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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒19 最終話「暗殺者への招待~宣戦布告」

2021-03-18 02:02:39 | ドラマ(相棒)

「相棒」、最終回でした。「相棒」が終わると、ひとつの季節が終わったような気がします。

画像は、はなもも。ひとつの季節が終わっても次の季節が始まって・・・・。

 

☆         ☆        ☆

ラストのラストが、そうとうヤバかったですね。

官房長官の鶴田の「警視庁の杉下右京と冠城亘。消し去りたいねぇ・・・あの二人。」「いや、そうじゃない。警視庁からじゃないよ。」という電話のやり取り。

自らの手は汚さずに暗殺までやってのけちゃう、鶴田は本当に怖いです。

かなり以前(になってしまいましたが)は、警察庁長官官房室長だった小野田さんが、「相棒」のラスボスになるのだと思っていた頃がありました。小野田は右京の良き理解者だったけれど、二人の正義がぶつかり合って、最後は彼が最大の敵になるのかと。だけどそうなる前に消えて行ってしまった小野田官房室長。小野田さんは人気も高かったので、もしもそうなったら、そうとう心はザワザワしちゃったと思うのです。

で、今回の内閣官房長官の鶴田は、真っ黒クロスケ。

宣戦布告は彼に対してだったのですね。彼は「権力はかくありたい」なんてのたまうやつだし、税金の10億をまるで自分のお金のような事を言うし、微塵も同情する余地なし何で、やっつけちゃいましょうと思えますよね。

冠城亘も鶴田を訪れた時、はっきりと

「我々 喧嘩 売りに来ているもんで、」っていうじゃないですか。

あそこ、カッコ良かったですね。

今シーズンで、たぶん一番好感度を上げたのは内村刑事部長だったのではないかしら。

ずっと敵対関係だったのに、頭を打ってまともな正義の人になり、特命の味方に変わった彼。

なんだか揃って来たなぁって感じちゃうんです。

特命が宣戦布告して、そして敵が命にかかわるような恐ろしい事を言って次のシーズンにつづく。

「相棒」も次のシーズンで「20」ですから、いつ特別な秋が来てしまっても不思議はない事だと、心の奥底ではちょっと思ってしまっている私がいるのです。

だけど、

確かに、そうとうヤバイ。だけどなんだかワクワクします。来シーズンがまたも楽しみになってきました。

なんだかまとめのような事を書きましたが、感想はもう少し続きます。

Twitterでの「相棒」の公式さんが、後編の為に相関図を出してくれたのでお借りしました。

あると分かりやすいですね。

つづきの感想は、この相関図の下からです。

 

この物語の前編である19話の感想は→「相棒19 第19話「暗殺者への招待」」なのですが、

今回の最終話を見ていて、思わず「しまった~!」と思いました。あの「ねっとで・・・」の手紙の件は、19話の感想の中で書いてはいけなかったのかも知れません。凄く丁寧に答え合わせをしていたので、ちょっと驚きました。

もうちょっと簡単で良かったような気がします。気になっていたのは、やっぱりそんな簡単な事に、(私でも蒔子にもわかる程度)、あの女弁護士が気がつかないわけがないと言う事だったので、ちょっとそこのからくりは思っていた通りだったのですっきりしました。(いくらなんでも19話の感想には書いてません^^)

その19話の感想の中で

>口頭伝播で誰が河西逮捕に横やりが入れたのかが分かってしまったくだりは、「流石~!」となんだか感心してしまいました。

この部分、裏がありましたね。「流石~!」と思いつつ、鑓鞍はフェイク黒幕だと思っていたので、首を傾げていたんです。黒幕は絶対に鶴田だと思っていました。(顔つきで(^_^;))

鶴田が鑓鞍との会話を引用したのが、衣笠の印象に残ったのですね。

印象と言えば麗音の怒りと嘆きは凄く良かったですね。その持って行き場のない気持ちをしっかりと受け止める社も、カッコいい女上司だと思いました。

お金の受け取り方法も感心したのですが、私何かはずぼらなので、こんな方法嫌だなと思ったりもしたのですが、それが為替詐欺の疑い濃厚じゃ、本当に嫌なやつらですよね。

そうならないように右京さんが守ったてくれてホッとしました。

 

私は本当に殺し屋なんか来るのかと思っていたのですが、来ましたね。それも下手をしたら事故死扱いにもなりかねない方法で。

でもあのおばさん、なんか怪しいなと思ってしまいましたよね。

あの方、前にも見たようなと・・・・・・今ずっと調べてしまいました。

「怪しいな」と思うのは正しい事だったのだと思いました。なぜなら前は騙されちゃったから。

彼女は「相棒 season13第17話「妹よ」」に出てくる牧田冬美(人材会社「ゴールド・サーチ」の清掃員)で、松本海希さんと言う方なんですね。

だけどあの殺害方法は、ボディガードの人が意地でも会社のルールを守っていたら、無理だったわけで・・・・・・

と言っても、河西が死んだの後に、あんなに死体が並ぶとは思っていなかったので、吃驚しました。

 

