森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

どうする家康 第一回「どうする桶狭間」

2023-01-09 17:34:46 | ドラマ (大河)

これ、タイトルにいつも「どうする」ってつくのかな。ちょっと楽じゃないのなんて事を思っていたら、第二回は「兎と狼」で違いました。思い込みはいけませんよねぇ。

最初から面白いなと思っていたのですが、ラストの信長の

「待ってろよ。俺の白兎。」で吃驚して、その前の事の記憶が飛んでしまいました(笑)

 

えーとえーと・・・・・。

思い出しながら脳内再生中。

 

冒頭、人形遊びをする家康に

「なんだ、こいつ。」と夫。言うと思ったわよ。だからすかさずワタクシ言いました。

「懐かしいわね。うちの子供たちもさんざんやったわよね。」と。

女子のみのお母さんだと知らない事かも知れませんが、実は少年たちは人形遊び、けっこうやります。

時には異次元の世界の扉を開けて、冒険の旅に出るのです。

「そうか。この家康はまだ子供って言う設定なんだな。10歳くらいかな。」と夫。

たぶんもうちょっと上よねと私は思いましたが、黙っていました。

少年のある種の実態を、分かっている母親族は二手に分かれると思うし、男性の人たちも、「なんだ、こいつは」と思う人とニヤリと笑った人に分かれたと思う・・・・。

という事は、古沢良太さんは、そういう少年だったのかも。知っていたから、そういう少年像を描けたのかなと思いました。

 

どうでも良い事ですが、ライターさんの古沢良太さん、俳優のような良い顔をしていますよね。どこかにさりげなくゲストで出られたらいいのにって思ってしまいました。

 

そしてまた話を元に戻すと、今川家家老の娘の瀬名とは良い出会いをし、良き付き合いをし、仲睦まじい・・・。

その瀬名を巡って氏真と勝負をしろと言われると、家康は日頃の弱さとは違って、必死の組手で氏真を破り、瀬名と夫婦になるのでした。

「どこで習った。」のかと、その戦い方を聞かれても、たまたまだと言うように言葉を濁す家康。

夫などは、「下人の戦い方なのかな。」と言っていました。つまり忍者のそれ。でもまだ家康がそれを見て学ぶには早すぎるんじゃないかと。

 

瀬名と家康はいい感じ。

でもこの二人が、こんなに仲良しだと、なんだか胸が痛いです。

だってこの二人の未来は、変えられないのだから。

 

しかしですね、今川義元は魅力的な男として描かれていましたね。この人が本当に京に上っていたら、日本はどんな国になっていたのだろう・・・。

力ある者が破滅すると、たいがいは傲慢だったかのように描かれてしまうのは常。平家にしても然り。

だけれど傲慢ゆえに油断が生じたと、すべては否定できないながらも、それはたまたまの運命に愛されなかっただけなんじゃないかと思ったりもするのです。

決めつけられた描かれ方をしなかっただけでも、本当に良かったと思いました。

家康にとっては、高い教育を受けさせてもらって、食事も豊か、結婚にしたって、けっして理不尽なものではなかったのです。それどころか陣中見舞いと言って、甲冑を届けてくれて、息子のように思っているという義元。

今川での人質生活は、家康にとって全く辛いものではなかったですね。

(それにしたって、萬斎さんは、これで退場 ?  勿体ない~。)

 

義元がやられてしまって、次の行動の決断を迫られた家康は「もうイヤダぁ」と逃げ出してしまいます。

そこにやって来た、本多忠勝。カッコ良かったですよね~。

連れ戻されて、惨めな感じでいる所に、信長が迫って来ているとの報告を受けると、家康はブルブルと震えだします。パッパとサブミナルのように織り込まれる過去の画像。

信長によってひどい目にあっている幼い家康。

 

そこに馬を走らせて来る信長が言うのです。

「待ってろよ~、竹千代。俺の白うさぎ !」

そして次週。

 

怖いな~。これでは取り上げられてしまったいじめと言う遊びのおもちゃを取り戻しにくるみたい。信長恐ろしいよ~と思いました。

 

だけどこの後、私は夕食の支度。白菜をザクザク切りながら、「あっ、そうか。」と思いました。包丁を片手に、テレビを見ている夫に話しかけました。

「あの家康の組手の戦い方は、昔信長との生活の中で学んだのね。」と。そして、

「あの映し方じゃ分かり辛いけれど、もしかしたら信長は家康を弟のように思っていて、助けに来ようとしてるんじゃないの。」と。

「そうかもね。」と気のない返事。そりゃ、テレビを見た後、白菜切ったりねぎを切ったりしている時に、まだそんな事を考えているとは思ってないものね。

 

だけど私は更に一晩経って、又思いました。

家康が、三河に帰った時に、「まるで源頼朝が・・・」と言う言葉が入り、「お返しお返し」と私は微笑んでいたのですが、でもこれ、いつ書いていつ撮ったの。お返しじゃ無くて、最初から前作へのリスペクト的意味合いが入り込んでいたのではないかと。

そしてまた思ったのです。やっぱり何時から書き始めたのかと、しみじみと。

 

「待ってろよ、俺の白うさぎ !」

2023年、うさぎ年。

これって「大河ドラマを書くぞ。」と言う古沢良太氏の気合の、掛け言葉なんじゃないの !!!

 

答え合わせが出来ないので、真実は分かりません。

だけど何となく私の個人的流行語になりそうな予感がします。

 

また次週にも期待。

だけど今年は大河の感想はお休みします。

1か月のおまとめ日記にて少々の感想を書くかもしれませんし、ツイッターにて書くかもしれませんが、このような記事で出てくるのは、たぶん最終回のときだと思います。

 

それでもまた、楽しい時間を共有したいものですね。

 

 ロゴがカッコイイ。

 

 惨めモードなのに、松潤がカッコイイ。

 

 

 

 


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