孤立感、劣等感、仕事への不満、社会への恨みが、
無差別の殺意へと繋がった今回の事件。
「他者への鈍感と、自己愛との途方もない落差」(6/10天声人語)
「露出度の高い秋葉原が新たな劇場型犯罪の舞台となった」(森川氏明治大学国際日本学部准教授)(6/10読売新聞)
自分を捨て死ぬ気になっている人間が、「道連れ」を無差別に設定した時、我々はどうしたらよいのか。この種の犯罪が、模倣され連鎖することほど恐ろしいことはなく、冷静な検証が求められる。(佐木隆三氏、作家)(6/10読売新聞)
通り魔事件として過去30年で最悪の被害。
無差別の殺意へ対抗するために、
なにができるのであろうか。
その回答を求めて、事件翌々日(翌日は新聞休刊日)6/10の
新聞を読んだ。
対策を列挙した。
私自身は、すべてやるべきと推奨しているわけではない。
まずは、対策案を列挙したのみ。
Ⅰ警察
①パトロール強化
②見せる警戒活動
Ⅱ自主防犯組織
①地域安全マップ作成
②防犯カメラ
③自主防犯(現状では、空き巣や痴漢対策)
④地元委託の警備会社による青パト
Ⅲ銃刀法
①持ち歩きは規制「刃渡り6cmを超えるものは正当な理由なく持ち歩いてはいけない。」
②販売の規制なし
③未成年への販売禁止
Ⅳ携帯サイト
①予告の掲示があれば、プロバイダーが110番通報を
②サイバーパトロール
③インターネット・ホットラインセンターを24時間体制に
「現状は、警察が裁判所の捜索差押許可状を取ってサイト管理者などに発信元を照会している。犯行予告があったら速やかに警察に通報され、取り締まることができるような仕組みも検討課題だ。(6/10読売新聞社説)
Ⅴゲーム
「10年ほど前までは、男性・貧困・無職・独居・中高年というのが典型的な犯人像だった。今回の容疑者は若く、心理を理解するにはゲームの影響も調べる必要がある。」福島章上智大名誉教授(犯罪心理学)(6/10朝日新聞)
Ⅵワーキングプア、非正規雇用
「長く生きていても希望や展望をもてない若い人が多いのでは。派遣社員が増えて隣りで働く人とのつながりも薄れ、団結して闘う相手も見えにくくなっている」韓国・東亜日報ソヨンア東京支局長(6/10朝日新聞)
Ⅶ行政
「無差別殺傷事件で逮捕された若者はそろって、自身の社会的な挫折が引き金となって募った『世間への恨み』を動機として供述した。時代は再挑戦が可能な開放的な競争の仕組みと、挫折者の恨みを和らげ社会の信頼を維持する多様な安全網を必要としている」(6/10日経社説)
「行政側は、孤立し、絶望感を深めている若者達を社会に再統合するシステム作りを主導して進めることを考える必要がある。」(山田昌弘氏、中央大学文学部教授、社会学)(6/10読売新聞)
Ⅷ教育
(緊急対策)
①登校時の安全確保
②こどもの110番の家の周知徹底
③要望があれば、スクールカウンセラーを全小中学校、保育園等に派遣
(長期的)
①道徳教育
②「これからの教育は、他人とともに生きていることを教え、時には我慢しなければならないこともあるのだ、ということをしっかり身につけさせるように切り替えていかねばならないとつくづく思うのである。」(6/10産経新聞投書)
③「社会構造を変えるのは難しいが、子供達には、人生には失敗もあるということを教え、社会に出る際の心の準備をさせておくことも必要だろう。(作田明氏、聖学院大客員教授、犯罪心理学)(6/10読売新聞)
Ⅸ政治
「低賃金や重労働に不満はあっても、それぞれが孤立している若者達の声が、まとまって政治の大きな力となる兆しは今のところない。それどころか、不満をぶつける対象さえ、特定できていないようだ」(6/10産経抄)
Ⅹ救急体制
①東京DMAT
(今回救急隊員160人派遣)
ⅩⅠ歩行者天国
(私は、事件とは本質的には切り離すべきであり、これを機会に廃止することは行きすぎだと考えます。)
1970年8月の日曜日から銀座、新宿、池袋、浅草で開始。
