森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

3月11日、黙祷しました。

2024-03-27 08:16:16 | 梢は歌う(日記)

その日、家に帰ってきた夫殿に
「黙祷した?」と聞いたら、
「仕事中だったからしなかったよ。」と、彼は言いました。


確かに。

 

そうやって、だんだんと少しずつ2011年は遠くなっていってしまうのかも知れません。

2011年の前にも大きな災害はあり、そして今年の初めからまた大きな地震のために被害にあわれた方々がいらっしゃるわけですから。

3月11日2時46分だけに毎年黙祷をすると言うのもどうなんだろうかと思うこともあるのです。

 

だけどやっぱり、私の人生においても2011年のあの日は、大きな一つの境目であったように思います。

原発の事も含めて、日本の歴史に大きな傷跡を残したあの日・・・・・。

・「3月10日「萩尾望都先生特別講演会」」の記事の中にも書きましたが、

>声高には叫ばなくても、忘れない日でいようと思っています。

それは大事なことだと思います。

心を込めて、2時46分に黙祷しました。

 

そのあと私は、ちゃんと生きなくちゃみたいな気持ちになって、もう夕方近くだったのに畑に行ってじゃがいもを植えてきました。

 畑に詳しい方から見たら、「何じゃ、この畝は。」と言う感じだと思いますが、けっこうヨロヨロです。今の私には限界~(;^_^A

生きてさえいれば、

 

知らない花に出会えたり(ルッコラらしいです。)、

古木が竜に見えたり・・・・・と、毎日が楽しいと感じることも出来るでしょう。

上手く撮れなかったのですが、その竜の木の花が咲いている時は、

 

下の囲みは昨年の3月11日に投稿したものです。

その中に

>『下の囲みは昨年の3月11日に投稿したものです。(またツリーになっているので)

その記事を辿っていくと、私は「2011年を生きた猫たちへ」

を読んで、毎年泣くことになっているらしいので、また読み直して・・・・やっぱり泣きました。』

とあり、昨日改めて読み直し、そしてやっぱり泣いたのでした。

 

 
「それを知りたいんです。」と少女は言いました。
「3.11」から12年。すると、今、中学1年生だった少女が、2011年だった頃は乳飲み子だったのです。もちろん何の記憶もありません。その子の父と母が、「あの時はね。」......
 





・・・・


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3月4日が忙しかった訳

2024-03-24 15:21:56 | 梢は歌う(日記)

3月4日は「ゴッホ・アライブ」に行き、その後は天王洲を散策&ランチして帰ってきました。

「ゴッホ・アライブ」

天王洲を歩く☆2024

その記事の中で『3月4日は、ちょっと忙しかった‥‥と言うのは別のお話^^』と書き込んだのですが、そんなにバタバタとしていたわけではありませんでしたが、私的プチな出来事がたくさんあったのでした。

「ゴッホ・アライブ」に行くちょうど良い日がなかなか決まらずに、3月4日にしたのですが、その日は実は胸のCTの予約が入っていたのです。診察なしの検査のみで、朝一番だから何とかお昼前には駅で待ち合わせをして、出掛けられると思っていたのです。

ところが「なんとか」なんて事はまったくなくて、あっという間に検査は終わってしまいました。

会計を終えて、その日ご一緒する星子さんにお電話すると、少し前に起きたばかりと驚かれました。

でも時間が空いてしまっても、私はいろいろやることもあったので、まったく問題はなかったのでした。駅での待ち合わせ時間を決めて、私はコメダにモーニングを頂きに行きました。

 

 

さて、朝食にしようかなと思った矢先にラインが入りました。

9時27分。「無事に合格できました。」

そう。この日は公立高校の受験の合格発表の日だったのです。

思わず口元がほころびました。

2月いっぱいでお仕事を辞めたと、繰り返し言っていますが、

「やれやれ、これでやっと本当の終わりだよ。」と私は思いました。

 

それからしばらくは朝食は目の前でお預けで、少年のお母さんなどにお祝いのラインを送ったりしました。

 

そのラインで、本当は朝一番にラインでやりたかったのに時間がなくて出来なかったことを思い出し、その時に打ち込みました。

3月4日は2022年に亡くなってしまったスノウさんの誕生日なのです。

「今日はゆきちゃんの××歳の誕生日だね。
素敵な一年をって言えないけれど、忘れていないからねとは言える。」

『おめでとう。』と言う言葉は、さすがに使えなかった・・・・。

1年に1回だけ開く、かつて4人でやっていた姉妹のグループライン・・・・・。

当たり前のことだけれど、既読は「2」となる。

だけど・・・・、これ、いつも知らない間に、既読が「3」になるの。

いやいや、ホラーの話じゃなくて、スノウさんの夫君が後から見ているのよね。

だけど何となくスノウさんが見ているような気持になれて、嬉しいのです。

 

