我が家の猫のあんずさん。すぐに冷蔵庫の上に上がってかまってちゃんアピールをするのですが、意外とそれが鬱陶しい。それで、
「馬鹿と煙は高い所に・・・・」と言いかけて、そう言えば「相棒」の感想を書いてなかったなと思いだしました。
先週はリアルタイムでは視聴できず、遅れてでしたので感想も遅れてと思っていましたが、とうとう1週遅れになってしまいました。なので続けて書く予定です。
一歩家を出たならば、世界はコロナの恐怖が蔓延しつつあると言うのに、それでも私はドラマの感想などを書くのだなと思いつつ・・・・・。
思わず「それでも私はリンゴの木を植える」と言う、「感染列島」のセリフを思い出しました。だけどあの映画イマイチだったんだけれど、なんだか今の日本のこの状況を想うと、イマイチには思えなくなってきました。
と、その話はイイから、早く本文に行けってところですね。
まあね。
陣川君があの居酒屋「あおびょうたん」の理沙に熱をあげていたから、「ああ、彼女が犯人なのね。」ぐらいの事は思ってしまいましたよねぇ。
でもお話自体は面白かったです。(殺人事件が絡むのに『面白かった』もどうかと細かい事に拘りだしたら、果てしなく・・・・)
被害者家族がいて、加害者家族がいて、そしてそれが冤罪の家族だったとしたら・・・・・。
よくあるちょっとお気楽なサスペンスでは、時々殺人の動機を疑ってしまうものがあるけれど、これは復讐の想いが抑えがたくってのが分かるなと感じてしまいました。(だからと言っても殺人肯定と言うわけではないけれどね。)
伝説の窃盗犯けむり。本当のけむり、重蔵にとってランドセルの領収書を取っておいた意味と言うエピソードは良かったですね。誰かに喜ばれ感謝される歓びを知ったけむり。
日陰の道を生きてきた彼と、いわばその弟子であった理沙に、この先は光の中で堂々と生きて行って欲しいものですね。だけどその道を陣川君はともには歩けない事ですね。
まあ、彼が刑事である限りダメですよね。
どちらにしても、もし彼女が、「プロポーズしてくれた時、嬉しかった。本当は今でも好きなんです。」と自分のエゴを前面に出して言ったとしたら、それでも陣川君は刑事を止めて彼女を支えようとするくらいの覚悟の愛があるのだろうかと、ちょっと疑問にも思ってしまって、やっぱり予定通りのなるようになったお話だなと、そこは思ってしまいました。
「タイプではなかった。」と言ったのは、彼女の優しさ。それを本当は気が付いていながら、「フラれた~」とか言って酔いつぶれる・・・・・・。
なんかズルいな・・・・・・・って、今思ったぞ。
加えて、ちょっと見ていた時にふと思ってしまったのですが、シリーズが長いと、どうしても加齢と言う問題が生じてくるじゃないですか。「惚れる→フラれる」と言うパターンが、このシリーズなんだけれども、もう陣川君も青年期の終わりって言うのにも無理があるように思えて、ちょっと痛々しい。彼は顔も良いし、ガタイも良いじゃない。だからフラれキャラの良い人が似合わなくなってきたような気がしてしまったのですよね。もちろん個人の感想です。
私的願望ですが、彼はいきなり見合い結婚でキメテ、そしてチョー愛妻家の恐妻家ってキャラ変したら、面白いような気がしたのです。まあ、遠吠えの妄想です♪
と言うわけで、また数時間後に更新するかもです。