「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

会派 “友愛中央”  誕生!!

2007-05-01 18:29:54 | 政策・マニフェスト
無所属議員で、会派を結成致しました。
正確に経緯を述べるのであれば、
無所属議員であります高橋伸治氏に
お誘いを受け、私も、高橋伸治氏の
いままでの活動・行動力に感銘を受け、
一緒に会派を結成させていただくに至りました。

5/1現在構成員は3名。
高橋伸治氏
青木幸子氏
そして私。

一人会派というのは、議会の
右も左もわからぬ人間がするには、
難しいと思います。
私は、早く議会になれ、
自身のマニフェスト実現に向け、
活動していきたく、
高橋区議のお誘いは、本当にありがたく
お受けさせていただきました。

会派名“友愛中央”
いかがですか?

*“愛みやざき”に負けぬ親しみ安さ、
*無所属、無党派であること
*市民、区民に近い存在であること

そのようなコンセプトで、
誕生した名前です。


会派には、部屋が与えられます。
“友愛中央”にも、
部屋があり、私の机も与えられました。
うれしいことに、鉛筆やホッチキスなど
事務用品も支給されました。

まずは、政務調査費をきちんと
扱えるようになろうと思います。

いよいよ議員活動の始まりです。
よろしくお願い申し上げます。
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がん・難病の子を守る(1) ~中央区を小児医療特区へ~

2007-05-01 07:25:17 | 小児医療
私は自身のマニフェストで、
政策1:子ども達が心も体も健やかに育つ中央区のために
⑥がん・難病の子ども達の在宅ケアの充実・ケアハウスの設置
と、提案させていただきました。

今、日本には、約2万人のがんの子ども達がいます。
そして、日本中で毎年2500~3000人のこどもが新規にがんになっています。

この子ども達を是非守って行きたい。

そのための話し合いを、
昨日4/30に持ちました。
場所は、私の“築地の隠れ家”である魚河岸の居酒屋。

参加者は、
牧本敦氏(国立がんセンター中央病院小児科医長)
辻尚子氏(国立がんセンターレジデント)
荒木夕宇子氏(東京大学医学系研究科 医学博士課程 公衆衛生学教室)
藤井あけみ氏(チャイルド・ライフ・スペシャリスト)
そして私の5人。

如何にがんの子を守るか。

①NPO(申請中) SUCCESS(サクセス)の活動を支援
SUCCESSは、
Support Unit for Childhood Cancer with Effective Strategy &
Solution の略という。

この活動は、3つの柱で行われている。
つたえる:小児がんの情報発信
ささえる:小児がんのこどもが直面する問題を一緒に考える。
治療をつくる:小児がん治療の開発を支援。

特に、「ささえる」という部分をもっともっと、
力をいれていくにはどうしたらよいか、話し合いました。
ささえるためには、資金も必要で、その資金獲得のための
バザーなるものも今後計画。

「つたえる」という部分では、
もっと、ホームページを充実させる。


②まず、モデル的な治療をする場として、国立がんセンターと病診連携(病院と診療所の連携のこと)できる小児科クリニックをつくっていく。

モデル的な治療とは、
今のところ、入院してわざわざしている治療があるが、
診療所レベルでできるものがある。
入院をしないことで、ずいぶん、家族の負担も軽減され、
医療費も抑制することが出来る。

治療内容としては、
一部の抗がん剤投与(外来化学療法)や、輸血が考えられる。
このような治療を可能にする
診療所の設備・構造が必要になる。



③在宅医療の推進
在宅でがんや難病の子が、治療を受けられ、
住み慣れた場所で、家族とともに、
不幸なことだけど、最後を看取られる
そのことを、可能にしていく。



④がんの治療、手術を受ける子ども達・親御さんによりそって、不安を軽減する役割をもつ「チャイルド・ライフ・スペシャリスト」の充実
チャイルド・ライフ・スペシャリストは、米国の認定資格であり、日本でそれをもつのは、約30人ともいいます。このような資格が日本でもとれるように、チャイルド・ライフ・スペシャリストの研究会を学会レベルまで引き上げ、啓蒙活動も行っていく。



⑤上記①から④をするのは、地域の力が必要、そこで、ここ中央区でがんの子ども、難病の子どもを守るという全国に先駆けたモデルをつくる、中央区を『小児医療特区』としていく。
中央区は、まさに国立がんセンター、聖路加病院を抱えている。そこには、がんや難病の治療を受けようとする家族がやってくる。その家族を地域が支え、上記、外来化学療法や在宅医療も可能にするモデル地域つくっていく。


⑥近隣諸国での、がんの子どもに対する医療援助
各国の医療技術の格差があり、日本で治る子どものがんでも、他国では不幸な転機をとる場合があります。現在、特にベトナムへの援助を始めています。




 日本は、米国に比べ、まだまだ、トータルな治療・ケアができていません。がん、難病の子を家族が必死になってみています。もっと地域で支える、その体制整備が必要であると強く感じています。それは、医師・看護師だけでなく、学校・企業・行政をはじめ、すべての地域の人の力が必要です。
 集まった4人の方の精一杯の取り組みを聞き、私も微力ながら、何か出来ないかと心を動かされました。特にモデル地域をここ中央区で実現していけないかと考えています。
 
 皆様、力とアイデアをお願いします。



次回、5/16に上記メンバーで集まることにして、解散。

******SUCCESSパンフより******
 小児がんは大人のがんに比べてその症例の少なさから、我が国では長らく行政的及び社会的に注目される機会が多くはありませんでした。関係者もこれまでは小児科の一分野、という狭い枠組みの中でした動けず、少数の専門医、看護師、患者家族の限られた戦力しか持ち得ませんでした。
 「小児がん」とのとてつもなく大きな戦いに勝利するためには、医療者と患者さんおよび家族に加えて、それを取り巻く社会が包括的に支援することが必要です。国内では毎年約2500人の「がんの子ども」が、あらたに闘病をはじめています。
 子どもたちが、子どもらしい生活を維持しながら高品質の医療を受けられる日本にしたいと考えます。     SUCCESS理事 一同

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医療法人 小坂成育会 理事長交代

2007-05-01 00:21:57 | 政策・マニフェスト
明日から、中央区議会議員任期がはじまります。

私、小坂和輝は、医療法人小坂成育会 理事長でしたが、
理事長を交代いたします。

中央区議会議員という公職につきましたので、
医療法人小坂成育会とも、一定の距離を置く必要があると
考えました。

私は、自身が理事長としてやってきた医療法人小坂成育会は、
地域の子ども達の医療・保健・福祉・教育を良くしようと言う
同じ思い・志を持った人たちと、運営していきたいと考えていました。

そして、今、その思い・志をもった小児科医師辻尚子先生と
交代いたします。

今後の医療法人小坂成育会の医療サービスに大きな変化はありません。
今後のやり方として、合議制で、話し合いながら、運営方針を決めていきます。

ご安心下さい。
私は、今まで通り医療法人小坂成育会の一小児科医師として、
子ども達の健康を守っていくことには変わりはございません。
今まで通り私が診療していきます。

公職についたが故の、理事長交代をどうかご了承願います。

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