森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

9月に見た映画 ☆ 2023

2023-10-09 01:32:43 | 映画

9月に見た映画のまとめです。

 

【昨年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。】

 

 

1 「カラダ探し」☆☆☆

カラダ探し : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

ホラーだけれど、まったくと言っていいほど怖くないので、むしろ安心して見ていられたように思います。ホラーだけれど青春活劇。

「活劇」って、古いか(笑)

いっぱい死ぬのに誰も死なない・・・・そんな映画。

面白かったです。

最後に「あれっ ?」と言うシーンがあって、本来なら、そこでドキドキってすると思うのだけれど、もう少しアピール、もしくはゆっくり見せてくれないと、「えーっ !?」と思えない・・・・・と、思いました(;^_^A

 

2「コクリコ坂から」☆☆★★★

コクリコ坂から : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

知っている中学生女子が「この映画がジブリの中で一番好きだな。」と言ったので、未見だったので金ローでやったのを録画して見てみました。

私は思いました。

きっとこの映画を見た時の思い出の記憶が、その少女にとって、今までのジブリの映画を見た思い出の中で、一番好きだったのではないかと。

映画にはそういうマジックがあると思うんです。それはいい意味の魔法です。

 

この映画、まさに青春活劇。

正直な気持ちを言うと、学園ドラマ部分は「感覚が古いなぁ」と思いつつ、その古さが楽しめるし、登場人物は結構みな魅力的。でも出生の秘密からの流れは、気持ちがざわっとする、なんか「昔のお話」的な感覚を感じて、私の好みではない作品だったと思いました。

何か事情があるんだろうなと思いつつ、それがミステリーには感じず、その事情が分かるまで父親への不潔感のようなものを拭えないような気持になりました。

これは原作もこんな感じなのかなと、またもwikiで検索してみたら、これは1980年の作品で8回で打ち切りになってしまった作品だとか。

それが連載されていた時に、実は宮崎氏などの目に留まっていたと言う、エピソード的には感動的にも感じる話なんだけれど・・・・。

だけど1980年あたりと言ったら、少女漫画のレベルは相当高いし、「なかよし」は私の記憶では年齢がちょっと低めの少女から読める雑誌だったはず。

この映画の内容が、原作をきちんとベースにしているのであったならば、なかなかアンケートに丸は付けては貰えなかったかもしれません。

だけどこの作品の原作は、やはりその当時の少女たちに愛されていたようですね。

 

上に貼った、原作漫画のレビューを読むとそれが伝わってきます。

 

 

 

3「ミステリと言う勿れ」☆☆☆☆★★

 

ミステリと言う勿れ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画館で見ました。

その感想は→「ミステリと言う勿れ」を見てきました。

 

4.「名探偵ポワロベネチアの亡霊」☆☆☆☆★

名探偵ポアロ ベネチアの亡霊 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画館で見てきました。

その感想は→「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」を見てきました。

 

5.「愚行録」☆☆☆☆★★

愚行録 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

2回目です。wowowで見ました。

一回目に感想を書いていました。

「愚行録」

 

6「ある男」☆☆☆★★

ある男 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

日本アカデミー賞にはあまり興味もないのですが、だけどそれに対して目についてしまえば、そうなのかと感心します。

この作品は「第46回日本アカデミー賞では最優秀作品賞を含む同年度最多の8部門(ほか最優秀監督賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞、最優秀助演女優賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞)」を受賞しました。

石川慶監督と妻夫木聡の再びのタッグになるわけですが、かなり奥が深い作品だと思いました。

名前を変えて、違った人生を借りて生きることによって、今ある現実の辛さから逃げ出すことが出来る・・・・・なんてことは思えませんが、気持ちが分からないでもないと思える自分が、少々怖く感じました。

死んでしまった夫は、本当は誰だったのか。たどり着いた真実には、そうせざるを得なかった人生を感じ、しみじみとしました。

明かされた謎だけで終わったら、まだまだ浅かったかもしれません。やはり最後の妻夫木が演じる弁護士のバーでの一幕があったことで、この物語をギュッと締めたような気がしました。

 

※ 実は「名探偵ポワロベネチアの亡霊」と「愚行録」と「ある男」は同じ日に見ました。

2回目だっていうのに「愚行録」のインパクトが強すぎて、寝入る前に布団の中で、ずっとその作品の事ばかりが頭に浮かんできてしまいました。

寝る前に、その日に見た映画を反芻するのは好きな習慣です。

やはり「愚行録」は私にとっては、かなりのインパクトの大きい作品だったと思います。

 

 

 


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「名探偵ポアロ ベネチアの亡霊」を見てきました。

2023-09-25 22:04:10 | 映画

9月17日に見てまいりました。

あと数年したら65歳以上が40%近くになってしまう老人大国日本で、って、何やら大きな風呂敷を広げたような気がしますが、つまりそのような国で、超有名なミステリーの映画化をヒットさせていくのは、本当に大変なことだなと私は思っています。

なぜなら犯人を知っている人が多数いると言うことなんですよね。

子供の頃に映画館で見た「オリエント急行殺人事件」は、本当にワクワクドキドキしながら見て、見終わった後に幸せな気持ちになりました。

「殺人事件」で幸せな気持ち ?