そんなこんなでラインをしていたら、あっという間に時間が過ぎて、食べきらないうちに約束の時間が来てしまいそうで、せっせと朝食タイムを取りました。

天王洲に出かける前に、未来を生きる少年に、そしてもう過去にしか生きられない人にメッセージを送り、そして明日を生きるために私は検査をすると言う朝を送ったのです。

実はこの日は更に夕方の部と言うわけではありませんが、久しく行かなかった柏に立ち寄りのどを潤したり買い物などをして帰ったのでした。

しかも家に帰ってからも友人と諸々の楽しいおしゃべりを電話でして・・・・・。

なんだか1日がてんこ盛りと言う感じがしていました。

 

姉の蝶子さんが「今日は祖母の命日でもある。」って言っていました。

それ、ちゃんと分ってました。

だけどおばあちゃん、ごめんね。

もう私、容量いっぱいで、ちょっとそこには蓋をしました。

それに

大好きだったおばあちゃん。だけどスノウさんは嫌ってた。だから私、同じ日には思い出したくなかったの。

 

3月9日はスノウさんの三回忌でした。

トップの画像は、横浜に向かう車の中で撮ったものです。

法事は故人を偲ぶものではありますが、一族が集まるいい機会でもありますよね。だけど賑やかしぃだったスノウさん、彼女が居たら、たぶん3倍は賑やかだったと思います。

なぜだか時々、青空が悲しく感じる時がありますね。

 


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初めて寂しく感じました。

2024-03-23 00:30:27 | 梢は歌う(日記)

もう菜の花の季節が来ていると言うのに、寒くてちっともその季節を感じることが出来ません。

今だに冬のコートが手放せない私です。

21日の木曜日、その冬のコートを着て出かけてまいりました。

出掛けたと言っても、2月いっぱいで辞めたバイト先の雇い主様とのランチ会でした。

 

雇い主様と言っても、今ではすっかりお友達です。

 

その方から、今までのお礼にとバッグとお菓子を頂きました。そしてお食事もごちそうして頂きました。

 

その時私は気がついたのです。

きっとワタクシは、心の奥の奥の深いところで無意識に、これからも彼女がシフトなどで困ったことが生じてしまったら、私を頼ってくれるのではないかと思っていたことに。

心が籠った「お礼」と言う品を受け取った時、もうそれはないなと感じました。

そしてもう私には、その扉は閉じられ一つの居場所を失ったのだとようやく気がついたのです。

もちろんその扉を閉めたのは私。

だけどその時私は初めて、ほんの少しではありますが「寂しい」と感じたのでした。

 

さあ、前に進まなければ・・・・・。

 

お食事。

「シジャン  コトエ流山おおたかの森店」にて。


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二重の虹

2024-03-20 23:21:18 | 梢は歌う(日記)

夕方5時頃、マンションのサークルの方が「虹が見えますよ。」とラインを入れてくれました。窓に背を向けていた私は振り返ると、そこに虹が見えました。

スマホを手にベランダに出ましたが、ほとんどが雲の中・・・・

 

   

なんか大きそうな虹なのに残念だなぁと思いました。

でも諦めきれずに窓の外を眺めていたら、気持ちですが色が濃くなっていくのが分かりました。

もう一度ベランダに出て虹観察です^^

 

そう言えば、今年の2月に辞めた仕事を自宅で始めたころ、なんだかんだと20年前(嘘じゃないの?)、ベランダの花たちに自信があった私は、窓のカーテンはいつも全開で、それゆえだったのか虹などを見逃さず、子供たちと何回も虹を見たななんてことを、感傷的に思い出していました。

昼間と打って変わったような気温の低さで、寒いのにようやるよと自分でも思いながら、空を見続けていたら、しっかりとアーチが見えるようになり、そしてそれが二重の虹になったのでした。もっと空がきれいな青だったら、虹の色も生えたと思うのですが、それでも嬉しかったです。

 

 

 

ふと、コートを着て外に出たら、綺麗なアーチの写真が撮れそうだなとは思ったのですが、寒くてめげました(;^_^A

 

虹を見たからって、何か良いことが起きる予感・予兆と思うことは大きな間違いなのだと思います。

だけどそんな気持ちになるから不思議です。

「良いじゃないの。それは素敵な勘違いなのだから。」と私は思いました。

 