美濃部亮吉知事の時代。
無差別の殺意へと繋がった今回の事件。
「他者への鈍感と、自己愛との途方もない落差」(6/10天声人語)
「露出度の高い秋葉原が新たな劇場型犯罪の舞台となった」(森川氏明治大学国際日本学部准教授)(6/10読売新聞)
自分を捨て死ぬ気になっている人間が、「道連れ」を無差別に設定した時、我々はどうしたらよいのか。この種の犯罪が、模倣され連鎖することほど恐ろしいことはなく、冷静な検証が求められる。(佐木隆三氏、作家)(6/10読売新聞)
通り魔事件として過去30年で最悪の被害。
無差別の殺意へ対抗するために、
なにができるのであろうか。
その回答を求めて、事件翌々日(翌日は新聞休刊日)6/10の
新聞を読んだ。
対策を列挙した。
私自身は、すべてやるべきと推奨しているわけではない。
まずは、対策案を列挙したのみ。
Ⅰ警察
①パトロール強化
②見せる警戒活動
Ⅱ自主防犯組織
①地域安全マップ作成
②防犯カメラ
③自主防犯(現状では、空き巣や痴漢対策)
④地元委託の警備会社による青パト
Ⅲ銃刀法
①持ち歩きは規制「刃渡り6cmを超えるものは正当な理由なく持ち歩いてはいけない。」
②販売の規制なし
③未成年への販売禁止
Ⅳ携帯サイト
①予告の掲示があれば、プロバイダーが110番通報を
②サイバーパトロール
③インターネット・ホットラインセンターを24時間体制に
「現状は、警察が裁判所の捜索差押許可状を取ってサイト管理者などに発信元を照会している。犯行予告があったら速やかに警察に通報され、取り締まることができるような仕組みも検討課題だ。(6/10読売新聞社説)
Ⅴゲーム
「10年ほど前までは、男性・貧困・無職・独居・中高年というのが典型的な犯人像だった。今回の容疑者は若く、心理を理解するにはゲームの影響も調べる必要がある。」福島章上智大名誉教授(犯罪心理学)(6/10朝日新聞)
Ⅵワーキングプア、非正規雇用
「長く生きていても希望や展望をもてない若い人が多いのでは。派遣社員が増えて隣りで働く人とのつながりも薄れ、団結して闘う相手も見えにくくなっている」韓国・東亜日報ソヨンア東京支局長(6/10朝日新聞)
Ⅶ行政
「無差別殺傷事件で逮捕された若者はそろって、自身の社会的な挫折が引き金となって募った『世間への恨み』を動機として供述した。時代は再挑戦が可能な開放的な競争の仕組みと、挫折者の恨みを和らげ社会の信頼を維持する多様な安全網を必要としている」(6/10日経社説)
「行政側は、孤立し、絶望感を深めている若者達を社会に再統合するシステム作りを主導して進めることを考える必要がある。」(山田昌弘氏、中央大学文学部教授、社会学)(6/10読売新聞)
Ⅷ教育
(緊急対策)
①登校時の安全確保
②こどもの110番の家の周知徹底
③要望があれば、スクールカウンセラーを全小中学校、保育園等に派遣
(長期的)
①道徳教育
②「これからの教育は、他人とともに生きていることを教え、時には我慢しなければならないこともあるのだ、ということをしっかり身につけさせるように切り替えていかねばならないとつくづく思うのである。」(6/10産経新聞投書)
③「社会構造を変えるのは難しいが、子供達には、人生には失敗もあるということを教え、社会に出る際の心の準備をさせておくことも必要だろう。(作田明氏、聖学院大客員教授、犯罪心理学)(6/10読売新聞)
Ⅸ政治
「低賃金や重労働に不満はあっても、それぞれが孤立している若者達の声が、まとまって政治の大きな力となる兆しは今のところない。それどころか、不満をぶつける対象さえ、特定できていないようだ」(6/10産経抄)
Ⅹ救急体制
①東京DMAT
(今回救急隊員160人派遣)
ⅩⅠ歩行者天国
(私は、事件とは本質的には切り離すべきであり、これを機会に廃止することは行きすぎだと考えます。)
1970年8月の日曜日から銀座、新宿、池袋、浅草で開始。
美濃部亮吉知事の時代。