ちょっと不穏な感じですが、あの斬新なアイデアに得た満足感がそう感じさせたのだと思います。あの昔の(不親切な書き方)「オリエント・・・」は、明るいハッピーエンドで終わらせた感じでしたし。

でもそう感じさせた一番の理由は、「何も知らなかった」だと思うんです。

すべてを知って見るミステリーは犯人探しではありません。

見せる側も大変です。

このシリーズの「オリエント急行殺人事件」の感想は→「オリエント急行殺人事件」、映画を見てきました。

この感想の初め、ちょっととんでもないことを書いています。自分のことには触れていませんでしたが、実は少々眠くなってしまったのです。それはずっとストーリーを知っていたからだと思っていました。でもどうも違うみたい・・・・・と、この作品でちょっと思ったのでした。

 

この「ベネチアの亡霊」の原作は「The Halloween Party」が原作なのそうですね。

ハハーン、アレだなと思いました。と言いましても原作は読んではいなくて、だいたいはデビッド・スーシェの「名探偵ポワロ」の中のエピソードを参考にしているのですが。だけど、「ハハーン、アレ」と言っても、アレの続きが思い浮かびません。アガサくらいのになるとおおむねの事件と犯人は覚えていることが多いのですが、これは子供たちがポワロに挑んだ事件のエピソードが印象深く、どんなお話だったかしらとなりました。

 

これを三作品目に選んだのは、良かったのではないかしら。「オリエント急行の殺人」や「ABC殺人事件」とかその他もろもろあるけれど、映画などにそうそう取り上げられてないような気がするからです。

しかもかなり改変してあるらしいので、行こうかなと言う気持ちになり見に行ったのです。

 

それにこの映画のために建てた、趣深い家も見て見たかったものですから。

凄いです !!

この家を、この映画のために作ったのかと思ったら、それだけでも見ごたえ十分のような気がしました。

あっ、ウソ。「それだけでも」と言うのは、やっぱり言いすぎでしょう^^

 

場所がベネチアと変わってるだけで、雰囲気がばっちりで、「ハハーン、アレだな」のアレが最後の方まで思い出せませんでした。

だけど私が前の映画で眠くなってしまったのは、犯人など物語をよく知っていたからじゃないんだなと分かりました。

心地良いんです。

落ち着いた色調にひんやりとした空気・・・・、まあ、そこは映画館の冷房ですが・・・・静かな口調のセリフ。

スゥっと何かに引き込まれるように瞼が重くなります。

だけどはっきり言って1秒たりとも意識は飛ばず。

なぜなら

スゥ・・・

ギャー・・・・とオウムが鳴く。

ドキッ!!!

スゥ・・・

ドーン・・・・と謎の音がする。

ハッ !!!

スゥ・・・

ジリジリジリ・・・・激しいベルの音がする。

ウワッ!!

と、定期的に瞼を閉じるなと大きな音が入ったように感じました 。

 

ホラーじゃないのに、人より三倍は驚いていたように思い、なんか得した気分です。

いや、これ、ちょっとホラーじゃないかしら。

最後の方で、アレの部分、つまり事件と犯人は思い出したものの、新しく作りこまれた雰囲気の勝利と言うか、大作感を感じ、幸せな気持ちになりました。

つまり心の満足を得たのでした。

とっても面白かったです。

またストのシーンまで含めて、優しさを感じました。ネタバレになるのでこれ以上は止めておきますね。

 

そしてこのベネチアの風景が、もう一つの主役のような気がしました。

アマプラで「オリエント急行殺人事件」を見ることが出来ますよ。

「ナイル殺人事件」は199円でレンタル可能です。未見なのでそれもありかと思っているところです。


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「ミステリと言う勿れ」を見てきました。

2023-09-22 02:48:47 | 映画

9月17日に見てきました。

今年の5月に投稿した「楽しみなことを数える《映画大好き》」の中で、早くもこの映画の事を楽しみにしていました。

>ずっと先の公開と思っていても、きっとあっという間に9月はやってきてしまうのでしょうね。

まさにその通りでした。

また

>ああ、このお話、原作を読んでしまったなぁと思ったのですが、やっぱり誰が犯人だったのか全く思い出せず、

忘れるということは、決して悪いことばかりではないんだと、しみじみ思う今日この頃です^^

 

だからかなり新鮮な気持ちで見て楽しむことが出来ました。

面白かったです。

我路君にも会えたしね。

この人、雰囲気ばっちりですよねぇ。

 

 

ミステリと言うなと言うタイトルであってもミステリなわけで、あまり詳しいことは書かないのが良いでしょう。

ただ三匹の鬼と言うキイワードが出てきた段階で「ハハーン」となるかもしれません。

だけど途中で「ハハーン」となっても、面白さは損なわれず最後まで楽しかったです。

 