けっこう子供も見る「相棒」なんで、写し方やカメラなんかも明るい感じなんだけれど、今回はかなり怖いお話だったと思います。

復讐を果たした静は、一人静かにほくそえんでいました。

蒔子はひとりでまた仮想空間に入り込んでいました。

部屋の中で、息子の仏前の前で、空を見上げるかのように上を見る蒔子。

きっと蒔子は、ゆっくりとビルを降りてくる幸矢を見守っているのかもしれません。

それとも空からじっと母を見つめる幸矢と語り合っていたのでしょうか。

そう思ったら、じわっと瞼がぬれました。

このお母さんのシーンだけは、ホッと出来ました。

☆         ☆       ☆

今シーズンも全話、感想を書くことが出来ました。

いつも「相棒」の感想をお読みくださりありがとうございました。

「相棒」クラスタの皆様、また秋になったらお会いしましょう。

いやいやいや、そうでない時も、又ぜひお越しくだされば嬉しく思います。m(__)m

 

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逃げてしまった如月姫

2021-03-17 12:29:25 | 梢は歌う(日記)

今、これを書いている私は、陽気も暖かい日もあったりして、気持ちも少し軽やかになっています。

だけど2月のある日の私は、下書きに残していた《2月19日のメモ》によれば、

『おとといピアノのお稽古に行き、そこで先生に

「いかがお過ごしですか。」と聞かれたので、

「なんだか時間の使い方が下手なのか、毎日があっという間に過ぎていき、まるで幻のようです。その幻のような毎日を、ちっとも捕まえる事が出来なくて、・・・・ああ、こういうのをボーっと生きているっていうのでしょうね。」と言いました。

その日の夕方、友人宅にちょっと用があって立ち寄ると、お茶を出していただきました。

「あんた、最近どうよ。」と言うので

「仕事が激減したんだけどね、ずっとお仕事ばかりしていたと言う時代が長かったから、なんだかこう、ヤル気も失せちゃってるんだよね。特に家事が嫌でさ。

ほらあれよ。映画などでよく描かれる水商売の女の人が、下着姿で立膝でタバコを吸っている時のその前にある全く片付いていないテーブルが、今の家の状況だな。」

分かりやすいのか、分かり辛いのか、そこがやっぱり分からないと言う会話でも、友は慣れているのか、普通にお話は続いていくのでした。』

その時友は言いました。

「明日でも明後日でもそれは出来ると思うから、今、ヤル気が起きないんだよ。分かるよ。」と。

「分かるよ。」と言う友、良い友だちだな。今、しみじみ~。

そんなこんなの2月はそんな感じの毎日でした。

 

下の囲みは昨年の3月7日に投稿したものです。

2月のおまとめ日記を、昨年の記事を習いながらとりあえず書いておこうと思います。

 

 
逃げたか、2月 !
3月も7日も過ぎようとしていますので、そろそろ2月のおまとめ記事を書いておこうと思います。2月はだいたい仕事的にはある種のヤマ場で、とにかくつべこべ言わずに目の前の仕事上の事を......
 

 

 また一つ歳を取りました。

その記事は→こちらです。「幸せを感じた2月のある日」

 2月に見た映画。

その記事は→こちらです。「2月に見た映画【近未来二番館】のお知らせ」

その記事内でも書きましたが、映画の感想記事を1月分と合わせて21記事書いていました。

ボーっとしていても、何かしらはやっているのです。

 お芝居

WOWOWで録画してあるものを、ちっとも見ないし、ちょっと決着付けて行かないとと思っています。2月は何もなかったなと思ってしまいましたが、ありました !!

大切な事を書き忘れる所でした。

映画館のスクリーンで見たわけですが、ずっと見たかった「エンドレス・ショック」を観たのでした。

その感想は→こちらです。「映画版「ENDLESS SHOCK」を見てきました。」

 

 ドラマ

感想を書いたのは、「ミセス・アメリカ~時代に挑んだ女たち~」

大河ドラマ「麒麟がくる」が終わってしまって 、少々ロスになっています。録画は見たら消しとかないと、夫に嫌な顔をされるので消していますが、最終回と総集編のラスト回が消す事が出来ずに、今だ残っています。もう一回ぐらい見て、しみじみとしたいです。

「青天を衝く」も楽しみに見ています。

 

 お出掛けらしきものはないのです。やはり自粛期間中ですから。

昨年の2月は、まだ「コロナ、なんかジワジワ迫って来たね。」と言う対岸の火事状態で、マスク&アルコール除菌シート持参で出掛けてはいましたが、緊迫感が乏しかったころで、その頃行った東京散歩の谷中はとっても楽しかったです。

それを思うと寂しい限りです。

だけどお散歩には行きました。誘ってくれる方がいると言うのは、ありがたい事ですね。

その記事は→こちらです。「2月の散歩は梅まつりだった。」

因みにまったく載せる事が出来なかった2月の「こんぶくろ池」はこんな感じでした。

  

 近くの街を見直してみる

(と、言っても、今は過度にウロウロするのはどうかと思いますが。)

1月に「キネマ旬報シアター」に行った時に、なんだか柏って、しばらく来てない間に、また楽しい街になっていたなあと思いました。本当に柏駅周辺に行く用が無くなって、数年行ってなかったから。いや、映画館には行ってましたよ。でもそこには姑と行っていたので、行ってもとんぼ返りだったのです。以前は野田市の森のある風景にとり憑かれて、そちらの街をウロウロしていましたが、また「東葛地域」を探索していくと言うのも楽しいなと思いました。

