京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 雨の日曜日

2010年02月07日 | HALL家滞在記
            = G’Day Mate!  from Brisban 



坂の町、ブリスベン。
昨夜から降り続く、雨の日曜日になった。
高みから道路に集まる雨水が、吸い込まれるように側溝へと流れ込む速さに、雨量の多さや土地の傾斜具合などを思ったりして…。
水不足のオーストラリア。ダムの貯水量のレベルによって細かな制限が生じてくるという。

花壇の水撒き・洗車にも、曜日や時間帯など基本的な約束がある。
新築の家に、浄化装置付きの雨水を貯めるタンクを備えることは条件化され、洗濯・トイレ用の水には「リサイクル ウォーター」の使用が当てられる。

雨が上がるのを待つようにして買出しに出たダディとマミイ。お留守番ができるJessieと二人で先にお昼を済ませ、“お散歩に行こう!”と決めた。



建築中の家も多く、まだまだこれからの開発地域。どれだけの人口増が見込まれるのだろう…。
しかしまあまあ、なんという広さだこと!!

保護色のカエルは「きっちゃない」色。ウッドチップが敷かれた上に草花が植えられている。切り倒した木々を細かくし、公園などにはクッション代わりに敷き詰められている。だからJessieによると“きっちゃない色”。
蝶が三羽、“お友達ができたんとちがう?”。
“マミイちゃんのお土産”に花を摘み、自転車を人に預けたまま一人楽しそうな4歳児。

これからは自転車無し、歩いて行こうよね。帰りの押し役はゴメンしたいわ…。
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 父と娘、ぬくみの好日

2010年02月06日 | HALL家滞在記
          = G’Day Mate!   from Brisbane =

         

「ダディがあしたウィグルズにいこうって~~、マミイちゃん!」

家から車で20分ほどのチャームサイドにある、クイーンズランド州で最大だというショッピングセンターに向かう。
本日から上映開始、映画『The Wiggles』。
昨日からの約束通り、父娘二人きりでのお楽しみはセンター内の映画館。その間、娘と一緒にお昼を済ませ、ショッピングを楽しんで待つことにした。

親は子供料金、二人で10AUS$、900円ほど。
「Jessie、眠っちゃったでしょ?」と尋ねると「ねむらへんわ~」「いっぱいあくびがでた」と。

売れないロックスター4人が、子供向けの音楽番組を作ってイギリス・アメリカ・オーストラリアで人気を得たという。今やオムツからおもちゃにまで、そのキャラクターは進出しているらしい。

    

夕食の準備にかかる母親に歌を歌ってくれろとせがみ、わざわざ着替えてきたピンクのドレスで“クラッシック系”のダンスを舞う。こっそり見ていると、もうそれは一人ご満悦の体、陶酔?の境地~。

♪♪ わたしは真っ赤なりんごです~ お国はとおいい きたのくに~
なぜか浮かんだこんな歌にも合わせてJessieはうっとり、感情移入? 
しかしリピートならず、「もっと別なのにしてーっ」と厳しいお断りが入った。

そりゃそうだな…、まっ仕方ないか。せっかく歌ってあげたんだけどなあ…。
愛があれば年の差なんて!

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 ブリスベン生活の始まり始まり~

2010年02月05日 | HALL家滞在記
      = G'Day Mate!   from Brisbane =



“2月4日午前6時ゴールドコースト・「クウランガッタ」空港に着陸”
予定時刻よりも20分早目の到着を告げる機内アナウンスが流れた。
空港名を知らずにいたのん気者は、数回流れるこの名を聞きながらゴルドコースト上空でいったいいつ・どんな「空乱があった」(クウランガアッタ)のだろうか…と頭をひねっていた…。

4時起きで準備を整え、ブリスベンからこの空港まで出迎えに来てくれる娘家族を待つ格好となった。少しはにかんだ表情のまま駆け寄ってきてくれないJessieを抱き上げて挨拶。
日本でさよならしてまもなく半年に…、この空白期間は彼女を想像以上に成長させていた。
世界一高層のマンションを見上げながら、軽く、重~い朝食をとりにパンケーキ屋さんへ。
始めてみるゴールドコースとの海…。

案外たやすくどこでも眠れる人間の眠りを覚まさせるとは、よほどJ機のシートが“ちゃち”なのだ。首・肩のひどい痛みで眠れない。
昨夜は午後10時頃就寝、今朝6時まで、ぐっすり眠ってしまった。

    爽快!の朝の目覚め。   玄関ドアを開けるとこんな風景が…

31度。ビーチへバーベキュー。     

肉・ソーセージ・玉ねぎ・パンなどを用意し、途中でエビやオイスターなどシーフード専門店に立ち寄り向かう。プールで遊んで… 疲れました~。
           
Jessieと「日本のことわざかるた」。   
嬉しいことに平仮名への理解も進み、本気になって競おうとしてくる4歳児。
お相手も楽じゃあない…、勝負の結果は、左がJessie右が私。鼻高々で、ベッドルームへ消えていく。ダディに駆け寄ってお休みのチュッ。父と娘の“英会話”も、見て・聞いていてまっこと微笑ましい!

とにもかくにもこんな調子でブリスベンでの生活は始まりました…。
小学生の日記帳のような記録、お目通しいただければ嬉しい限りです。

コメント (4)
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 重量オーバー

2010年02月01日 | 日々の暮らしの中で
二月にはいった。
さらに一枚の重ね着を心がける、年間でも一番寒い月かと感じる。
昨年の節分では、鬼さんに大泣きしたJessieだった。今は、いとこの家には一人でお泊りができると聞く。「マミィちゃん・マミィちゃん」は少し遠のいたのかな…。
あー、いよいよだ、もうすぐ会える。昨日は元気な声を耳にした。

朝からの雨に午後にはみぞれが混じる寒さの中、スーツケースに荷をつめたものの、重量の微調整に追われてしまった。無料での預け入れは20kgが限度となり、それを超えると1kg単位で超過料金が発生してくる。
う~~~ん、何とか収めたいが!、枠内に収めようとすれば、機内持ち込み分の10kgをオーバーする。
仕方がない、結局は20kg迄に収め(られ)ず、超過料金を払うことで詰め込むことにした。

何がこんなに重いのか。菓子類に始まって、乾物・佃煮・海苔類・その他のあらゆる依頼の食品関係・本・雑貨に衣類、お土産にと…。先方さんへのものばかりで満タン!!
23キロ近くは覚悟しなくてはならない。いや、もっと?1キロごとに1500円か…、エンヤコラ・エンヤコラ~。
「そんなに持ち歩かないんだから頑張って引っ張ってきて~」と、娘はのたまう。

「はいっ」って、先ずはJessieの手に…、それは何にしようか。


コメント (13)
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