森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

たまには指を折って文字を数えてみた その7《月の光に》

2023-09-01 02:48:23 | 詩、小説

8月31日の月は、スーパームーンでブルームーン。

朝、友人がラインで教えてくれました。

で、その日の夕方、姉妹たちにそのことを伝え、「今日は月を見よう。」と私は言いました・・・・・・が、自分は足がずきずきと痛くて、気持ちが沈みカーテンを開けてベランダに出る気持ちにもなれずゴロゴロとお布団に転がっていました。

いかなる時間でも、ベランダに出ると猫たちがもれなくついてくるのも、今は何となくうっとしくも感じていたからです。

だけど嬉しいことに名都さんが画像を送ってくれました。

青く光り輝く月はクールビューティ。

月には何にも感情などないはずなのに、なんでか自分を映す鏡のように感じたりするのはなぜなのでしょうか。

または友のように語り掛けたりする詩人の気持ちに共鳴したり、さらには月の語る物語に耳を澄ましてみたくなるのです。

まるでアンゼルセンの「絵のない絵本」のように。

 

えっ、そんなことは全くないって !?

 

ふと思いました。

無機質で何も語らない月の輝きを愛する人は、月のクレーターまでがキラキラと光り輝いている写真を好み、月の話に耳を傾けるような人は、青く光る球体の写真を愛するのではないかと。

私は後者。

雲間の月や、森の向こうに浮かぶ月の写真が好きです。

 

そしてまた湿気を多く含む夏の夜の空気は、特別な空気感があるような気がします。

きっと「何かが道をやって来る」、そんな感じがしますよね。

少女だった昔では、そんな感覚はワクワクに近いものがあったかもしれませんが、人生の秋の道を歩き始めた者には違う感覚に捉われます。

※      ※     ※

 

月見てもなんでか悲し 

星見てもやっぱり寂し 晩夏の夜空

 

 

※      ※      ※

 

えっ!?

2023年はあと4か月しかないのですって。

知ってた ?

 

 

 


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