それにこれは2月の日記ではなく、今思っている事なのですが、この地域の素人民俗学的探索と言うものに拘ってみたいかなと思い始めているんです。

2月のお出掛けは、お散歩と映画に行くぐらいだったのですが、5日の日は同じ映画館で2本はしごをしました。午前中に見たのは「聖なる犯罪者」で、ひとりで見ました。その時間、星子さんは病院タイム。凄く混んでいて、ランチの時間には間に合いませんでした。それで一人ランチです。

映画館前の喫茶店で。

昔ながらの喫茶店と言う感じで、また来たいお店でした。

えっとね、私が一番ダメなレポートは、お店の名前とかで即記憶喪失です。今度はGOODなお店は店名メモしておきますね。

で、その後、星子さんと落ち合って、無事に二本目の「羊飼いと風船」を見たのです。その後はお茶ぐらい飲んで帰ろうと言う事になりました。

ついでにおやつもと思って、よくメニューを見もしないで頼んでしまったら

 ちょっと眩暈がしました。全部は食べられなかったのですが、美味しくて絶対に又来ようと思いました。このお店の話を他の方にしていて、私が「えーと、え~と、店名は何だっけなぁ。」と言っていても、友だちは皆知っていて、江ノ島の方にもある有名なお店なんですってね。

あっ、そうそう。ここは検索すれば簡単なので、今ちゃんと調べました。「Eggs 'n Things Coffee」でした。

 

 他に何もないなと思いましたが、こんな時はフォトを見ると、買い物のついでに夫と食事に行ったり、半日で帰って来たルート君と食事に行ったりと、それはそれで楽しかったのでした。

 

やはり日記というものは、それなりに必要なのかも知れませんね。

こんな風に書いて見ると、2月の毎日はそれなりに楽しかったようにしか思えません。何を落ち込んでいたかといえば、やっぱりお仕事激減ではないかと思います。

ところが、今日は仕事だなあと思うと、なんだか朝から憂鬱です。

なんだ、その矛盾は!?

したいのかしたくないのか、自分でもさっぱり分かりません。

そして人間とは矛盾で構築された生き物なんだと、いつもの結論に至るわけなのです。

 

暖かさに押されて3月は、気持ちも軽いので毎日が楽しいです。

3月の後半も張り切っていきたいと思います。

 

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2月の散歩は梅まつりだった。

2021-03-15 19:02:54 | お散歩&写真日記

3月に入って、いつもの公園の梅林に行くと、「豊後」と言うピンクの梅が満開になっていました。これでこの梅の季節も最後を迎えたのだと思いました。

先日友人と、いつも行く街の中の森「こんぶくろ池」を訪れた時、

「昨年の緊急自粛宣言の頃、どれだけキンランとギンランに励まされ続けたか分からない事だね。」と話し合いました。

花は季節が来たから咲いただけ。

だけどそれを見守り続ける私たちは、なにげに花から元気や癒しと言うプレゼントをもらい続けているような気がします。

1月16日の梅は

 

まだこんな感じだったのですね。

2月7日の梅は

分かり辛いと思いますが、かなり花は咲いています。またこの日は日曜日だったので、人も多かったです。7日の日は夫とお散歩。「人が多くて驚いた。」と夫が言うので、私たちもその中のひとりだから、何も言えないねと言いました。いわゆる自粛疲れと言うやつですね。でもこれで感染したら、よっぽどの何かですよ。多くの人はちゃんと注意していましたから。ただ私も思いました。人と人の間を縫うように走っていく子供には、やはりマスクは必要ではないのかと。

人が多いと怖いと思うのは、今の時代は正しい考え方だと思います。やはり多くの人の中には、意識が低い人が紛れているからです。

同じ2月7日でも場所が違う日当たりが良い所は、こんなにも満開でした。(4600歩)

2月12日。

(たぶん歯医者の帰り)ひとりでぐるりと回ってきました。(6032歩)

2月16日。(6865歩)

またも歯医者の帰り。友達と突然に待ち合わせをして行ってきました。

 

2月20日。(夫と。5365歩)

紅梅も白梅も満開です。

違う場所の梅林。紅梅が満開です。

そしてやっぱりここでも、ピンクの梅が咲き始めていました。

そして2月21日。

(日曜日だったけれど星子さんと。12698歩。)

梅の花をどこかに見に行ったわけではありませんでしたが、どこまで咲いたかなと見に行くことに楽しみがありました。

 

そして梅の季節は終わりました。

次は、やっぱり桜かな~。

ラスト画像は、近所の畑の中の梅です。

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幸せを感じた2月のある日

2021-03-13 17:41:30 | 梢は歌う(日記)

3月も半ばになってしまいますが、2月のおまとめ日記を書いておきたいなと思っているので、書ききれていない2月の日記などを書いておこうと思います。

また下の囲みは昨年の2月2日に投稿したものです。 だいたい自分の親からの電話に「お」をつける辺りから怪しいと言うものですが、今年も2月1日に、「もういいよ。」と思っても、また年を取りました。

続きは囲みの下からです。

 

 
お約束の電話
画像は、袋があれば必ず入ると言う「お約束の猫」です。※        ※朝、お茶を飲んでいたら、ふと母の声が頭の中で蘇ってきました。「花ちゃん、今日は誕生日でしょ。だか......
 