これ、たったこれだけの記事しか書いてないのに真夜中になってしまいました。と言うのも、あることを確かめたくて今、原作を読み直したからです。

ただ私的に唯一の不完全さを感じたのは、整君の衣装でしょうか。

コートにマフラー。コロンボや青島刑事のコートのようなものだと思うのですが、やはり室内ではマフラーは外しコートは脱ぐべきじゃないかしら。

原作の彼はやっぱりちゃんと普通にパーカーなどを着ていましたよ。

 

で、読み直してみると、98%と言ったら大げさかもしれませんが、物語は原作を再現しているし、映画ですごく共鳴した彼の言葉のシャワーもそのままなんですよね。

なんでここまで忘れていたのだろうかと、自分的にはそちらの驚きも大きかったです。

 

だけど私と夫の最大の共通の意見は「シーズン2、待ってるよ~!!!」でした。

 

  

 

ある種のネタバレ

最後にいつものメンバーが出てきてなんだか嬉しかったです。

 


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8月に見た映画

2023-09-03 22:30:02 | 映画

8月に見た映画の感想です。

8月も映画館で見た映画と家で見た映画とで、全部で5本と少なめでした。

でもどれも良作でした。

 

【昨年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。】

 

 

1.「キングダム 運命の炎」☆☆☆☆★★★

8月6日に映画館にて見ました。

別記事にて感想を書きました。→「キングダム 運命の炎」

映画のその他の情報は→キングダム 運命の炎 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

山﨑賢人さんは、「ゴールデンカムイ」に出演が決まって騒がれていましたが、原作に合うか否かは、私にはあまり興味のないことです。彼の事だから、きっちりものにしてくれるんじゃないかなと思うからですが、それよりも「キングダム」の続きの撮影は大丈夫なのかなんて、余計なことを想ってしまうのは、よほどこの作品が好きってことですね^^

 

2.「ディア・エヴァン・ハンセン」☆☆☆★★★★

7日、アマプラにて。

《学校に友達もなく、家族にも心を開けずにいるエヴァン・ハンセンが自分宛に書いた「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」から始まる手紙を、同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日、コナーは自ら命を絶ち、手紙を見つけたコナーの両親は息子とエヴァンが親友だったと思い込む。悲しみに暮れるコナーの両親をこれ以上苦しめたくないと、エヴァンは話を合わせ、コナーとのありもしない思い出を語っていく。エヴァンの語ったエピソードが人々の心を打ち、SNSを通じて世界中に広がっていく。》←ディア・エヴァン・ハンセン : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

まったく予備知識無く、寝る前にちょっとねと言う気分で見始めたわけですが、この作品、

《トニー賞で6部門を受賞し、グラミー賞、エミー賞にも輝いたブロードウェイミュージカルを映画化。》だそうで、普通のさえないお兄ちゃんがいきなり歌いだすと、それが本当に素晴らしくて引き込まれました。エヴァンとコナーは親友だったと言うのは誤解から生まれたわけですが、最後のコナーの乱暴な態度はエヴァンに自分の姿を重ねての態度で、本当は友達になりたかったのではと感じてしまいました。噓の話が続くわけですから、少々イライラしたりドキドキしたりしました。

 

3.「線は、僕を描く」☆☆☆☆

10日、WOWOWにて。

映画館で見たかったもので、思った通り好きな作品でした。

前に「日本画入門」なる本を読んだときに、日本画を知る人たちは、線で誰の作品かが分かるのだと書いてあったことが印象深く、この作者はきっとそのことを知っているからこそ、このタイトルがついたのではないかと感じていました。

主演の横浜流星さんは、とっても美しい人だと思っています。だけどこの作品の中では、その美しさを前面に出さずに、すこぶる普通の青年として撮られていたのが、この作品の良さを更に引き立たせたような気がしました。

何かを通して誰かが成長していく物語には、いつも励まされます。

線は、僕を描く : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

4.「ラーゲリより愛を込めて」☆☆☆★★

22日、WOWOWにて。

二宮和也と松坂桃李が出てくると、テントVS別班かなんて思ってしまう「VIVANT」脳に侵されている私(笑)

冒頭、松田(松坂)が「私が山本さん(二宮)と出会ったのは・・・・」と言う語りで始まるわけですが、なんでこんな始まり方なのかと思ってしまいました。こういう始まり方だと山本の生死が知れると言うものです。

でもこれは、最初から何の問題もないことだったのですね。なぜならこれは、「収容所(ラーゲリ)から来た遺書」が原作だったのですから。

仲間たちの遺書の伝え方に感動するし、またどんな時にも、人間の尊厳を持って生きようとした山本の姿にも感銘を受けました。

しかしロシアめ、許せない !!

