「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

明石小学校、中央小学校、明正小学校を大切に思う皆様へ

2009-10-08 09:06:28 | 街づくり
私たちは、建築に関しての専門的知識は、持ち合わせていません。


多くの専門家の皆様にご相談をしながら、
多角的に学校のあり方を考えていく必要があると考えます。


以下の組織は、
明石小学校、中央小学校、明正小学校などの
学校の取り壊しや保存のあり方について、
専門的立場から、
助言をいただけるかもしれません。

皆様の思いを、お手紙などで、
届けてみては、いかがでしょうか。

現場からの“生の声”、“真実の声”がなければ、
専門家の皆様も動きようがありません。


●日本建築家協会
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前2-3-18JIA館  
Tel:03-3408-7125   
Fax:03-3408-7129

●日本建築学会近代建築小委員会
〒108-8414 東京都港区芝5丁目26番20号
Tel.03-3456-2051
Fax.03-3456-2058
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決算特別委員会 土木建築費 素材3 

2009-10-08 06:33:28 | 街づくり


*****まちづくり協議会改革2009-06-30 08:54:24 | 街づくり****
貴重なコメントをいただきました。

josanからです。
まちづくりの意義 (josan)

2009-06-29 13:34:05

ご無沙汰しております。

ご存じのとおり、私の地区では、10年ほど前から再開発の検討が進められていますが、その検討過程において、東京大学の都市計画の研究室の先生と学生に対して一部の方が協力を仰いだことがあります。
その当時私は時間的な余裕がなく、話し合いにはほとんど参加できなかったのですが、結果として、その方達の街区は検討区域から外す形となり、逆に私のいる地区の当時から推進派だった方の中には、「卒論の手助けをしたようなもんだ」と吐き捨てる方もいます。

再開発の場合、区は地権者の権利第一という形で話をすすめますし(本音はいざ知らず)、コンサルタントも同じスタンスです。
とすると、そこに入ってくる学識者は人の財産を材料に実験をしたがるようなイメージでとらえられかねません。
このあたりに、「まちづくり」がいつの間にか資産活用に代わってしまう落とし穴があるのかもしれませんんね。
一概に区やコンサルの考えを否定しきれないのは、われわれの側、すなわち市民意識の問題だとは思いますが。

立場上、あまりはっきり言えず申し訳ないです。

コメント終わり

 josan、お久しぶりです。貴重なコメントありがとうございました。

 また、お会いして、お話をお伺いさせていただきたいものです。

 学識経験者は、開発の実際の計画立案の中で入っていただくこともひとつ考えられますが、少なくとも、「まちづくり協議会」の場の中に入っていただきたく考えています。
 区も人材を探すと、何度となく言っています。が、いっこうに進む気配なしです。

 中央区の都市計画審議会では、学識経験者に司会を務めていただいております。
 まちづくり協議会でも、ぜひ、学識経験者に司会を務めていただき、公正中立に、わかりやすく、科学的に、まちづくりが、そしてそのための合意形成がなされていくことを望みます。
 現在、区の担当者が、まちづくり協議会の司会を務めています。現在の進行が、「公正中立でない」ということを言っているのでは決してありません。念のため、書きおきます。ただ、残念ながら、“板ばさみの状況”は、傍聴した際、よく見ています。

 また、まちづくり協議会では、委員だけでなく、参加者誰もが発言できる場、少なくとも意見の吸い上げができる場も持つべきと思っています。


 「まちづくり協議会改革」は、絶対必要と思っています。
****終わり*****


*****上の記事へのコメント****
まちづくり協議会改革
2009-06-30 08:54:24 | 街づくり 貴重なコメントをいただきました。

*****josanからです。*****
まちづくりの意義 (josan)

2009-06-29 13:34:05

ご無沙汰しております。

ご存じのとおり、私の地区では、10年ほど前から再開発の検討が進められていますが、その検討過程において、東京大学の都市計画の研究室の先生と学生に対して一部の方が協力を仰いだことがあります。
その当時私は時間的な余裕がなく、話し合いにはほとんど参加できなかったのですが、結果として、その方達の街区は検討区域から外す形となり、逆に私のいる地区の当時から推進派だった方の中には、「卒論の手助けをしたようなもんだ」と吐き捨てる方もいます。

再開発の場合、区は地権者の権利第一という形で話をすすめますし(本音はいざ知らず)、コンサルタントも同じスタンスです。
とすると、そこに入ってくる学識者は人の財産を材料に実験をしたがるようなイメージでとらえられかねません。
このあたりに、「まちづくり」がいつの間にか資産活用に代わってしまう落とし穴があるのかもしれませんんね。
一概に区やコンサルの考えを否定しきれないのは、われわれの側、すなわち市民意識の問題だとは思いますが。

立場上、あまりはっきり言えず申し訳ないです。
*****コメント終わり*****

 josan、お久しぶりです。貴重なコメントありがとうございました。

 また、お会いして、お話をお伺いさせていただきたいものです。

 学識経験者は、開発の実際の計画立案の中で入っていただくこともひとつ考えられますが、少なくとも、「まちづくり協議会」の場の中に入っていただきたく考えています。
 区も人材を探すと、何度となく言っています。が、いっこうに進む気配なしです。

 中央区の都市計画審議会では、学識経験者に司会を務めていただいております。
 まちづくり協議会でも、ぜひ、学識経験者に司会を務めていただき、公正中立に、わかりやすく、科学的に、まちづくりが、そしてそのための合意形成がなされていくことを望みます。
 現在、区の担当者が、まちづくり協議会の司会を務めています。現在の進行が、「公正中立でない」ということを言っているのでは決してありません。念のため、書きおきます。ただ、残念ながら、“板ばさみの状況”は、傍聴した際、よく見ています。

 また、まちづくり協議会では、委員だけでなく、参加者誰もが発言できる場、少なくとも意見の吸い上げができる場も持つべきと思っています。


 「まちづくり協議会改革」は、絶対必要と思っています。
*****終わり*****

****上原公子氏2009-06-27 02:18:39 | 街づくり****
今日出会った本。国立市長であった上原公子著『しなやかな闘い』

 まちづくりが自分の命題でもあります。

 上原氏は、その本で、ある章を次のように締めくくっている。
 国立市の状況を述べて、「まちの政治が安定期に入るに従い、市民のまちづくりへの熱意は薄れていった。選挙の投票率の低下と議会の圧倒的与党化は、年を追うにつれ市民の政治参加を遠ざけていった。夢想だにしなかった大学通りの景観破壊が現実のものとなって初めて、市民が政治を動かす体力さえも失っていることに気付き愕然としたのである。まちづくりはいつも利権とのせめぎあいであることを、国立市民は歴史の中で十分知っていたはずであったが、市民の政治の眠りの時代は余りにも永すぎたのである。
 市民が住み続けたいと思うまちづくりは、市民自身がまちを描き、市民が不断に政治参加を試みることの積み上げでしか実現できない。ようやく地方の時代を迎えようとした今日、眠りから目覚め、再びあの輝かしい市民自治のまちが復活できるのか、国立市民は景観運動で試されていると言える。」
****終わり****

****建築家の原点2009-06-03 06:06:30 | 街づくり****
『建築家の原点』という書物が出るそうです。

その広告の中の文章が、胸にぐさっと来ました。

掲載します。


建築とは、
もっと骨太く力強い存在であり、
雄々しく言いわけなどしない潔いものだ。
建築は、しかし、もっと優しさを湛え、
人びとを抱擁する大らかな存在であり、
人びとの微妙な情感にも応答する繊細さをも身につけているものだ。

大谷幸夫「私の中の建築」

*******終わり*********


****土木の役割2009-05-15 17:48:15 | 街づくり****

 土木、都市整備のあるべき姿を、述べられた文章がありましたので、掲載します。

 ポイントは、土木の役割として、過去の「ものづくり」だけの時代から大きく変わり、「社会づくり」が求められるようになった。そのためには、地域と一体となって、事業を進めることが必要である。特に、造るプロセス、社会とかかわるプロセスを大切にして、事業を進めていかねばならない。


 以前から、「まちづくり協議会改革」を主張してまいりましたが、中央区の開発が、少しでも、この述べられたことに近づくように今後とも努力してまいります。
 すなわち、「まちづくり説明会」でなく、真の意味の「まちづくりに対する住民との意見交換ができる場」となることを目指したいと思います。

 

 下線、赤字、太字は、小坂による。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/column/20090501/532360/

****以下、ケンプラッツ土木より転載*****

編集長が語る日経コントラクションのみどころ

土木は市民から感謝されてなんぼの商売
2009年5月8日号

2009/05/01

 やりがい 感謝 プロセス  やはり、自分の手掛ける土木事業が社会のためになっていると実感しながら仕事をしたい。そう考えるのはごく普通のことです。ところが、そんな普通の願いがかないにくくなってきています。日経コンストラクション5月8日号の特集では、実際に市民から感謝され技術者がやりがいを感じた事例を通して、土木の意義や社会とのかかわり方を見つめなおしました。題して「市民に教わる『土木の意義』」です。

 取り上げた七つの事例に共通するのは、市民の声に耳を傾け、身近な問題を解決しようとしていることです。そして、地元を巻き込みながら、あるいは事業者と地域が一体となって進めるプロセスに特徴があることです。土木の枠内だけで問題解決を図ろうとするのでなく、土木の外の人たちと交流することで思わぬ解決策が見つかり、互いにハッピーになった例もありました。

 それらは「事業」というより「運動」と呼んだほうがよさそうなものばかりです。事業によって得られる成果だけでなく、造るプロセスや社会とかかわるプロセスを大切にして、プロセスをデザインすることが求められていると思います。真の意味で土木が市民の身近な困りごとに取り組んできたかどうかも問われています。

 さらに言えば、土木の役割はいまや「ものづくり」そのものにあるというより「社会づくり」にあるという認識が必要だと感じます。社会資本の整備水準が低く、ものづくりが社会づくりに直結した時代は過去のものとなりました。ものづくりは社会づくりのための一つの手段にすぎないと認識し、ものづくりによらない手段を含めて社会づくりをいかに進めるかを考えていかなければなりません。

 そのような方法論がすべての土木事業に通用するとは限りません。しかし、シビルエンジニアリング(市民工学)でありながら、市民と乖離(かいり)してしまった土木が生まれ変わるための突破口の一つになるのではないでしょうか。

 本号の特集は、4月10日号の創刊20周年記念特集「土木復権」に引き続き、土木が社会とのつながりを再構築し、技術者がやりがいを取り戻すヒントを探しました。最近、やりがいを感じなくなった、感謝されたことがないという土木技術者に読んでいただきたい特集です。

畠中 克弘=日経コンストラクション編集長[日経コンストラクション]

*****転載以上*****

*****コミュニティバス意見書****
2009-04-10 07:36:28 | 街づくりコミュニティバス導入実施計画への意見書

                        提出日:平成21年4月10日
                        提出者:
                    小児科医師・区議 小坂和輝(42歳)
                           中央区月島3-30-3
                           ベルウッドビル2F
                            03-5547-1191 03-5547-1191

 この度の、コミュニティバス導入実施計画提示にあたりまして、区民の皆様に計画の周知を図ると共に、多くの皆様からご意見をお伺いいたしました。いただきましたご意見を参考にして整理し、この意見書を作成致しました。
 障がいのある方、高齢の方の足として十分機能すると共に、すべての区民に親しまれるバスとなりますように、以下、本案に対する改善点を含めた意見を述べます。
 十分ご検討いただけますように、よろしくお願い申し上げます。


一、ルートに関して
①「さわやかワーク中央」前までの延伸、及びその前にバス停を設置(ブログ写真はその概要です。)
 北循環において、小伝馬町で右折後、江戸通りに入る。江戸通りを北上後、馬喰町で右折をしてすぐ清洲橋通りに入らず、江戸通りを直進し、浅草橋交差点で右折し靖国通りへ入る。両国橋手前まで来て左折し(Vターンし)、両国郵便局通りへ入る。
 その両国郵便局通りが、「さわやかワーク中央」が面する通りであり、「さわやかワーク中央」でバス停をもつ。その後、清杉通りは左折し、直進。東日本橋交差点で、左折し、清洲橋通りに入るように変更すべきである。
 なお、このことにより、走行距離は、従来案の380mから、変更案1280mで、900mの距離が伸びることになる。もともと、北循環は、南循環より1km程度短い。この変更により、距離が同じになり、両循環が同期して循環し、乗り継ぎの利便性の向上に役立つはずである。

理由:障がいのある方の就労支援施設「さわやかワーク中央」へのアクセス向上のため。
 また、このルート設定により、日本橋馬喰町、東日本橋、日本橋横山町、同時にすべての交通不便地域の解消をすることができる。
 かつ、「区立産業会館」へのアクセスの向上にもつながり、区が取り組む『東日本橋地区活性化アクションプラン』の趣旨にも合致する。

②「レインボーハウス明石」前までの延伸
 南循環において、晴海通りから、勝鬨橋を渡った後に、聖路加病院方向へ右折する。その後、聖路加病院前をすぎ、すぐ、左折することになっている。それを、佃大橋の通りまで直進し左折、「レインボーハウス明石」前に停留所をもった後直進し、入船橋交差点を左折、新大橋通りを南下し、築地三交差点を区役所方向へ右折というように変更すべきである。
理由:障がいにある方の生活支援施設「レインボーハウス明石」へのアクセス向上のため。

③築地社会教育会館、築地場外市場までの延伸
 南循環において、中央区役所を出てから、区役所前の通りを南下、本案では松屋通りにあたったところで左折になっているが、左折せず、ずっと直進し、晴海通りも横断、采女橋のところで左折、「築地社会教育会館」前に停留所を持った後、平成通り方向に左折、京橋郵便局横を通過し、晴海通りを横断し北上、京橋築地小学校のところで右折して松屋通りに入るという変更をすべきである。
理由:築地社会教育会館へのアクセスの向上及び、築地場外市場へのアクセスを向上のため。

④日本橋と月島往復便の第三のルートの開設
 本案において、多くの区民から要望の出ている日本橋と月島の両者間の行き来のし辛さをなんら解消していない。
 月島側は、「ほっとプラザ はるみ」を一方の起点、日本橋側は、「浜町体育館」をもう一方の起点とし、この両者を往復のみする第三のルートを開設すべきである。
 経路は、極力直線的に結ぶ。但し、その間に、月島第一小学校(通級学級あり)、子ども家庭支援センターの停留所は入れる。
理由:従来より、多くの区民から、日本橋と月島の行き来が不便であるという声が届いている。
 既存の交通機関では、一度、江東区に入って乗り換え、行き来するなどするしかない。
 本案の北循環、南循環を用いて両者を行き来するのは、時間がかかりすぎて現実的ではない。
 月島、日本橋を双方向性に往復する第三のルートを開設し、不便な状況を改善することが必要である。
 すぐにできなくとも、将来的な設定を、考慮していくべきである。

一、バス車両について
①36人乗り程度ノンステップバス
 本案にあるように、「日野ポンチョ」あたりが妥当であると考える。ただし、ノンステップバスであることを求める。
理由:車両購入費、燃料費を極力削減し、赤字を小さくすべきである。環境への負担も同時に小さくすべきである。

②将来的に、環境へ配慮した車両導入を
 現状での、ディーゼルエンジン車はやむを得ないにしても、将来的に技術革新により、ディーゼルエンジン車から、太陽光発電車、電気自動車が開発される可能性がある。
 よって、より環境負荷のかからない車両を導入していく姿勢をもつべきである。
理由:排ガス公害を削減、地球温暖化防止対策のため。

③車椅子は同時に二台乗車可能に
 現状、車いすは一台とあるが、同時に二台入るようにすべきである。そのスペースは、ベビーカー利用のためにも必要であろう。
理由:障がいのある方、高齢の方、ベビーカー利用の方への利便性向上のため。

④コミュニティボード、電子ボードを設置
 バス車両内及びバス停留所には、コミュニティボードを設置し、地域の情報交換の場として使えるようにする。
 電子ボードなども設置し、区の情報、区議会の情報が伝わるように工夫する。
理由:情報媒体を増やし、区民が多くの情報を得られるようにするため。

⑤車内に「貸し出し用傘」を設置
 バス車両内に「貸し出し用傘」たてを置き、急な雨でも使えるように配慮する。
理由:利便性向上。

⑥民間広告収入による赤字の補填
 バス車両外壁、バス車内、停留所など広告スペースをとり、広告収入を上げることで、赤字を極力少なくなるようにする。
理由:赤字幅削減のため。


一、運賃
 一律100円。ただし、小学生以下は、半額。小学生未満は、無料。
 障がいのある方、高齢の方は、無料券を配布することで対応。
 SUICAとの互換性を可能にすることも検討していく。導入経費が高額につくであろうから、利用者の増加を見て判断する。
理由:ワンコインで手軽に乗車することを可能にするため。

一、運行間隔
 20分程度。ただし、バス停の時刻表は、覚えやすくするように、すべて、“同じ分”でそろえる。
 例、19時 00分  20分  40分
   20時 00分  20分  40分

一、今後のスケジュールについて
①業者選定
 業者選定は、一般公開のプレゼンテーションの場を持ち、透明性をもって決定すべきである。
 もしくは、一般区民に対して、決定業者による運営方針の公表の場を、設定するべきである。
理由:決定過程の透明性の確保。

②第4回 検討会開催の必要性
 4月の試験運行を実施した後、生じた課題を再度協議するため、第4回検討会の開催を行うべきである。
 試験運行では、多くの区民に試乗の機会を与え、幅広く意見を聴取すべきである。
理由:試験運行で生じた課題を解決し、区民の声を十分反映した、よりよい計画を作成するため。

③本格運行後の計画の見直し
 実際に本格運行を開始した後も、周辺環境の変化に伴う人口増減・人口構成比率の変動や、結果としての利用者数及び実績を評価し、5年後に必ず見直しをするということを、導入実施計画で謳っておくべきである。
理由:中央区の街並みは、急激に変わりつつある。
実施して、将来5年後も「そのままでよい」ならその判断を、周辺環境が変わり、修正すべき点が、区民から多く寄せられるのであれば、その是非を検討する場が必要であると考える。
 また、東京五輪が、万が一、決定した場合は、それに合わせた変更を五年後といわず即座に検討していくべきである。

④コミュニティバス運営協議会(公開)の設置
 区民代表も入れた同協議会を設置し、常に、コミュニティバスが区民目線に立っているか、検証をしていく。例えば、ルートの不便さの有無、新たなルートの設定の必要性、利用状況の把握、財政運営の健全性など、定期的に検証していく。
理由:区民の利便性の向上に立った運営をし、さらなるサービスの向上に努めるため。

以上、
******終わり*****


******4/13中央区都市計画審議会2009-04-08 17:50:31 | 街づくり***
平成21年度 第1回中央区都市計画審議会

日時:平成21年4月13日(月)午後1時30分から

場所:中央区役所本庁舎10階 第1委員会室

議題:
1  東京都市計画都市再生特別地区の変更について(銀座四丁目12地区)
 関連 ・地区計画の変更について(銀座地区地区計画)

⇒小坂注釈:歌舞伎座の取り壊しと関連する議題です。

2  東京都市計画都市再生特別地区の変更について(京橋二丁目3地区)
 関連 ・第一種市街地再開発事業の決定について(京橋二丁目西地区)
   ・地区計画の変更について(日本橋・東京駅前地区地区計画)

3  東京都市計画特定街区の決定について(江戸橋特定街区)

公開・非公開の別:公開 
傍聴定員:10 名 (定員を超える申込みがあった場合、事前に抽選となります。)
傍聴手続: 平成21年4月9日(木)までに下記へ電話でお申し込みください。
問い合わせ先: 都市整備部都市計画課都市計画係  
           電話 03-3546-5469(直通)

******終わり*****
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決算特別委員会 土木建築費 素材2 歩行者専用橋

2009-10-08 06:22:10 | 街づくり
 決算特別委員会 質問用の素材の続きです。
 私の過去のブログからです。

*****歩行者交通量2009-07-17 16:24:51 | 街づくり*****
7/17開催の環境建設委員会にて、歩行者専用橋に関しての不明な点を明らかにしてまいりましたので、ご報告いたします。

①区が出してきている歩行者数の現状、将来予測両者の数字の詳細と根拠

ピーク時の一時間あたりの歩行者交通量を記載
*現況交通量(平成19年6月19日火曜日)
東側歩道(月島側) 7023人
西側歩道(豊海側) 919人
合計        7942人

*将来の交通量(架橋しない場合)
東側歩道    10709人(=現況7023人+晴海二丁目731人+晴海三丁目2783人+晴海五丁目172人)
西側歩道    3667人(=現況919人+晴海二丁目0人+晴海三丁目2481人+晴海五丁目267人)
合計     14376人(現況の7942人+増加分6434人)

*増加分6434人の内訳
晴海二丁目 731人  (晴海⇒勝どき731人)(すべて東側を通る)
晴海三丁目 5264人 (晴海⇒勝どき2535人、勝どき⇒晴海2729人)
          (東側2783人、西側2481人)
晴海五丁目 439人 (流れはすべて晴海⇒勝どき)
          (東側172人、西側267人)
合計   6434人


*将来の交通量(架橋する場合)
東側歩道  6800人
西側歩道  3667人
歩行者専用橋 3909人
合計    14376人


②晴海二丁目計画でシャトルバス計画はあるのか
⇒都市整備部の管轄部分、後に都市整備部に確認したいと思います。

③屋根つきの歩行者専用橋の屋根部分の耐震性は確かか
基本的に、阪神淡路大震災でも持つことを前提に設計していく。
屋根は、目隠しの意味もある。

④今後の住民説明会の日程
7/1開催のような全体説明会の日程はいまのところない。
個々にあたり、説明をしていく。
全体説明会を開催するかどうかは、状況を見て判断。


⑤架橋を望む人、望まない人の数
行政は、このような見方をしていない。
行政のスタンスとしては、基本計画に記載されているものを進めている。
直近のまちづくり協議会で反対がない。
(わたしは、これだけ反対の声が上がっているのに、まちづくり協議会でその声が出てこないことが、まちづくり協議会自体の問題ではないかと、逆に考えます。)

⑥トリトンに通勤する方々への歩行者専用橋を渡るかどうかのアンケート実施
実施する考えはない。

⑦7/1住民説明会 参加者数
78人。

⑧歩行者専用橋以外の手法はないかどうかの検討
基本計画でうたっており、それ以外の方法は検討しない方向

⑨予備設計は、いつできたのか?どの会社が作成したのか?
平成20年度に行った。
工期は、6/21-09年3/27で、パシコン技術管理株式会社が作成

⑩今後、実施設計は、いつ、どこの会社に委託するのか?
夏以降。
発注は、入札にて決定。

⑪現在の晴海とおりの歩行者数は?
本年二月に測定した。
2~5%の歩行者の増加を見た。

⑫架橋に合わせ、勝どき駅の出口新設の計画はあるのか?
まだない。

以上。


 お伺いして感じたことは、
①2008年の基本計画を根拠に区は、歩行者専用橋設置を進める構え

②ただし、個々の説明をして、納得を得る姿勢はもつ。

③しかし、大きな全体説明会は、いまのところ予定がない。
 もし、開催するなら、区議にもきちんと連絡をいただけるように依頼。

④実施設計の発注をかける時期に来ている。
 夏以降、入札後、発注される。
 区も、きちんと説明を行う前には、発注へとは進めない(はず)。

⑤歩行者混雑の緩和に果たして有効かどうかは、私は、疑わしいと考える。少なくともシミュレーションもしくは、アンケート調査をすべきと考える。

⑥防災上の向上は、橋がないよりは、あった方があがることは当然であるが、橋をかける理由までになるかどうかは、私は、疑わしいと考える。

⑦子どもの遊び場や、新たにできる晴海児童館へのルートとしては、よいと考える。
ただし、当初からの橋を架ける理由ではなかった。他の施策よりも優先して進めるべきかは別。

⑧地域の回遊性の向上には、なるであろうと思う。他の施策よりも優先して進めるべきかは別。

⑨行政の出した予測から、一般的に分析すると、晴海三丁目、五丁目関連の人が、東側を歩行するという無理な設定をしていることがわかる。さらに、もっと重大な問題があきらかになる。すなわち、晴海通りの西側の混雑が生じるという問題。

*一般的に考えた場合の将来交通量
東側歩道    7754人(=現況7023人+晴海二丁目731人+晴海三丁目0人+晴海五丁目0人)
西側歩道    6622人(=現況919人+晴海二丁目0人+晴海三丁目5264人+晴海五丁目439人)


 以上。

*****終わり*****


*****住民の声2009-07-14 00:24:08 | 街づくり****
朝潮運河に計画中の歩行者専用橋。
 私は、かねてから本当に必要であるのか、質してまいりました。

 同じように疑問をもつ住民の皆様のお話を7/13お伺いいたしました。

 まず、大いに確信を抱いたことは、まちづくり協議会改革の必要性。
 まちづくり協議会の基本的なところが、まったく住民本位になっていないのです。
 開催のお知らせがないことと、話し合われたことの内容のお知らせがないのです。
 少なくとも、①開催通知の徹底、②まちづくり協議会通信などをつくって、話し合われたことの住民への通知をしなくてはならないと思いました。
 以前から、疑問で、昨年の第4回定例会の本会議で私の一般質問で問うたことではあります。

 住民の皆様とお話して、分析・検討すべき問題点を列挙します。

①区が出してきている歩行者数の現状、将来予測両者の数字の詳細と根拠

②晴海二丁目計画でシャトルバス計画はあるのか

③屋根つきの歩行者専用橋の屋根部分の耐震性は確かか

④今後の住民説明会の日程

⑤架橋を望む人、望まない人の数

⑥トリトンに通勤する方々への歩行者専用橋を渡るかどうかのアンケート実施

⑦7/1住民説明会 参加者数

⑧歩行者専用橋以外の手法はないかどうかの検討

などなど、

検討を深めて行きたいと思います。
*****終わり****


****住民の声2009-07-10 01:20:44 | 街づくり*****
朝潮運河の歩行者専用橋に関してのブログで、
貴重なコメントをいただきました。

下線は、私が引いています。

****コメント****
はじめまして満島と申します。
昨年の10月ぐらいだったでしょうか。
「勝どき2丁目から晴海トリトンへ朝潮運河に橋を架けるのでボーリング調査を実施する。」
と区の方から連絡がありました。
それを知った、朝潮運河沿いに住む我々住民は
「ここは、行き止りになっており、あまり交通量が無い事から、子供が一輪車の練習やボール遊びなど遊び場として利用しているので絶対に橋を立てないでほしい!!また、住商の人達の通行が増えると、道に痰をはいたり煙草のぽい捨てがあったり、お酒を飲んで吐いた後など住環境が醜悪化するので絶対に止めて欲しい!!静かな裏通りの環境を破壊しないでほしい!この通りは一見広いようだが車道がるので歩道はかなり狭い、それに運送会社が3社もあるのに人通りをこちらに流して事故でもあったらどうするんだ!」
などなど抗議いたしました。
その時は
「まだ案の段階で何も決まっておりません。最近は住民の理解が無ければこう言った話は進められませんので。」
と言われておりました。
その後、こちらの要望で私達のマンションのみを対象にした説明会が3度行われましたが、反対しても、反対しても、こちらの話は一向に聞き入れられずどんどんと計画を進められました。
「この件は、議会で決まった話だからくつがえされない。」
といううわさもあります。
住民の知らないところで決められ、いざ反対すると「決まった話だから」と言われ抵抗する事もできない!
腹立たしくて悔しいです。
私には議会のしくみがよくわからないのですが
このような案件はどこでどのように話が沸いてきてどのように決まっていくのでしょうか?
住民に抵抗するすべはないのでしょうか?
どのような運動をすれば工事を見直しさせる事ができるのでしょうか?

7/1の説明会、開催の数日前に突然案内が来ました。
それも平日の18:00に開催。
普通の会社員にはなかなか参加出来ない時間帯です。
できるだけ反対者を少なくしようとの目論見があるのでは!?と思われるような開催でした。
参加された方に資料を見せてもらいびっくりしました。
エックス橋なんて考えられないです!
晴海通りは混雑してはいますが、一応流れてはいます。
朝の忙しい時間にわざわざ遠回りしてエックス橋を何人の人が使用するのでしょうか?
防災に関しては、一度一時避難場所(月島第二公園)に避難して広域避難場所(晴海)に避難する事になっています。
防災に関しての橋の必要性は無いと思います。
区はただお金を使いたいだけではないのか!?
と思ってしまいます。

お忙しいとは存知ますが、コメント頂けたらありがたいです。

どうぞ宜しくお願い致します。
****コメント以上*****

満島様、コメントありがとうございました。
同感です。

「私には議会のしくみがよくわからないのですが
このような案件はどこでどのように話が沸いてきてどのように決まっていくのでしょうか?
住民に抵抗するすべはないのでしょうか?
どのような運動をすれば工事を見直しさせる事ができるのでしょうか?」
という厳しいご指摘をありがとうございました。

議会は、住民の声を反映するために存在しています。
もし、行政が、住民の声と反することをした場合、
それを検証し、是正していくのが議会の役目です。

このことは、以前、ご紹介させていただいた東京新聞の記事でも、
指摘されている部分です。(間接的に言わんとしていると思います。)
東京新聞記事⇒ http://blog.goo.ne.jp/kodomogenki/e/db5934f5f132f839ddb0ea1dacc7940b

まず、大切なことは、周囲の議員にその声を届けてください。
(本来なら、議員がその声を積極的に吸い上げねばならないことですが、)

私自身にも、お話をいつでも届けてください。
メールkazuki.kosaka@e-kosaka.jp
電話 03-5547-1191 03-5547-1191
ファックス03-5547-1166
で、まず、ご連絡ください。

住民の皆様が取れる手段は、たくさんあります。
ご説明をさせていただきます。

私自身、不合理な「築地市場の移転問題」に対し、
そして、科学的に検証するために大切な「移転候補地豊洲土壌汚染調査サンプルの破棄問題」に対し、
多くの皆様と相談し、助言を受けながら取り組んでいるところの経験を参考にしながら、
とりうる手段を一緒に考えて行きたいと思います。

実は、来週、この歩行者専用橋の件で、
地元の方のお話をお伺いすることのアポイントをひとついただいております。

まちづくりは、住民の皆様とともに考え、創り上げていくべきものです。
貴重なコメントをありがとうございました。

*****終わり*****

*******東京新聞2009-07-02 22:07:53 | 街づくり******

「記者発」 これが地方自治か

 わが家の近所で、地元自治体による歩行者専用橋の建設計画に反対する住民運動が起きている。行政側の説明会に出席していみると、建設の目的は大手企業の通勤時の混雑緩和だという。住民の意思より企業の利便を優先する姿勢に「これが地方自治か」とあきれた。
 建設予定地は東京都中央区の朝潮運河。区側は、防災対策や行き止まり道路の解消などいくつも理由を挙げるが、一番の目的は地下鉄の駅から一流商社の入るビルに通じる歩道の混雑を緩和するため、迂回路をつくることだ。
 住民の目から見ると、迂回路は遠回りとなり、あまり効果は期待できない。周辺での住民増に対応できるとも思えず「税金の無駄遣い」に映る。
 区側は地域の要望と強調するが、どの住民が望んでいるのか明かさない。それどころか、根拠に持ち出してきたのは約二十年前の区民意識調査という始末だ。
 住民側が示した代替策を真剣に検討する姿勢も見られず、結局、一度決めたことは変えないということのようだ。これでは無駄な公共事業をやめない中央官庁と同じではないか。
 いま地方分権が大きな政治課題になっている。身近な自治体に国の持つ権限を委ね、住民本位の行政への転換は急務だ。次期衆院選でも争点の一つになる。
 ただ、与野党で議論されているのは、国のどんな権限をどのレベルの地方自治体に移すかという方法論ばかり。地方行政がどう住民の意見を吸い上げ、政策に反映させていくかという議論は聞こえてこない。
 身近な市区町村が住民の声に背を向けるのなら、分権が進んでも何も変わらない。住民本位の行政とは。そこから問い直さなければ、仏作って魂入れずとなる。
(清水孝幸)

*****以上終わり*****


*****歩行者専用橋2009-07-02 02:36:07 | 街づくり*****

 朝潮運河の歩行者専用橋の架橋問題。
 皆様、いかにお考えでしょうか。

 本日7/1、あまり周知されることもなく(行政の方は、努力されたのかもしれませんが)、朝潮運河の歩行者専用橋の架橋に関して、地元説明会が開催されました。
 周知に関しては、区のホームページに掲載したり、区報に掲載すべき事柄であったと思います。また、区議にも、街づくり協議会と同様に、開催の案内を通知すべきものであったと考えます。

 さて、この架橋問題、私は、大いに疑問を抱いています。

 ひとつは、その目的としての晴海通りの歩行者混雑の緩和を本当にこの橋が解決するのかという問題。区は、科学的根拠を持って、混雑緩和をすることを一切説明をしていません。
 細かく言えば、区の仮定のお話(30%の人が橋をわたるであろう)は、わかりました。その仮定を立証するにたる科学的根拠を出していないのです。

 二つ目は、防災性の向上というのであれば、その向上を目指すべきエリアは、中央区内いたるところにあります。
 このエリアには、避難方向は、勝どき側については、黎明橋とトリトン橋と月島橋があり、「二方向性の確保」はすでにあります。同様に月島側についても、晴月橋と月島橋があり、すでに確保されています。
 中央区で、防災性の向上を目指すべき緊急性の高いエリアは、他にもたくさん存在し、この橋を架ける理由にするのであれば、まず、緊急性の高いそれらエリアの解決が先に求められることになります。
 さらにいうならば、本気で防災性の向上を目指すのであれば、幅3mの計画は、細すぎます。橋へのアプローチ部分は、もっと細いようです。橋の幅は、6.5mは、必要でしょう。どうも、防災性の向上は、とってつけた理由に思えてなりません。
 説明会で指摘されている方がいらっしゃいました。この計画の橋では、災害時、逆にこの橋を渡る大勢のひとが、この橋で事故を起こすであろうというご指摘でした。

 三つ目は、ならばなぜ、今、喫緊の課題を放置しているのでしょうか。
 晴海通りの歩行者混雑は、すでに今あります。指導員を立てるなど、今解決に進むべきでありましょう。
 晴月橋のバリアフリー化も早急に改善すべきであります。電信柱を移動させ、スロープを長くすることは可能であろうと考えます。

 四つ目は、合意形成がまったくなっていないことです。
 今回のような、十分な広報もせず、説明会を突然開催しても、出れる住民は限られています。

 これらの思いをずっと抱いていて、この6月に一般質問をいたしました。

****この6月の一般質問での取り上げたこと****

 築地市場、歌舞伎座、銀座の街並みをしっかりと守り、街づくりが進められることを切に願いながら、次のテーマにうつります。

「五番目のテーマ、晴海通り沿い(勝どき駅~黎明橋間)地下道新設について」です。

 トリトンに向かう晴海通り沿い歩道が、朝のラッシュ時の非常に混雑します。朝の時間帯は、歩道に晴海方向から勝どき駅に向かう人のための専用レーンを紅茶色に道路に着色して作り対応はするものの、道いっぱいに歩行者が広がる状況です。
混雑緩和が喫緊の課題であり、その対応策を考えていく必要があります。

 事故が起こる前に、現在、区が歩きタバコ指導のため配置しているような形で「指導員」を立て、交通整理に当たるなど何らかの対応を“早急に”実施すべきと考えますがいかがでしょうか。

 この混雑は、今後、晴海地区の住宅建設に伴う急激な人口増加を想定すると、反対側の交通量と、逆向きの交通量が増加することになります。両側歩道の混雑を解決するためには、晴海通り地下に、月島駅~月島区民センター間に存在するような地下歩道を設置することが、有効な解決策と考えますがいかがでしょうか。

 次のテーマにうつります。

「六番目のテーマ、科学的根拠に基づく街づくり計画の提案について」です。

 街づくりは、科学的な根拠に基づき計画が提案されるべきであると考えます。現状の提案されている計画では、住民が納得できる科学的根拠が示されることなく、街づくりの計画が進められていることが多いと感じざるを得ません。

 先に述べましたように、東京都は、豊洲土壌汚染対策の実行可能性を科学的根拠に基づいて説明することを一切してこないわけですが、このような状況は、残念ながら、本区にもあてはまる部分があるのではないでしょうか。

 以下、3つについて、科学的根拠をご説明ください。

 )ひとつ前のテーマで取り扱いましたところの晴海通り沿い歩道の歩行者混雑の問題におきまして、朝潮運河へ歩行者専用橋を設置することで、本当に歩行者緩和が達成することができるという科学的根拠をお示しいただきたいと思います。

(後略)

*****掲載終わり******


 実際の説明会ですが、多くの問題意識を抱いた住民の皆様が、ご参加されていらっしゃいました。
 賛成も反対の方もいらしたと思います。
 しかし見る限り、大半が橋の架橋に反対の方だったと感じます。
 写真は、会場の様子を遠景からとらえています。

 残念ながら、次のアポイントがあり、私は、すべて傍聴することができていません。

 出された意見も踏まえて、今後、区の方針を見出して行きたいと考えます。

 環境建設委員会 副委員長として、まず、少なくとも、この説明会の議事録なりまとめを、及び、その前に開催されているまちづくり協議会のまとめは、次回7月の環境建設委員会(7/17開催)で提出いただけるように、区に要望していきたいと考えます。
 7月を逃すと、次回の環境建設委員会は、9月になってしまいますので。

 まずは、交通整理の指導員を晴海通りに立てたらどうかと考えます。
 8億円あるなら、まず、解決すべきは、例えば待機児童の問題と考えます。
 これだけ反対が多く、合意形成がとられていない状況で、強引に話を進めるべきでないと考えます。

 架橋に賛成の皆様のご意見もお伺いする姿勢も大切にしながら、これからも分析していきたいと考えます。
****終わり****
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決算特別委員会 土木建築費 素材1

2009-10-08 05:26:42 | 街づくり
 土木建築費の質疑をするにあたり、過去のブログを見直しています。
 自分の発言の素材、根拠として使う予定です。

*****衆院選*****
衆議院選挙立候補者アンケート(「景観と住環境を考える全国ネットワーク」による)
~都市計画法等の法律改正についての公開質問状~
 以下の質問項目について賛成・反対に○を付け、理由等のコメントがあれば簡単にご記入ください。

選挙区 お名前

1 都市計画やまちづくりに関する地方分権を徹底することについて。
(現行法では都道府県や国の同意等が必要であったり、予算的な制約があったり、基礎自治体への分権が徹底していません)

賛成
反対
その他(自由記述)


2 都市計画・建築規制に関する自治体の条例制定権を明確にすることについて。
(現行法では、自治事務であるとされていますが、自治体が法律の趣旨と異なる条例を制定することができるか明確にされていません)

賛成
反対
その他(自由記述)


3 まちづくりの過程への住民参加を保証することについて。
(現行法では、住民が意見を述べる機会が極めて不十分であり、意見を述べても応答が保証されない、などの問題があります)

賛成
反対
その他(自由記述)


4 建築確認制度(含民間確認制度)を廃止し、自治体による許可制とすることについて。
(現行法では、建築法規に適合してさえいれば建築確認を認めざるを得ない上、民間機関が確認できることになってから、社会常識に反するような確認が横行し、自治体のまちづくりを阻害しています)

賛成
反対
その他(自由記述)


5 市民参加によるマスタープランの策定で、都市計画・開発計画を拘束できるようにすることについて。
(現行法は、まちづくりより開発が優先し、乱開発を招いています。マスタープラン作成には十分な市民の意見が反映されておらず、さらにはそもそもマスタープランに反するような都市計画や建築計画を規制できません)

賛成
反対
その他(自由記述)


6 まちづくりに関する一連の規制緩和施策(容積率規制や斜線規制の緩和制度など)の弊害をふまえ、見直し作業をすることについて。
(ここ15年、様々な容積率の緩和制度や斜線制限の緩和の制度が創設され、これが多くの紛争の火種を撒いてきました)

賛成
反対
その他(自由記述)




ご協力ありがとうございました。
*****引用終わり*****


*****亀島川2009-08-09 11:22:44 | 街づくり*****
市民・区民提案のまちづくり。夢のあるまちづくり。ひとが健康になるまちづくり。

 今、子育て支援とともに中央区が力を入れるべき分野のひとつであると私は考えます。
 
 
 亀島川を中心になされたそのシンポジウムが、8/8に開催され、私も参加してきました。

 一番感じたことは、そのシンポジウムの実際の内容とは、離れますが、「このような市民・区民の皆様から出された提案を、いかに実際の施策へと結びつけ、街づくりの中で実現をしていくか」ということです。

 ここでは、まさにすばらしいまちづくりの提案がなされました。
 建物は、人を健康にするもの。今は、「にんべん」の入らない建物が多いという意見もでました。


 それぞれの立場のひとが、集まりなされた提案です。
 実際の住民、務めに通う人、料理店・商店・企業、建築・都市計画の専門家、川を愛する人、大学など学識経験者などなど。
 お台場ガンダムの仕掛け人もいらっしゃいました。ガンダムでは、「無料」「直に触れるということで体験をする」を念頭に入れた参加のスタイルを作ったということでした。

 シンポジウムでも話されましたが、中央区には、“ひと”という財産があります。十分まちづくりの提案を担える方々です。

 しかし、このまま、放っておくと、この提案は、このままで終わってしまいます。

 この提案の思いの輪が広がっていくことがひとつ大切です。
 まちの思い、区民の思いとしてひろがっていくことで、行政はその思いに対し、支援をしやすくなります。
 地域のひとつひとつのイベントを、たとえそれが小さくとも、伝えていく役割が、マスコミには求められます。

 形作る段では、現在ある『まちづくり協議会』などの中で、このような提案がなされる場があればよいと思います。
 もしくは、『まちづくり提案の場』となる機会を、行政が新たにつくるのもよいかもしれません。
 議会設置の環境建設委員会で市民提案のまちづくりを聴く場を設けることもまたよいかもしれません。(なお、かつて、「亀島川の整備」が報告でなされたことはございました。)

 このようなまちづくりを考える組織が行政で行える支援とは何かを考え、実施することも大切だと考えます。
 例えば、財政面でのアドバイスや活動の場の支援、人材育成、広報の支援などだと思います。
 今、意見(パブリックコメント)募集中(8/1~8/21)の『中央区協働推進会議報告書』に入れるべき視点かもしれません。
 (⇒そういえば、『中央区協働推進会議報告書』に関する勉強会も企画しなくちゃ。。。(^-^)ゞ )

 これらの場がつくれなくとも、首長自らが、まちづくりの思いのある方々がつくり、広く広報されたシンポジウムの場に参加し、実際にまちの思いを聴くことがとても大事であると考えます。
 首長が開催するタウンミーティングで、提案を聴く場をもうけることも可能でしょう。
 すべてのひとに開かれた提案の場をつくるのです。一部の人に開かれた形ではなく、内容が公開されないという形のものでもなく。

 
以下は、シンポジウムで出された意見を箇条書き(順不同)にします。

①住んでいる人の感覚を大切に。

②中央区には、人という財産がある。

③日本橋、銀座に比べ、八丁堀のポテンシャルが下がってきている。

④まちづくりは、5年、10年、20年の事業。

⑤中央区に来て、地面の大切さを感じた。土がない。

⑥どうやってコミュニティーをつくるか。
 血縁、地域、知り合う。三つの“ち”

⑦隅田川の川の音を聞きながら生活している。

⑧中央区には、“しがらみのなさ”を求めてきているひともいるかもしれない。

⑨あいさつがコミュニティの原点。

⑩亀島川は、川と近い。

⑪江戸の楽しみ方を。東京の水辺の楽しみ方のモデルを亀島川でつくる。

⑫隅田川は、東京の表玄関。

⑬コミュニティを形成する中で通りとしての広さで、適度なものは、6~8m。

⑭働いている人も仲間に。

⑮ある大学の教授が、建築学科を卒業あたり贈ってくれたことば。「建築家として健全であれ。」

⑯本物がわからず育っている。

⑰亀島川の特徴として、建物と川が接近の環境。

⑱みなが楽しむ川を。

⑲ビルの高さの30-40mを緑化し、都市風の構築。

⑳緑化には、苗から育てたものを。つるは、早く育つ。

などなど。


 写真は、亀島川での、ボートの遊び。NPOが月に一回程度、企画しています。ちょうど昨日は、企画の日でした。


*参考までに、昨年第4回定例会 本会議の場での私の一般質問。現在の区の考え方を知るために掲載します。
 該当箇所のみ掲載します。


小坂: 八つ目は、日本橋エリア、日本橋川の舟運観光と日本橋川上空の高速道撤去に関連した話題です。
 日本橋川周辺では、地元町会・企業が手を組んで、川のヘドロを分解するため、微生物の培養土を丸めて団子状にしたものを定期的にまいたり、大腸菌などの有害菌の除去用に微生物の活性液を毎週十トン川に流し込んで川の浄化に向けた取り組みがなされたり、川と親しむイベントが開催されています。水域が一八・三%と二十三区で最大の水の都というべき中央区は、平成十八年四月に、水の都中央区の復活、水辺とともに歩む中央区を目指して、中央区水辺利用の活性化に関する方策を定めました。将来の日本橋川上空高速道路撤去と日本橋川から隅田川にかけての舟運観光の発展のため、水辺の活性化は、本区の最重要課題の一つと考えます。韓国の高速道地下整備やソウルの清渓川の川辺遊歩道整備も一つの参考事例としつつ、検討を深めることを私自身も考えています。日本橋川南詰めの船着場整備を求める地元の声もある中、本方策の進捗状況をお聞かせください。

区長:次に、水辺利用の活性化についてであります。
 区では、中央区水辺利用の活性化に関する方策に基づき、平成十八年度から石川島公園の拡張や月島一丁目緑道などの水辺の整備、朝潮運河にぎわいづくり調査の実施など、具体的な取り組みを行っております。
 日本橋川については、首都高速道路の撤去に向けた検討を行うとともに、ツタ類等による護岸緑化、しゅんせつによる水質改善などを実施しているところであります。
 また、地域においては、日本橋川再生に向けた舟運イベントやEM菌による水質浄化、船からの水面清掃などのさまざまな活動の輪が広がっており、区ではこれらの活動への参加などの支援をしております。
 区としては、今後とも本区の方策の整備テーマである「日本晴れのまち空間 日本橋川」を目指して、水辺の活性化が図られるよう、各種活動を通じて地域との連携を深めてまいります。にぎわい拠点となる船着場の整備についても、整備主体や構造、活用方法などの具体案について、地域の団体や東京都などと調整を図ってまいります。

*****終わり*****


*****コレクティブハウス2009-08-06 06:42:11 | 街づくり******
今、中央区に求められている開発の、キーワードは、
*ソフトの重視
*セクショナリズムからの脱却、連携
*住民の声の反映
*地域のコミュニティ
*地域の個性
*地域の文化・伝統
*街並み・景観
*環境
*持続可能性
*パブリックの空間
*防災
*福祉
*バリアフリー
*子育て支援・子育ち支援
*長持ち
*修繕
*建築後の検証

などだと感じました。


ある方が、コメントでおっしゃっていましたが、
低層のコレクティブハウスが求められるのではないかと言うことでした。

同感です。

各自の個人のエリアと、
ダイニングなど共有のエリアの併せ持つ住居。
グループホームと似ている印象です。

先進事例を見て行きたいと思います。
*****終わり*****



****朝潮運河人道橋2009-08-02 16:02:11 | 街づくり****
以下、中央区民新聞(2008年10月20日号)

朝潮運河人道橋反対賛成の要望

 大江戸線勝どき駅は、晴海トリトンの完成によって乗降客が急増、ラッシュ時には降りた客が外に出る前に次の電車が到着、晴海通りの歩道は人で埋まり、周辺住民の生活に支障をきたすほど。そこで区は都に抜本的対応を求め、特にオリンピック誘致への具体的対応を要請しているものの具体策は見えていない。このため区は、月島4丁目の区道が行き止まりになっている現状を、朝潮運河に専用の歩道橋を架けて晴海トリトンと結ぶ構造に変える方策を明らかにした。晴海通りから新たな人の流れを誘導しようというもの。
  ところがこの行き止まり区道に沿って建つマンション住民が「良好な住環境を壊すもの」として反対の要望書を9月22日区長に提出。これを知った地元区議の働きかけで月島地域の連合町会長が連名で促進の要望書を区長に提出した。
  この件については区議会決算委員会でも別掲のように論議されている。
  双方の要望書の主な内容は次のとおり。

反対の要望書
  私たち住民(月島4-15~21)にとって「朝潮運河と月島川に阻(はば)まれた行き止まり街路」は、静かで快適な環境であり、その解消は望んでいません。また、「地域間の回遊性」は、すでに朝潮橋・晴月橋・月島橋があり確保されています。特に、「安全性」に関しては、橋の整備により、四六時中不特定の多くの人々が行き交うことで、静かな環境がこわされるだけでなく、安全上・防犯上でも問題が発生しかねず、確保にはなりません。
  さらに、「歩行者交通の混雑緩和」とありますが、歩行者の多くは地下鉄大江戸線勝どき駅と晴海方向とを往来する方々です。仮に月島川に橋があっても遠回りとなり、混雑の緩和になるかどうかは疑問です。
  この朝潮運河歩行者専用橋の整備は、住民の安全・安心な生活をこわしてしまいます。したがって、私たちは、この事業に多額の税金を費やすことを望みません。

促進の要望書
  現在の勝どき駅の混雑は、極めて深刻な状況にあり、今後さらに駅周辺地域の開発に伴う乗降客の増大により、駅の混雑に一層の拍車がかかることは必至であります。そこで、地域としても機会あるごと、早期改善を要請してまいりました。
  これを受け、中央区では、本年7月23日、区長名の文書で「東京都交通局長」及び「東京オリンピック・パラリンピック招致本部長」に対し、勝どき駅の早期改良を要請されたと聞き及んでおり地域としても一日も早く改良がすすむことを期待しております。
  さらに、中央区では、勝どき駅から晴海に至る混雑緩和など歩行環境の改善を目的に、朝潮運河において歩行者専用橋の建設を計画されているとお聞きしております。
  地域にとって本計画は駅と地域を結ぶ一連の歩行環境の改善に有効であるばかりでなく、行き止まり道路の解消による災害時の避難確保、地域の回遊性の向上、耐震護岸強化、住環境整備など、月島地域全体のまちづくりの推進に大きく寄与するものと期待します。
  まちづくりを担う月島地域一同として、「朝潮運河歩行者専用橋」の早期建設を強く要望いたします。

***以上*****


****景観計画****
まちづくりの中でも、象徴的な港区の都市計画審議会が、昨日7/30開催され、これまた重要な『景観計画』に関する議題であったため、傍聴してまいりました。

 
審議会で委員から出された意見など(順不同)をメモ程度に箇条書きします。
①環境アセスと景観計画の手続きのタイミングの面での整合性を。

②高さ制限では、開発を進める側の意見も、意見募集で出されている。
 港区では、高さ制限の導入を検討中。
 23区中10区に高さ制限が入れられている。
 高さ制限があるものの、総合設計、再開発の手法で、制限を受けないようになされうる。

③実効性が問題である。罰則は、意匠と色だけにある。罰則は、1年以下の懲役、罰金50万円。

④区役所内の横の連携は、景観は、都市計画課であるが今後、まちづくり支援部とも連携を図る。

⑤日本は歴史や文化の保存が遅れている。

⑥外国人のしめる割合が高い区であり、外国人の意見も参考に。

⑦今後は。まずは景観計画⇒区民の景観意識の高まり⇒地域ごとのルール⇒まちづくり条例で進める。

⑧まちづくりの組織は、7つ登録されている。

⑨市民の動きが肝心。

⑩協議の内容の公開を。

⑪駅のうちから見た景観も美しく。

⑫古川の上の高速道路のライトアップなども。

⑬海をバックとした町並みを美しく。

⑭アドバイザーは、会議だけでなく、現場に足を運んでもらえるように。

⑮公共事業からまず取り組みを。

⑯既存の建物へは、拘束するものではない。

⑰アドバイザーの選び方は?建築関連2名、造園2名、色2名の全体6人。

⑱屋外広告のルールづくりを。

⑲これさえ守ればよい。というより景観の新しいあり方を、港区から。

⑳コンペでは、トータルな議論を。

など。


港区ホームページより
(「港区景観計画(案)についてのご意見」というページから)

 港区では、法的根拠を持ってきめ細かな景観形成に取組むため、これまで区民意見等を踏まえて港区景観計画の検討を進め、平成21年6月1日付けで景観条例を施行し、景観行政団体に移行しました。
 そこで、今回は港区景観計画(案)について、改めて皆さんからのご意見を募集します。
 なお、今回の意見募集の後、港区景観審議会への諮問、港区都市計画審議会への意見聴取を行った上で、本年8月を目途に港区景観計画を策定する予定です。その後周知期間を設けて説明会の開催等を行い、10月から港区景観計画を適用する予定です。
******終わり******

*****コミュニティバス*****
コミュニティバスの料金設定が、ようやく調整がつきました。

 先日お知らせいたしました第4回検討委員会の前ということで、急遽、本日7/28、担当の委員会(環境建設委員会と築地市場等街づくり対策特別委員会)が合同で開催されました。

 合同委員会では、私は、「コミュニティバスの持続可能性」を焦点に質問致しました。

①銀ブラバスの経験について
 かつて中央区が運営した銀ブラバスは、いつからいつまでで、そのときの収支を明らかにしていただきたい。

回答:平成3年~平成11年
   収支は、年4000~5000万円の赤字。
   結局、総計4億円弱の赤字となった。


②料金の見直しもふくめ運営開始後の見直しの体制について
 運営開始後、区民の有効な交通機関となるように、収支やルートに関し協議していく必要がある。
 どのような考えで、協議会をつくろうと考えているか。

回答:第4回検討委員会では、運輸省申請の手続きに関わる件を主として話す。
   運営開始後の運営の体制について、秋口から該当委員会の中で区議会において検討する。


③黒字の場合
 赤字の場合、事業者へ中央区が補填しているわけであり、黒字の場合は、区民へ還元できてしかるべきと考えるが。

回答:事業者とどのように折半するか調整していく。


④コミュニティバス事業の持続可能性
 この事業は、年約1億円の赤字を出す試算である。万が一の事業撤退のリスクマネジメントの考え方は。

回答:赤字が多いからといって、事業中止は考えないが、区民に広く使われるかどうかを評価する。


質疑応答は以上。

******終わり******

*****山本理研氏2009-07-26 23:00:00 | 街づくり*****
目からうろこのご講演でした。山本氏のような建築家を私は、是非とも待ち望んでいました。
 建物を地域社会をつくるという観点から、建てていらっしゃいました。

 山本氏は、現在の日本の建物を、「一住宅=一家族」システムと評しています。
 ①一つの住宅に一つの家族
 ②プライバシーを守るために極めて閉鎖的
 ③隣り合った住宅相互は干渉し合わない
 ④家族は、自立性の高い自立単位
 ⑤家族は、再生産の単位

 このシステムは、1924年L.ヒルベルザイマーによるドイツのハイライズ・シティーをモデルとするといいます。

 言われればまさに、「一住宅=一家族」システムから、現代の諸問題が起源していると考えられます。
 少子高齢化、夫が働き妻が子を育てる形、孤独死、コモンスペースの欠如などなど。

 山本氏は、『地域社会圏』という概念をうちたて、「一住宅=一家族」システムを打破しようとされました。
 ひとつのモデルは、東雲キャナルコートCODAN(2003)にあります。

 都市の理想の開発は、300%7~8階の建物を、住んでいる全ての人を巻き込んでつくることかもしれません。

 質疑応答では、高さ制限と容積率で決められた計画で進められる都市再開発の問題点にどう取り組んでいけばよいのかが大きな争点となりました。
 *NPO等による持続的な取り組み、
 *建築士協会との連携、
 *話し合いの場をつくる、
 *景観や美的な問題では数値化はできないが徹底的に議論する、
 *プロセスが公開される、
 *設計という作業への対価、
 *国政での議論、
 *バリアフリーの視点、
 *公共建築では特に地域との連携
これらの中にその取り組みの形が見えてくると考えました。

 非常に有意義なご講演でした。
 広島市西消防署(2000)、横須賀美術館(2007)、福生市庁舎(2008)などご講演でご紹介いただきましたが、そのコンセプトの斬新さにどれも驚かされました。
 今後、山本氏の著書にも当たり、まちづくりに生かせるように努力したいと思います。

******終わり******


******シミュレーション2009-07-25 23:33:14 | 街づくり****
歩行者専用橋を架けることにより、どれだけ晴海通り沿いの歩行者混雑を緩和できるか、シミュレーションをすべきと考えています。

 区からは、一切、シミュレーションの資料を出していただけておりません。

 区は、3割が歩行者専用橋へ流れると“仮定”しているだけの状況です。“仮定”の根拠はありません。
 
 シミュレーションができないか、ネットで調べていると、ある会社がヒットしました。シミュレーションできる可能性があります。
 英国のLEGION社で開発された歩行者(群集)シミュレータ『LEGION STUDIO』というソフトを使うといいます。
 鉄道駅や商業施設、スポーツアリーナ、高層ビルなど、実際の歩行空間における歩行者(エンティティ)の動きをシミュレートし、平常ピーク時の動線の評価や緊急時の危険度評価を行うために開発されたソフトウェアだそうです。
****終わり****

つづく。
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