「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

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法史学 初期近代/ルネッサンスにおける民法の成立、アリストテレス哲学の浸透

2012-09-05 10:46:36 | シチズンシップ教育
 法史学で、学んだこと。今回は、初期近代/ルネッサンス。今後理解を深めたいと思うところ。

 ルネッサンスのキーワードは、実体、実地。


 初期近代における民法の成立。

 ルネッサンスは、イタリアでは14世紀後半から、その他ヨーロッパでは、16世紀。

 アリストレス哲学の受容としての私法、実体法、一般法が成立したといえる。


 人文主義(humanism)の特徴は、文法家の目から法学や神学や医学や哲学を理解することであり、それは医学の解剖や、自然学の実験にみられるみられるように、実体的(material)なものに焦点を当てることでもある。
 実体的(material)なものへと学問的関心が向いていったことは、実験を重視する物理学・化学・解剖学を中心とする医学の発展を考えれば、人文主義時代の学問の基本的特徴といえる。

 書物の解釈から、実体、実地へ、視点が移った。

 では、法学における実体的なものとは何か。


 歴史書にあたり、その時代の歴史的状況で、法が適用されたかを探ることであった。
 その社会にあるいかなる問題を解決するために法文や決まりがあったのか、それが時代の変化、社会の変化の中で生じた問題を解決するために解釈、立法を通じてどのような変容を受けたのかといったことを探求した。いわば、法律家=法学者の営みの観察であった。

 
 
 アリストテレスの有名な4原因論でみるなら、(古代のアリストテレス哲学が本当に浸透したのは近代といわれる)

 法(テキスト)、法文を形相因(形になったもの、法文)として法律の条文、判決文の分析で終わるだけでなく、

 社会(実体)としてみるということで、質料因⇒実体法、目的因⇒正義、作用因⇒手続き・機関・訴訟・訴権として、法が分析された。
 
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メモ:H24.9.5官報 号外第193号 法律改正 動物愛護ほか

2012-09-05 10:26:12 | 国政レベルでなすべきこと

メモとして

 以下の法律改正。

 たまたま目にしましたが、古典の日11月1日とのこと。


*****官報目次 平成24年9月5日付(号外 第193号)*******
http://kanpou.npb.go.jp/20120905/20120905g00193/20120905g001930000f.html




〔法  律〕

○在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律(七〇) ……… 11

○海上保安庁法及び領海等における外国船舶の航行に関する法律の一部を改正する法律(七一) ……… 20

○地方自治法の一部を改正する法律(七二) ……… 20

○構造改革特別区域法の一部を改正する法律(七三) ……… 27

○地域再生法の一部を改正する法律(七四) ……… 29

○裁判所職員定員法の一部を改正する法律(七五) ……… 31

○災害時における石油の供給不足への対処等のための石油の備蓄の確保等に関する法律等の一部を改正する法律(七六) ……… 31

○消費者安全法の一部を改正する法律(七七) ……… 38

○高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部を改正する法律(七八) ……… 42

動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律(七九) ……… 43

大都市地域における特別区の設置に関する法律(八〇) ……… 47

古典の日に関する法律(八一) ……… 49

○カネミ油症患者に関する施策の総合的な推進に関する法律(八二) ……… 49

○株式会社農林漁業成長産業化支援機構法(八三) ……… 50

○都市の低炭素化の促進に関する法律(八四) ……… 54

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