、思いましたよね。思わず「大石典子、首の謎の痣」で検索してしまいましたよ。

やっぱりG細胞じゃないかって。

あーあーあー、もしかしたら再生したのかな、彼女・・・・。

そして海の中でも、ゴジラの肉片はうごめいて・・・・・・。

 

これは海外式(最近は日本でもそうだよね。)エンドレスホラーの様相になってしまったような気がしました。

心の中でうわぁと言って終わりました。

頭の中にあの音楽が鳴り響きながら・・・。

 

アッ、ちょっと待て!!

海からゴジラの肉片を拾い集めてだね、その再生能力を研究するのだ !

たった今閃きました。

悪の化身であっても、それさえも利用する、それが生物の頂点に立つ人間の悪であり本質なんだと思います。

 

しかしそれは両刃の剣でしょうか。肉片からゴジラが再生してしまったら・・・。

だからだね、最初から育て上げ人類が手なずけたゴジラを作るのですよ。

そして次回作は「ゴジラvsジゴラ」、なんちゃって。

 

妄想が激しくなってきたので終了ですが、あと一つだけ言わせていただくと、アメリカが不介入の理由は少々苦しかったですね。

あの誘導がきくのなら、手なずけられなくても、隣の半島に連れて行っちゃう。

あの後起きた代理戦争は、簡単に終結しちゃったと思います‥‥って、なんてことを言うのでしょう。でも不介入はないな、やっぱり。

いや、別にいいけれど。

ついつい好きすぎていろいろな事を言ってしまいましたが、これは作った方たちの作品なので、当たり前のことだけれどそのまま受け入れます。そしてさっきも言いましたが、好きです、この「ゴジラ」♪

 

 

ゴジラ−1.0 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

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映画「ロスト・キング 500年越しの運命」

2023-10-31 03:20:45 | 映画

この映画の公開を知った時、

「ぜったーいに行く~~ !!!」となった私です。

なぜなら、これは今年の私のための映画でしょと思えたからです(アホですね、確かに。)

 

たぶん巷では、ずっと以前から普通に「リチャード3世」と言う風は吹いていたのだと思います。ところがこの私にとっては、その風に気がつきそれを感じたのは今年に入ってからだったのです。

今年2月に「舞台「薔薇王の葬列」」(←感想をリンクしました。)をテレビで観ました。

それはシェークスピアの「リチャード3世」と「ヘンリー6世」を基にした漫画が原作の舞台でした。美しいけれど暗く重い作品でした。ただその時に、この「リチャード3世」と言う人に興味を持ったのです。

その後続けて見たお芝居は、「音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」」。

何とこれも、「リチャード3世」のお話がモチーフになっているもので、私は驚きました。

もちろん基になっているのは、シェークスピアの作品です。王権の簒奪者として描かれているリチャード3世・・・・・真実はどうなのかしら・・・・・

演じている人たちが綺麗なので、とても悪くは思えず悲劇ばかりが胸に突き刺さります。

 

そう思ってネットウロウロしていたらですね・・・・「音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」の中にもリンクしたのですが、

 

「リチャード3世の「凄惨な死」、遺骨から明らかに」

2014年のニュースですが、

>「シェークスピアの戯曲では背骨が湾曲し、権力に飢えた残忍な人物として描かれるリチャード3世だが、現代の研究ではリチャード3世を倒して台頭したテューダー朝によって本来の姿が歪曲(わいきょく)されていることが分かっている。(c)AFP/Richard INGHAM」

なんか凄いじゃないですか!?

だけどそれはもう9年も前のビッグニュースだったわけなんですよね。

でも私が「凄いなぁ。興味あるなぁ。」と思った今年にこの映画ですよ !

やっぱり世界って私中心に回ってるんじゃないの ?

