「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

区のまちづくりのあり方に対して、声をとどけるには

2009-10-10 23:00:00 | 街づくり
 10日、まちづくりのあり方に悩まれている方々のお話をお伺いする時間を持つことができました。

 アドバイスとしてお伝えいたしましたことは、

①「まちづくり協議会」があり、ここでまず声を届けていくことが大切である。

②再開発事業の場合、「都市計画原案の公告・縦覧と説明会」「都市計画案の公告・縦覧と説明会」があるが、ここで意見書などを書くことで声を届けていくことが大切である。

③区議会へは、「陳情」や「請願」の手法を用いて、声をとどけることが大切である。定例会で提出されたまちづくりに関する請願は、「環境建設委員会」へ付託、審議されたのち、区議会の議決で採択の可否を決することになる。

④「都市計画審議会」で、最終的に決定される。

*大きな流れのイメージ
「まちづくり協議会」⇒「都市計画原案 説明会」⇒「都市計画案 説明会」⇒「都市計画審議会」⇒区長決定

⑤再開発事業では、都や国の事業と密接な関連性があるため、都政や国政に声を届けていくことも大切である。

⑥皆様の考えを、多くの議員に伝えていくことが大切である。

⑦同じ問題意識をもつ住民と連携を持っていくことが大切である。

などのことをお伝えさせていただきました。


 都心の開発においては、超高層建築が、保育園・学校や高齢者福祉施設など地域インフラが十分に整理されずに計画されることや(たとえ、その再開発される場所が、もともと区や都、そして国有地の土地であってもです。)、超高層であるがゆえに日影や風害を周辺地域に与えることが往々にしてあります。
  
 住民の合意形成をきちんと得ながらの開発がなされることを期待いたします。
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