ラーゲリより愛を込めて : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

5.「スパイダーウィックの謎」☆☆☆

基本、ファンタジーが好きです。

この作品も面白かったです。ただどなたかのレビューにもあったのですが、ここに出てくる妖精はどれ一つアイドルになるような可愛らしさがなかったという点は、少々残念だったかもしれません。みんな味のある良いキャラでしたが。

あと家族が一致団結すると言うところがすこぶる良いのですが、その一致団結までの過程で、主人公の少年のクソガキっぷりに、かなりイライラさせられたりしました。

(お下品発言、失礼しました(笑))

 

この作品の主人公ジャレッド&サイモン(一人二役)は「ネバーランド」「チャーリーとチョコレート工場」のフレディ・ハイモア。

そう言えばこの子役はその後どうなったのかと、真夜中に思いました。

子役時代にすこぶる売れてしまった子供のその後って気になるじゃないですか。

そしたらですね、思った以上にちゃんとしていたし、ちゃんと活躍していました。

なんとケンブリッジでスペイン語とアラビア語を専攻してダブルファーストで卒業したそうです。フランス語も流ちょうに話すそうですよ。

それに彼、ドラマの「ベイツ・モーテル」(知ってるけれど、見てない。「サイコ」の前日譚だったから怖いじゃん^^)や「グッド・ドクター」(時々見ていた。すごく良かった。日本でも山﨑賢人でリメイク)の主人公をやっていたのですね。

全然意識してませんでした。

映画では、最近では声の出演が多いみたいですが、この先も楽しみな人ですね。

彼の他の作品も見てみたいような気持になりました。

スパイダーウィックの謎 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

※ 早い時間にこの記事は書き終えていたのに、今日と言う日はいろいろと用事をやっていたりテレビを見たりしていて、はっと気がついたらこんな時間になってしまいました。今日の「VIVANT」も面白かったですね。ノコルも別班説があるじゃないですか。あの銃の交換シーンで、それもありかなと思えてきました。乃木は銃の重さで玉の数が分かっていたんだと思う・・・・。

めちゃくちゃ面白いね、このドラマ。


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「キングダム 運命の炎」

2023-08-17 22:23:34 | 映画

(あらすじなどは書いていませんが、映画サイトなどに書き込まれている情報程度はネタバレしています。)

8月6日、久しぶりのレイトショーで見てまいりました。

この前のお話、「キングダム2 遥かなる大地へ」(リンクしています。)の中で、ご一緒したお友達が、その映画を見た後で、

>『「今回はああいうお話だったから、吉沢亮は出番がほとんどなかったのね。」』と吉沢不足を嘆き

その先までアニメで予習済みの私は、知ったかぶりして言ったのです。

>『「次はえい政の子供の頃の話も入るから、もっと多くなるはずよ。」と。』

 

今回もそのお友達と行きました。ある意味、「キングダム仲間」(笑)

映画公開前にえい政の子供の頃を吉沢亮がそのままやることを知って、初めて気がつきました。

子供時代であっても、その役を吉沢亮以外がやるなんて爪の垢ほども思わなかった私。

たとえ9歳の役であっても、「本当は彼は9歳」などと意識することなどなかったわけで、本当に彼がそのままやってくれてよかったと思いました。

今回もドキドキワクワクさせてもらえた「キングダム」でしたが、子供時代のえい政、紫夏(杏)亜門(浅利陽介)道剣(杉本哲太)との自国への脱出劇には思わず涙しました。はい、私は泣き虫ですから。(;^_^A

だけど実生活でも母である杏さんの、命に代えてもこの子供を守ると言う心が伝わって来て、涙したのは私だけではないと思います。

 

またこの危険な旅で、王としての片りんを見せたえい政に、命を懸ける価値を亜門は見出したのかもしれません。そして道剣は主なるものを守ると言う熱き心を感じました。この二人からも胸に迫るものを感じました。

物語が2部に分かれた感じがしましたが、この部分があって、多くの吉沢ファンにとっては吉沢不足は解消されたことでしょう。

 

 

でも私は、信の山﨑賢人です。

彼の美しい顔が好きです。

今回も彼やその仲間は、いくら食べても痩せてしまうだろうと思える過酷な動きをしていたと思います。

走りに走り回っていましたよね。

 

その中で、王騎の大沢たかおさんは20キロ増量したのですってね。それも凄いです。

彼の「ココココ」と言う笑い方も最高でしたよね。

 

そして馮忌(片岡愛之助)のシーンでは、「麒麟がくる」の今川義元の最後を思い出してしまいました。

豪華キャストです。

先に見ていた夫が、「小栗旬まで出てきて吃驚した。」と言っていました。

その豪華キャストが大勢出てきても、今回退場になってしまったのは彼だけ。

この実写版の映画は、あとどれだけやるんだろうかと、私は思わず考えてしまいました。

大好きなのでそれは歓迎ですが、でもアニメと違って人は老いていくものだから、大丈夫なのかななんて余計な心配をしてしまいます。(笑)

とりあえず来年、または再来年でしょうか。

楽しみにすることにしましょう。

詳しい情報は→キングダム 運命の炎 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

または→キングダム 運命の炎 - Wikipedia

 

1作目の感想は→「キングダム」を観てきました。

 


