「中央区を、子育て日本一の区へ」こども元気クリニック・病児保育室  小児科医 小坂和輝のblog

感染を制御しつつ、子ども達の学び・育ちの環境づくりをして行きましょう!病児保育も鋭意実施中。子ども達に健康への気づきを。

【新型インフル UP DATE 24-2】 日本感染症学会 緊急提言 での参考文献

2009-05-22 11:16:23 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
文献

1) CDC: Hospitalized patients with novel influenza A (H1N1) virus infection ---
California, April – May, 2009. MMWR.2009(May 18);58:1-5.

2) Richard SA, Sugaya N, Simonsen L, Miller MA, Viboud C : A comparative study
of the 1918-1920 influenza pandemic in Japan, USA and UK: mortality impact and
implications for pandemic planning. Epidemiol Infect. 2009;12:1-11.

3) Viboud C, Grais RF, Lafont BAP, Miller MA, Simonsen L: Multinational impact
of the 1968 Hong Kong influenza pandemic: evidence for a smoldering pandemic.
J Infect Dis.2005;192:233-48.

4) 高橋美保子、永井正規:1987年-2005年のわが国におけるインフルエンザ流行による超過死亡―性別、年齢階層別、死因別死亡による推定-. 日衛誌.2008;63:5-19.

5) 国立感染症研究所感染症情報センター:インフルエンザ超過死亡「感染研モデル」
2002/2003シーズン報告.IASR.2003;24:288-9.

6) Murray CJ, Lopez AD, Chin B, Feehan D: Estimation of potential global pandemic
influenza mortality on the basis of vital registry data from the 1918-20
pandemic: A quantitative analysis. Lancet.2006;368:2211-8.

7) 福見秀雄、後藤敏夫、平山 雄、草野信男:アジアかぜ流行史.東京: 日本公衆衛
生協会; 1960

8) Miller MA, Viboud C, Balinska M, Simonsen L: The signature features of influenza
pandemics ― implications for policy. N Engl J Med. 2009;1056:903-6.

9) Peiris JS, Yuen KY, Osterhaus AD, Stöhr K: The severe acute respiratory syndrome.
N Engl J Med. 2003;349:2431-41.

10) Morens DM, Taubenberger JK, Fauci AS: Predominant role of bacterial pneumonia
as a cause of death in pandemic influenza: implications for pandemic influenza
preparedness. J Infect Dis. 2008;198:962-70.

11) 日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン」作成委員会:成人市中肺炎診
療ガイドライン.日本呼吸器学会,東京,2007年1月15日発行,1-86.

12) Seto WH, Tsang D, Yung RW , Ching TY, Ng TK, Ho M, et al: Effectiveness of
precautions against droplets and contact in prevention of nosocomial
transmission of severe acute respiratory syndrome (SARS). Lancet. 2003;
361:1519 - 20.

13) Jefferson T, Foxlee R, Del Mar C, Dooley L, Ferroni E, Hewak B, et al: Physical
interventions to interrupt or reduce the spread of respiratory viruses:
systematic review. BMJ. 2003;336:77-80.

14) WHO. Advice on the use of masks in the community setting in influenza A(H1N1)
outbreaks, Interim guidance. 2009. May 3.

15) Satomura K, Kitamura T, Kawamura T, Simbo T, Watanabe M, Kamei M, et al:
Prevention of upper respiratory tract infections by gargling: a randomized
trial. Am J Prev Med.2005;29:302-7.

16) Luby SP, Agboatwalla M, Feikin DR, Painter J, Billhimer W, Altaf A, et al: Effect
of handwashing on child health: a randomized controlled trial. Lancet.2005;
366:225-33.

17) Imai T, Takahashi K, Todoroki M, Kunishima H, Hoshuyama T, Ide R, et al:
Perception in relation to a potential influenza pandemic among healthcare
workers in Japan: Implications for preparedness. J Occup Health. 2008;50:13-23.