※       ※      ※

午後から天気が荒れると聞いていたので、午前中に姑と義兄の家族と待ち合わせて、舅の墓参りに行きました。

皆同じようなことを考えるのか、駐車場がいっぱいになるほどお墓は賑わっていました。

お線香と備えた花の香りが、墓所を満たしていました。

こんなことはこの場所ではめったにありません。

さすがのお彼岸です。

 

その後、義兄が予約してくれていた焼肉屋さんに移動して、一族でお食事をしました。

義兄が

「遅くなってしまったけど、誕生日おめでとう。」と義母に言いました。

「あらっ、このお食事会はそれだったの ?」と言いながら、またみんなで乾杯をしました。

「来年で良かったのに。」と義母が言いました。来年が100歳だからです。

「来年は来年で大々的にやるよ。」と義兄は言いました。

 

大々的にやると言った来年の義母の誕生日が楽しみです。

この義兄は母や兄弟の事をちゃんと考えている長男さんだと私は思っていて、長生きしてほしいと思っている人です。

家に帰ってから、アマゾンで彼の好きなお酒をポチリました。

ささやかな感謝の気持ちです。

 

3月20日は楽しい1日でした。

姉妹や友人と電話でおしゃべりしたり、虹の画像でまた盛り上がったりしました。

私は夫に言いました。

「パパ、私、仕事を辞めても、家に引きこもっても、しばらくは寂しい生活にはならないと思うわ。」と。

 

お食事。

 

 


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2月の暮らし☆2024

2024-03-19 02:17:24 | 梢は歌う(日記)

・「1月の暮らし☆2024」の中に、強気なんだか弱気なんだか分からない、2024年の決意(あれも決意だったのです。)を書きました。

>「生き抜く。
ただそれだけが、今年の目標でも良いのではないかと思えた1月でもあったのでした。」

 

2月のある日、それがますます強く思い知らされるような出来事がありました。

まだ私とはさほど接点があるわけではなかったのですが、優しく面白い方と言うのが分かっていて、これからもっと深くお付き合いをさせていただきたいと思っていた陶芸のメンバーがお亡くなりになりました。確かに若くはない方でしたがお元気で、剪定していた木から落ちると言う不慮の事故で帰らぬ人になったのです。

ショックでした。

噂では、庭にたわわに実っていたミカンの収穫をしていたとも聞きました。陶芸の前々日だったと思います。もしかしたらみんなに配ろうかと思って収穫していたのではないかと思ってしまいました。


「生き抜く」
それがただ生きていくことであっても、簡単なことではないのだと近頃はしみじみと思う私です。

下の囲みは昨年の投稿です。

囲みの下は、いつもお気楽にしか見えない2月のおまとめ日記です。

 
2月の暮らし☆2023
昨日、友人と話していて、しみじみと「ねえ、もう2月は終わってしまうんだよ。信じられないんだけれど。何をしていたのかなぁ、私。」と言いました。今年の私は「2月は逃げる」そのもの......
 





 映画

別記事に書きました。

「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」と2月に見た映画



 ドラマ

 

感想を書いたのは

韓国ドラマ「絶対彼氏」完全版

「運命のように君を愛してる」

ヨ・ジングとチャン・ヒョクが好きで、アマプラでの見放題配信が終了してしまうからと焦ってみた2作品でした。


 お芝居

その感想は→「中村仲蔵―歌舞伎王国下克上異聞ー」を観ました。

《朗報》

【配信決定

4/7㊐21:00まで視聴券販売
配信期間 3/31㊐18:00~4/7㊐23:59
◉価格: 視聴券のみ:4,500円 電子版プログラム付:6,500円 ◉上演時間:2時間35分予定(特典映像あり)
1週間のアーカイブ配信あり

チケットなどは→Sky presents『中村仲蔵~歌舞伎王国 下剋上異聞~』のチケット情報 - イープラス (eplus.jp)

 

 読書

「ペンギンは空を見上げる」を読みました。

 

 

 漫画

漫画サイトで、何やら読んでいたりするわけですが、まとまっては読んでいなかったかも。

ただ2冊予約して1冊はゲット済みなのに、まだ積読状態です。3月の終わりまでに読みましょうと思っています。

予約したもの。

 

1分迷って、予約しました。

 

