Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ジャムあれこれ 2

2012-09-15 11:14:20 | コレクション
久しぶりにジャムのご紹介。

というのもこの春にモロッコで買ったジャムがどれもおいしかったから。

まずはモロッコ特産、アルガンオイルとアーモンドで作られた Amlou
アトラス山中の土産物屋で買ったこれははちみつも入って美味しいけれど、小さなビンが1000円もするのは高かった。
普通のスーパーで買ってもそれなりのお値段がするが、ピーナッツバターをぐっと上品にした感じで、モロッコ土産にはいい。

 スーパーで買ったこちらのジャムは色とラベルからリンゴジャムだと思い込んで買ったが、よく見たら pomme ではなく ipomee で、なんとさつまいものジャムだった。
しかし想像したようなもったりしたペーストではなく、トロトロのクリーム状でバニラの香りがしてかなりいける。
お菓子作りの得意な人だったらいろいろ使い道がありそうだが、日本の通販でも買えるのには驚いた。

もう一つは帰りの空港で見つけたこちらのデーツ・ジャム。
 いかにも高級食材の店で、お値段も高級だし重いので迷ったが、めったに来れないところだしとお買い上げ。

結果は大正解。デーツの甘みに酸味もちゃんと感じられて、サウジの高級デーツブランド、Bateel のデーツジャムよりこちらの方がおいしい。

さすが元フランス領でパン食の普及した土地ではジャムもおいしいのか、と同じく元フランス領のベトナムでもスーパーのジャム売場を物色してみた。

見つけたのは珍しいこちら
 釈迦頭やチェリモヤの仲間、サワソップのジャム。

釈迦頭のジャムは台湾で買ったことがあるが、甘酸っぱいフルーツなのでジャムには向いているらしい。
ベトナムのこれも、きわめて庶民的な値段の製品ながら果肉がたっぷり入って十分いける。

スーパーにはもうちょっと高級でおいしそうなジャムがあったので、次回はそちらも試してみよう。


過去のコレクション:

ジャムあれこれ


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歯磨き粉コレクション 7

2012-09-10 13:55:06 | コレクション
今年になってから買い集めた歯磨き粉コレクション。

モロッコのスーパーで買い求めたのはイスラム圏でおなじみのミスワック入り。
 
Dabur社というインドのアーユルベーダ製品の会社のものだが、この会社は中近東やアフリカ方面に強いらしくて、この歯磨きはアラブ首長国連邦製。

珍しいオレンジ色のジェルで、わずかに漢方っぽい匂いがするがそれほど癖は強くない。

モロッコで見かけた歯磨きはもう一つ。
 ベルベル人の歯磨き。

まるで茶せんのような形をした何かの植物の花を乾燥させたものだろうか。
これで歯をごしごしこするのかと思ったら、細い枝(?)を一本づつ折り取って、つまようじのように使うのだそうだ。

  
ベトナムで仕入れたのはアイスティー風味のマウスウォッシュ入り。
すごい蛍光グリーンに粒粒が入っている

パッケージにはレモンの絵がついているのでレモンティー風味を期待したがレモンの味は皆無。
ミントフレーバーのマウスウォッシュの味はかなり強い。

ドバイのスーパーでは上記のDabur社の製品が多数、その中に珍しいバジル入りと言うのがあったので買ってみた。
 
キャンペーン中で歯ブラシのおまけつき。このヘッドが不思議な形をしていて、脇に妙なプラスチックの歯がついている。固いのかと思ったが使ってみれば歯にあたることはなく、何のための物なのか不明。日本の物に比べてヘッドが大きいので、奥歯を磨くとうっと来る。

 肝心のペーストの方は確かに他のハーブ歯磨きとはちがった香りでバジルっぽい。
効能書きによるとバジルは天然の抗菌剤で口臭を抑えるんだそうだ。

もう一つ、ドバイでは面白いものを見つけた。
  
海外ではおなじみ、ユニリーバ社のクローズアップだが、ファイア&フリーズであっためて冷やすという摩訶不思議な製品。

半分づつ出てくる赤い方のジェルがあたため、青い方のジェルが冷やすというけど、あたため効果の方は実感できず。
同じ会社の製品なのでベトナムの歯磨きと同じようなマウスウォッシュ味が強い。

