晴れたり、曇ったり、の福島です。風も弱く最高気温13℃まで上昇しました。暖房のいらない生活は久しぶりです。今日は練習なしの休養日ですのでもったいない天気でした。ジングルベルがラジオから流れる季節になりました。スーパーで買い物していると幼稚園児くらいの男の子が大騒ぎして母親にダダをこねていました。買ったばかりの大判焼きを1つあげたら、それまで投げられました。よほど腹の虫がおさまらなかったのでしょう。お母さんは平謝りでしたが、「余計なことをしたかな」との思いも私にありました。子供を育てるのは親、家庭環境で人が変わることは良くあることです。陸上競技選手を育てるのは指導者。毎日顔を合わせるのは当たり前、スケジュール与えて「これをやれ」では育つはずがありません。選手の様子を把握しながらその日の様子をチェツクすることが基本です。「忙しい」は言い訳、教師をしていて忙しくない人などいません。指導する為の時間を作れるかどうかです。(熱意があれば・・)根性論ばかりでは間違えた方向に育ててしまう事もあります。人を育てるのは難しいです。HBG合宿の指導である櫻井先生がコメント欄に投稿してくれました。HBG冬季合宿まで1週間となりました。明日の練習は体育館コートの間ですので、冬季サ―キット5弾目となるウエートサ―キットをします。頑張れ九里陸上。九里陸上独自のサ―キットトレーニング、必ず強くなれるはずです。
トラック競技の団体競技と言えばリレー競技(400mR・1600mR)全員が県上位に入る走力とエース格が必要になります。インターハイを見ると、常に決勝に残るチームは県内ばかりではなく近県や全国から優秀選手を集めている学校がほとんどです。(駅伝も同じようなものですが・・)九里陸上はこの10年間、毎年、男子か女子のリレーでインターハイに出場していますが、全国入賞は女子の400mR2回、男子の1600mRが1回あるだけです。インターまでは行けてもそこで入賞するのは至難の業、頑張る高校でも優秀選手が抜けるとインターハイにも行けないのが現実です。常に底上げして強化していかないとリレー種目は勝てません。駅伝は出場する高校が毎年決まっています。どこの県も同じで、1つの学校に県内や近県から1学年長距離だけで10数名入学します。そのうち3年間で選手になれるのは同学年2・3名、「俺は違う、必ず強くなる、」と思って行くのでしょうが、現実を見て挫折していくか諦めて終わる選手が数多くいます。地元に一生懸命指導している指導者がいるのにわざわざ遠くに行き活躍も出来ないままに終わる選手達、もったいないお化けが出そうです。それは駅伝学校以外に魅力がないからとも言えます。今いる選手を育てる。中学の実積は無くても勝てるチームを作る。今、九里陸上はその途上にあります。走ることの好きな中学生、どんどん来てください。