「百鬼夜行抄31」の予約



 お出かけ日記

2月はお芝居を観るために池袋に行ったぐらい。

素敵なカフェに行こう☆《皇琲亭》

カフェ繋がりでお友達と過ごした2月29日の日記は

2月29日は素敵な日



 その他の日記

◎2月1日は私の誕生日でした。

幸せな誕生日

◎その誕生日会を4日にしました。ついでに99歳の義母のも。まあ、最終的にはやはりどっちが「ついで」か分からない感じになりましたが(笑)

99歳の義母と私の誕生日会

 

◎3日の日は節分でしたね。もう我が家では豆まきはしませんし、恵方巻も冷凍のものを買っておいたけれど、別の日に食べました(笑)

でも何となく雰囲気が漂っているお食事にしました。

 

◎5日の日は大雪が降りました。

雷雪の夜

 

◎ 悲しいことに病院通いが多いです。

整形外科に、近所の内科。それに歯医者さん。今年は歯のストレスが多くて、しかも呼吸器系に問題が出てきて、かなり憂鬱です。

人生に初期、中期、後期があるならば、しっかりと後期なんだなと実感している毎日です。

 

◎ 公立高校の受験がありました。ドキドキ。

◎あと、「歌の会」に参加したり「陶芸」に行ったりもしました。図書館にも行きました。

 

なにげに暇など無縁の2月でした。その中で行った陶芸はあまりうまくいったとは言えませんでした。(ノД`)・゜・。

 

◎ 23日お通夜でした。
お孫ちゃんたちが泣きじゃくっていたのが印象的で、優しいおじいちゃんだったのだなと実感しました。

 

◎ 入院中のお友達と電話でお話しました。

背中にボトルを入れるアレ? (ボトル、入れてどうするんだ。)ボルトね。・・・・・の手術をした方で、リハビリも大変そうでした。入院中に4キロ瘦せたらしい・・・・・。

この方はいわゆるおデブちゃん仲間なのですが、その部分はやばい・・・・・(;^_^A

その彼女曰く、「あんたはね、ランチが多すぎなんだよ。」

ええ !?

何で私の生活知ってるのよ?

って思ったけれど、ある意味事実なので

「仕事も辞めてお金も無くなるので、じゃあこれからは、公園とかスーパーの休憩所でお茶しましょう。」と私は言いましたが、それを言っても誰も信じてはくれないような気がします(笑)

 

ランチ日記を書こうかと思いましたが、止めとくか(;^_^A

 

◎ お仕事辞めました。

星の瞬き月の祝福

 

◎ 畑、始めました。

なんだか勢いで始めてしまいましたが、出来るのかどうか不安がいっぱいです。

 

◎ 猫の日でしたね。

猫の日☆2024

 

  

 

すべての猫と猫を愛する人たちと、いまだに猫の「とりこになる」と言う魔法から逃れている方も、みんなの頭上に幸せの金貨が降り注ぎますように。

 


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星の瞬き月の祝福

2024-03-13 02:30:01 | 梢は歌う(日記)

なんだか最近、心が騒めくようなことがいっぱい起きて、それに加えて雑用や楽しいお出掛けが続き、ブログに向き合うことが出来ませんでした。

この先も楽しいお出掛けや、病院などの楽しくないお出掛けなどが続きますので、やはり更新は滞りがちになってしまうと思いますが、とりあえずボチボチ復活しようと思います。

 

2月いっぱいでやっていたお仕事のすべてを辞めました。

 

2月26日が、家でのお仕事の最終日で、そして27日がバイトの最終日でした。

バイト先に行こうとバスを待っている時、私はあることに気がつきました。

それはたぶん、あなた様が思うような感傷みたいなものありません。

つまりその気がついたことと言うのは、

「悔いなし」「未練無し」「寂しさ無し」と言う感覚だったのです。

全く未練も寂しさもなかったのでした。

その時私は思いました。

これがこの日よりも少し前の日のいずれかの時であっても、きっと私はわずかであっても寂しさや未練のようなものを感じたに違いないと。

時が満ちたのだとも思いました。

晴れやかな気持ちで、仕事場に向かった私でした。

 

その日もお仕事は楽しかったです。

私の仕事は、子供たちの勉強のお手伝いをすることでした。

いつも通りに子供たちに声をかけていきました。残念だったのは、その日には学年末テストの結果が出ていなかったことです。

知りたかったです。数学の成績が上がっていたのかどうか。

だけど一人の受験を終えた少女にお礼を言われました。

「ありがとうございました。おかげで数学の・・・・・」

ちょっと嬉しかった私。

 

