九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
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ビリ哲学 「その1能力」

2023年09月12日 13時26分06秒 | 未分類
(ビリ哲学、人の能力)
選手には持つ能力が異なるのは誰でも知る事です。余り練習しなくても良い成績を出す、子供の頃から運動能力が高い、しかし、資質だけでやろうとしたら必ず壁に当たり途中で限界を感じてやがて落ちていきます。それ以上を伸ばして行くのにはノウハウを知る信頼できる指導者がいて、その中から自分の能力開発の新しいエネルギーを作り新しい自分を作らないと向上はありません。同じ練習を何度も何度も繰り返しても余り変わらないのが実情です。走っていれば強くなる、中長選手の中には初期向上はしても3、4年過ぎると限界と感じる選手が多いのは、走っていれば強くなるや走れば走るだけ良い、の考えを変えないと変わらないと思います。中学から走り込んでいれば、早ければ高校2、3年に限界を感じます。短距離、跳躍、も同様です。正しい走りや技術向上がないと、何処に力を入れるのか、何処を直すのか、なぜそれが必要なのか、間違えた指導を受けたり、猿真似したところで駄目であれば限界と感じてしまいます。人の能力は変えられる。生まれた時の能力は有限、努力は無限、と言われますが、努力の仕方を間違うと無駄になります。有名選手を集めて強くしても、来なくなれば只の学校に変わる。次から次に新しい選手が生まれる、ビリ哲学を生かしたホンモノを身につけさせたいものです。間違えないで欲しいのは走らないで強くなる方法は無いし、跳び、投げないで強くなる方法はないという事です。
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