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2009-05-21 12:34:13

2009-05-21 12:34:13 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
ただいま、東京都に本日の突然の中止の理由をご説明いただいています。
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【築地 UP DATE6】 東京都の不可解な行動 突然の仲卸業者への説明会の中止

2009-05-21 10:12:07 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
 本日21日、東京都は、築地市場の仲卸でつくる東京魚市場卸協同組合(東卸)の組合の皆様に、「豊洲新市場予定地における土壌汚染対策等について」の説明会を行うことになっておりました。

 ところが、不可解なことに、説明会が突然中止になると、当日の朝、東京都がチラシを配り、お知らせしてきたということです。
 なぜ、中止にしなくてはならないのでしょうか?
 5月14日に開催のお知らせは、配られております。皆様、時間を割き、準備をしていたはずです。

 どうも、最近の東京都の行動が理解できない点が多くあります。

不可解な点、その1
 豊洲新市場予定地の土壌汚染問題に関して、東京都は、都民に分かりやすくその汚染の状況、対策について、説明すると言ってまいりました。それが、まったく、実行される気配がないこと。
 ちなみに、私の東京都に昨年9月からお願いしている技術会議に関わる情報公開請求の再請求も放って置かれたままで、お返事をいただけておりません。


不可解な点、その2
 都民(消費者)にまず、説明をすべきであるが、それは行わない一方、築地市場内では、説明会を秘密裏に行っていること。

不可解な点、その3
 秘密裏に行っていると申したのは、例えば、本日開催されるはずであったお知らせに書かれていることに、
「3その他
 (1)今回の説明会は、東卸組合の組合員の方が対象です。会場等の都合により、同一内容の説明会については、一回限りかつ一事業所2名まで(役員の方)の出席でお願いします。
 (2)報道関係者の取材はお断りいたします。」
とあります。
 なぜ、報道関係者まで、シャットアウトするのでしょうか?
 なお、豊洲土壌汚染地への移転問題は、そこで働く区民の皆様や、市場であつかわれた生鮮食料品を食する区民の皆様の健康に関わる重大な事柄ゆえ、私も、説明会を傍聴させていただきたい旨を東京都にお願いしましたが、断られました。
 聞くところ、築地市場移転に当たっては、農水省関連の事柄でもあり、また、国からも補助金が入る事業ゆえ、国政とも非常に関係の深いことであり、国会議員が傍聴の依頼をさせていただいたが、それも断られたということであります。
 報道関係者、区政、国政の議員を排除した秘密裏の説明会をなぜ、行うのでしょうか?

不可解な点、その4
 そして、とどめは、本日の説明会の突然の中止?
 新型インフルエンザの東京都内発生に伴い、東京都の主催する集会は、すべて中止にするお達しでもでたのでしょうか?
 

 公開のもと、物事を進めていくべきだと考えます。
 すべての情報を公開し、それに基づき議論し、正しい結論を導いてけば良いのではないでしょうか?
 なにを隠し立てするのでしょうか?
 どうか、その姿勢を、東京都は、やめていただけるように、これからも、お願いして行こうと考えます。

 東京都の情報を隠す体質を改めない限り、土壌汚染地をまったくきれいにして、生鮮食料品を扱う市場をつくるという夢のような話を都民が信じるわけがございません。
 
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【新型インフル UP DATE 23】  新型インフルエンザ襲来に備えて

2009-05-20 10:36:26 | 各論:新型インフルエンザに備える

 神戸大阪の状況は、いつ東京に来てもおかしくないと思います。
 時間の問題です。

 それに、備えて、今整えるべきと私が考えることを書きます。
 大雑把な書き方になっていますが、今後、付け足して行きます。

 特に、下線を早急にお願いしたく、行動しています。
 なお、行政の方々とお話はしていますが、同様な考え・方向性をお持ちのようです。
 ただし、大事なのは、その体制整備をいかに早く実現するかです。新型インフルエンザは、待ってくれないと思います。今週が勝負ではないでしょうか。


Ⅰ情報収集と発信
①一般市民向け情報
新型インフルエンザへの備えの情報

②医療関係者向け情報
流行の状況、国・都の方針を日々、情報提供していただきたい。
(メールやファックスでの配信の環境整備を緊急に進め、配信を早く開始していただきたい。)

③疫学情報
)今回の新型インフルエンザの重症度、とくに小児において

)今回の新型インフルエンザの治療として、小児へのタミフルは効果があるのか?

④発生状況の把握の体制
)学校、保育所からの情報収集体制
 毎日の欠席者の把握の一元化

)各医院、病院からの情報収集体制

Ⅱ医療体制の整備
①相談体制(発熱相談センター)
 相談人員の十分な配置

②外来診療体制(発熱外来)
 発熱外来の設置

一般開業医の診療体制の整備
 弱毒であるということは、冬場のインフルエンザ流行期と変わらず診療可能なはずであり、それが、現実的。発熱外来は、おそらくパンクする。
 早急に、
)今回の新型インフルエンザを診療協力可能な医院をリストアップし、
)その診療のための指針を行政が打ち出し、
)そこに十分な感染防御セット、診断キット、薬剤を供給し、
 診療体制を整えるべき。


Ⅲ物流の体制整備
①タミフルカプセル
 カプセルをばらして、小児に用いる場合、医療機関・薬局への、その手順のマニュアル整備・普及

②タミフルドライシロップ(小児用)
 タミフルドライシロップは、まったく備蓄の対象外の状況。

③感染防御セット
 マスクなどの供給体制

④従来の診断キット

などなど

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公開質問状 さいたま市長選挙 5月24日投票日

2009-05-20 09:25:16 | シチズンシップ教育

 最近の選挙では、候補者が、マニフェストを提示して、自分の政策をわかりやすく市民に提示することが一般的になってきました。

 また、市民の側からも、公開質問状を出して、または、公開討論会を企画して、個々の課題に、各候補者がどのように考えているか、市民の側から、聞き出していくこともなされるようになってきました。

 現在行われているさいたま市長選挙でも、興味ある公開質問状が実施されておりましたので、参考までに掲載します。
 下に掲載しますが、質問は、非常に専門的かつ高度な内容になっています。


 すみたいまちをつくるための公開質問状
 ⇒ http://members3.jcom.home.ne.jp/sumitai_m/


****公開質問状*****

2009年4月25日

公開質問状

2009さいたま市長選立候補予定者
     様

 私たちは、さいたま市民として、とりわけ地域の住環境に関わりをもつ者として、本年5月予定のさいたま市長選挙に強い関心と期待を寄せています。
 近年、市内でマンション建設に伴うトラブルが多発し、住みよいまちづくりに住民の関心が高まっています。一方で、独居高齢者や自治会に加入しない住民が増加するなど、地域コミュニティは危機に瀕していると言っても過言ではありません。
 さいたま市はまだしばらく人口増が続くとはいえ、日本はすでに2005年、人口減の時代に入りました。人口減少・超高齢社会の到来を迎える中で、将来にわたってお年寄りだけでなく多くの市民にとって暮らしよいまちづくり、地域環境・住環境重視のまちづくりは市の大きな課題です。政令都市に移行して6年、全国「住みよいまちランキング」によれば、さいたま市は政令指定都市で最下位から5番目に位置しています。(2008東洋経済)
 住民がまちづくりに取り組む時、しばしば開発・供給サイドに立った行政指導の壁に直面するというのが現実です。私たちは、昨今の国・地方の財政状況から「安心・安全、住みよいまちづくり」には住民と行政の協働が欠かせないと考えます。
 そこで、「ずっと住みたいまちをつくる」ことを願う私たち共通の観点から、下記の質問をさせていただきます。有権者としての知る権利と、市政を住民に結びつける意義をご理解いただき、5月5日必着でご回答いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

1、〝ずっと住みたいまち・さいたま市″実現に最も必要な施策は何ですか。(250字以内)

2、住民との協働および行政の役割についてお答えください。(各項目100字以内)
a まちづくりはしばしば土地私有権の制限を伴い、また、開発業者の利害がからみます。住環境と開発のどちらを優先しますか。
b マンション紛争が各地で頻発しています。マンションの乱立にどんな対策を講じますか。
c 都市計画法21条の2(住民による都市計画提案制度)およびエリアマネジメント(地域における良好な環境や地域の価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取り組み)の評価及び活用方策についてお聞かせください。

3、都市計画あるいは住環境に関わる次の制度事項についてお答えください(各項目100字以内)
a 住環境保全の見地から用途地域指定の見直しを行いますか
(さいたま市の第一種・二種低層住居専用地域の面積割合14.4%は、横浜市の41.4%、千葉市の27.2%と比べて際立って低い)
b 建物高さを一定以下に抑える高度地区の指定を取り入れますか
(県内でも既に川口、戸田市はじめ多くの市が高度地区制限を取り入れているが、さいたま市では適用がない)
c 住民発意による地区計画を支援し都市計画決定を促進しますか
(さいたま市内で住民発意による地区計画制定例は全51地区のうち数例にとどまる。市報には「地区計画」が紹介されているが、実際には”全員合意”がないと行政が動こうとせず条例化まで進めないケースが多い)
d 住環境保全の見地から「さいたま市中高層建築物等紛争防止条例」の見直しを行いますか
(横浜市では、中高層建築及び開発事業に係る紛争について、住環境の保全形成を目的として条例を定めているが、さいたま市の条例は住環境保全の考えが欠落しており、住民の間で問題点が浮き彫りになっている)
e 都市部の緑地・防災公園の設置を推進しますか
(一人当たり公園面積全国平均9.3㎡に対し、さいたま市は4.9㎡、市街地たとえば浦和区は1.7㎡ にとどまる)

なお、本質問状及び回答文は、印刷物で各所属会員に配布するほか、ホームページ上に掲載いたしますので、ご了承ください(回答文は公平を期すため制限字数内で期限内にお答えください。字数が制限を超えた場合は制限字数まで掲載し、期限内にご回答のない場合は「無回答」と記させていただきます)。

以上

2009さいたま市長選・ずっと住みたいまちをつくるための政策を聞く会

「政策を聞く会」連絡先:email: chako19@jcom.home.ne.jp

*****以上******

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【新型インフル UP DATE 22】  新型インフルエンザが、間近に

2009-05-19 11:47:59 | 各論:新型インフルエンザに備える

 新型インフルエンザ、但し、現在のところ「弱毒型」の流行が関西方面で広がっています。

 関東にいつ広がってもおかしくない状況と考えます。

 中央区の小児科医の間でも、流行に備え、どのような対策を区に要望していくか、メーリングリストで確認が行われました。
 一つ重要なことは、子どもに対する治療薬、「タミフル“ドライシロップ”」の確保があります。
 大人では、「タミフル“カプセル”」の備蓄が言われていますが、子どもの場合、カプセルは飲めないわけであり、子ども用の飲みやすい剤形、“ドライシロップ”(簡単にいうと“粉薬”)が求められるところです。
 ただし、通常のインフルエンザと同程度の弱毒性であれば、今回は(強毒のインフルエンザ発生でない限り)、タミフル使用に頼らずとも、自身の免疫で治すことができるという考え方もあると思います。

 さて、新型インフルエンザの流行により、どのような問題が生じているか、まとめた文章が、本日の朝日新聞にありましたので、掲載します。(どの新聞社の、どの文章も、よく似た論調ではあります。)

 赤字、太字、下線は、小坂による。

****朝日新聞 天声人語(09・05・19)******

学生も勤め人も、次の休みが遠い月曜の朝は浮かない風だ。それにしても、これほどむごい「朝礼」はない。大阪市立高倉中の3年生が昨日、集合場所のJR新大阪駅で修学旅行の中止を告げられた。新型インフルエンザの仕業である▼午前7時すぎに市教委から指示された校長先生もつらい。「残念ですが、このまま引き返します」と絞り出すと、「うそや」「ありえへん」と涙ぐむ生徒がいたという。級友と東京ディズニーランドで遊ぶ至福の時は、お預けとなった▼新型インフルの患者が急増し、日本はたちまち世界4位の感染国である。兵庫県と大阪府では一斉休校、旅行の取りやめもその一環だ。働くお母さんは保育所休業で途方に暮れ、企業は出張を見合わせる。ウイルスは社会と経済の根に宿り始めた▼政府が備えてきたのは鳥から始まる強毒性インフルだが、流行中の豚由来は弱毒型らしい。大は小を兼ねるとはいえ、大仰な策を不用意に繰り出せば、四方に要らぬとばっちりが及ぶ。牛刀で鶏を割き、傍らの卵まで粉砕する愚は避けたい▼新大阪駅で卵を割られた生徒の中には、マスクを何枚も携えた子がいたそうだ。中学生ならば、夢に見た日のため、うつらない、うつさないの自己責任は負える。遠からずマスクが旅先で役立つことを祈ろう▼沖縄・奄美地方が梅雨入りした。世事混乱の中、きっちりと巡る季節がいとおしい。そして、万事が予定を裏切らない平らかな日々のありがたさ。ウイルスがそれに気づかせてくれるなら、小さな功といえなくもない。

*****転載終わり****

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銚子市長選挙

2009-05-19 09:08:43 | シチズンシップ教育

銚子市長選挙結果、

野平匡邦 15289票 当選
岡野俊昭 7969票
茂木薫  4256票
石上允康 3151票
松井稔  2709票
高瀬博史 1314票

 私達の応援した内科医松井氏は、休止になった最後まで銚子市立総合病院に踏みとどまり、市民の健康を守りぬいた人物ですが、力及ばずでした。

  5/8の選挙ぎりぎりまで、内科医を務め上げての立候補、時間的には無理なものでありながら、いままでやってきた前市議石上氏にならぶ得票であったのは、逆にすごいことかもしれません。

 元市長野平氏が当選、リコールされた前市長岡野氏は、その次の得票という結果、そしてリコール運動にかかわっている三者は、得票を全部合わせても、10116で、野平氏に及びませんでした。
 リコール運動が三つに割れての選挙ということを残念に思う市民が多いことでしょう。
 このような運動は、よく割れるということを耳にします。並大抵のことではできない、みなで達成させた偉業であるのに、かかわらずです。

 松井氏を応援させていただき、松井氏との出会い、またそのお人柄から多くを学ばせていただきましたことを感謝しています。
 この出会いを作ってくださった前小樽市議森井氏、森井氏は、前回小樽市長選挙に臨まれた経験もありますが、彼との出会いも大きなものでありました。

 そして、松井氏を心から慕って集まった銚子市民の皆様と、一緒に応援させていただき、その方々とも出会えたことは、大きかったです。

 私は、もともと和歌山県出身であり、銚子と和歌山は、醤油作りでつながりがあります。和歌山の人が、銚子に来られ醤油作りが銚子で始まったと伺っています。 何か、肌が合うのでしょうか。私も、銚子のまちが、自分の大変好きなまちのひとつになりました。

 銚子市とのつながりは、以前、銚子市の防災訓練に視察に訪れたことが始まりでした。

 中央区と銚子市は、どちらかに災害があったとき、助け合うという強い信頼関係で結ばれているまちです。
 今後も、この結びつきを強めて行きたいと考えています。


 銚子市、銚子市立総合病院の再生を今後も注目していきたいと考えます。
 

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銚子市長選挙 内科医松井みのる候補

2009-05-18 00:00:00 | シチズンシップ教育
 選挙期間中は、公開を控えておりました。


****5月12日記述******

 銚子の地で、突然の休止(閉鎖?)に追い込まれた銚子市立総合病院で、内科医として最後の最後まで踏みとどまり、銚子市民の健康を守りぬいた医師 松井みのる氏が、銚子市長選挙に立候補されました。
 小樽市長選挙に出られた経験もある元小樽市議森井氏に、その実情をお伺いするにつれ、自分は「ひとごと」ではなくなりました。

 松井みのる氏は、大きな挑戦をなさいました。先週の金曜日まで、内科医を勤め上げ臨まれました。

 松井みのる氏と、銚子の街を、市立総合病院を再建する政策を訴えて、回りました。
 松井氏は、夕張の病院を再建に成功に導いた長隆(おさ・たかし)氏とタッグを組んで、強いリーダーシップのもと、必ずや市立総合病院を再建くださると思っています。
 銚子市立総合病院を再生した暁には、その再生モデルは、日本中の崩壊の危機にある地域医療再生にひとつの光明を与えてくれるのではないでしょうか。日本全国953ある自治体病院の約7割が赤字という中、それら病院の再生のひとつの模範となることでしょう。
 選挙戦、他候補は、松井氏をさして、「行政のしろうとに市長を任せるのか。」「内科医をやっててくれれば、よかった。」と批判してきます。

 私は、銚子市立総合病院の再生は、現場を知る人間である松井氏が市長となり、強力なリーダーシップを発揮して推進していくしかできないと思っています。

 松井氏は、選挙カーを用いず、ハンドマイクひとつで戦っています。選挙カーは、騒音公害であるから、用いませんでした。
 ハンドマイクから声がとどくと、銚子市民からは、非常によい反応が返ってきています。
 ただ、6人が乱立した選挙です。リコールされた市長、その前の市長、市議会議員、リコール運動推進者などなど、名のある方々が相手の中、戦っています。

 私は、松井氏が、市長となることを信じてやみません。


<松井稔(まつい・みのる)氏 経歴>
昭和39年生まれ(45歳) 島根県出身。
内科医師、医学博士。
島根県立浜田高等学校理数科卒業。
京都大学医学部医学科卒業。
神戸市立中央市民病院にて内科研修し、
京都大学大学院医学研究科病理系博士課程へ。
京都大学ウイルス研究所、東京大学薬学部、東京大学医科学研究所、 Dartmouth Medical School (米国)などで、研究。

平成19年11月~銚子市立総合病院内科医長、
       千葉科学大学薬学部非常勤講師。
平成20年4月~千葉科学大学部特担准教授、
       銚子市立総合病院内科嘱託医。
平成20年9月 銚子市立総合病院の休止の日まで、勤務。

平成20年10月~組合立国保成東病院、診療部内科、嘱託医。

平成21年5月 組合立国保成東病院退職、銚子市長選挙立候補

*私は、その分野に詳しくないのですが、「ムスカリン性アセチルコリン受容体の研究」では、広く知られていると報道されています。
 5つのタイプがある受容体のそれぞれを持ち合わせない動物モデルを作成し、各タイプがどのような働きであるかを研究する道を開いた功績があるそうです。


 
****選挙戦を戦い終えて(5月16日記載)*****
 松井氏の選挙手法には、度肝を抜かれた思いでした。
 *選挙カーを持ちません。
 *ハンドマイク一本です。(実は、声がなかなか届かずに、苦労しました。)
 *選挙カーがないということは、松井みのる候補者がいるということの表示は、松井氏がかける「タスキ」のみ。
 *選挙ぎりぎりまで、すなわち、先週の金曜日まで、内科医でした。
 *選挙は、もともと、出ることを考えていたわけではなく、本人自身は、投票権がありません。(一票差で負けたら、泣きます。)
 *移動のための車の運転は、候補者がしました。(何度もかわることを、すすめたのですが。。。)
 *駅前を中心に、ひとりひとりに語りかける手法を多く用いました。

このような状態で、本当に選挙に勝つ気があるのかとマスコミは、批判したといいますが、勝つ気があるかどうかは、写真のご本人さんの顔を見ていただければ、一目瞭然だと思います。

 松井氏の強み
 *松井氏を心から慕う支援者が集まりました。
 *すばらしい選挙参謀がいらっしゃいました。
 *選挙参謀は、市長になってからの実務にむけた環境整備にも、選挙期間中から尽力いたしました。
 *争点の市立総合病院再建に向けて、専門家がアドバイスくださいました。

 さて、17日の結果は、如何に。
 必ず勝つものと、そして市長となり、銚子市立総合病院を再建し、そのモデルは、全国の自治体病院の再生モデルになることを確信してやみません。

 銚子市長選挙は、日本の地域医療を守るための大切な選挙戦であったと思います。



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2009-05-17 22:27:24

2009-05-17 22:27:24 | 築地を守る、築地市場現在地再整備
銚子市長選挙、開票待ち
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【新型インフル UP DATE 21】  5/16中央区 健康危機管理対策本部設置

2009-05-17 19:22:50 | 各論:新型インフルエンザに備える

 新型インフルエンザ国内発生を受け、中央区では、区長を本部長とする「健康危機管理対策本部」を設置しました。

新型インフルエンザの対応について⇒
http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/hokenzyo/hokenzyo1/butainfuru20090427/index.html

http://www.city.chuo.lg.jp/kurasi/saigai/bohan/chuokutyouseimeibunn/index.html

****以下、区長声明文******

新型インフルエンザが国内で発生しました

 平成21年5月16日、厚生労働省の発表により兵庫県神戸市内の県立高校生徒が新型インフルエンザに感染していることが確認されました。
  中央区では、「中央区健康危機管理対策本部」を設置し、関係機関と連携をとりながら感染拡大防止等の対策に取り組んでまいります。
  区民の皆様におかれましては、次のことにご留意いただくようお願い申し上げます。

・外出から帰宅した際には、手洗いやうがいを行ってください。
・人ごみなど多くの方が集まるところへのお出かけは控えるなど感染予防に心がけてください。
・引き続き、テレビ・新聞など情報に注意を払い、冷静な行動を心がけてください。

  なお、今後、国内で感染が拡大し、重大な健康被害をもたらす状況も想定されることから、都内で新型インフルエンザの発生が複数確認された場合は、感染の拡大を防止し、区民の健康と安全を守るため、学校、幼稚園、保育園、区民施設、福祉施設、保健施設、スポーツ施設などの区の施設の使用を休止することがあります。
 ご不便をおかけいたしますが、ご理解・ご協力いただきますようお願いいたします。

             平成21年5月16日
                 中央区長  矢 田 美 英

【問合せ先】
危機管理課危機管理係
電話 03-3546-5087 ファクス 03-3546-9557

本文ここまで

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わんぱく相撲 無事 終了

2009-05-17 16:26:11 | 教育
わんぱく相撲、無事終了。参加した子ども達の怪我や打撲は、38名でした。軽症のみ。

中学生ボランティアの輪が広がっていることが、すばらしいことの一つです。写真の赤いシャツのメンバー。
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わんぱく相撲 開催 

2009-05-17 10:12:59 | 教育
わんぱく相撲、始まりました。

例年のごとく、医療班として参加協力します。
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消防団 練習始まる

2009-05-16 23:00:00 | 防災・減災
 消防団のポンプ操法大会の練習が今週から、本格化し始めました。
 準備は、4月から始まったわけですが、雨やゴールデンウイークで、結局、今週からの本格化でした。

 この度は、私の加わる臨港消防団第二分団は、昨年の大会と同じメンバーで、かつ、同じ担当で臨みます。
 私は、4人で行うポンプ操法の1番員という役柄、ポンプから伸びるホースの筒先をもって、火に見立てた的に水を当てると言う役です。

 初めて憶えるというのとは、違って今回は、昨年の覚えた手順を思い出すという作業で結構スムーズに練習は進んでいっています。
 また、昨年の雪辱をはらさねばならない(大げさな表現ですが)ということで、闘志もみなぎっています。

 この大きなイベントは、大切だと思っています。
 実際の災害や火事の時、チームワークをよく、地域を守るために作業を行わねばなりません。ポンプ操法大会は、分団の団結力を高めてくれます。
 もうひとつ、大事なこととして、消防署員の皆様が、練習に参加して、指導してくださいます。普段、なかなか、一緒に顔を合わすことはないのですが、これを機会に会話を交わし、顔見知りの関係をつくることができます。消防団は、火災現場では、消防署員の補佐的な役柄であり、お互いの連携が欠かせません。併せて、小児科医としては、日々の診療での救急搬送で、消防署員の皆様にはお世話様になりますので、このような場で顔見知りになっておきますと、救急車依頼の折、より安心度が増します。

 本番で演技は、指揮者と1番員から4番員の5人。しかし、練習では、出動しないメンバーもたくさん参加くださって、私達の動きの指導や、道具の設営の手助けをくださいます。
 影で多くの皆様が支えてくださっての晴れ舞台でもあるのです。

 6月の大会に向け、頑張ってまいります。
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土木は市民から感謝されてなんぼの商売

2009-05-15 17:48:15 | 街づくり

 土木、都市整備のあるべき姿を、述べられた文章がありましたので、掲載します。

 ポイントは、土木の役割として、過去の「ものづくり」だけの時代から大きく変わり、「社会づくり」が求められるようになった。そのためには、地域と一体となって、事業を進めることが必要である。特に、造るプロセス、社会とかかわるプロセスを大切にして、事業を進めていかねばならない。


 以前から、「まちづくり協議会改革」を主張してまいりましたが、中央区の開発が、少しでも、この述べられたことに近づくように今後とも努力してまいります。
 すなわち、「まちづくり説明会」でなく、真の意味の「まちづくりに対する住民との意見交換ができる場」となることを目指したいと思います。

 

 下線、赤字、太字は、小坂による。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/const/column/20090501/532360/