見返りなど求めずになどと言う聖人ではないのです。きっと私はその「ありがとう」と言う五文字のために、心を込めてこの仕事に向き合ってきたのだと思いました。

気分よく月明りの中を家路に帰る私。

 

その道の途中で、背後が広がっていて車も良く通るので、そんなには危険と言う場所ではないのですが、明かりが途絶える暗い公園の横と言う道があって、そこに来た時、ふと数年前に夫が死にかかって、未亡人になってしまうのかなと悲しく思い、その暗い道を泣きながら歩いたことを思い出しました。

なんだかいろいろな事があったなとしみじみとしました。

 

その日は強風。

見上げると、今年一番と言っていいほどの多くの星が瞬いていました。

最近では近くのものは皆ぼんやりと見えるのですが、元々は目は良い方だったのです。昴レベルの星屑たちも、他の星の光を借りて瞬いていました。

 

星からも月からも、私は祝福されているような気持になり、明るい気持ちで「さあ、次に行こう。」と思ったのでした。

 

 


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2月29日は素敵な日

2024-03-02 00:49:38 | 梢は歌う(日記)

うるう年の2月29日は1年のおまけのような気がして、何となく得したような気がしていました。

それで何かその日は、特別な一日にしたいなと思っていました。

と言っても、別に大きな一日でなくてもいいのです。ささやかであっても楽しい一日であれば。

 

だけど予定していたイベントのお出かけは、それに伴って行こうと思っていたお店の予約が取れなくて、日にちが変更になってしまいました。

2月はこれと言ってお出かけしていなかったので(お芝居を観に池袋には行きましたが^^)、ちょっとがっかりと思いましたが、3月は他にも予定してあることがあったので、その打ち合わせにと出掛けて行きました。

最初は「銚子丸」と言うお寿司屋さんでランチは如何と言われていました。

噂の「銚子丸」、美味しいとみんなが言いますが言ったことがありませんでした。だから楽しみにしていましたが、なんとその日は、スーパー肉の日だったのですよね。

急遽、やはりまだ入ったことのないハンバーガーのお店に入ってみました。

なんとその日は、普通のチーズバーガーのお値段でダブルチーズバーガーになったのです。

 

だけど知らないと言うことは恐ろしいことです。

もう滅茶苦茶お腹が一杯になってしまいました。

食べ過ぎてヨロヨロ~・・・・・。

 

このお店は既に行列が出来てしまいましたので、目的である「打ち合わせ」は出来ないので、お店を変えることにしました。

と言っても本当は、お茶などもお腹に入るかなと言う感じでした。

それでも手ごろな休憩スペースも思いつかなかったので、以前1度だけ行って、珈琲も美味しかったし感じも良かった韓国料理のお店にお誘いしました。

お茶だけでも大丈夫かなと思いつつ行きましたが、まったく大丈夫でした。

お話も弾み長々と居てしまいましたが、メニューの御料理がみな美味しそうだったので、私と友達はチヂミなどをテイクアウトすることにしました。

 

お友達も、「このお店、広々としていていいね。」と気に入ったようです。

私も以前もお友達に紹介されて来たのですが、また来てみて、ここだったらひとりランチ、ひとりお茶タイムにだって良いなと思いました。

レジ前で売っている雑貨も可愛らしくて、そしてお値段も買い求めやすいと言う感じなんですよね。

 

ここは「シジャン  コトエ流山おおたかの森店」です。

カフェではありませんが、「素敵なカフェに行こう💛シジャン」と言う所かしら。

 

その後は買い物などをしながら帰ったわけですが、楽しかったひと時に、

「今日が楽しくて嬉しかった。」と言いましたら、

「来年には来ない日だものね。」と友達も言い、笑いあいました。

 

因みに4年前の2020年2月29日は何をしていたのかと思いました。

どうも土曜日だったみたいなのですが、何をしていたのかブログを読み直しても、さっぱり分かりません。

長々とブログを書いていた事だけは、間違いのないことです。

そこに「元気がでない」と書いてあったので、普通の静かな暮らしをしていたのだと思います。「静かな」と言っても、コロナ禍に徐々に突入していく感じで、まったく穏やかではありませんでしたね。

「感染列島」の感想を読み直しました !

