「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

月島にもうひとつ病後児保育施設誕生

2007-05-11 17:08:13 | 各論:病児保育
本日5/11付けで、
月島にもうひとつ病後児保育施設が
誕生いたしました。

定員は4名とのこと。
利用法、利用料金など、
基本的に私がやっていたものと、
変更はありませんが、
実施要綱を下記掲載しておきます。

私は、マニフェストに
「病児・病後児保育の
利用者希望者に100%対応する体制整備」
を掲げさせていただいております。

病児保育室、病後児保育室の数が増えると共に、
地域のボランティアが病児を預かる体制そして
それを安全に見守る医療ネットワークで
100%対応が可能になると考えます。


病後児保育室は、
日本橋に1つと、
月島に私の施設を入れて2つあり、
もうすぐ京橋に1つ
できるとのこと。
合計4施設。定員合計4×3+6=18名。

以前皆様にご提案頂きましたことを参考に、
我々こども元気クリニックの病児保育の
サービスの充実を図っていきます。

そして地域で病気の子を預かる体制整備にも
チャレンジしていきます。

***実施要綱*****
小森小児科医院(月島二丁目16番8号)
 電話03-3536-1832
利用期間:原則七日間まで
利用時間:午前9時から午後5時30分まで
(土曜日・日曜日、祝日および年末年始は除く)
対象:かぜなど日頃かかる病気や水ぼうそう、風疹などの感染性の病気の回復期で入院治療の必要はないが、安静が必要な区内在住の生後7カ月から小学校3年生までの幼児・児童
定員:小森小児科医院 1日4名まで(平成19年5月までは3名)
利用料:子ども1人につき 1日 2,000円
利用方法:事前に中央区役所の子育て支援課または、小森小児科医院、さわやか保育園・日本橋浜町で登録してください。利用したい日の前日までに利用する保育室へ直接電話等で予約。
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妊娠の時、薬をのんでもいいの?

2007-05-11 11:33:34 | 小児医療
妊娠中の薬の内服についての不安や問い合わせは、
普段の日常診療でも、非常に多く、
回答に苦慮して参りました。

薬を知らずにのんでいたら、
実は、妊娠していた。
おなかの赤ちゃんは大丈夫??
これはとても不安なことだと思います。

そんな折、国レベルで、
「妊娠と薬に関する」
相談業務が開始されました。

国立成育医療センターに、
「妊娠と薬情報センター」が設置され、
厚生労働省の事業として平成17年10月から対象地域を限定して
「妊娠と薬に関する」相談業務が開始されていました。
そして、このたび、平成19年4月からは、
協力病院のネットワークを構築し、
全国からの相談をお受けすることが
できたのです!!

このような相談事業がほしいと思っていました。
医師として、このシステムの
もう一つすばらしいと思うことは、
妊娠と薬に関するデータを全国規模で
蓄積していこうとすることです。
このデータの蓄積により、
将来、もっと正確な「妊娠と薬」についての
情報を、患者さんにフィードバックすることが
できるのです。

以下は、
国立成育医療センター 薬剤部 石井 真理子氏の
紹介の文章を、許可をいただいて掲載いたします。

【妊娠と薬】
みなさんは、「妊娠中にお薬を使うことは赤ちゃんにとても危険なので、絶対に使用してはいけない」と考えていませんか?普段からお薬を飲んでいる方や妊娠と気づかずにお薬を飲んでしまった方は、どうして良いのかわからず、悩んでしまいますよね。日本では残念ながら、こうしたことに関する信頼性の高い情報が乏しく、インターネットなどでは誤解を招く情報が氾濫しています。そして、一般の方だけではなく、医療機関においても十分な情報を収集して評価していくことが難しいというのが現状です。

【妊娠と薬情報センター】
妊娠と薬情報センターでは、世界中で研究・発表されている最新の情報を集め、それらの情報を検討し、お薬の安全性・危険性を評価しています。そして、この情報をもとに、不安を抱える妊婦さんからの相談に応じています。
妊娠中のお薬の使用は、お母さんとおなかの赤ちゃんとの二人分の命にかかわる重要な問題です。妊娠と薬について悩んだら、「妊娠と薬情報センター」にご相談ください。

