6/6金、午後2時から、区役所8階大会議室。
築地市場のまさに地元にて、
「銀座地区、築地地区合同まちづくり協議会」が開催された。
写真は、問題の築地市場横断部と、トンネル排気ガスの換気塔
テーマは、「環状第2号線事業及び用地測量について」
出席者は、
築地地区地元代表の出席予定者8名中2名。
銀座地区地元代表の出席予定者31名中9名。
地元からの質問に対し、
東京都側(東京都第一建設事務所)からの回答を書く。
質問①豊洲土壌汚染のため、市場の移転計画が遅れているが、市場の中を環状二号線が通過することについて
回答:専門家会議の結果を受け、東京都は、今後の方針を、8月から9月に決めるところ。明確に答えることはできない。
地下化はないと思う。スケジュールの見直しはあるかもしれない。
質問②勝どき地区の環状二号線高架の断面図をみると、勝どき5丁目高架部南西側は、建物との距離が11mである。高架下に消防のはしご車が入り、消火活動できる余裕があるのか?同様に勝どき六丁目高架部北東側も、建物との距離は10mである。
回答:勝どき5丁目の再開発計画にあわせ、考慮に入れる。勝どき六丁目部は公園の予定。
質問③築地市場内の工事はどうするか?
回答:営業に影響のないようにする。隅田川の川側から工事を進めていく。
今後、工事説明会も開催されるので、そこで説明していく。
市場長回答:どれぐらいの工期か明らかではないが、現在の東京都の土壌汚染対策の計画に上乗せ対策をすることになる。大きく遅れることはないと考えている。
質問④築地地区のトンネル換気塔があるが、築地は食の街であり、排気ガスの影響が心配である。
回答:換気塔は45mの煙突である。粉塵を煙突内で50kmの風速で上空に吹き上げる。粉塵は、上空200mに上がって拡散される。影響は、現在の状況に、できることにより1/3000の負荷をかけることになる。
また、開業後に測定し、基準に合わない場合、あらためて対策をとる。
質問⑤換気塔について、汐留に高層ビルができ、ビル風が強い。その影響もいれているのか。
回答:アセスメントの中で、検討している。
質問⑥今日のような日(築地、波除神社の御輿の祭り前日)を選んで、開催してもらっては困る。
回答:欠席者には、中央区から資料を配って説明に行く。
私は、協議会終了後、以下三点を、都側にお伺いした。
①地質調査について
用地測量とともに地質調査をするが、そのポイントはどこか?
(土壌汚染の化学的な調査ではないのはわかっていたが、豊洲に到るラインでの地盤面がどうなっているか研究する目的ゆえ質問)
回答:今後、地質調査ポイントがあきらかになる。
②築地市場内での広報について
市場内では、どのように事業説明をしているか?
回答:市場内では、3月頃に環状二号線に関する説明会を開催している。
今回の「事業及び用地測量説明会のお知らせ」のビラも配布している。
③換気塔について
影響が1/3000であるという計算式、汐留のビル風の影響評価を見せてほしい。
回答:『環境影響評価書』に書いている。
以上、報告終わり。
東京都第一建設事務所は、環状二号線にのみ関わっている。
これだけ深刻化した土壌汚染があっても、
豊洲新市場計画には関わっていない、その状況ゆえの回答であったと思う。
ただ、築地市場が豊洲へ移転することを前提にして、環状二号線をトンネルから、地上化にした計画。現在、前提がくつがえる可能性は大いにある。無駄な測量、無駄な用地買収、無駄な工事だけは、やめてほしいと願うばかりである。
築地市場のまさに地元にて、
「銀座地区、築地地区合同まちづくり協議会」が開催された。
写真は、問題の築地市場横断部と、トンネル排気ガスの換気塔
テーマは、「環状第2号線事業及び用地測量について」
出席者は、
築地地区地元代表の出席予定者8名中2名。
銀座地区地元代表の出席予定者31名中9名。
地元からの質問に対し、
東京都側(東京都第一建設事務所)からの回答を書く。
質問①豊洲土壌汚染のため、市場の移転計画が遅れているが、市場の中を環状二号線が通過することについて
回答:専門家会議の結果を受け、東京都は、今後の方針を、8月から9月に決めるところ。明確に答えることはできない。
地下化はないと思う。スケジュールの見直しはあるかもしれない。
質問②勝どき地区の環状二号線高架の断面図をみると、勝どき5丁目高架部南西側は、建物との距離が11mである。高架下に消防のはしご車が入り、消火活動できる余裕があるのか?同様に勝どき六丁目高架部北東側も、建物との距離は10mである。
回答:勝どき5丁目の再開発計画にあわせ、考慮に入れる。勝どき六丁目部は公園の予定。
質問③築地市場内の工事はどうするか?
回答:営業に影響のないようにする。隅田川の川側から工事を進めていく。
今後、工事説明会も開催されるので、そこで説明していく。
市場長回答:どれぐらいの工期か明らかではないが、現在の東京都の土壌汚染対策の計画に上乗せ対策をすることになる。大きく遅れることはないと考えている。
質問④築地地区のトンネル換気塔があるが、築地は食の街であり、排気ガスの影響が心配である。
回答:換気塔は45mの煙突である。粉塵を煙突内で50kmの風速で上空に吹き上げる。粉塵は、上空200mに上がって拡散される。影響は、現在の状況に、できることにより1/3000の負荷をかけることになる。
また、開業後に測定し、基準に合わない場合、あらためて対策をとる。
質問⑤換気塔について、汐留に高層ビルができ、ビル風が強い。その影響もいれているのか。
回答:アセスメントの中で、検討している。
質問⑥今日のような日(築地、波除神社の御輿の祭り前日)を選んで、開催してもらっては困る。
回答:欠席者には、中央区から資料を配って説明に行く。
私は、協議会終了後、以下三点を、都側にお伺いした。
①地質調査について
用地測量とともに地質調査をするが、そのポイントはどこか?
(土壌汚染の化学的な調査ではないのはわかっていたが、豊洲に到るラインでの地盤面がどうなっているか研究する目的ゆえ質問)
回答:今後、地質調査ポイントがあきらかになる。
②築地市場内での広報について
市場内では、どのように事業説明をしているか?
回答:市場内では、3月頃に環状二号線に関する説明会を開催している。
今回の「事業及び用地測量説明会のお知らせ」のビラも配布している。
③換気塔について
影響が1/3000であるという計算式、汐留のビル風の影響評価を見せてほしい。
回答:『環境影響評価書』に書いている。
以上、報告終わり。
東京都第一建設事務所は、環状二号線にのみ関わっている。
これだけ深刻化した土壌汚染があっても、
豊洲新市場計画には関わっていない、その状況ゆえの回答であったと思う。
ただ、築地市場が豊洲へ移転することを前提にして、環状二号線をトンネルから、地上化にした計画。現在、前提がくつがえる可能性は大いにある。無駄な測量、無駄な用地買収、無駄な工事だけは、やめてほしいと願うばかりである。