 

アナログに日記に何か書いてないかと開いたら、2020年の事は書いてありませんでしたが、その前の2016年の事は書いてありました。何とブログにも書いてありました。

2月29日、肉の日じゃなかったです。

 

やっぱりブログは便利ですね。

8年前も同じようなことを考えて、同じようなことをしていた私。

ただ8年前の2月29日は肉の日ではなかったようで・・・・(笑)

 

トップ画像は「ヒメリュウキンカ」。

 

 

「ボケ」の花に、

 

「匂い桜」

 


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1月の暮らし☆2024

2024-02-20 10:17:31 | 梢は歌う(日記)

もう2月も3分の2が過ぎたと言うのに、今頃1月のまとめです。

確かにタイムリーなことは書けない場合もありますが、でもこれを私が読み返す時は、今よりも時間が経ってから。いつ書いたかなんてその時にはあまり意味がないことなんですね。

だけど1月と言ったらお正月。

なんだか既に遠い過去のような気がします。

なんだかんだと言って、楽しい毎日だったと言うような思いしか残ってないような気もしますが、やっぱり1月はルート君のコロナは大きな出来事だったと思います。

大事に至らなくて良かったのですが、この時、ちょっと自分のこれからの生活が見えてしまったような気がして(ダラダラ生活)、ちゃんと考えなくちゃなと思えたのです。もしかしたら、そこのところだけは、良かったと言えることだったかもしれません。

そして1月は・・・・

ブログ記事に書き損ねたことですが、1月1日日付が変わって新しい年になってから歯磨きをしました。その時奥歯のブリッジ(3本分)が取れかかり、私は歯が抜けかけたと思い一気に憂鬱な気持ちになりました。(結局、指で押し込めつつ保っていたその歯は5日後に外れてしまったので直しましたが、お正月のアクシデントは病院がお休みで大変ですよね。)

その翌朝、横浜の実家に向かうのに早起きすると、腹痛を伴わない軽いとは言えない下×になっていました。私の病気は、そんなもの。そう言えば、割合の高い良いおそばは私の体には良くなかったのに、年越しそば兼夕食がのおそばがとっても美味しかったので、それをたくさん頂いたのがいけなかったのだと思いました。が、後の祭りです。

ラッタさんの家に寄って、お墓参りに行って、軽い朝食を頂き実家に向かうのです。

ー この時間に出れば渋滞しないよね。―

と思いながらも、またも一気に憂鬱な気持ちになってしまったのでした。

2度あることは3度あると言うじゃないですか。

新年早々、「憂鬱」を数えてしまい、3度目のそれに怯えました。

だけど夕方のあの地震 !

一気に憂鬱な気持ちに。

 

その翌日の朝、取れてしまった歯の歯茎周辺をそっと磨きながら、ふと思いました。

ー 1度目の憂鬱も2度目の憂鬱も、なんか病院に行ったり薬を飲んだりして、時が経てば成るようにちゃんと成ることで、なんてちっぽけだったんだ。
ちっぽけで下らない! あれって本当だな。『死ぬこと以外かすり傷』って。― と。

もっと図太く生きなくちゃとも思いました。

 

マイナスの出来事から、何かを学んだともいえる1月だったかもしれません。

 

普通なら、ここで終わりなようなものですが、もう少しこの続きがあります。

1月の後半に陶芸に行きましたら、そこで土をコネコネしている時に、師匠(勝手にそう呼んでいる)が新年早々に起きた出来事を話し始めました。

一日の日に犬の散歩から帰ったら、奥さんが血まみれになっていたと言う話。転んで頭を打ち、そこがぱっくり割れて血まみれになってしまったのだそうで、救急車を呼んで大変だったと言うと、なんと別の人が、やはりお正月、その人のお母さんが庭先で転んで救急車を呼んだけれど、受け入れ先が見つからず大変だった話をしだしました。

そこで私も1月1日になった途端に歯が・・・・・・・・・なんて言えませんよね(笑)
さながら超熱心な人のように黙々と土を捏ねていました。

(実は2月の今時点でも、すごくショックな大変なことが信頼を寄せている人に起きました!!2月の事なので書きませんが。)


なんだか2024年、大変だなぁと感じました。

生き抜く。

ただそれだけが、今年の目標でも良いのではないかと思えた1月でもあったのでした。

 

下の囲みは2023年の2月7日に投稿したものです。

その囲みの下は、いつものお気楽な1か月のまとめです。



 
1月の暮らし♡2023
今年も1か月のおまとめ日記を書いていこうと思っています。これ、とっても便利。備忘録としてもそうですが、脳内整理にも役に立ちます。2023年こそ良い年にしようと思っていたのに、......
 