1日の朝、洗濯機を回していたら、家の電話が鳴りました。私はゼェゼェと言いながら走っていき受話器を取りました。出てみると、それは姉の蝶子さんで、思わず私は

「何だ、お姉ちゃんか。」と言ってしまいました。

もちろん 「何だとは何だ。」とお約束の切り返しが来ました。

「だって、お母さんからだと思ったから、広い家の中走って来ちゃったよ。」と憎まれ口で返す私。

別に広くはないけれど、10歩以上はありますからね。

だけど私は言いました。

「だって、お母さんから、いつも電話が朝一番にあるのに、今日はないのよ。電話が鳴れば、お母さんからだと思うじゃないのよ。なんか、忘れちゃったのかしら。なんだか心配・・・・・。」

蝶子さんも気になって母に言いに行くと(二世帯住宅なので) 母は私の誕生日をちゃんと覚えていました。ただ電話をする事を躊躇っていたのでした。

ちょっと耳が悪い母。電話が苦手です。それでも今まではちゃんとくれたのになと思うと寂しく感じたのです。 とうとう、そんな時代が来てしまったのかと思えたからです。

その後は姉妹たちからラインでおめでとうのメールがたくさん入って、私は幸せでした。

 

☆       ☆       ☆

その日はお友達とランチでした。

先日星子さんと久しぶりに柏に行って、なかなか楽しかったので、またほかのお友達とも来てみたのです。

ところが、先日星子さんと言ったお店は、なんと2種類しかないパスタの一つが欠品で、他のメニューの中にもお友達たちの食べられるものがありませんでした。

この時私は思いました。

私って、本当に好き嫌いが少ない人なんだなぁと。

お店に入って、食べられるものがなくて迷うなんて事は、ほとんどない事だからです。

このまま出ようかと言う意見も出ましたが、お水もお絞りも持ってきてもらった後だと、出にくいと言う小心者の集まり。

で頂いたのが、食事の前のデザートで、(^_^;) 豆乳モンブランでした。

美味しかったです。

そしてその後は、どこに行こうかと思いながらお店の外に出てみると、なんと隣のお店が手ごろなお値段で(ほぼケーキセットと同じ)、美味しそうなメニューの看板が出ていました。

楽しいお喋りの時間を持ち、帰る時間になったのでしたが、私はある雑貨屋さんにどうしても行きたいのだと彼女たちに告げました。

あまり言いたくはなかったのでしたが、そこは誕生日の一日だけ20%オフになるのです。

あまり言いたくなかったのは、別に歳を取る事が恥ずかしいとか言うのではなくて、気を使わせたくなかったからです。ただ20%オフの事を言うのに、やっぱりその部分を告げないわけにもいかず言いました。

「そうだったんだ~、おめでとう~。」と友だちは言ってくれて、なんだか私は幸せな気持ちになりました。

 

帰る時にそのお友達がケーキを買ってくれました。

一日で2個もケーキを食べているのでは、永久に痩せないと思います(^_^;)(^_^;)

だけど私は嬉しくて、彼女たちの誕生日も忘れないようにしようと心に誓いました。

 

雑貨屋さんでは、以前から欲しかった新しいどんぶりを買いました。

 

誕生日の記事なので、この日の出来事ではないのですが

同じサークルのお友達が、やはり誕生日ケーキをわざわざ買いに行って、お茶の時間を持ってくれました。

また近い別の日、バイト先の終わりの時間、外で星子さんが待っていてプレゼントをくれました。最近、神経質な私はやたらと手を消毒しているので、マニュキュアが落ちて仕方がないと嘆いていた事を忘れずに、けっこう落ちずに頑張ると言うマニュキュアを買ってきてくれたのです。

 

家に来ている子供からお手紙を貰ったりもして、なんだか最高に素敵な一日でした。

こんな風に書くと、私はいつもこんなささやかな幸せに包まれている幸せな人みたいに思うと思うのです。

だけどたいがいの私の誕生日のその日は、母からの電話、姉妹たちのライン、「今日は何の日だか覚えてる ?」と脅迫して聞きだす夫からの「おめでとう。」と、そんなもので終わるのが常なんです。

今年は夫からもプレゼントがあって、それが3月になってから届きました。

 

なんか書いていて、ちょっとドキドキしてきました。小心者の小市民なので、良い事が続くと怖くなるのです。

たくさんいい事がある時もあれば、何もない時もある、ただそれだけー。

 

だけどこの日は本当に嬉しかったのです。

夕方母から電話がありました。

電話を躊躇っていた母が、気持ちを奮い立たせて電話をくれたのです。

「あっ、お母さん。電話くれたんだ。」

「うん。お母さんね、電話ダメなんだ。」

「うん。知ってるよ。だけどくれたんだ。」

「うん。した。」

もう、誕生日に母からは電話がかかってくる事はないと思います。

 

2月1日は、母の二人目の子供の出産記念日。

お母さん、私を産んでくれてありがとう。

私は幸せです。

 

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あれから10年

2021-03-12 01:29:30 | 梢は歌う(日記)

こんばんは。

私は猫のももです。

私は2011年の5月にママの家にやってきました。

「こんな時に、新しい家族を迎えるのはどうなんだろうか。」と、ちょっとだけママもパパも考えたみたいですが、それでも時期を選ばず私はkiriyの家の住人になりました。

私が来るときも、大きな余震があって、ホームセンターの天井が鐘を鳴らすような音を立てて揺れ、ママはパパの横で震えていたのでした。

 

2011年の大きな地震から10年が経ちました。

皆様の10年はいかがでしたでしょうか。

私は2020年の8月に10歳を迎える事が出来ました。

だけど同じ年の12月10日に、私は猫の楽園の住人になりました。

たった10年さえ、ママの家にいる事は叶わなかったのです。

立てなくなった私に、

「ももちゃん !

