森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」

2018-11-23 17:04:15 | 映画

今日(11月23日)に夫とルート君と見てきました。

朝、「前回の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

から、もう二年が経ってしまったのね。」と私が言うと、夫が、

「そりゃ、良いものを作らないわけにはいかないからそのぐらいかかるだろう。」と言ったのですが、それは本当にそうだと思いました。

多くの人が楽しみに待っているのですからね。

そして、今回もその多くの人の期待に応えられるものだと思いました。

J・K・ローリングのこのファンタジーは、可愛いキャラや魔法の世界の面白さに視覚的に騙されてしまいがちだけれど、かなりのダークファンタジーだと思います。

それゆえにあまりお気楽な映画ではないと思っています。

 

それでも可愛い動物たちには目がいってしまいますよね。そしてなぜか皆、猫っぽい。

今回も空を飛ぶ、あれは(名前はもう忘れた。)やはり表情は大猫で、我が家のメンバーは、皆やっぱり「あんず」さんの事を思い出していました。

タイトル自身が「ファンタスティック・ビースト」なのですから、動物は大事な見どころですよね。

それなのに、グリンデルバルドってばさ・・・・・

しょっぱなから派手な逃亡劇は面白かったのですが、

「お前は甘えっ子だな。」←セリフはテキトー

とか言った後に、あの動物にした事に、「えっー、何 ???」と思ってしまって、次の物語展開に感情移入が出来なかったじゃないですか。

そんな事をするから、(はっきり言って関係はない。単なる感情論です。)最後は動物に復讐されるのよね。

はい。何を言っているのかは分からないと思います。そこの部分は、もし見る事があったら、

「ああ、これを言っていたのか。」と思いだしてくださいね。

 

この映画、絡み合った部分が本当に良く出来てるなと思います。新キャラ、ナギニにフラメルの今後も気になりますよね。

 

ルート君が見終わった後に、

「シマッタ。まだ続くのか。」と言いました。

「うん。なんか5部作とか言ってたな。」頭の中で単純な掛け算をした私。

2×5-4。じゃあ、ちゃんと終わるのは、最短で6年後 ?

「いいじゃん。ささやかな生きる楽しみが増えたって事で。」

 

以下は少々のネタバレ感想です。大したことは書いていません^^;

 

 

 

クライマックスのみんなで杖を使ってパリを守るシーンはかっこ良かったですね。

ちょっとジーンとしちゃいました。

ニュートのお兄ちゃんのテセウスもハンサムでまた良い人だったので、良かったです。

だけど、リタ・レストレンジは可愛そう・・・・・。

クイニーは「虎穴に入らずんば虎児を得ず作戦」か ?

↑ 真実は、もちろん分かりません。勝手に良く解釈OR推理です。

 

血の誓いのアレを取り戻したからには、次回はダンブルドアもさらに活躍ですね。

私はジョニー・デップのファンなので、恐ろしいゲラート・グリンデルバルドを見る事が出来て嬉しかったですね。結構作り込まれていましたし。

ダンブルドアとは親友以上だった時代があったとかで、またそのエピソードなども知りたいところです。

 

そしてラスト・・・・。

クリーデンスは本当に何者なの !?

妹を失ったってダンブルドアは言ったけれど、それってあの海の中に沈んだ彼女の事 ?

じゃあ、クリーデンスは彼の甥って事なのかしら。

(追記→)ここの部分、本当はさっぱり私には理解できていません。グリンデルバルドは、クリーデンスに「兄が弟を・・・」と言うじゃないですか。そして彼の名前を明かす・・・。ダンブルドアと。

(またも追記→)あっ、なるほどと理解しました。妹と弟がいるのですね。ダンブルドアには。

と言う事は、リタには、同じように弟を失ったと言ったら、彼女が驚くと思って、あえて妹と言ったのかしら。(追:じゃあ、この時弟は生きていると、彼は知っていたのかしら。謎。)それにしたって、リタとの絡みっぷりも凄すぎますよね。

それが運命ってやつかしら。

うううっ、次回作が早くも気になるけれど、それはしばしの間(しばしじゃないが。)、

「お預けです。」     わん。

 

 


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「億男」を見ました。

2018-11-23 00:40:04 | 映画

※ まだ10月の「行った、見た」を記事にしています。

10月29日に観てまいりました。《♡ くう様、ありがとうございました。》

 

ブログ生活4567日♪」と言う記事の中で、

>7月は藤原竜也さんの「レインマン」に行くし、映画の「ダイナー」の前に松田龍平さん主演「泣き虫しょったんの奇跡」にも、ちょっとだけ出るのですよね。凄く楽しみです。もちろん、佐藤健さんのもう一つの映画の事も知ってるけれど、お話がかなりドキドキしてしまうような感じがして、劇場にまで行くかは分かりません(今から宣言することもないけれどね。)

と言うような事を書きました。

「泣き虫しょったんの奇跡」は見逃してしまいました。順次公開の映画は公開日を気を付けなくてはならなかったのです。「しょったん」ではなく私が泣きますよ。でもこれはいつかテレビorPCで見させてもらう事にします。

「億男」は最初、上記に書いた通りタイトルで気持ちが避けていました。だけど公開されると、藤原竜也さんの怪演の噂が流れてきました。かなり評判が高いので、そうなると気になって仕方がなくなり、観に行こうと決めたのでした。

 

この作品は思っていたような、お金にまつわるドキドキハラハラのお話ではありませんでした。

それはしみじみと出来るような、温かいお話だったのです。

だけど私の心のどこかを、この映画はチクチクさせました。ちょうど見に行った頃、私のお財布の中には宝くじが10枚入っていたからでした。本当に久しぶりに買いました。

本当にだからだったのかは分かりませんが、なんだかいろいろと考えさせられました。

 

物語の展開は、意外と予想が付きます。だけどその予想が付いた展開が心地良かったです。

 

予想が付くと言えば、藤原竜也演じる千住の教祖のようなシーンも、

「ハハーン。」と彼の本来の目的が分かります。この物語の彼を一言で語るならば、「俗物」もしくは「クズ」。ああ、またそのような役どころです。だけどかなり魅力のある俗物だったと思います。

だから不思議な事に、彼の言葉に狂喜乱舞している人たちを愚かとは思えなかったです。

私自身、言われたかったのかも知れません。

彼の説得力ある声で

「あなたの夢は、叶いまーす !!!」と。

 

この画像の下に少々のネタバレ感想を書きました。

百瀬の競馬での大金が動くシーンは、動いていると思わせるだけ。それでも人は見えないお金の動きで一喜一憂。もしくは人生を破滅に追い込んだりするのですよね。怖い怖い。

十和子のお金の隠し方も怖かったです。だって、火事になってしまってはすべて失ってしまうじゃないですか。だけど彼女はしまい込んで、そして地道な生活をし、持っているだけで自分のプライドを保っていたのですよね。すべてを失うことなんかないのかも知れません。それでも小心者の私には、隠し方だけでハラハラしてしまいました。

 

九十九と一男の旅の様子を見ていれば、九十九が彼を裏切るわけがないと信じる事が出来ましたね。

やはり大事なものはプライスレス。

 

そうは言っても、この映画を見て、もっとお金を大切にしようと、なぜか思った私だったのです。

 

 


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