「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

訴えられる医者とは? 医師が知るべきひとつの事実

2012-09-20 17:20:28 | 医療
 法科大学院講義「医療と法」を受講して、「なぜ、この医療行為が、裁判になるのか」という問いをよく抱きました。

 その時、類推したことは、裁判に至るには、医療行為に関連して、余程の「プラスα」があるのではないかということです。


 以下、そのことに関連して記載されたブログがございました。


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http://1minute.raindrop.jp/?p=9045
訴えられる医者とは


訴えられやすい医者と訴えられにくい医者がいる。

それを調べる方法は二つ。

まず、医者が受けた教育と実績を調べ、過去数年間に犯したミスの記録を分析する方法。

もうひとつは医者と患者の短い会話を聞く方法である。

たいていの人は、二つめの方法がいいに違いないと考えるはずだ。

そのとおり。

でもなぜ?

実を言うと、医者が医療事故で訴えられるかどうかは、ミスを犯す回数とはほとんど関係ない。

訴訟を分析したところ、腕のいい医者が何度も訴えられたり、たびたびミスをしても訴えられない医者がいることがわかった。

一方で、医者にミスがあっても訴えない人がかなりの数に上ることもわかった。

要するに、患者はいい加減な治療を受けただけでは医者を訴えない。

訴訟を起こすにはほかに「わけ」がある。

その「わけ」とは何か。

それは、医者から個人的にどんな扱いを受けたかである。

医療事故の訴訟にたびたび見られるのは、医者にせかされたとか、無視されたとか、まともに扱ってもらえなかったという訴えだ。

「患者は好きな医者を訴えたりしないものなの」と医療事故訴訟が専門の弁護士アリス・バーキンは言う。

医療について研究しているウェンディ・レビンソンは医者と患者の会話を何百件も録音した。

ほぼ半数の医者は訴えられたことがない。

あとの半数は二度以上訴えられている。

二つのグループの医者に明らかな違いがあることを見つけた。

訴えられたことのない外科医は、訴えられたことのある外科医よりも、一人の患者につきあう時間が3分以上長かったのだ。

この分析をさらに進めた実験もある。

心理学者のナリニ・アンバディは、外科医と患者の会話に注目した。

判定者は外科医の技術レベルについては何も知らなかった。

患者に何を話していたのかさえわからなかった。

判断材料は外科医の声を分析した結果だけ。

威圧感のある声の外科医は訴えられやすく、声が威圧的でなく患者を気遣うような感じの外科医は訴えられにくかった。

医療事故というと、とんでもなくややこしい問題のように思うかもしれないが、要は患者を大事にしているかどうかの問題であり、その態度は声の調子に現れるのだ。

医者にとって最も損な声は威圧的な声ということになる。


【人の心に灯をともす】http://merumo.ne.jp/00564226.html より

飲食店などで苦情になるのは、料理がまずかったとか、料理が遅い、という事実より、その後の店側の対応が悪かった、というのがほとんどだ。

店員が、「謝っていない」、「態度がでかい」、「誠意がない」といったときに起こる。

人に好かれないタイプの典型は、「偉そう」、「傲慢」、「尊大」、「威張る」、「威圧的」、「見下す」といった態度で接する人たちだ。

反対に、好かれるタイプは、「謙虚」、「気遣いがある」、「人なつこい」、「愛きょうがある」、「可愛げがある」という人たち。

人間の意識や態度は、言葉遣いや、声の調子に歴然と現れる。

だから、誰かと、ほんの二言三言、言葉を交わしただけで、人間性なり性格が判断されてしまうということは心しなければならない。

訴訟される医者も、嫌われる人間も、突き詰めれば、「人を大事にしているかいないか」によって決まる。

人を喜ばせ、大事にする人間でありたい。
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今後のエネルギー・環境政策について H24.9.19閣議決定 国民の理解、柔軟性、不断の検証と見直し

2012-09-20 15:47:46 | 地球環境問題

 今後のエネルギー・環境政策についてH24.9.19閣議決定

 あまり、具体性のない決定です。
 当たり前のこと、すなわち、プロセス論としては、至極当たり前のことが書かれています。

 目標が一体どういうものなのか、これだけではまったくわからず、「革新的エネルギー・環境戦略」(平成24年9月14日エネルギー・環境会議決定)に立ち戻って、趣旨を理解する必要があります。

 ただ、一応閣議決定ということですので、メモとして書き置きます。

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http://www.npu.go.jp/policy/policy09/pdf/20120919/20120919_1.pdf


今後のエネルギー・環境政策について

平成24年9月19日
閣議決定

今後のエネルギー・環境政策については、「革新的エネルギー・環境戦略」(平成24年9月14日エネルギー・環境会議決定)を踏まえて、関係自治体や国際社会等と責任ある議論を行い、国民の理解を得つつ、柔軟性を持って不断の検証と見直しを行いながら遂行する。

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