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7月に見た映画

2023-08-04 01:13:37 | 映画

7月もミステリードラマなどをたくさん見ていたので、映画はやはり少なかったかと思いましたが、映画館で2本見たので全部で8本とまあまあの数だったと思います。

 

【昨年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。】

 

1.「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」☆☆☆☆

映画館にて。

感想を書きました→「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

※ インディ・ジョーンズと運命のダイヤル : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

2.「“それ”がいる森」☆☆☆

WOWOWにて。

以下はネタバレなしで書いているので、何を言ってるか分からないと思いますが、見た方には分かってもらえると思うし、以下の文の答え合わせをしたくなって見られる方もいらっしゃるかもしれませんね。

この作品、世間様の評価が低いです。

何となく分かります。多分思っていた映画と違っていたのでしょう。主演が相場君で監督がホラー映画の一人者である中田秀夫さんでは、期待値も上がるというものです。冒頭、強盗を働いた二人組が「それ」に襲われるシーンなどスタートは良かったと思います。

ただこの作品は、少々子供向けと言うか、子供と一緒に見る映画なのではないかと思いました。そう思うと、かなり作品への評価が変わってきます。私自身も私の子供たちが小さかった頃に一緒に見ていたらなと思いながら見ていました。するとけっこう面白く感じたし、かなり怖かったです。で、けっこう残酷。子供だったらトラウマになるレベルかもしれません。

ただこの作品の評価が低いのは、シナリオが穴だらけ。つまり作り手が最初から「子供だまし」で良いよねとでも思ってるってことかなって感じてしまうからかも。

それとも日本の現場では序列があって、言うべきことが言えない体質なのか。

このセリフとこのセリフは矛盾しているとか、(どなたかのレビューにも書かれていたけれど)あの撃退法では無理があるとか。大事なキャスト(子供の親はどうした?)が設定されていないとかなどなど。

でもこれに懲りずに、このジャンルでこれからも

“それ”がいる森 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

《「スーパーエイト」、面白かったなって、今思ってしまいました。》

 

3.「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」☆☆☆☆★★

やっぱり何回見ても面白いです。7月1日にテレビ(TBS)で見ました。

6月30日にお芝居を見てきたばかりでしたので、その余韻を引きずっていたものですから、余計に良く感じたのかもしれません。

2007年に映画館で見た感想は→「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

※ ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

4.「異動辞令は音楽隊!」☆☆☆★★★

アマプラにて。

見た目や態度と違って、成瀬と言う男は素直な人だなと思いました。物語は何となく先の予想がつくような意外性はないものの、安心して見ていられるしホッとできるような展開で、ヒューマンドラマの王道と言う感じ。何も悪いところはないのではと思います。面白かったです。

※ 異動辞令は音楽隊! : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

5.「ヴァチカンのエクソシスト」☆☆☆☆★

映画館にて。

この作品、じわりじわりと人気をあげていってるみたいです。

作品の面白さはもちろんですが、スタッフの映画に対する誠実さが、好感度を上げているのもその要因の一つかもしれません。(「バーベンハイマー」の件に対してのコメントなどにも。それって何と思われる方は検索してみてくださいね。ちょっと不愉快な気持ちになってしまうかもしれませんが。)

映画の感想は→「ヴァチカンのエクソシスト」を見てきました。

※ ヴァチカンのエクソシスト : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

6.「土を喰らう十二ヵ月」☆☆☆★★★★

WOWOWにて。

この作品を見ると、丁寧な暮らしに憧れてしまいます。最近活躍が目につく沢田研二さんがとってもいい味を出しています。「キネマの神様」を見て、その時も良いなと思ったのでしたが、他の作品も見てみたい気持ちになりました。原案になった本も借りてしまったので読もうと思います。

だけど丁寧で静かな暮らしは、少々孤独を友にしないとやっていけない部分もあるかなと思いました。

奈良岡朋子さんが出ていました。遺作だそうです。

※ 土を喰らう十二ヵ月 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

7.「エスター ファースト・キル」☆☆★★★

なんかひどいお話でした。作品がひどいと言うのではなくて、お話が。

最大のネタバレになってしまいますが、「全員悪人」ってやつですね、これは。いや、一人だけ違いました。だからあの人だけが可愛そうだったかも。

ファーストキルと言うタイトルだけれど、エスターは前からやっていると思うし、これ続編をまた作っても良いのではないかしら。

ただ私には、25歳のイザベル・ファーマンを少女に見るのは、時には厳しく感じたので早く作るべきかもしれませんね。

良作とは思いませんが、意外とこういうのが好きなんです。

※ エスター ファースト・キル : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

8.「エスター」☆☆☆★★★

そう言えば前作ってどうだったのかなと思って見直しました。

この作品は、2009年には映画館で見逃してしまったみたいで、感想も書いてなかったかと探してみたら、やっぱりツイッターは便利ですね。

ありました、感想。

「先ほどまで、wowowで見たかったのに見逃した「エスター」を見てました。」2010年11月20日

「「エスター」は怖いよと聞いていたけれど、怖さについては微妙でした。でも面白かったです。見ていたら、途中で楳図かずおのある作品が頭をよぎったのでした。それが何かはネタばれになるので書きませんが、予想通りの展開でした。アイデアで驚くのは、難しい年頃になってきました。」

