ハルカス300を後にして、次に私たちが向かったのは通天閣のあるところ、「新世界」です。
「ジャンジャン横丁」は「道頓堀」とはまた違った雰囲気です。
大阪に行ったらミックスジュースを飲まなくちゃと星子さんが言いました。
で、この街に、そのミックスジュースで有名なお店があるらしい・・・・と言うことで、真っ先に行ったのですが・・・・・
残念 !!
たどり着いた時がちょうど閉店時間だったのです。
諦めて、この街での次のミッションは、串カツのはしごだったので、その1軒目に入りました。
最初に入りたかった有名店をはじめ目についたところは、混んでいて並ばなくてはなりませんでしたが、たまたまシックなお店を見つけてそこに入りました。
(新世界串カツ 王将俱楽部)
キャベツがこんな風に出てきたので驚きました。
でも意外と美味しかったのです。
美味しくのんびりと頂いていたのですが、ふと、「通天閣は何時まで入場可能なのだろうか。」と思いました。
その場で調べてもらうと、最終入場は19:30だったのです。
なんとあと10分もなかったんじゃなかったかしら。
焦って、「通天閣」に向かいました。
もうお店の写真を撮る時間も惜しくて、帰る時に撮りましたが、もう閉まっていて、シックなお店の雰囲気が伝わらないのではと思います。
↓
串カツの事を書いたので、先に「通天閣」から降りてきた後に行ったお店の事を書きますね。
二軒目は「いっとく」。
ソースの味が違うのか、やはりお店によって微妙に味が違いました。
二軒とも美味しかったです。
大阪の串カツは、パン粉が細かいんだなと思いました。
コロナ禍のせいだと思いますが、ソースの二度付け禁止みたいなこともなく、皆かけるソースの形になっていました。
新世界も看板は派手で、夜の街はキラキラしていました。
そう言えば私、ずっとずっと夜遊びからは遠ざかっていました。
久しぶりの夜の街。
それだけでも、とっても楽しく感じました。
さて「王将倶楽部」でのんびり食べていた私たちは、「通天閣」の最終入場まで、まったく時間がないことに気がついて、バタバタとそこに向かいました。
お店の人にも
「今から行くんですか ?」と驚かれましたが、実はそれが私たち。
こういうのがいつだって付き物なのよね~。
それに今の私は、体重過多に加え、ひざ故障中。それでもセッセと歩きました。
ふと、それなのに、なぜか星子さんが私より後ろに。
そんなことないだろと振り向くと、街の写真を撮っている・・・・・!!
「何をなさっているの !?」と思わず言う私。
でも後から聞くと、それは聞こえてなかったみたいで、次の言葉だけが聞こえたのですって。
「あれを撮っておいて !」と言う言葉。
自分でも撮りたかったけれど、バッグからスマホを出して、そして狙ってと言う時間はないなと思ったので、手にそれを持っている星子さんに頼んだのです。
トップ画像は、星子さんが写した夜の通天閣の風景です。
本当にぎりぎりで目の前で、看板をしまわれそうになりました。
だけど何とかセーフでした。
ハルカス300から見た風景は、確かに爽快でした。その高さに遠く及ばなくても、やはりここから見た風景は、また違った趣があって良かったんです。
なんだか目の高さに街が広がっていくというような感覚でしょうか。
でも中からは、うまく写真が撮れませんでした。と言うのも、窓の前には柵があり、私にはその距離のある窓に近づけて撮るには、少々背が足りなかったのです。
窓にいろいろと写ってしまうというちょっとシュールな絵になってしまいました。
なので次の二枚も星子さんからお借りしました。
(いつも勉強になる彼女の写真・・・)
「通天閣」は、楽しいなと思わせる工夫がいろいろあったと思います。その「いろいろ」と言うほとんどは忘れてしまったのですが、(m(__)m)
忘れられないのがエレベーターの工夫です。
動き出すと、天井に映像が映るんですよ。
なんとビリケンさんが星に。
すると通天閣自体がロケットになって、その星を目指して飛び立つというストーリーになっているんです。
それ自体も確かに面白いのですが、なんとラッキーなことに、その時ぎゅうぎゅうに乗り合わせたのが、学生さんらしき若き男性陣たちで・・・・
おっと、誤解を受けそうなので、先に言いますが、ラッキーだと思ったのは「若き男性陣たち」だからではありませんからね(笑)
要するにノリがめっちゃ良かったんです。
通天閣がロケットになると
「オ~!!」と言い、またカウントダウンが始まると、
「オ~!!」と言う。彼らも皆で「オ~!!」と言う楽しさに気がついてしまったみたいで、
通天閣が宇宙に飛び出すと、またみんなでそれを言う。
思わず「ウフフ」って声に出して笑ってしまいました。
降りる時も、やっぱり映像はあったのですが、乗り合わせた人たちが、上る時の青年たちよりも若干年上じゃないかと思われる女性たちが多かったのです。
みな無表情・無反応で、宇宙に飛び出した通天閣が地上に戻ってくるストーリーではなかったかと思うのですが、あまり面白く感じなかったのです。
(の、割にはひとりでニヤニヤしてたかも。)
そしてささやかな事でも「まあ」「へえ」「わあ」みたいに喜べる人は幸いな人で、そういう人は周りにも幸せを贈れる人なのではないかと、そんな風にも思ったりもしたのでした。