2021年はきっと良い年になるよ。だから一緒に新しい年を見ようよ。」と、ママは泣きながら私に言いました。

だけど苦しむ私に、最後は口をつぐんだのです。

 

ママはある時、私とあんずの為に大きなキャリーバッグを二つ買いました。それは肩から下げる事も出来るものでした。なぜ大きなものを買ったかと言うと、その頃の私は、ちょっとおデブな猫だったからです。ママはそれを買うと、かなりホッとした顔をしました。

この地域で猫さえ連れての避難となれば、かなりの大きさの災害です。いざという時にはどうなるか分からない事ですが、それでもその逃げる手段の物がある事は大事な事だと、ママは言いました。2011年という年に、私を迎えたママの心の中には、ずっとその事が「気になる案件」としてあったのでした。

だけどそのキャリーバッグは、あっという間に小さくなってしまった私の、病院通いのために使われたのでした。

ところで私は2015年3月11日に「2011年を生きた猫たちへ」

と言う記事でも、お話を聞いていただきました。

それはkiriyのおうちの2011年から2015年の4年間の小さな「わが家の歴史」みたいにもなっていて、ママは時々読み返すみたいです。だけど必ず約束のように泣くのです。それは、その記事に生き延びたのにゲンパツのせいで、家族と引き離されてしまった猫と犬の話が載っているからです。

その記事の中でママは言いました。

>あの時、命絶たれてしまった者の無念さはいかばかりか知る術もない事ですが、残された者たちにはそれぞれの4年間がありました。

あの時と言う点があり、そこから今と言う点に線でつなぎ、その線を覚えていくのだとママが言います。

「ママ !!

その線を覚えていますか ?」

 

こんばんは。

私は猫のももです。

2010年に生まれて2011年にこの家にやってきました。

そして2020年にこの家から去り、今では「猫の楽園」の住人です。

だけどママ、私はその線の中に確かにいましたよ。

パパにもママにも、ルートお兄ちゃんにも、「支えてくれてありがとう。」と感謝されながら、確かにそこにいたのです。

 

☆    ☆    ☆

大丈夫だよ!!

ももちゃん。

ありがとう。

ママは忘れないからね。

あの日の事も、あの日からの事も。

そしてももちゃんも。

 

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3月10日の日記

2021-03-11 03:13:22 | 梢は歌う(日記)

ひとつ前の「相棒」の感想と、あまり間が空いていません。
よろしかったら、そちらの記事もよろしくお願いいたします。

相棒19 第19話「暗殺者への招待」

一番下にある囲みは、昨年の3月10日に投稿したものです。

いつの頃からか、私は「3.11」を思い出すときに、必ず「3.10」の東京大空襲の事も思い出すようになりました。思い出すと言っても、その記憶ではなく「あった」と言う歴史の中の事実を、忘れないようと思い出しているのです。

囲み中の記事内にある事ですが、ある方の戦争体験が印象的で、お元気なうちに私たちや子供たちに伝えてもらいたいものだと思っています。他の方も思っていて、今年中にその話が少し進んだらいいなと思っています。

先日、その方々と集まる機会があって、少々その企画の事を、具体性のない話としてですが振ってみました。その時、「他の方」と書いた方ですが、その人が80歳になったばかりの人に、「Aさんもね。」と言ったので、「それは無理な話だと思うけれどな。」と私は小さな声で言いました。その人は煩そうに「そんな事ないわよ。」と言ったような気がしました。

するとAさんは「俺は4歳くらいだったから、覚えていないよ。」と即答され、私はちょっと「だからさぁ」と思いました。

お年を召している方に出会うと、皆かなりの過去を生きていると思うのは、陥りやすい間違いですよね。

私は87歳の母の歴史が基準です。戦争の時、母は学童疎開に行っていたのです。

年齢を伺って、母の基準を当てはめると、おおよそどのぐらいの時代を生きたのかが見えてくると言うものですね。

基準と言うものは、けっこう大事な事ですね。

今日はバイトの日。

「3月10日、今日は何の日 ?」と言うのを中学二年生の子供たちに振ってみましたが、誰も答えられませんでした。

仕事柄、単なるトレビアで終わらせるわけには行きません。社会科のなんたらかんたらと、話は続いたわけですが、悲しい事に「3.11」があるから「3.10」は覚えやすくなってしまったのです。

だけど終戦間近の日本で、どんなことがあったのか、その流れを覚える基準にもなるのだと、私は言いました。仕事柄、そこに結び付けなければいけないかなと思ったからですが、最後に本当に言いたかった事を言いました。

「これは、もうあなたたちのおばあさんの時代ではなくて、その前のひいおばあさんの時代にあった事です。その時、そんな大変な事があったのですよ。覚えておきましょうね。」と。

  ☆      ☆       ☆

記事タイトルを「日記」と書いたので。

今日、お友達とランチ。

 

お食事は美味しくて、お店の雰囲気も良かったのですが、珈琲が「どうしたのかな」と思うくらい美味しくなかったのが残念でした。

またお友達の終わりのない孫の話攻撃で、私は心がドヨヨーンと重くなり、その帰りに星子さんの家に寄り、美味しい珈琲とお喋りでいろいろと復活させて帰ってきました。

最後の珈琲が美味しいって、大事な事だと思います。

 

 
東京大空襲から75年の今日は。
マンションのサークルに二つ参加しています。ひとつはマンションの花壇にお花を咲かせるグループ。ずっとやっていた園芸のグループが止めてしまうと言うので、マンションの敷地が草ボーボー......
 