【相談手順】
(http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.htmlで詳細をご確認ください。)

(1)問診票(相談者が記載)と相談依頼書(主治医が記載)を「妊娠と薬情報センター」に郵送して、申し込みとなります。

(2)当センターからの「回答方法のお知らせ」を待って、妊娠中もしくは妊娠を考えているご本人様がカウンセリングをお受けください。

【調査への協力のお願い】
 カウンセリングの時にみなさんにお話しする情報は、過去の妊婦さんがお薬を使用して出産された結果の積み重ねにより、検討されたものです。将来の妊婦さんにも不安のない妊娠を迎えてもらえるよう、より正確な情報を築き上げる調査業務も当センターの業務のひとつです。是非、出産結果の調査にもご協力ください。

【お問い合わせ】
妊娠と薬情報センターについて、詳しくはホームページをご覧ください。
 http://www.ncchd.go.jp/kusuri/index.html

なお、ご不明な点は下記にお問い合わせください。
妊娠と薬情報センター
電話:03-5494-7845
受付時間:10:00~12:00、13:00~16:00 月曜日~金曜日(祝日を除く)
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麻しん(はしか)(3)保育園児を守るには、

2007-05-11 08:12:51 | 小児医療
先日、中央区にも麻しん(はしか)の患者さんが、
発生したことをお伝えいたしました。
その後、中央区の小児科医の情報からは、
5月上旬の段階で、
1.区内中学の生徒
2.他地区高校の生徒(区内在住)
(以前お伝えした患者)
3.社会人二名
4.区内の幼児二名
(新たに可能性のある患者)
新たに4名、麻しんの可能性があることが
わかりました。


麻しんは、感染力が強く、
また、重症化しやすく、気をつける必要があります。
麻しんにかかった場合、麻しんウイルスに対する
治療薬がなく、症状を楽にするための対症療法で
対応するしかありません。
ワクチンの予防接種が、確実な対応であるため、
予防接種をすることが、とても大切です。


昨日5/10、麻しん流行に対しての行政面での対応を、
特に保育園児に対してを、
担当の課に確認させていただきました。


1)「麻しんが流行している」ことの通知
平成19年4月19日付け
東京都福祉保健局からの通知を
区立保育園に掲示している。

2)麻しん患者発生時の対応マニュアル
『保育園における麻しん患者発生時の対応マニュアル』
(平成18年3月中央区福祉保健部作成)
を区立保育園に配布済み

3)麻しん患者発生時の初動
区立保育園で麻しん患者が発生した場合、
『施設内のはしかの発生について』という通知を、
保育園長名で、保護者各位に配布することになっている。

4)麻しんワクチンの接種状況の把握
各園ごとに把握している(特に入園時)
ということであったため、
区立保育園全体としての接種率の状況を把握することの
お願いをした。

5)麻しんワクチンの未接種者への対応
ワクチン接種は、麻しんに限らずすべて、
ワクチン接種の重要性を、
保健所からの通知を用いて、
随時、保育園保護者にお知らせしている。

6)認証保育園
認証保育園への対応は、
例えば、接種率を把握することは、
難しい。

以上のような、状況でした。

今後の課題として、
4)でいう麻しんワクチンの接種率を把握した対応、
6)でいう認証保育園への対応
があります。


認証保育園につきましては、
“中央区内の認証保育園の集まり”
というような組織があると、
このことに限らず、
対応がやりやすいと考えます。


以上、

麻しん流行に備えた保育園への対応の
現状報告でした。

時間を割いてくださいました
保健所の担当の方、
子育て支援課の担当の方、
ありがとうございました。

小中学校・幼稚園への対応につきましても、
確認する予定です。

小中学校・幼稚園や保育園に
まだ通っていないお子さんに関しましては、
まさに我々、中央区の小児科医が
守って行きたいと考えます。
不安な点は、かかりつけの小児科医の先生に
ご相談下さい。

コメント (1)
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