楳図かずおのある漫画と言うのは「赤んぼ少女」の事ですね。この頃エスターの正体を明かすのは、大いなるネタバレでしたから。

この漫画を読んでいなかったら、凄く驚いたのかもしれませんが、漫画のせいで(お陰かな)すぐに分かっちゃったんですよね。

だけど今見直してみると、けっこう怖いと思いました。かなり邪悪。

男たちはみなころりと騙されて、まったくしょうがないなぁとなるわけですが、でもやっぱり

もっとうまくやれば良いのにって、エスターにダメ出ししてどうするのってところですね。

※ エスター : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

8月も楽しい映画生活が送れますように。


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「ヴァチカンのエクソシスト」を見てきました。

2023-07-25 14:58:43 | 映画

7月19日に観てまいりました。

詳しい情報は、下記のサイトを参考にしてくださいね。

ヴァチカンのエクソシスト : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

そのサイトの解説に、

《オスカー俳優ラッセル・クロウがホラー映画初主演を務め、カトリック教会の総本山バチカンのローマ教皇に仕えた実在のエクソシスト、ガブリエーレ・アモルト神父の回顧録「エクソシストは語る」を映画化。》とあって、

「えっ !? 実話 ?」

「それをラッセル・クロウがやるの ?」

と何やら期待値も上がるというものですが、クリスチャンではないので悪魔信仰もなく、この映画にホラーの最たる恐怖を求めるのは無理と言うものだと承知して見に行きました。

はるかかなたの昔、「エクソシスト」が公開される前、恐怖のあまり劇場でショック死した人がいたという話に、その頃の私は期待値も爆上がり、どきどきしながら見に行った記憶があるのです。でもそれほど怖く感じなかったのは、「信仰の違い」のなせる業なのだなと、その時気がついたのでした。(物語の最後に、神父の自己犠牲に涙なんか流してしまったのも覚えています。)

もしも私がクリスチャンなら、神の敵である悪魔の存在は、胸が締め付けられるほどの恐怖だと思います。

だけどなんだかんだと言いながら、「エクソシスト」と名前がついている映画は、ほとんど見ているという「エクソシスト」好きなのかも(笑)

 

なんだかんだと言って面白いんですよね。

だけどやはりこの作品にも「真夏の暑さ対策」的な恐怖を求めるのには、パンチ不足だと思います。

ただこれはラッセル・クロウが演じていても「エクソシスト」の王道的な作品で、そういった意味で面白いです。

過去の謎解きにもワクワクしますし、なんたって大昔の呪われた修道院と言う環境が最高です。

そういう建物を遺産相続しても、良く泊まろうと思うよなと思いましたが、ちょっとだけ住んでみたいような気もしました。もちろん悪魔なるもの無しで。

「へえ、そうだったのか。」と言う歴史的な暗黒時代の秘密も、悪魔の口から語られて、妙な納得感がありました。

 

下の画像の少年、憑りつかれる前は本当に可愛らしい顔をしているのよね。

そう言えばリンダ・ブレア(「エクソシスト」のヒロイン)は今は何をしているのかな~と思ったら、60歳過ぎても綺麗な彼女の画像が出てきてホッとしました。

画像の下は、少々のネタバレ感想です。

あの暗黒時代の魔女狩り。悪魔が神父に乗り移って、実は悪魔がやっていたという真実。

これ、凄く納得しました。

免罪符でお金を取って、「救われる」と言ったり変だものね・・・・って、ここは言ってなかったか(笑)

つまり魔女裁判の頃。教会中心の恐怖の時代。あれはやっぱり悪魔の仕業だったんだ~。

この教区の神父が、流れ的に助手に。だけどこの人で大丈夫なのって、不安になってしまいました。もしかしたら途中で死亡フラグが立ってしまうとか ?

ところが、彼は最後には頼もしくなって・・・・。

 

結局これはハッピーエンド。母子家庭一家は、あんな売れそうもない修道院もヴァチカンが買ってくれたし、アモルト神父はトーマスと言う相棒を得たわけだし、邪魔な反対は恐怖体験をし、休暇中になってしまったし。

ホラー映画でも、めでたしめでたしと思えたので良い映画だったように思います。


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「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

2023-07-05 08:42:34 | 映画

これの一つ前の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」は2008年の公開で、私はその年の6月22日に観に行ったらしいです。確か家族4人で行ったんじゃなかったかしら。懐かしいな。涙が出ちゃう^^

いや、体内カレンダーが壊れているに違いない私の感覚では、本当は数年前に見たような気がしなくもない(;^_^A

で、その時、ハリソン・フォードは66歳だったとか。その時だって、頑張っているなぁって思ってました。

その時の感想は→インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

 

で、あれから15年。(きみまろか!?)