 

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相棒19 第19話「暗殺者への招待」

2021-03-11 00:40:13 | ドラマ(相棒)
なんだかんだと、なんと次週は最終回。
「最終回スペシャル」で時間もまたも延長で10時24分まで。

今回、幸いな事に全くタイトルを意識していませんでした。なぜ「幸い」かと言ったら、タイトルが、そうとうなネタバレですよね。タイトルを知らないで見ていたものですから、静と蒔子が二人で何をしようとしているのか、全く分からずでした。
あの弁護士が「学がないから稚拙な文章・・・」と馬鹿にした手紙の中に暗号を書き込んだのだろうと思いました。あの×が付いていた文字を繋ぎ合わせるのかなと思いましたが、よく見る前に画面から消えてしまったので、そこは後から確認したいと思います。

もしそこに隠された言葉があるとしたら、「学のある」あの女弁護士は、気が付くことが出来なかったのかしら。「ポエム」と馬鹿にしたけれど「あやまちの中に真実がある」と波線まで引いて、この手紙の読み方を説明していたのにね。

「後から確認」はやめて今、確認してみました。
「ねっとでころしややとってほしい」とありました。手紙の全部が写されていないので正確ではありませんが、ほぼ近い所だと思います。
いや、しかし「ころしや」ですよ。
良く引き受けたな、お母さん。

しかもですよ。
後からの話によれば、「それが意外と簡単だったのですよ。」みたいなことを言うじゃないですか。
「ちょっと待てィ」と思わず思ってしまいました。
ころしや依頼が、そんなに簡単なわけがないと思いますから。

右京が言う通り、蒔子のパソコンは、誰かに乗っ取られていたようですね。
だから簡単に殺し屋サイトに行きつけたのではないかしら。
また情報もダダ漏れだったようですね。

お金を受け渡すところでは、撮影までされているわけですから。

このお話、見たままでいったら、あの弁護士は河西の依頼。その彼の条件を飲んで供述を覆す静。
そして彼から受け取ったお金で、逮捕から逃げた河西を暗殺する計画を立てる。
と、そんな感じだと思うのですが、なんかまだまだ裏がありそうですね。出来たら裏の裏まで有って欲しいです。


レギュラー陣の会話も楽しかったですね。
特命に泣きごとを言いに来ている麗音を見つけ「浮気の現場を押さえた。」とか「ほかの男を頼られているようだ。」みたいなことを言うイタミン。
(セリフはいつも不正確)

またイタミンたちにエールを送る、チェアガールの麗音も面白かったです。
いや、細かい所が本当にいろいろ面白かったです。

特命の二人が河西に会っていた、レストランの窓の外のお姉さんまで、何かある人なのか思わせる雰囲気のある人で、そんな所も気になってしまいました。←細かいところ見過ぎ !!
で、きっと大事な何かを見落としているような気がします。(^_^;)

あっ、そうそう。
口頭伝播で誰が河西逮捕に横やりが入れたのかが分かってしまったくだりは、「流石~!」となんだか感心してしまいました。

と言うわけで、次週も楽しみです。






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「太陽は動かない」

2021-03-08 13:49:10 | 映画

3月6日、朝一番の時間に夫と一緒に見に行ってまいりました。

延期になっていたこの作品をようやく見に行く事が出来て、私は本当に嬉しかったです。

 

ひとつひとつのアクションシーンは丁寧に撮られていて、最高でした!!

ブルガリアロケ、最高 !!

メイン通りをストップさせ、ブルガリアの全面協力のもとに撮られた冒頭のカーアクションは、今までの邦画では見る事の出来なかった快挙だと思います。

山下役の市原さんが

「自分が邦画で見たかったような映画に参加で来て・・云々」とおっしゃっていましたが、凄く共鳴しました。

ちっちゃな頃から映画好き。人生が二度あるならば、作る側に回って映画に携わりたかったけれど、今の私は「見る人」と言う形で、映画を支えてきたと私は思っています。

「やったな~!」と素直に思う。

それがまた次に繋がっていくと言うものですね。

高いと水が苦手な藤原さんのシーンは、むしろそればっかり。派手なアクションシーンも加えて、本当に凄かったなと思いました。

美男美女の韓国の人を加えてのストーリーも良かったです。

映画を見る前、子供時代のエピソードは要らないし、その分藤原さんと竹内さんのシーンが減ってしまうななどと、つまらない事を考えていました。

だけどその子供時代があったから、荒唐無稽にしか感じないAN通信のエージェントの設定など(物語として)受け入れられるし、そしてそれが大事なドラマ的伏線になっていて、この物語に深みを与えたと思います。

