大きなテーマの2番目になります。
人の研修のあり方に関しまして、新人研修におきまして新人である人たちの働く前にも何か研修に来られているということで、非常に画期的なことだと思います。この発想の中で、研修におきまして、これは鹿児島市の例なんですけれども、一般の市民と職員が一緒に学びながら研修を受ける。コミュニケーションというテーマにおいて、同じ場を共有しながら一緒に講座を受ける。コミュニケーションのやりとりを住民と、新人職員が研修を受けるとか、一つのテーマ、市民参加やコミュニティビジネスなどのことに関しまして、一つのテーマを住民と新人職員が一緒に学びながら、それが新人職員にとっては研修になるとか、そのような取り組みがあるんですけれども、新人職員は新人職員だけ、区役所は区役所の人たちだけという研修のあり方だけでなく、区民と一緒に研修を受けるというような、研修のあり方もあるのではないかなと思います。このあたり、もし何かお考えがありましたらお聞かせください。三越等で接客のあり方を学ぶのも一つのあり方ですけれども、そういうのも客が相手ですよね。そうではなくて、一緒の目線から区の課題を考えるという目線の研修のあり方もあるのではないかなと思いますので、このあたり、何か採用されていらっしゃれば、教えてください。人に関しては、この点で終わります。
広報、情報開示のあり方に関しまして、3つ目なんですけれども、これに関しましては、区役所で行われている会議の日程が、どうも調べにくいんです。そのあたりの予定を何か見やすくするような方向で話は進んでいるのかどうか。これは前回も聞かせていただいたんですけれども、その後の何か進展があれば教えてください。
広報のあり方の2つ目は、中央区基本計画というのがあるんですけれども、これを何部刷って、何人ぐらいの人に配布したのか。また、これを売るということは、考え方としてあるのかどうか教えてください。
次に、公聴に関して、1つ、区民のアンケート、意見を聞くということで区政世論調査をされていらっしゃいます。これは区民、特に区に住む日本人だと思うんですけれども、外国人の方々に関しての意見集約はどのようになされているのか、公聴の観点から教えてください。
次に、大きな4つ目、市民参加に関しまして、2つお伺いさせてください。
1つは、裁判員制度が来年度から始まりますけれども、一生懸命区民への周知度をアップさせていく必要があると思います。この12月に裁判所からいよいよ、あなたが候補者になりましたよというふうな通知が届くわけで、一斉にびっくりするわけですよね、区民の人が。そのあたりの区民への周知度アップのための方策をお考えなのかどうか教えてください。また、これはいきなり裁判員になれといっても遅いわけで、法教育というのを中学生の段階から導入していくことで裁判員制度というのも定着していくと思いますけれども、教育委員会の中での法教育のとらえ方が何かあれば教えていただければと思います。
市民参加の2つ目は、市民参加関連ということなんですけれども、総選挙に関してです。
総選挙が行われるということで、これはもしかしてことしじゅうにはないかもしれませんけれども、11月は投票所となる小学校はイベントがいっぱいある大変な時期に総選挙が行われるかもしれないとなった場合に、この小学校のイベントも同時にやるし、次の日は選挙をするというふうな融通をきかせてあげる必要があると思うんですけれども、それなので、土曜日にイベントがあれば、5時まではイベントをさせてあげて、それから一生懸命片づけて選挙に臨むとか、その辺の融通を総選挙向けでお考えなのかどうか教えてください。
大きなテーマの5番目なんですけれども、連携に関してです。
連携に関しては、1つだけお聞かせください。
区は、外部委員を招きながらたくさんの会議を開催されていらっしゃいます。その会議のときに区の職員と会議メンバーとの意思疎通というのは非常に難しいことだと思うんです。それをどのようにしているのか。電話でやっていますというものなのか。福祉の会議もいっぱいありますよね。その会のメンバーの中での意思疎通をどのようなやり方でやっているのか、そのあたり、いっぱいいっぱい会議をお持ちであり、そのときの連絡をとるのとかは非常に、個々の作業を考えた場合、大変だと思うんですけれども、そのあたりの連携はどのようになされているのか教えていただければと思います。
いろいろと聞かせていただきましたが、それぞれ対応なり、教えていただければと思います。
○島田職員課長(参事)
