(敬称略で書かせていただいてます。)
なんだか持っていき方が凄く上手いドラマだと思いました。
ああ、「持っていき方」なんて言い方、普通はしないのかしら。つまり物語の運び方と言うか流れと言うか、ほんと、上手ですよね。
だいたい吉田鋼太郎が余命わずかな大国主命だったという所から驚きだったのに、けっこういい話で終わり、しみじみとしていたところに、雨野の
「芹田さん、あなたは今も私の夫なの?
私はアメノウズメ。私も神なんでしょ。」のセリフにドキッとしました。(セリフはいつも不正確です。)
―いやいやいや、そこまでは視聴者の多くは知ってるからさ。―
と、私はテレビ前で言いました。が、なんで既に予想していたことを雨野が言っただけなのに、ドキッとなどしたのだろうかと自分でも驚いたのですが、それは広瀬アリスのキリリとした顔つきと、いきなりバーンときたセリフだったからなのではないかしら。
そしてその時の周りの神たちの(笑)、微妙な反応。
それから「室長」って、彼女の事を呼びましたよね。
うわぁ~何、めっちゃ気になるんですけれど。
予告編で「すべてをお話します。」って言っていたじゃないですか。
徐々に明かされていく真実・・・・
続きが凄く気になります。
また水曜日のこの時間帯って、何話で終わりなのって終わりのドラマ回数が、思わず気になってしまいました。
(追:全10話ですって!! えーっ、短すぎますよね。)
さて終わり方にトキメイタと言う話はこの辺にして、他の事も書きますね^^
最近、名前名前と言っていたものですから、うっかり罠にはまりそうでした。つまりチョー単純に(これって今は死語?)大隈の新しいパートナーが犬が付く名前から、彼女が犬神に関係ある人だと思ってしまいそうになりました。これって絶対に罠よね(笑)
でも彼女の正体は八百比丘尼でした。
お互いの正体は知らずに、死んでいく神を見送る、永遠に生きる人間の比丘尼。もしも正体を知っていたならば(もしくは記憶を消されなければ)、決めた場所に居を構え、私はどこどこで待ってるからと流れる時間の中で待ち合わせることが出来るのにと、切なく思いました。
きっと彼女は、また生まれ変わってくる彼を待ち続け、そして愛するのでしょう。
だけどちょっと気になってしまったのは、大隈の彼女への誤解は解かれての旅たちだったのでしょうか。彼女の本当の気持ちを、彼には知ってもらいたかったと思いました。
二人の愛は確かに切なく素敵でしたが、でも私は、あのヤシロと言う女性にも深く同情してしまいました。財産分与で誠意を示しても、内縁であっても妻として生きてきた人の心は救われるはずもなく、闇落ちしてしまったのは、彼女自身の心根だけの問題ではないと思えたからです。
だけどヤシロはヒルコと接触していました。
徐々にヒルコが近づいてきているような気がしましたね。
それに今回の犯行の目的が、人魚による永遠の命を探ると言うもので、全決のメンバーも首を傾げます。
なぜ神なのに永遠の命を求めるのか―。
(・_・D フムフム
これは「神VS神」ではないのかも知れない!?
このドラマにおける神隠しの意味は恐ろしいものでしたね。
恐ろしいと言えば、「犬神」。
あまり知らないなと検索したら、けっこう式神の作り方が残酷で、これに憑りつかれたら、そりゃ死ぬまで食べ続けても仕方がないなと思えるほどでした。
一応リンクしておきますね。
と、果てしなくおしゃべりが続いてしまいそうなので、この辺で。
また次週が楽しみですね♪