「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

小学校視察

2009-10-20 08:59:56 | 教育
 10/19、改築問題が浮上している、三校を、地域の専門家の皆様ともども、改めて視察いたしました。

 この改築問題では、
「子ども達にとって、どのような学び舎で学ぶことが最もよいことか」を見出すことが最大の課題です。

 本日の視察に集まった専門家の皆様は、
 地元設計事務所の一級建築士、
 大学の都市計画専門の講師
 大学の主任研究員、研究協力員ら、
 私を入れて、6名となりました。


今後とも、専門家の皆様の分析も加えながら、
学校改築の問題に取り組んで行きたいと考えます。

①建築学など専門的観点からの問題提起

②地元の皆様と、勉強会などを通しての意見交換
現在、企画段階ですが、
11/12(木) 19:00~ 女性センター「ブーケ21」

③議会からも問題提起

などを考えています。



今回の学校改築の計画は、さまざまな問題点があると考えています。

①復興小学校という堅牢な建物を、解体ありきで進めている。

(現状を有効に活用しながら、あらたな教育需要にこたえていく考え方についての分析を加えていない。)

(「小学校改築計画策定調査報告書」 平成21年3月中央区教育委員会 の作成に、建築学の専門家は入っていない。)

②耐震性や耐久性のデータはいっさい、公開されていない。

③「中央区学校教育検討会報告書」平成18年2月 中央区学校教育検討会 
「教育の中央区学校づくり検討会報告書」(答申)平成20年3月 教育の中央区学校づくり検討会
「小学校改築計画策定調査報告書」 平成21年3月中央区教育委員会
のそれぞれの記述に矛盾がある。
 たとえば、「中央区学校教育検討会報告書」平成18年2月 中央区学校教育検討会 では、明正小学校、中央小学校、明石小学校は、児童数が減少する学校という分析を加えておきながら、「小学校改築計画策定調査報告書」 平成21年3月中央区教育委員会では、児童数が増加して、学級数が足りなくなるという分析になっている。

などなど。


 
 地域の皆様のこころのよりどころとなり、深く愛されている小学校、
 歴史と伝統、風格ある学び舎で学ぶことで、今、子ども達の情操が養われている小学校、
 そのあり方を、よく考えて行きたいと思います。
コメント (2)
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