研修の関係でございますけれども、新人職員につきましては、それぞれ最低限、中央区の職員となって、必要となる資質の研修をさせていただいておりまして、1年目につきましては、区民の方とのいろいろコミュニケーションの中での研修は行っておりませんが、基礎的な知識を身につけた上で、2年目は、先ほども御答弁させていただきましたが、特別養護老人ホームに体験研修をするだとか、そういう中で区民の皆さんといろいろとお話をさせていただきながら、現場の感覚、実態をつかむというような、そういった研修も進めさせていただいているところでございます。
以上でございます。
○信坂広報課長
会議の日程がわかりにくいというようなお話でございます。これは、ホームページ上の話なのかなというふうに理解させていただきたいと思います。
ことしの予算特別委員会でも同様な御質問をいただいてございます。その際、イベントカレンダーの活用を考えてみたいというような形で、研究したいというような形で御答弁させていただきました。なかなか妙案がないような状況でございますけれども、引き続き、ホームページ上でぱっと、きょうはこういう会議があるのか、公開されているのかと、そんなものがわかるような形を引き続き検討していきたいというふうに考えております。よろしくどうぞお願いいたします。
以上でございます。
○新治企画課長(参事)
基本計画のお話でございます。
基本計画につきましては、まず作成しましたときに最初に区民の皆様方に広くお知らせしたいということで、区のおしらせの特集号、これはタブロイド版で区のおしらせと同じサイズでございますが、これを7万5,000部印刷しまして、お送りしてございます。それから、印刷物としましては、ちょっと厚目の本冊と言われるもの、これについては約400部ちょっとでございますが、印刷いたしまして、これにつきましては区議会議員の皆様をはじめ、関係する行政委員、それから他区、それから区の幹部職員等に配付しているところでございます。さらに、この厚い冊子ですと、なかなか区民の皆様方はわかりづらいという部分もございますので、概要版という比較的薄い、これもカラーで印刷しているものでございますが、これは1,000単位で印刷してございまして、企画部等の窓口で配布しているところでございます。
以上でございます。
○小林文化・生涯学習課長
外国人の方の世論調査の件でございます。
今、外国人の方も4,000人を超えて、非常に多くの方がお住まいになっております。そうした中で、今、庁内に外国人の方々が暮らしやすいまちづくりに向けた庁内検討会議といったものを部局を越えてつくっております。そうした中で、今後、外国人の方に対する事務手続であるとか、交流のあり方とか、こういったものについて指針等をつくっていきたいというふうに思っております。そうした中で、外国人の方に対する世論調査等もどうしていくかというのも検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
○石川選挙管理委員会事務局長
裁判員制度の関係でございます。
委員から御指摘ございましたけれども、来年の5月21日からということで裁判員制度がスタートいたします。それに向けて、最高裁判所、法務省等を中心に、今、PR活動が盛んに行われております。1面の新聞広告が出ましたり、地下鉄の駅にポスターが出ましたりということで、今、国でもPRに努めているという状況でございます。
区の状況でございますけれども、裁判員につきましては、選挙権のある方の中から抽選で選ばれるということで、選挙人名簿を管理しております選挙管理委員会といたしまして、地方裁判所等と連携しながら、今、進めているという状況でございます。
区民への周知でございますけれども、例えばことしの6月に裁判員制度フォーラムというようなイベントをこの区役所の中で行いまして、区民の皆様、そのとき50名ほどの参加がございまして、大変盛況でございました。そのほか、区のいろいろな部署でそれぞれの、例えば保護司会の研修の中で取り上げるとか、あるいは区民カレッジの中の科目として取り上げるとか、あるいは選挙管理委員会の関係で申し上げますと、明るい選挙推進協議会の中で取り上げるとか、いろいろな場面でPRに努めたり、あるいは町会長さんにチラシを配布というような形で、いろいろな場面で、今、取り組んでいるという状況でございます。今後も地方裁判所等と連携いたしまして、区民の皆さんへの周知等に努めてまいりたいというふうに考えております。
それから、総選挙の関係でございます。