なにより赤と青が入り混じって、口の中で泡が紫色になるのがすごい。

と思っていたら上海では元から紫色の歯磨き粉を発見。
 
上海のローカルブランドらしいが、ブルーベリー・ミントというのは見たことがない。
紫色のジェルにまるでラメのような細かい粒が入り、香りはブルーベリーのミントキャンディーのように甘ったるい。

歯磨き屋さんもよくいろいろ思いつくものだ。


過去のコレクション:

歯磨き粉の話
また歯磨き粉の話
歯磨き粉コレクション 3
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歯磨き粉コレクション 5
歯磨き粉コレクション 6


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ポスト・コレクション 8

2011-10-29 17:38:57 | コレクション
ムスタンから帰った8月半ば、郵便受けにたまった大量のごみチラシを整理しているとその中から見たことのある絵葉書が出てきた。

 おお、これはGWにスリランカで出した絵葉書じゃないか。もう3か月も経って、これは届かないとあきらめていたのに。

ただしこれはスリランカ郵便局の責任ではたぶんない。
近くにポストがなかったのでリゾートホテルのフロントに預けたのが間違いだった。
ほい、と受け取ったおねえさん、引き出しに入れてそのまま忘れていたのだろう。
そう言えばシリアのホテルに預けた絵葉書も忘れたころに届いたっけ。

 これは切手を買った田舎の郵便局。ハトの郵便マークがかわいいここから出せばきっとちゃんと届いたはず。
  
旧イギリス領のスリランカはもちろん赤いポストで、クラシックな形がそのまま残っている。

  
ヌワラエリアのかわいい郵便局では普通郵便、速達、国際郵便が色分けされていたが、このポストはごみ箱みたいでちょっといただけない。

 マレーシアのポストも旧イギリス領らしく赤。

そしてネパールのカトマンズにはそもそもこのコレクションのきっかけになった屋根付きポストが健在。
  
空港にはこの屋根付きのミニチュア版まであって、やっぱりこの形はかわいい。

 
ジョムソンのメインストリートにも屋根付きではないけれどちゃんと郵便局とポストあり。

そしてローマンタン。この町では泊まっていた宿に郵便局があったのだが
 看板はあれども扉が固く閉ざされている。
聞けば宿のコックが郵便局員を兼務しているが、今日は留守にしているとのこと。
そこで切手だけ入手してポストに絵葉書を投かんしようとしたら
 はがきが大きすぎてこの激シブのポストに入らない!

でもなんとしてもローマンタンからはがきを出したかったので、出発日の朝に郵便局員を捕まえて直接手渡し。
 捕まえてみたらこんなかわいいお姉さんだった。

そして待つこと1か月ちょうど、東京の我が家に絵葉書が無事に届いた。
 宿の美人若女将にも好評だったこの絵葉書、馬、トラック、飛行機と乗り継いで届いたかと思うといとおしい。

ついでにトレッキング途中に見かけたお坊さんのTシャツ。
 頼もしい。


過去のポスト・コレクションはこちら↓

ふみの日記念 ポスト・コレクション
ポスト・コレクション 2
香港のポスト
ポスト・コレクション 4
ベトナムのポスト
バングラデシュのポスト
キプロスのポスト


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歯磨き粉コレクション 6

2011-09-12 17:27:27 | コレクション
自慢の歯磨き粉コレクション、珍品が溜まったので一挙公開。

まずは昨夏キプロスで購入したギリシャ製歯磨き。
  
マスティックとカモミール・エキス入り。
マスティックとは乳香の一種の樹脂だがギリシャのヒオス島でしか採れず、写真のような涙型に出る樹脂を昔から歯のために噛んでいたのだがその効能は科学的にも証明されているとか。

使ってみると確かに乳香を噛んだ時のような独特の樹脂の味。
使い慣れたミント味がしないのでなんとも不思議な使い心地。

 インドで購入した Red は名前の通り赤、というよりもレンガ色。
パッケージの絵にもいろいろなスパイスがあるが、成分表にある名前を検索してみるとなんと、しょうが、山椒、シナモン入り。
使ってみれば確かにスパイスが効いて辛く、使った後くちびるがピリピリする。

