・ポーの一族「青のパンドラ」vol.4の続きです。
ひとつ前の記事と更新の間があまり空いていません。
・「いちげき」と「永遠のニシパ」もよろしくお願いします。
今回は、かなりの冒険活劇(古っ!?)&急展開でしたね。
炎の剣で、まるで炭の塊のようになっていたアランは人間の形を取り戻しました。
そしてあとは気まぐれな青い霧(血の神)の力によって、更にうまくいくかどうかという所まで来ました。
ところがそこにアルゴスがやって来て、必死の形相でそれを止めます。
「俺の壺だ。かってに使うんじゃない。」と彼は言いましたが、止めた理由はそれだけなのかしら。
アルゴスにオリオンがやられ、エドガーもやられてしまいます。それをバリーが大老ポーから譲られた炎の剣で立ち向かいます。だけれどアルゴスの杖でその剣も弾き飛ばされ、空で回転したそれはエドガーが手に取り、再びアルゴスに振り下ろすと、アルゴスは壺でそれを受け止め、なんと壺は割れてしまうのでした!!
これ、アルゴス登場から割れてしまうまで6ページ。
少女漫画だから、6ページ。少年ジャンプだったら、2回に分かれてしまうようなシーンだと思いました。もちろん、やられるたびに戦いやその強さの感想のセリフが入るわけですが(笑)
そして行き場を失った青い霧は、すべてアランの中に入ってしまった模様。
アランは真っ青に染まってしまいました。
アルゴスは彼の神を失って、そしてオリオンに「死ね」と言われ、涙ぐみます。
アルゴスよ、お前の真意は何処にあったの ?
大学教授のライナーとカミラ。馬車を目撃するだけのモブの人かと思ったら、アルゴスはカミラを襲います。この時のライナー、最低よね。
だけどアルゴスがカミラを襲ったのは何のため ?
バリーは炎の剣を持って、愛する兄を解放させるために、たぶんポーの村に戻ったと思うのです。
剣をバリーに渡したとき、大老ポーは、前から私も気になっていた事を言います。
「千年縛られていた者を 開放するのが その者にとってよいことかどうか」
「よく考えろ。私は保証しない。」
一行は真っ青になったアランを連れて、アーサーの邸宅にやってきます。
そしてポー大老とオリオンはベニスに帰ります。
ファルカはブランカの事も気になるからと、一旦パリに帰る事にします。
そして朝になると、髪も眉毛も肌の色も普通に復活して、まるで何事もなかったように、アランが目覚めるのです。
「ずっとそこにいたの ?
エドガー ?」
エドガーは、髪・眉・まつげがちゃんとあるとチェックを入れるけれど、そこじゃないんじゃないのかな~。
昨日まで炭だったんだよ。
その声に感動はしないの。
「アラン !!!」と叫ばないの。
泣かないの !?
って、ちょっと思った(^_^;)
だけどアランは爪の先に血の神を宿していました。
ああ、この先どうなるの !!?
「来春の登場をお楽しみに。」と書いてあったけれど、そりゃいつやん ?
・・・