「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

6/17 大阪市中央卸売市場(本場)を視察して参りました!

2008-06-17 16:49:46 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
6/17 大阪市中央卸売市場を視察して参りました。
6/16 最終の便で、関西空港から大阪入り。
6/17 午前4時。現地に立ちました。

現地では、大阪市の職員の方々が、
朝早くからではあったのですが、
丁寧に場内をご案内くださり、
その後、再整備に関しての質疑を受けて下さいました。
終ったのが、午前7時過ぎ。
管理棟15階からみた朝の大阪。
太陽はもう高く昇っていました。
はるか遠く東の方に、ビルの間から、
豆粒ぐらいの大きさではあるものの、
大阪城のシルエットが浮かび上がっていました。

市の職員の皆様のご説明を受けただけでも、来た甲斐があった視察。
その後、思いもかけぬ二人の方との貴重な出会いがありました。

一人は、築地市場の仲卸野末誠氏から
御紹介いただいたマグロの仲卸を営む
小西水産株式会社 小西克彦氏。
再整備の状況を現場での実際のご経験から、
さらに詳しく語って下さいました。
お寿司を食べながらのお話。
そのお寿司もシャリの握りが軟らかく、
そこに最高の素材が載せられていて、
本当においしかったです。
7時過ぎから、10時前まで、
延々お話をお伺いいたしました次第。

二人目は、ご案内いただいた大阪市の職員及び小西氏の両者から
御紹介いただいた
(社)大阪市中央卸売市場本場市場協会 資料室の酒井亮介氏。
市場のありかたの本質をずばりついたお話をお伺いできました。
ご紹介のご紹介で、すばらしい出会いにたどり着きました。
アポなしの突然の訪問であり、運悪く外出中で、
一時間半ばかりお待ちして、
ようやくお会いできました。
諦めずにお待ちした甲斐がありました。
ただ、午後の診療に間に合わせて帰る必要があり、
あと一時間は、お話したかったけれども、
後ろ髪を惹かれる思いで、市場を後にしました。
新幹線の時刻ぎりぎり、
酒井氏ご推薦の、2割安いタクシーを呼んでいただき、
間一髪、新幹線に乗り込み、無事帰京。

ここで得た多くの思いを、新幹線の中で、
書きたかったのですが、爆睡した模様。
あっという間に、東京についてました。

後で、詳細を述べます。
まずは、ひとこと。
「築地市場は、
 日本の食の流通の拠点でもあると共に、
 “文化”をも兼ね備えた存在であり、
 現在地再整備をすることで絶対守らねばならないし、
 その現在地再整備が絶対可能であるという確信を、
 現在地再整備を成し遂げた大阪市中央卸売市場は、
 教えてくれました。」
一言にならない、ひとことでした。

朝早くから、
大阪市職員の皆様、
小西様、酒井様、資料室の皆様
本当にお世話様になりました。
ありがとうございました。
ここで学びましたことを、
築地市場を考える材料として
活かして行きたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする