「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

はじめての法廷、民事模擬裁判、被告代理人として。

2012-09-15 23:51:10 | シチズンシップ教育

 模擬裁判の講義。

 はじめて、法定に立ちました。
 役柄は、被告代理人。

 証人尋問、原告の尋問が法廷でなされました。
 とても、楽しい時間でした。


 さまざまな反省点があります。

*意見を聞かず、事実を聞くこと。
 ただし、本人の場合、気持ちを聞いてよい。

*総花的に聞くのではなく、争点をしぼるべき。

*主尋問では、誘導をあらかじめする。

*反対尋問では、誘導可。

*書証をします。裁判所の調書に、書証を引用した場合、はんこがおされ、高裁で読みやすい調書になる。

*「思い出語って」が、有効なのは、離婚訴訟。
 個々の事実の確認では、おいつかない。

*「最強の弁護は、尋問しないこと」も頭に置く。

*表見代理は、満額とおるか、ゼロか。不法行為のような過失相殺はない。折り合いをつけて、和解がよいばあいがある。

*弁護人という表現は、刑事で用いる。

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