夢枕獏さんの『陰陽師 首』を読みました。
安倍清明の師、賀茂忠行の長男・保憲が、清明にやっかいな仕事を持ち込んできた。
藤原為成が、妙な首に憑かれているというのだ。
結果から思うに、清明が博雅のことをよい漢だと言うことが、薄々分かりかけてきました。
いまさらなんですけどね。
そうそう『陰陽師 鉄輪』も読んでみましたが、村上豊さんの絵が何とも愛らしくなまめかしく、
物語を生き生きと再現してくれました。
どちらの物語も今に通じるものがあり、あわれさを感じました。
ところで舞踏劇、どのようなものになったのでしょうね?