朝潮運河に歩行者専用橋の架橋が計画されています。問題の多い計画ゆえ、各種委員会で私も何度も、取り上げてまいりました。
町会・自治会をはじめ、周辺住民の皆様のご意見をお伺いしながら、計画の方向性を考えて行きたいと思っています。
歩行者専用橋の是非を考える参考にするために、私自身が、議会・委員会で、実際に取り上げてきた経過を整理します。
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築地市場等街づくり対策特別委員会(2月19日)<議事録より、該当場所のみ抜粋>
○小坂:引き続き、このたび出されました予算案に関して、1つお伺いさせていただきたい点がございます。
晴海トリトンスクエアに通じる橋を、もう1本かけるという計画がございますけれども、この橋をかけることによって現状の歩行者数の何%をピーク時に減らすことができるのかどうか、それを1点教えていただければと思います。
○越地土木部長:朝潮運河に架橋を予定しております人道橋の新設についてのお尋ねでございます。
今年度いろいろと交通量の調査を行いまして、やはり今の晴海通りの歩道の幅員では朝晩の交通量をなかなかさばき切れないという結果が出ております。したがいまして、来年度に橋梁の基本計画の詰めまで行って、どういう規模のどういう形の橋が望ましいか、また護岸等の調査もあわせて行って、構造の検討もやっていこうという考えでございます。
以上でございます。
予算特別委員会(3月17日)<議事録より>
○小坂:時間も刻一刻と迫ってまいりましたので、まちづくりの課題に関しては、要望を述べさせていただく形で終えさせていただきたいと思います。
まず、1点目は、朝潮運河の歩行者専用橋の新設の件ですけれども、これはぜひ現状における歩行量と、その橋ができたときに本当に歩行量が減って混雑が緩和できるのかどうか、そのあたりの十分な分析をした後に、この設計に入っていただければと思います。
環境建設委員会(6月8日)ー12/10段階で議事録アップなしー
③新しい橋をかけることについて
環境建設委員会(9月10日)ー12/10段階で議事録アップなしー
歩行者専用橋を架けるにあたり、周辺住民から反対の声がでていることについて
環境建設委員会(11月7日)ー12/10段階で議事録アップなしー
④朝潮運河の護岸整備
歩道橋架橋と一体的に整備する方針か。
第4回定例会本会議一般質問(11月25日)ー一般質問原稿より該当箇所のみ抜粋ー
六つ目のテーマは、区民の手による、区民のためのまちづくりについてお伺いいたします。まず、「まちづくり協議会」の改革に関してです。住民の声を十分に反映し、住民の合意形成の下、街づくりを行っていくためには、「まちづくり協議会」が十分機能する必要があります。
しかし、残念ながら、11月17日開催された「勝どき・豊海地区のまちづくり協議会」の席上、町会代表の協議会委員から、「朝潮運河に新設する架橋について、周辺住民から反対の声が上がっているが、反対の声が多ければ中止も検討するのか」という問いに、「計画は進める」と区は回答しました。「それでは、話し合いではない、“まちづくり協議会”というのは、名ばかりであり、“まちづくり説明会”という命名に変えてほしい」という「まちづくり協議会」に対する厳しい指摘が出されました。
昭和62年(1987年)10月に施行された「東京都中央区まちづくり協議会設置要綱」によると「まちづくり協議会」を「地域のまちづくりについて、区と当該地域の住民とが協議を行うための組織とし、地域の整備構想や地域内の整備計画の調整に関することを協議する」と定めています。
自分達のまちなのに「何も伝わってこない」「何も言えない」「まちがどうなっていくか見えない」などの住民の不安・不満を真摯に受け止め、住民の意志を反映したまちづくりを実現するために、まちづくり協議会を、真に民主的な運営のもと、協議がなされる場とすることが求められています。
以下五点のまちづくり協議会の改革に向けた取組みの必要性についてお伺いします。
環境建設委員会(12月4日)ー12/10段階で議事録アップなしー
Ⅱ朝潮運河上に新しくできる歩行者専用橋
①この計画は、決定か?周辺住民から反対の声が多くあがっているが、廃止もありうるのか?決定というのであれば、その根拠は?
②橋ができることで、晴海通りの通勤時間帯の歩行者が緩和されるというが、モデルを用いたシミュレーションをして、歩行者が歩行者専用橋を渡り、歩行者が緩和されることを確認する計画はあるのか、シミュレーションはしないのか?