・「尾道ラーメンを食べたからって尾道に来たことにはならないだろう」の続きです。
その記事は、書きながら思ったことですが、分かり辛かったと思います。
つまり尾道に来たら、やはり猫の道のような狭い道を歩かせることは観光の一つのスポットだと思うと言いながら、私自身は横浜の実家周辺を散歩することでそこは補完すると言ってしまっているからです。
しかしながら、お友達はそうとうの不満足を感じたようです。
だけどやたら観光客に狭い道をウロウロ歩かれても迷惑な事よねと私は思いましたが、友達は、それが観光地の宿命よなどと言います。やはりちょっとそれは違うと思いますが、だけど千光寺登山口から登っていくのなら、それは誰にも迷惑を掛けない歩く道ですよね。それから後から調べたのですが、尾道には「猫の細道」と呼ばれているところもちゃんとあるそうですね。
私は足も痛いし、出来る限り無理をしないで済むならばと思っていました。だから私はロープウェイで登って、彼女は歩きでも良かったのですよね。
結局、前の記事に書いた事を分かりやすく書き直しているだけなのですが、このツアーではロープウエイは使わない企画でした。そしてバスは千光寺公園の駐車場に止められました。でもそこから展望台に行くには、相当の無理が生じたのです。
でも私頑張りましたよ。確かに痛い。だけどそれだけだから。記憶に残るのは痛かった思い出ではなくて、観光地の風景と頑張った記憶のみですから。
だけど同じ頑張るのなら、千光寺も展望台も両方行きたかったです。
ぐるっとただ周って、だいたい45分くらいと添乗員さんが言いました。そしてここの滞在時間が50分・・・・あったけ ?
遠くの風景を見たり、写真撮ってはしゃいだり、それはその45分には含まれていないのですよね。
そして彼女は言ったのです。
「どちらか一つで良いのではないですか。」と。
近頃ボーっとしていて、あまり深く何事も考えていない私。
それを聞いて「はぁ、そうですか。」と思ってしまいました。
映画好き・ドラマ好きだったら、千光寺を選ぶべきだったと深く反省しています。それも後から。
それでもバスの中で、ついつい呟いてしまいました。
「尾道ラーメンを食べさせたからって尾道観光をさせた事にはならないよね。」と。
一番詳しかったのは尾道ラーメンのお店でいたから。しかも気の毒なことに(気の毒だったのは私たちか。)彼女が言っていたお店は定休日ではなく、悉く臨時休業していたのです。
ちょっとこの場所に思い入れが強かったこともあり、自分のリサーチ不足を棚に上げて、85%の満足で終わってしまったように思います。
この後のスケジュールを思ったら、この近所のバスパックツアー並みの時間割は仕方がなかったのだと思いますが、時間があったら、もっと海沿いの風景を楽しみたかったかもしれません。
以下は85%の満足度でも、綺麗だなと感動しながら撮っていた風景の写真日記です。
展望台に行く途中に「俳句広場」と言うところがあって、そこで写した風景です。
ここからの風景でも良いじゃないと言うところなんだけれど、やっぱり人は目的地があると、そこに向かいたくなる習性があるのよね、きっと。
そしてやっぱり、展望台から見た風景の方がずっと素敵だったかな。
こんな風にブログ記事に画像をアップしていたら、満足度が93%に上がったような気がしました。