今までいろいろ試したインド製歯磨き粉の中で一番インパクト大。

  
タイのハーブ系はあらかた試してしまったかと思っていたが、下町の小さなスーパーでもう一つ発見。
タイの中華系企業らしく、朝鮮ニンジン、雪蓮、真珠、クローブ、ジャスミン茶入りといかにも漢方好み。
ちょっとチョークっぽい色の歯磨きはほんのわずかに漢方らしき匂いがするが、使い心地はさわやか。

スリランカはアーユルベーダ天国なので、そっち系を大量にゲット。

まずは宿泊したリゾートの親会社、シッダレーパ社の製品。
  
シナモン、クローブ、ユーカリとリコリス入りとあるが、味はクローブとシナモンが勝っている。
マイルドな味で使いやすい。

もう一つ、前のものよりも値段がちょっと高いシッダレーパ社のアーユルベーダ歯磨き。
  
成分表には聞きなれない植物らしき名前が並ぶが、クローブやシナモンにまじって胡椒の文字。
使ってみると意外に漢方くささはないが、胡椒が強くて辛い。
これもインドの Red 同様、くちびるがピリピリして強烈。

それに比べると同じスリランカのハーブ系でも、メジャーブランドはおとなしい。
  
絵にはいろいろ描かれているが、かわいい青緑のストライプ歯磨きはハーブ臭は弱くてくせなし。

  
これはおなじみコルゲート、と思ってよく見ると実は「クロガード」。
クローブの効果で虫歯からガード、ってことらしいがパッケージデザインはそっくりだし、名前は洒落が効いている。
ミントが強いが確かにクローブの香りも。

ちなみにスリランカの歯磨きはどれも3面に英語、シンハラ語、タミール語で名前が書かれている。

この夏のネパールではペプソデントのハーバルを発見。
  
パーンなどに使われるキンマの葉と塩、ライム入りというのが珍しい。
ウィキペディアによるとアーユルベーダではキンマの葉は口臭予防に良いとされているそうだが、パーンの摂取でガンの確率が高まるとも。
しかし使ってみればわずかな塩味以外は普通のミント味の歯磨きなので、まあどうってことはない。


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歯磨き粉の話
また歯磨き粉の話
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キプロスのポスト

2010-10-15 17:19:32 | コレクション
キプロスのポストはかわいい。

キプロス共和国側ポストは黄色に角笛のマークがついて伝統的ヨーロッパ・スタイル。
  
郵便局の看板にも大きな角笛が見える。

これが北キプロスに行くと
 色は同じ黄色でも角笛が消えて王冠のマークになる。

この王冠のマークにEIIRの文字は明らかにイギリスのエリザベス女王のこと。つまり北キプロス側では英国統治時代のポストの色だけ変えて使っているということ。
王冠マークを塗りつぶしてしまわないのが面白い。
教会を壊さずにモスクに転用してしまうのと同じメンタリティなのだろうか。

  
北キプロスでは小さな箱型ポストも結構見かけたが、左のGRはおそらくエリザベスのパパのジョージ6世時代のもの。少なくとも60年は働いているポストということになる。

おまけに雲南で見かけた中国の箱型ポスト
 ポストというより郵便受けに見える。

 これは自分的に大不評だった麗江は束河村内の郵便局。
こういうところは一応気を使ってるんだけどねえ。


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歯磨き粉コレクション 5

2010-08-05 16:56:29 | コレクション
まだ飽きません、歯磨き粉コレクション第5弾。

 中国語圏でおなじみ、ダーリーのりんごフレーバー。
これは台湾で購入したのでブランド名が「黒人」になっている。白黒反転した昔のキャラクターじゃないとなぜ「黒人」なのかわかるまい。
ライム・ミントはストライプだったが、こちらは小さな青い粒粒入り。青りんごフレーバーがしつこすぎず、このブランドは安心して使える。

 久しぶりに買ってみた、タイの元祖ハーブ歯磨き、ツイン・ロータスのオリジナル。
 そもそもこのチョコレートのような色と、強烈な漢方薬くささに仰天したのがハーブ系歯磨きにはまるきっかけだった。やっぱりこれ、いい。

 バングラデシュのローカル・ブランドのハーブ歯磨き。
インド圏ではおなじみのニーム配合、香りはクローブが立っている。
Made in Bangladesh のこの製品、パッケージはすべて英語表記なのが興味深い。