やっぱり、ハリソンインディは頑張っていました。

俳優さんは凄いなって、ちょっと思ってしまいました。

老いたのは、ちょっとこっちかも。見る力が衰えたというか

もともと街中カーチェイスって好きじゃないんです。

ちょっとそれがあるんだけれど、「長いなぁ」とか思ってしまったり、恐ろしいことに心の中に「つ××××」と言う言葉が浮かんできてしまったり・・・・。

恐竜との追いかけっこの方が面白かったなとか、前作で終わっていればいいじゃんと、なんかインディファンに叱られそうな感想がムクムクと湧き上がってきたころ、いきなり面白くなりました。

 

やっぱ、インディはこういうところに来てくれなくちゃと言う秘境・・・・・しかも昼間は観光地・・・・・・・

だけど逆に私はワクワクしました。

いきなり話が小さくなるのですが、富士の氷穴とか行くと、この穴は江の島まで通じているとかいう説があるとかいう説明があるのですが、その誰も踏み込んでいない場所に大きな真実や冒険があるような気がするんです。それを地で行くわけですからドキドキしますよね。

 

インディ・ジョーンズのお約束は、敵は欲しいものを手に入れるけれど、必ず自滅するというもの。

今回はどんな風にというのも見どころだと思います。(この部分はネタバレじゃないと思います。だって、悪が勝ちましたってなるわけないわけで^^)

その悪役の元ナチの科学者フォラーをマッツ・ミケルセン。彼って悪役も多いと思うのですが、(なんたってハンニバルだしグリンデルバルトだし)、なんか好きな俳優さんで、少々可哀そうにも感じてしまいました。人生その野望に費やしてしまったなと・・・。

 

あと思ったのは、歴代のヒロインの雰囲気に共通のものを感じた私。これは誰かの好みなのかしら^^

今回のヒロインのヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)もじゃじゃ馬で知的で行動的。そして美人。

髭を生やしていたけれど、やっぱり子供の様な若い人が出てくるのも感情移入しやすいですよね。

 

そう言えば15年前の(本当にそんな昔なの?)感想では、しっかりネタバレで書いていた私。

なんだかそっちにも感心しちゃいました。(つまり自分に ?)

だから、あらすじは追っていませんが、少々、ネタバレで感想を書こうと思います。

 

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

画像の下からはネタバレ感想です。

せっかく結婚してハッピーエンドになったというのに、別居してしまっていたインディとマリオン。何があったのかと言ったら、息子が軍隊に入って亡くなっていたのでした。

エーエーエー !!

と、心の中で叫びそうになりました。なにげにショック。

そう言えば、一時期って、前作のインディに息子役で出演していた頃、華々しくいろいろな映画で主役を張っていたシャイア・ラブーフはどうしてるのかと思ったら、いろいろ問題を起こしている人らしいですね。

物語の流れで言えば、息子君は生きてないというのは必然なのかもしれませんが、謙虚にやっていたら、物語の内容だって変わったかもしれないなとちょっとだけ思ってしまいました。

 

この作品、サブのサブのタイトルを付けたら(そんなものは2時間サスペンスにしかないと思うけれど)、「アルキメデスの罠」じゃないですか。

最後に「そうだったのか。」ってなりますよね。

そしてその罠を完成させて仕掛けることが出来たのは、その罠にはまってまんまとやってきてしまったフォラーの時計だったというのも凄い皮肉でしたね。

 

「ここに残る。」などとグチグチと言いだす老人インディ。そういう終わりなのかなと、ほんの少しだけ思ってしまいました。冒険家インディは過去に死す ?

だけど時間もないし、どうなるのって思ったら、グチグチと聞き分けない人には、やっぱりヘレナの有無を言わさない作戦でした。

 

でもそれでマリオンが戻って来て・・・・・・

粋な最期でした。

でもさらに外に干してあったインディの帽子をサッと手に取るところで(手しか見えないが)、ああ、彼の冒険の人生は終わらないんだなと感じさせ、ワクワクは終わらないのでした。

と言っても、ハリソン・フォードのインディシリーズはやはり終わりですよね。

やっぱりちょっと寂しいです。

 

あっ、でもクリント・イーストウッドがいるじゃないですか。もちろん派手なアクションは無理だと思うけれど、90歳のインディ・ジョーンズもありかもよ♪

 


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6月に見た映画

2023-07-03 00:16:23 | 映画

なんでかほとんど映画を見ることが出来ませんでした。

なんでかなぁ。お掃除でもしていたのかな~?

と、思ったら、韓流ドラマをまた見ていたのですね(笑)

映画館で見たのが1本。

おうち映画も、6月の終わりに2本見ただけ。

でも見た映画はみな深い内容のものばかりだったと思います。

 

【昨年から☆なども付け始めました。

☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品

☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。

☆☆  は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。

☆  はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?