 映画

結局、ずっと見たいとチェックしていた「蟻の王」は、時間が合わずに見に行けませんでした。wowow待ちです。

別記事にまとめました。↓

映画「ゴールデンカムイ」と1月に見た映画のまとめ

 

 ドラマ

書いたドラマの感想は

クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪:エボリューション

ヨークシャーの切り裂き魔事件~刑事たちの終わらぬ苦悶

「バッド・アンド・クレイジー」

感想を書いていませんが、大好きな「ヴェラ~信念の女警部~」のシーズン12の後半も見ました。

「ヴェラ~信念の女警部~」にドはまり+

の記事に、多くの方が来ていただけたのに、新しいシーズンの感想が無くて申し訳なく思いました。

あと、とうとう「主任警部モース」を見始めました。

日本のドラマも楽しんでいますが、またそれはいずれと言うところです^^

 

 漫画

感想を書いていませんが、全話、読みました。感想はいつか書きたいと思っています。

 

とうとうこちらも全話読みました。

同じく感想は書きたいなと思っています。

 読書

絵本を読むのが結構好きです。だけどこれさえもぐずぐずしていて、クリスマスをとうに過ぎてから読みました。

だけどこれ、お子様と一緒に読んだら最高ですよ。いったいどれだけのお客様が来ると言うのだと言うくらいにやって来て、そしていったいどこに寝るんだと言うくらい、あちらこちらに寝ていて、そして予想通り最後にやって来るのは、あの赤い服を着た人。楽しいですよ。

しかしですね,なんで私には読み聞かせてあげる孫っちがいないのだ !!

 

 お散歩日記

反動のお散歩

(21日)

またある日、私は歯医者に行きました。引きこもっていた反動中だった私は、そのまま帰る気がせず美容院に行って髪を切りマニュキュアをしてきました。まだそれでも帰る気がしない私は、ウロウロとお散歩をして帰りました。(22日)

  

 

 

 お出かけ

家族で実家に帰った以外で、お出掛けしたのは、上野に行ったことぐらいだったかしら。(23日)

1月の東京国立博物館

 

 お友達とのランチは、それでも3回は行ったのでした。

 

 

それとは別にひとりで新しいカフェにチャレンジしてきました。

素敵なカフェに行こう💛《山ぼうし》

 

ええとええとと思いましたが、他にはこれと言って何もないかしら。

病院は歯医者に2回言っただけだし、陶芸は1回休んで1回は参加。マンションのサークルは休止ばっかりに加えてコロナで不参加で1回ぐらいしか参加していないし・・・・

こんなものだったかも。

こんな風に書きだしてみると、はるか遠い過去に感じていたお正月の記憶も蘇って来て、今年は普通に頑張ったなと思えてきました。

年末年始の右往左往☆2024

ラッタさんは姑とはゆっくり会う機会も少ない人なので、1月2日にうちの家族と姑でコメスタに行って、昼食を一緒に食べることが出来たことは良かったと思いました。

ラッタさんが帰ってしまった後、夕食は彼女の家でまたもすき焼き(実家もメインはすき焼き)を頂いいたのに画像は1枚もなし。やっぱり人の家では撮り辛いですよね(笑)

これ+アヒージョ。

 

その他の1月の記事

はねのける !

遣るとか遣らないとか、自分で決めたらいいんじゃない。

夢でも会えたら嬉しいよね。↓

また来てね。

 

今週は、今日の夜からずっと雨マークがついていて、なんと金曜日には雪マークもついてます。

2月なのだから仕方がないと思いますが、雪が降っても「綺麗だわ。」で終わって、すぐに止んですぐに溶けてと言う雪でありますようにと願ってしまいますよね。

あと9日の2月の日々も楽しみたいと思います。

 


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雷雪の夜

2024-02-06 02:18:38 | 梢は歌う(日記)

大雪になるから早く帰って来てと言っても、ままならぬ・・・・。

まあ、家の中では

「あまりお利口でない方が(本当はもっと露骨。漢字2文字で言っていたりする。)上に立つと、本当に大変よね。何かあったらどうするのよ。本当に嫌だわ、あまりお利口でない方って。」と暴言を吐きまくりでも、ブログ的には「ままならぬ」で終わり。

世の中には、そんなままならぬ方がいっぱいいるようで、そして大雪は分かっていることだからと道路も封鎖されて、渋滞で家路が遠くなってしまった人たちはたくさんいたようです。

ルート君は運が良かったかもしれないー。

9時に帰ると言って(それだって雪がピークの頃で心配だったけれど)、結局は11時には帰れたわけだから。

同じ会社の人は、たぶん今日中には帰れなくて、そして仕方がないからたどり着いた会社に泊まるだろうと言っていました。

ルート君だって、夫殿が会社の近くのホテルの空き状態を調べて、2部屋空いているから、会社に着いたらそこのホテルに泊まれば良いとラインを送っていました。

ただ道路も今だったら大丈夫だからと言って帰ってくることが出来たのです。

 