****以下、ケンプラッツ土木より転載*****

編集長が語る日経コントラクションのみどころ

土木は市民から感謝されてなんぼの商売
2009年5月8日号

2009/05/01

 やりがい 感謝 プロセス  やはり、自分の手掛ける土木事業が社会のためになっていると実感しながら仕事をしたい。そう考えるのはごく普通のことです。ところが、そんな普通の願いがかないにくくなってきています。日経コンストラクション5月8日号の特集では、実際に市民から感謝され技術者がやりがいを感じた事例を通して、土木の意義や社会とのかかわり方を見つめなおしました。題して「市民に教わる『土木の意義』」です。

 取り上げた七つの事例に共通するのは、市民の声に耳を傾け、身近な問題を解決しようとしていることです。そして、地元を巻き込みながら、あるいは事業者と地域が一体となって進めるプロセスに特徴があることです。土木の枠内だけで問題解決を図ろうとするのでなく、土木の外の人たちと交流することで思わぬ解決策が見つかり、互いにハッピーになった例もありました

 それらは「事業」というより「運動と呼んだほうがよさそうなものばかりです。事業によって得られる成果だけでなく、造るプロセスや社会とかかわるプロセスを大切にして、プロセスをデザインすることが求められていると思います。真の意味で土木が市民の身近な困りごとに取り組んできたかどうかも問われています。

 さらに言えば、土木の役割はいまや「ものづくり」そのものにあるというより「社会づくり」にあるという認識が必要だと感じます。社会資本の整備水準が低く、ものづくりが社会づくりに直結した時代は過去のものとなりました。ものづくりは社会づくりのための一つの手段にすぎないと認識し、ものづくりによらない手段を含めて社会づくりをいかに進めるかを考えていかなければなりません。

 そのような方法論がすべての土木事業に通用するとは限りません。しかし、シビルエンジニアリング(市民工学)でありながら、市民と乖離(かいり)してしまった土木が生まれ変わるための突破口の一つになるのではないでしょうか

 本号の特集は、4月10日号の創刊20周年記念特集「土木復権」に引き続き、土木が社会とのつながりを再構築し、技術者がやりがいを取り戻すヒントを探しました。最近、やりがいを感じなくなった、感謝されたことがないという土木技術者に読んでいただきたい特集です。

畠中 克弘=日経コンストラクション編集長[日経コンストラクション]

*****転載以上*****

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【築地 UP DATE 5 】 「豊洲新市場建設事業」に関する環境影響評価調査計画書

2009-05-15 11:19:08 | 築地を守る、築地市場現在地再整備

 東京都は、築地市場移転候補地、豊洲の土壌汚染地の「環境影響評価調査計画書」の縦覧と意見書の募集を開始するという広報を出しました。

 土壌汚染対策法が改正され、豊洲移転候補地は、あらためて土壌汚染区域に指定されます。
 その様な場所に、生鮮食料品をあつかう市場を本当に建設してよいのか、あらためて考え直す必要があります。
 食の安全・安心が守られるか、きちんと見なければなりません。そのひとつの方法として、今回の「環境影響評価」は、大変重要です。
 私もよく、分析し、意見していきたいと考えます。


****以下、本日発行区報転載****

区のおしらせ 中央
平成21年5月15日号

「豊洲新市場建設事業」に関する環境影響評価調査計画書の縦覧等および意見書の募集

縦覧・閲覧

日時
5月20日(水曜日)から29日(金曜日) 午前9時30分から午後4時30分(土曜日・日曜日を除く。ただし、図書館は休館日を除く。)


会場
中央区役所7階環境保全課
日本橋特別出張所月島特別出張所
京橋図書館日本橋図書館月島図書館
・都環境局都市地球環境部環境都市づくり課(都庁第二本庁舎8階中央)
・都多摩環境事務所管理課(立川合同庁舎4階)

意見書の提出

6月8日(消印有効)までに対象事業名、住所、氏名(都外在住で都内在勤・在学者は、勤務先・学校の名称・所在地を明記)、環境保全の見地からの意見を記入のうえ、郵送または持参する。

 

【意見書の提出(問合せ)先】 
〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1
都環境局都市地球環境部環境都市づくり課
電話 03-5388-3440

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