はっきり言って、お気楽で楽しいアクション映画です。

ドキドキもするけれど、肩も凝りません。

だけど鷹野が言う「明日の事は考えるな。今日を生きろ。」「今日を生き延びろ。そして明日もそう思って生きろ。そうやって一日一日を生きろ。」と言う言葉が、胸に突き刺さるのでした。

なんでもない平和な皆さんには、ただの物語の中のセリフかもしれないし、または今が何事もない人たちにとっては、「イヤ、そういうのではなく、もっと未来の展望を持ってだな・・・」とか思う人もいるかもしれません。

だけど私は最近、この鷹野と同じような事を少々言う事があって、今の私には、凄く共鳴するセリフです。

未来を今、想い描けない人。大病を患って明日を不安に思っている人。こんな時代だからというのもあってか、もしくはこんな時代は関係なくても、生活やまたは心が崖っぷちの人。

そんな方々には、心に残る言葉ではなかったでしょうか。

 

☆       ☆       ☆

 

WOWOWドラマ「太陽は動かない―THE ECLIPSE―」」

の感想の中で

>言っても仕方がない事ですが、本当だったら5月15日に映画の方も公開され、先にそちらを見て、この鷹野と田岡はこんな風にバディになっていったのねと、後からドラマでしみじみ思ったと言う流れだったのかも知れませんね。

と、私は書き込んでいます。

ドラマを見ていないとと思う方が中にはいらっしゃるかと思いますが、それは大きな間違いです。最初から、WOWOWドラマの映画版のレベルではないと思います。冒頭にAN通信のシステムの説明が入りますから、基本は見ていなくても大丈夫です。

それでもドラマ版もかなり面白いので、何度も放送された無料放送を見逃した方は、「いつでも解約できる。」と、わざわざ、wowowさんがうたっているので、1か月無料でお試ししオンデマンドで見られたらいいのではないかと思います。それにやっぱり見ると、深みと言うか幅と言うか、映画版の面白さが後から増すと言うような気もします。

それにドラマ版のラストには、映画では写っていない、鷹野が山下救出に向かうシーンが映ります。「田岡、もっと近い所に車を止めなよ。」と映画を見た後に、もう一回見るとそう思ったりもするのですが、また映画版のラストには、ドラマ版のシーンが映って、山下のカッコいいシーンや、映画にはまったく出てこなかった人とかも映って、「何じゃ、こりゃ。」と思わせるのが、たぶんwowowさんの罠です。(笑)

私のドラマの感想は

WOWOWドラマ「太陽は動かない―THE ECLIPSE―」

WOWOWドラマ「太陽は動かない―THE ECLIPSE―」Episode2

WOWOWドラマ「太陽は動かない―THE ECLIPSE―」Episode3~最終回一歩前

WOWOWドラマ「太陽は動かない―THE ECLIPSE―」Final Episode

です。

画像の下に、ほんのちょっとのネタバレ感想です。

これ、映画を見て、何で田岡がこんな顔してるのか分かりました。

(ノД`)・゜・。

え~!!この人「トンイ」だった !!ハン・ヒョジュ。「トンイ」の時に、失礼ながら美人と思って見ていなかったものだから、いつもやらかしちゃいます。ヘンな日本語話すと言われているけれど、「勉強してるなぁ。」と寧ろ感心して見ていました。凄く綺麗で華やかでした。

ピョン・ヨハンは「ミセン」とかにも出ているらしいので、とりあえずアマプラで見てみようかと思います。

 

子供時代に切り替わる、最初だけは何かテロップが欲しかったかもですね。分かり辛かったと言う人が多くいたみたいです。

だけど子供時代の共通の、何でもないような些細な事が、やがて二人だけの共通の合言葉になっていたのはほっこりし、また柳が生き延びていた事が(たぶんそうかなと思っていても)、嬉しかったです。その言葉はお下品で、ここには書けませんが^^

それから何も描かれていませんが、山下のパスワードはなんかあったに違いありません。こんな修羅場は何回もあったはず。打てないわけがないのです。

ドラマ版はもっと簡単だったじゃんと言っては、そこはちょっと蓋をしてと言う部分だったかも。

この映画の中には、ちゃんと大人からの目線が描かれていて好きでした。

4歳の子供をある日突然失ってしまった河上。4歳で親に捨てられてしまった鷹野。

「君はこのままでいいのか。」と、声を掛ける河上。

「今の僕は壁の外側にいて、どこにでも行けます。」

 

そして鷹野の後姿を見つけて、「僕を覚えていて欲しい。」と言われた詩織は、「鷹野君」と呟くのでした。

 

優しさが溢れているなと感じて、私はちょっと涙ぐんでしまいました。

今日は過ぎて行った友達の事などを、「忘れてないよ。」と思い出す日にしようかなと思います。

 

 

 

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相棒19 第18話「選ばれし者」

2021-03-06 00:39:27 | ドラマ(相棒)

実は、雅美(前田亜季)の言っていることがさっぱり分からずに、二回も見直してしまった。

それでも、やっぱりさっぱり分からない。なんで、その実験が人の命を奪ってまでして、続けたかったものなのかしら。

過去に銃を突き付けられた経験から、彼女はその恐怖に打ち勝とうと、自ら銃の射的場で練習し、そして犯罪の要因を研究していた・・・・・!?

