森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

幸せな誕生日☆2025

2025-03-02 02:43:42 | 梢は歌う(日記)

トップ画像は我が家のあんずさん。起きているのか寝ているのかの中途半端な目ですが、幸せな眠りの猫さんの図です。

 

2月最後の日、私は洗濯を干しながら、ふとあることを思い出し夫に言いました。

 

1月、いきなり衰弱が始まった義母が、「何でこんなことに。」とボヤいていました。

それを「だってそう言う年齢だし。」とは言いませんよね、普通は。時々答えを見つけるのに困る質問ってあるじゃないですか。

だけど私は言いました。

「それは1月が、お義母さんの誕生月だからよ。我が家では昔から、母が『誕生日月は油断しないで気をつけろ。』言っていましたよ。」

事故とかからも気をつけなくちゃいけないわけですが、何となく体調が悪くなったりするのも誕生日月が多いと言うのが、私の母の理論なのです。

実際にも子供の時、母が誕生日会用のご飯を作り、祖母までも夕食時に遊びに来たと言うのに、肝心の私は寝込んでいた時がありました。そんな私に仕方がないよと言いながら、祖母も母と同じことを私に言いました。

これって、我が家伝統の考え方なのかもしれません。

だからその事を義母に言うのってどうなんだろうかと思いつつ、1月から急激に弱った義母に返す言葉を失って、私はそれを言いました。

すると義母は、「ああそう言うよね。そうか、そうなんだね。」と納得してくれたのでした。

「そう言う」と言う言葉にも、少々驚きましたが、そんな返しに義母が納得してくれた事が、何となく嬉しく思ったのでした。

 

という事を、夫に話す私。

すると夫も、私の話を否定せずに「俺も誕生月は何となく調子が悪い。」と言いました。

 

すると2月は、確かに楽しいことも多くあったけれど、全体的に不調でした。

トドメはコロナにかかると言う、なんか悔しいシメでもあったように思います。

コロナの話、どこにも書きこんでなかったかしら。

コロナ体験記の話は、また今度(笑)

 

実は2月と言う短いけれど1年で一番寒いこの月が、意外と好きです。

それでも気をつけなくちゃならない誕生月という視点で見たら、「ああ、行った行った。バイバーイ。」と言う気持ちにもなりますよ。

 

さあ、もう3月だ。復活するぞ。春も近い。



下の囲みは、昨年の誕生日の投稿です。

 
幸せな誕生日
2月1日、また歳を一つ重ねました。 下の囲みは昨年の2月2日に投稿したものです。昨年2023年の誕生日は病院で迎えました。最悪だと思いましたが、いつも通り姉妹から......
 



これと言って何もない一日。だけど、やっぱり姉妹たちからのラインが入り、そして今年は姉が母の「おめでとう」と言っている動画を撮って送ってくれました。

なんかすごく嬉しかったです。

母からのおめでとうコール。電話の嫌いな母が、頑張って贈り続けてきてくれた電話でした。ずっと当たり前のように感じていた誕生日のいつもの光景でした。

でも「当たり前の誕生日のいつもの光景」ではなくなってしまいました。

失ってから気がつくものって、てんこ盛りでたくさんあると思います。これもその一つ。

だから姉のその配慮がとっても嬉しくて、スマホカメラに向かって「おめでとう」と言ってくれている母の姿が、とっても愛おしく感じたのでした。

 

友達からのラインと夫からのおめでとうの言葉で、私は満足。幸せな誕生日を今年も迎えることが出来ました。

 

 確かにちょっと美味しいランチを頂いたけれど、これって別に誕生日だからじゃなくて、夫との普通のランチ。

いやぁ、もう、誕生日だからってお気遣いなく。

勝手に自分でお祝いしときますから。そっちの方が怖いかも(笑)

 

下の囲みは昨年の2月8日の事を書いた記事です。

しみじみとしみじみと思います。

あの時、「白寿」をお祝いしといて、本当に良かったと。

百歳のお誕生日会は、たぶん出来そうもありませんから。

 

 
99歳の義母と私の誕生日会
そりゃ、あなたね、自分の母親にだって言いたいことはいっぱいあるのですから、ましては元は他人で、言っては何だけれど、うちの母より数倍気が強くて自分中心で、自分偉いの(言いたい放......
 

・・・


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