京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

いちいち大切に…?

2016年12月19日 | 日々の暮らしの中で

ことごとく葉が散り落ちた賀茂川沿いの道。
青い空が広がって、温かな一日でした。

花を散らした風がそのまま雨に変わって、この道もいつしか若葉の季節を迎えます。
「春山の万花の艶(にほひ)と秋山の千葉の彩とを競憐(きほ)はしめたまふ」た額田王は、秋に軍配を上げています。葉が散る秋には、桜紅葉のみごとな最後を堪能させてもらう道ともなります。
今日は、この明るい静寂な道を歩きながら、春から夏、秋と、せわしなく日々奔走してきたなあ…と思い起こしておりました。

コメント
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