★ 0.2 ちょい上と言う意味です。(先先月とここは変えました。)

またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。】

 

1.「怪物」☆☆☆★★★

ネタバレなしで感想を書きました。→「怪物」を見てきました。

その他の情報は→怪物 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

2.「冬薔薇」☆☆☆★★

伊藤健太郎、復帰作。映画館に見に行ってあげたかったけれど、やっぱり予定が合わずにWOWOWで見ました。

だけど、ちょっと彼に同情してしまうのは、初回の放送後、永山絢斗の逮捕劇があって、WOWOWは結構繰り返し放送されるのに、二回目以降は放送延期になってしまったのです。初回放送の時に録画しておいて良かったです。

だけど放送延期を聞いた時は、単純に同情したものの、きっと彼が問題を起こしてしまったときにも、同じような思いを他の人にさせたんじゃないかと、ふと思いました。ちょっとだけ微妙な気持ちになりました。

さて映画の感想ですが、思っていた映画と全く全然違いました。

好みかと言ったら、たぶん好きではありません。

「冬薔薇」と書いて「ふゆそうび」。タイトルの美しさから、伝わってくるイメージとはかけ離れているように感じるからです。

だけどひたすら悲しい。

主人公の淳は、本当にクズな奴だなと思うのですが、ちゃんと生きているように見える人でも、闇を抱えていたりで、普通に生きてるだけで、それはそれで立派なことなんだと思えてしまいます。

冬薔薇(ふゆそうび) : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

伊藤君の新しい映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の情報がネットに流れていましたね。

伊藤健太郎、福原遥×水上恒司W主演映画に出演 特攻隊員役で「切なさ、生き様を届けたいです」 (msn.com)

 

 

3.「ザリガニの鳴くところ」☆☆☆☆★★

これも劇場で見ようと決めていたのに、時間が合わずに行けなかった作品です。

見ることが出来て嬉しかったです。

湿地の風景を堪能することが出来るだけで、なんだか癒されるような気がします。

だけど湿地での生活は、その地域の人たちにとっては、生活レベルが低いとみなされている?

サスペンスなのですが、「アメリカ文学」と言う感じがします。

風景が美しい。

ヒロインが美しい。

愛の物語として満足できる。

だけどサスペンスとしても、満足できる。

と言うわけで、かなり好きな作品だと思いました。

 

ザリガニの鳴くところ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

また7月も、素敵な作品に巡り合えますように。

 


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「怪物」を見てきました。

2023-06-13 01:30:28 | 映画

・「楽しみなことを数える《映画大好き》」という記事の中に書いたことですが、最初私は、

>《「怪物」。とっても興味があったのですが、予告編を見たら、なんかイラっとしました。映画館で見ないで配信を待つかなと思ったのですが、シナリオが坂元さんなので、心が揺れています。

それに音楽も坂本さんなんで、さらに揺れますよね。》

と思ったんです。だけどその後、その記事に追記しました。

>《興味の数値が爆上がりです。別に坂元さんが賞を取ったからではなくて・・・・・いや、それもあるかもです。なぜならみんなが賞をあげたくなるような作品だってことですよねぇ。私はさらに踏み込んだ予告編を見て、あの気持ちをザラっとさせる教師にも、その言動や行動に理由があったんだと思うと、それが知りたいなと思えてきたからなんですが。行ける日を見つけて、劇場で見たいと思います。》

今思うと、予告編の一瞬のような映像でイラっとさせるというのも、凄い事なんじゃないかなと思ったりもするのです。

 

映画が終わって、みんなが出口に向かう時、私は大きな声をあげて

「みなさーん !

ラストのあれはいったいどう考えたらいいんでしょう。皆さんはどう思ったんですか ?」と聞いてみま・・・・・・って、そんな恥ずかしいことが出来るわけありません。

でも正直、本当にそれをやってみたかったです。

でも勇気を出してやってみたところで、

「何 !? あの変な女。」と言われて終わりだと思います。

 

それで私は自分が感じたように、ラストを解釈することにしたのです。

子供たちは・・・・・って、それも書きませんが、それでも私はやはり答え合わせがしたくて、図書館に本の予約を入れました。

 

22人待ちでした。単純に考えて11か月先。

私にはちょうど良いかも。

ところが今度はシナリオブックを読んだ方が、映画とは違う部分がアリと書き込まれていて、がぜん興味がわいてきた私は、それは買いました。

 

これを読んだら、ネタバレ全開で感想を書こうかなと思います。

 

しかし今はネタバレなし。

 

ただ私は、あのカンヌでの見た人のインタビューでのCMには、少々違和感を感じているんです。

「美しいものを見た。」

それって映像がってことですか ?

確かに美しいです。

お話は美しくないのではないかしら。

「凄いものを見た。」

うーんって、ちょっとだけなる私。

この人はどの辺のどこあたりを指して言っているのかな ?

 

この映画、良い作品だと思います。

どこがって言ったら、見た後にずっとずっといろいろと考えることが出来るからです。

こういうのを「余韻」と簡単に言えるのかもしれませんが、余韻とはほんのちょっと違うような気もするのです。

 

ずっとずっと考えていると、私はやっぱりイラっとします。

たぶん作品の中の怪物に食われそうになっているからだと思います。

 

 

俳優さんはみんな良かったです。

 


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