森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

2023-07-05 08:42:34 | 映画

これの一つ前の「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」は2008年の公開で、私はその年の6月22日に観に行ったらしいです。確か家族4人で行ったんじゃなかったかしら。懐かしいな。涙が出ちゃう^^

いや、体内カレンダーが壊れているに違いない私の感覚では、本当は数年前に見たような気がしなくもない(;^_^A

で、その時、ハリソン・フォードは66歳だったとか。その時だって、頑張っているなぁって思ってました。

その時の感想は→インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

 

で、あれから15年。(きみまろか!?)

やっぱり、ハリソンインディは頑張っていました。

俳優さんは凄いなって、ちょっと思ってしまいました。

老いたのは、ちょっとこっちかも。見る力が衰えたというか

もともと街中カーチェイスって好きじゃないんです。

ちょっとそれがあるんだけれど、「長いなぁ」とか思ってしまったり、恐ろしいことに心の中に「つ××××」と言う言葉が浮かんできてしまったり・・・・。

恐竜との追いかけっこの方が面白かったなとか、前作で終わっていればいいじゃんと、なんかインディファンに叱られそうな感想がムクムクと湧き上がってきたころ、いきなり面白くなりました。

 

やっぱ、インディはこういうところに来てくれなくちゃと言う秘境・・・・・しかも昼間は観光地・・・・・・・

だけど逆に私はワクワクしました。

いきなり話が小さくなるのですが、富士の氷穴とか行くと、この穴は江の島まで通じているとかいう説があるとかいう説明があるのですが、その誰も踏み込んでいない場所に大きな真実や冒険があるような気がするんです。それを地で行くわけですからドキドキしますよね。

 

インディ・ジョーンズのお約束は、敵は欲しいものを手に入れるけれど、必ず自滅するというもの。

今回はどんな風にというのも見どころだと思います。(この部分はネタバレじゃないと思います。だって、悪が勝ちましたってなるわけないわけで^^)

その悪役の元ナチの科学者フォラーをマッツ・ミケルセン。彼って悪役も多いと思うのですが、(なんたってハンニバルだしグリンデルバルトだし)、なんか好きな俳優さんで、少々可哀そうにも感じてしまいました。人生その野望に費やしてしまったなと・・・。

 

あと思ったのは、歴代のヒロインの雰囲気に共通のものを感じた私。これは誰かの好みなのかしら^^

今回のヒロインのヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)もじゃじゃ馬で知的で行動的。そして美人。

髭を生やしていたけれど、やっぱり子供の様な若い人が出てくるのも感情移入しやすいですよね。

 

そう言えば15年前の(本当にそんな昔なの?)感想では、しっかりネタバレで書いていた私。

なんだかそっちにも感心しちゃいました。(つまり自分に ?)

だから、あらすじは追っていませんが、少々、ネタバレで感想を書こうと思います。

 

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

 

画像の下からはネタバレ感想です。

せっかく結婚してハッピーエンドになったというのに、別居してしまっていたインディとマリオン。何があったのかと言ったら、息子が軍隊に入って亡くなっていたのでした。

エーエーエー !!

と、心の中で叫びそうになりました。なにげにショック。

そう言えば、一時期って、前作のインディに息子役で出演していた頃、華々しくいろいろな映画で主役を張っていたシャイア・ラブーフはどうしてるのかと思ったら、いろいろ問題を起こしている人らしいですね。

物語の流れで言えば、息子君は生きてないというのは必然なのかもしれませんが、謙虚にやっていたら、物語の内容だって変わったかもしれないなとちょっとだけ思ってしまいました。

 

この作品、サブのサブのタイトルを付けたら(そんなものは2時間サスペンスにしかないと思うけれど)、「アルキメデスの罠」じゃないですか。

最後に「そうだったのか。」ってなりますよね。

そしてその罠を完成させて仕掛けることが出来たのは、その罠にはまってまんまとやってきてしまったフォラーの時計だったというのも凄い皮肉でしたね。

 

「ここに残る。」などとグチグチと言いだす老人インディ。そういう終わりなのかなと、ほんの少しだけ思ってしまいました。冒険家インディは過去に死す ?

だけど時間もないし、どうなるのって思ったら、グチグチと聞き分けない人には、やっぱりヘレナの有無を言わさない作戦でした。

 

でもそれでマリオンが戻って来て・・・・・・

粋な最期でした。

でもさらに外に干してあったインディの帽子をサッと手に取るところで(手しか見えないが)、ああ、彼の冒険の人生は終わらないんだなと感じさせ、ワクワクは終わらないのでした。

と言っても、ハリソン・フォードのインディシリーズはやはり終わりですよね。

やっぱりちょっと寂しいです。

 

あっ、でもクリント・イーストウッドがいるじゃないですか。もちろん派手なアクションは無理だと思うけれど、90歳のインディ・ジョーンズもありかもよ♪

 


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