遅い夕食を食べながら

「トンネルを出たら雷雪だったのでびっくりした。」とルート君が言いました。

「えっ、らいせつ !?」

「雷雪じゃないの ?」

「うん。そうね。確かに雷雨っていうものね。でも雷雪って聞いたことがないわ。」

そういう時には即検索です。(今は便利ね♪)

雷雪 - Wikipedia

「あー、なるほど、あるね。でも分かったわ。聞いたことがなかったのは本当で、自分でも使った記憶がないからよ。君、良く知ってたね。」と私は言いました。

するとルート君、

「FFだったかな。何かで出てきた。」。

思わず、「あーー、なるほど。」と再び納得したのでした。

 

知識は本や映像からばかりではなく、ある時代までは低く見られていた漫画や、またはゲームの中の物語からも多くを得ることが出来るのですよね。

 

そしてこの雷雪は、やはりかなり珍しいことらしいですね。

東京23区で降雪と雷が同時発生 気象庁HP「世界的に珍しい」夏の雷より電気量多く被害が大きくなることも(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース

 


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また来てね。

2024-02-05 16:38:38 | 梢は歌う(日記)

ある時、こんなところにゴミが落ちてると拾って捨てようとすると、

「ダメだよ。それはクウちゃんのお気に入りのおもちゃなんだ。」と夫殿が言いました。

スーパーにエコバッグを持っていくようになって、あの大きさのビニール袋がスーパーからタダでは貰えなくなっても、実は時々あの大きさの袋が必要な時ってあるんです。

その袋をまとめて買って、ちぎった後に残っているその袋の束ねていたところの残骸、それがクウちゃんのお気に入り。

それを投げてやると、飛んで行って咥えて投げた人の所に持ってくるのです。

 

「えー!? 猫もそれをやるんだ !」と私は驚き、思っていた以上に猫って頭が良いんだなと、私は思うようになりました。

クウちゃんはそれでパパさんにもルート君にも遊んでもらうのが大好きなんです。

(私はあまりやりません。かなりしつこいので面倒じゃないですか。猫さんからの信頼度は他の家族よりは低いかも(笑))

 

ある時、私がキッチンに立っていると、いつものようにパパさんがリビングの椅子に座ってそのおもちゃを投げて遊んでいました。

でもそれを取りに行って戻ってきたのはクウちゃんではなくて、ワンコのココちゃん。

行って戻ってはハシャイでパパさんに甘えています。ココちゃんもパパさんも幸せそう。

「ふふっ。クウちゃんが楽しそうに遊んでいるから、やってみたくなったのね。なんだかとっても楽しそうね。」と、私は言いました。

ココちゃんは公園に連れて行って何かを投げても、ぼんやりそれを不思議そうに見つめるだけで、投げた人がそれを取りに行かなくてはならないようなワンコでした。

「ココちゃん、楽しい ?」と私は聞きました。でもその名前を言った途端・・・・私はあることを思い出したのです。

《ココちゃんが家にやってきたときに『15年は生きてね。』と私は言いました。でも15年は生きられませんでした。それでも13年一緒にいてくれました。》という、どこかに書いたような文章が頭に浮かんできたのです。

「でもパパ・・・・、その犬・・・・・もう10年以上前に死んでいるよね。」と呟くように私は言いました。

「ああ、そうなの ?」とパパさんは驚く風でもなく言いました。

ココちゃんは、戸惑ったような顔をして私の方を見ました。

「えっ、良いんだよ。そのままで遊んでいて良いんだよ。気がついちゃってごめんね。大丈夫だから。何にも心配いらないから。怖くないから。」と私は言いました。

 

ココちゃんもパパさんも、もう遊びはしませんでした。

だけどココちゃんは機嫌のいい顔をして、嬉しそうにしっぽを振っていました。

 

もちろんこれは、1月のある朝見た夢の話です。

皮膚病にかかって、最後の時ボロボロだったココちゃん。だけど夢の中のココは、とってもふっくらとしていて綺麗で可愛らしい柴犬でした。

「ココちゃん、好きな時に来て良いんだよ。また来てね。きっと来てね。」

目がぱちりと覚めて、そう私は言い、ほんのちょっとだけ切ない気持ちになりましたが、幸せそうだったココちゃんの顔を思い出し、なんだか幸せな気持ちになったのでした。

 

 


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