「魔銃録」という小説に魅せられ、「もしもそんな銃があったら腐敗した政治家を抹殺する。」と夢のような想いを描いていた男の所に、その銃が届く。

それって、本当に心の罠だと思います。

右京が言っていたように「誘因」。

まだ銃を拾ってしまったらと言うのなら、ちょっとだけ分かるような気もするのですが、あんな風に届いたら「神の啓示」のように妄想が膨らんでしまうものもいて、果たしてそれで正しい実験のデーターが取れるのか否かと言う所ではないでしょうか。

武器を持ったら使いたくなるのか踏みとどまるのかと言うのにも、「実験」としては人選も偏ってるし、単なる何かだと思います。「単なる何か」と言う変な書き方ですが、それしか書きようがないのですよね。

何で何か立派な理由があるかのように、長々と喋らせるのかと私は思ってしまったのでした。

寧ろ私は、強い恐怖の刺激が、逆に彼女の中の魔女の血を呼び戻してしまった。アンケートから人を引き込むような小説を書き、そのファンレターから人を人選し、銃を送り込んで、その人が殺人を犯すと、ほくそ笑む。名前だけ貸した小説家がビビると、押収してあった銃の銃身を持ち出し自らの手で殺害し、同じ線条痕を持つ銃として世間を賑わし「増殖する魔銃」の伝説を作り上げ、またも密かにひとりの部屋で高笑いをする。教授が気が付いたと知った彼女は、言葉一つで彼を絶望させ、自ら飛び降りさせる・・・・・みたいな、新しい形のシリアルキラーの方が、なんだか納得が出来ました。その方が面白いし。もちろん、私的にはです。

だけど流れ的には面白かったですよね。冠城のガンオイルの匂いから気が付く流れも好きでしたし、暇か課長は徹夜明けの仮眠を特命の部屋でするのも、面白く感じました。どれだけこの場所が癒されるのかって!

まあ、他の部屋で寝られたら、あの流れにはならないわけなのですがね^^

そして私が一番好きだったのは、出雲の自らの体験を語り、青年を説得したシーンです。出雲だって乗り越えたとは言えないかも知れません。だけど彼女は、その体験を時には武器に(ある時にはもろ肌を脱ぎ)して、その時の恐怖と向き合っていると思ったからです。

そう思うと、これは二人の女性の、ある種の対比だったのかとも思えてしまったのでした。

 

「相棒」も後2回ですね。次回は、ほんのちょっぴりの時間拡大です。録画組はお気をつけて。

 

※ 映画ブログ「近未来二番館」、

アイネクライネナハトムジーク」、「未来のミライ」

の感想を書きました。そちらにも良かったらきてね~♪

 

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相棒19 第17話「右京の眼鏡」

2021-03-04 00:38:21 | ドラマ(相棒)

《今日3日に18話を見たので、感想を書こうと思ったら、「あー、しまったしまった。17話の感想を書き忘れているじゃん。」と、さほど大事でもないけれど、やっぱり抜けると気持ちが悪いなと言うレベルの事を思い出しました。

と言うわけで、17話の感想を先に書きます。因みになぜ《》でくくっているかと言うと、そのうち子の《》の中の文章は消そうかなと思っているからです。》

 

なんだか、このタイトルも見て、またお話も見て、やっぱり「右京のスーツ」とか「右京の腕時計」とか思い出してしまったのですが、そういう方は他にもいたのではないかしら。

本編には関係ないけれど、よく芸能人の人が、今身に着けているのはトータル幾らとか言う番組があったじゃないですか。凄く高い人は、だいたい時計で跳ね上がってしまっていたようなのですが、それを思うと、右京さんのトータルお値段は相当高いですよね。

スーツなんか布地だけで30万って言ってましたし、眼鏡も基本のお値段が10万でしょ。それに工賃が掛かってくるわけですからね。(もちろん彼は稼いだお金を、みな自分のために使える人なので、そういう優雅な生活もできると言うものですよね。)

右京の生活って、面白そうなので、もっと知りたいなと思う時がありますよ(のぞき見趣味ですがww)

だけど今更、彼の家は出せないですよね。みんなのイメージがいろいろあると思うので。

でも「右京、引っ越しする」とか言うタイトルで作ったら、彼の住居紹介も出来るんじゃないかしら。って、意味のない妄想話を続けてしまいました(^_^;)

と言うのも、あまり本編に、感想がないからだと思うのです。

「何で、人の話もちゃんと聞かないで、殺すかなぁ。」っていう、この手のドラマを見るうえでは、元も子もない感想が一番の感想かもしれません。

私の中では、「美は細部に宿る」を実践しているような職人さんが、言葉の上っ面部分で、殺人に至ると言うのが、妙に納得できなくて・・・みゅにゃむにゃ

お話としては、普通に楽しく見ていたのですよ。眼鏡をきっちりかけ直してしまう所とか、ねじの違いから推理していく所とか、面白かったですね。

だけど全く殺す必要もなかったのに、早合点して殺してしまったと言うのが、やはりあまり好きではないのですね。

最後に家族が一つにまとまり、良いお話風に終わるのですが、それもひとりの女性の悲劇が伴っていて、あまりに大きな痛手で、なかなか「良かったね。」とは言えるものではないなと思いました。

 

だいたい右京のスーツはどうなったのだっけ ?

右京の腕時計の修理は、ちゃんとされたんだっけ ?

ただ右京の眼鏡は、ちゃんと完成されると言う事で良かったなと思いました。

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