まず、ひとこと、「すばらしい検討委員会でした!」
まちづくりの検討委員会でも大いに参考になります。多くの職員や区民の皆様も傍聴されると、検討委員会のあり方自体を学ぶ非常によい機会と考えました。
座長がまず、すばらしい。
国際的視野と防災面の経験、水辺の知識をもたれた専門家で、中央区にはうってつけの方でした。
中央大学理工学部 都市環境学科教授、大学院土木工学専攻教授の山田正先生です。
この方を座長に選ばれかつ就任快諾にこぎつけた担当課長、部長らのご努力も高く評価させていただきます。
山田先生は、検討委員会を非常に、民主的に運営されました。
会の運営にあたり、とても大切な約束事を、会の最中にいくつも作られました。
①はじめに計画ありきではない。あらゆるオプションをいただき、総合的に議論する。
②文章で、質問事項を出し、回答も文面でする。会の少し前に、参加者に配布する。
③2-3日前までに、質問を回収しておく。
④現地見学会をもつ
⑤いい街づくりの提言ができるような検討会にする
土木部長判断で、「参加者側からの希望があった、各マンション理事会から、3名まで、参加を可能とし、誰でも、前の席につけば、話すことができるということも決められました。」
出された意見、質問
1、歩行者数を西東を半々にならないか
2、トリトンへわたる横断歩道を作れないか
3、区が提示した将来の歩行者交通量の説明を
4、震災でも安心できる町を
5、マンション敷地を通り抜けるひとが増えないか、心配
6、トリトンの近くに地下鉄の出口を
7、トリトンの歩道橋を朝は、2レーンとも勝どき⇒トリトンとする。
8、トリトンの歩道に障害物ある
9、避難所は、地域の小学校の防災拠点にある
10、車椅子は渡れるか
などなど。
合意形成の上で、計画が作られることを注目していきます。(ここでいう計画とは、街づくりの全体の計画です。橋はできなくとも、晴海通りの歩行者混雑緩和の別の計画ができることなども含めて、述べています。)
中央区へのお願いがあります。
きちんと、検討会の内容や開催の案内は、区のホームページや区報でご報告をいただきたいです。