って、阿保か(笑)

だけどネットウロウロしていた時に見た、ある写真・・・・・。

発見時の記者会見に臨む大学の先生たち・・・・。

この映画を見終わったら、少々気持ちが変わりました。

たぶんその席には、この映画のモデルになった発掘の立役者だった女性の席はなかったと思います。

その写真を見たころは

「嬉しいだろうな。誇らしいだろうな。」って私は単純に思っていたのですが。

その画像はこちら→イングランドの駐車場で人骨を発掘、リチャード3世の可能性 写真8枚 国際ニュース:AFPBB News

 

少々映画の感想と離れたところから入ってしまいましたが、この下地があってこその私の感想です。

 

この物語は

「500年にわたり行方不明だった英国王リチャード3世の遺骨発見の立役者となった女性の実話をもとに撮りあげたヒューマンドラマ。

フィリッパ・ラングレーは職場で上司から理不尽な評価を受けるが、別居中の夫から生活費のため仕事を続けるように言われてしまう。そんなある日、息子の付き添いでシェイクスピア劇「リチャード三世」を鑑賞した彼女は、悪名高きリチャード3世も実際は自分と同じように不当に扱われてきたのではないかと疑問を抱き、歴史研究にのめり込むように。1485年に死亡したリチャード3世の遺骨は近くの川に投げ込まれたと長らく考えられてきたが、フィリッパは彼の汚名をそそぐべく遺骨探しを開始する。」

byロスト・キング 500年越しの運命 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

この作品の感想を一言で言うと、「推し活、大事 !!」です。

好きなもの、愛する者があるということは、本当に大切なことで、そのために学び、エネルギーを費やすことの出来る幸せを感じました。

何かを頑張ろうと、そんなことが思える作品で、本当に皆様にもお勧めできる映画だと思います。

 

骨が見つかっても、埋葬の時に、正当な王室の者の称号が得られないと分かって、ヒロインのフィリッパは幻影のリチャード3世に謝ります。

「私の力不足で・・・・」

「良いんだ。君が分かってくれていれば。」と彼が言います。

ジーンと来ますね。たった一人でも分かってくれる人がいれば・・・・。

でももちろんそれはたった一人ではなかったわけで・・。

 

それから彼女が、ここだと場所を突き止めたところの駐車場には大きく「R」の文字がありました。

「リチャード」の「R」 !

ワクワクしましたよね、あのシーン。

でもそれは「専有駐車場(Reserved)」と言う意味だったわけですが、でもそれでもやっぱり胸が高鳴りましたよね。

 

素敵な映画時間でした。

 

画像の下は、ほんのちょっとだけのネタバレ感想です。

 

実はちょっとだけイライラしました。

彼女が場所を突き止めて、お金も彼女が苦労して工面したというのに、彼女は名もなき普通の主婦。

骨が見つかってみれば、前面に出ていくのは大学の名前ばかりです。しかも協力もしていなかったというのに。

結局予算のために渋々と動いた学者は、良いとこ取りで大学には教授として復帰できたし、功績は彼の物であるみたいに扱われてしまう。間抜けにも本当は、彼女が主張する骨は違うと言い張って、彼が最後まで主導だったら、さらに無駄にお金を使い、さらには使い果たし徒労に終わった事でしょう。

ある意味酷い描かれ方かもしれません。このモデルになった人が、この作品を見たら、あまりいい気持ちにはなれないでしょう。

でもそれはリチャード3世と同じと言うことなんだと思います。

とってもインパクトのある凄い作品があって、その作品が良いと思うと、そこに描かれている人のそれが真実であるかのように感じるのですよね。

実話をもとにした物語の、そこは注意しなければならない点かもしれませんね。

 

だけど講演と言う新しい世界を持ち、家族とも良好な絆を得ることが出来ました。

しかもちゃんと見るべき人は見ているのです。

彼女は女王から勲章を貰いました。

また彼女たち多くのリチャード3世の理解者たちの努力によって、リチャード3世の名誉は回復され、もう彼は王位の簒奪者ではありません。

 

仕事を辞めて心配する友に

「冒険の旅に出るわ。」と確か言ったような気がします。

セリフはいつも不正確です。

 

「そうね、たぶん冒険の旅に出るかも。」

 

とっても素敵なセリフじゃありませんか ?

 

 

この映画、好きすぎて久しぶりにパンフレットを買っちゃいました^^


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