御指摘のとおり、11月は小学校のイベントが大変多い月でございます。また、ことしは周年行事も多数予定されているということは承知しております。そういうことで、学校とも、まだ日程が決まりませんので、なかなか具体的な話まで入れませんけれども、既に調整はさせていただいておりまして、例えば土曜日にイベントが入る場合、イベントが終わってから設営に入るとか、個別に相談をしながらやっていくということで、既に準備を進めさせていただいているというような状況でございます。
以上でございます。
○和田指導室長
法教育について、本区の学校教育での取り組みということでございます。
社会科の授業でございますが、小学校6年生から司法についての学習内容が入ってございます。その中で、現行の学習指導要領では触れてはいないかと思うんですが、社会的な大きな制度の変革でございますので、発展的な内容として指導しています。また、中学校でも社会科でも司法については学習いたしますので、その中で触れているかと思います。新学習指導要領の中でどのような記載をされているかというのは、申しわけありません、まだ詳細を読んでおりませんので、よく読んでから、また御報告をしたいというふうに思います。
以上です。
○小倉福祉保健部管理課長(参事)
福祉保健部の中におきましても、各種委員会を設置いたしておりまして、外部委員の皆様にも入っていただいているところでございます。外部委員と職員とのコミュニケーションでございますが、やはり一番に委員会での審議、御検討が一番と考えてございます。そのために委員会を設置いたしまして、御承認いただきますときは、必ず前もってその委員会の趣旨あるいは背景について、私が行ったり、職員を派遣いたしまして説明をさせていただいてございます。また、委員会が決まりましたら、前もって議題についてお送りして、十分な御検討をいただく、また委員長や部会長の御責任のある方には御説明をさせていただいているところでございます。また、それ以外の委員の方につきましても、疑問等が出されることもございます。そのようなときには私や職員、繰り返しになりますが、訪問をさせていただいたり、あるいは電話で御説明をさせていただいたり、昨今のことでございますので、メールでのやりとりで細やかなコミュニケーションに努めているところでございます。
以上でございます。
○小坂委員
それぞれありがとうございます。
もう時間がありませんので、防災に関しては後に譲ることとして、私はこれで終わることにいたしますけれども、ただ、1点だけ、今お聞きした部分に関してはすべてまた各部門の方々とより深めていきたいと考えておりますので、そのときはよろしくお願い申し上げます。
メールのことですね。各委員とのやりとりでメールを用いるということがありましたけれども、今後、このメールかつ、メーリングリストをうまく使うことによってやりとりがスムーズになると思うんです。区のほうと外部委員会とでメーリングリストを組むとか、そういうふうなことがあれば、よりその委員に関しては一発でメールを送れば、いついつ集まるとかいうことが伝えることもできますので、場合によってはそれも一つの情報伝達の手段かと思います。このメーリングリストを組める環境を区はつくることができるのかどうか、そのあたり、可能性に関してお考えを最後にお聞かせいただければと思います。
○倉本情報システム課長
メーリングリストについてでございます。現在、本区では庁内ネットワークを組んで職員との情報交換をやっておりますけれども、外部委員とのメーリングリストにつきましては、所管部署と御相談をさせていただいて、できるかどうかの御判断もありますので、御相談をさせていただきながら進めていきたいと思います。
以上でございます。
○小坂委員
本当にメールが使えるというのは非常に効率的になるんですよね。それなので、これはメーリングリストを使える環境を考えていただけるというのは非常にありがたいことだと思います。例えば町会の情報のやりとりも区のメーリングリストを使ってやれるとかいうと、本当に情報のやりとりが活発化するし、スムーズだし、忙しい中で、仕事がありながら町会活動もする。その町会活動が非常にスムーズにいくかもしれないです。ですので、ITをより区民のために使うという発想を持っていただければと思います。これに関しても、また引き続き各部署の方々と御相談させていただきたいと思いますので、そのときはよろしくお願い申し上げます。
非常に長くなりましたが、私の質問はこれで終わりたいと思います。どうも長い間、ありがとうございました。
****総務費 終わり****