  
中国、雲南省の大理で見つけたのはプーアル茶入り歯磨き。
はでなグリーンのジェルは口に入れると抹茶キャンディーのような味がして、磨き終わってもしばらくお茶の味が消えない。
さすが広い中国、歯磨き粉にまでこんなローカル・ブランドがあるとは。
これだから歯磨き粉売り場は素通りできない。


過去のコレクション:

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中国のビール・ラベル・コレクション

2010-06-24 17:37:11 | コレクション
ふだんはまったくアルコールに縁のない当ブログだが、チベット・雲南の旅では同行者がたくさん飲んでくれたのでビール・ラベルのコレクションができた。

まずはチベットにてラサ・ビールとチベット・ビール
 
ラサ・ビールは「世界の屋根のビール」、チベット・ビールは「世界のてっぺんのビール」ですと。

 ゼロ・ビールは何がゼロなのか。「零点ビール」っておいしくなさそう。

雲南省では大理ビールが一番良く出ていた模様。
  
瀾滄江はチベットから流れ出て雲南を通り、ベトナムに入ってメコン川になる。 

ここいらへんは全国ブランド。
  中国のどこでも見られる。

中国のビール・ラベルもずいぶんおしゃれになったけれど、お味は日本の安い発泡酒だそうだ。


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バングラデシュのポスト

2009-12-10 19:37:11 | コレクション
バングラデシュでポストから絵葉書を出したい、と言ったら、添乗員もガイドも口を揃えて「絶対届かないからやめた方がいい」と言う。
旅行人発行、日本唯一のバングラデシュ・ガイドブックにも「係員が切手をはがしたりするので、目の前で消印を押してもらわないと届く保証はない」なんて書いてある。

そう言われればますますポストから出したくなるのがへそまがり。
11月24日にクルナの町中のポストから自分宛に絵葉書を投函。

そして昨日、我が家のポストに見慣れた下手な字を発見。
 
2週間でちゃんと届いたじゃない。しかも切手には消印さえ押されていない。ビーマン・バングラデシュ航空の切手も、郵便アカデミーの切手もきれいなまま。

 ちなみにこれが絵葉書を投函したポスト。
インドで見かけたものにそっくりの赤いポストだ。

 地方に行けばこんな缶カラのポストがあるのもインドと一緒。できればここからはがきを出したかった。

アルジェリアの時も「絶対届かない」と言われつつ3ヶ月かかって届いたし、みんな、郵便制度をもっと信用しようよ。


過去のポスト・コレクションはこちら↓

ふみの日記念 ポスト・コレクション
ポスト・コレクション 2
香港のポスト
ポスト・コレクション 4
ベトナムのポスト


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料理本コレクション

2009-10-26 23:07:22 | コレクション
ハンガリー料理のついでにその他の料理本コレクションを一挙放出。

まずは一番近いところでお隣、韓国。
  
これはレシピ本ではなく、韓国料理の紹介本。何でできていてどうやって食べるか、そして重要な点、どのくらい辛いかが説明された、おそらくは西洋人向けの本。ローマ字表記と一緒にハングルも出ていて、なかなか良くできている。

 
今年の正月にハノイで買ったベトナム料理の本は香港の出版社のもの。写真がきれいで、材料も身近なので一番作りやすい。生のハーブが手に入ればもっといいけれど。

 
オーストラリアのタスマニアで買った本は「囚人のレシピ」。タスマニアはイギリスの流刑地だったのでこんなタイトルになっている。中身はなんてことないイギリス料理の本だけれど、蒸しカンガルーの作り方なんてのが出ているところがオーストラリア。

 マレーシアで買ったのはニョニャ料理の本。
ニョニャは中国系とマレー系の合体なので料理もカレーあり、中華風ありの合体料理。おいしそうなのだけれどスパイスが複雑なのと時間の掛かる料理ばかりなので一つも作ったことはない。

大体カレー系はスパイスをそろえるのが大変。だから
 
パキスタン料理も
 ネパール料理も
  
南インド、ケララの料理も写真を眺めるだけ。

ただし比べてみると「みんなカレー」と思っていたものの違いがちょっとわかってくる。
パキスタンは肉を使ったこってり重そうなカレーが多いし、南インドはココナッツミルクを使う以外はさらさら軽いカレーが多い。
ネパールの料理本にはカレーよりも野菜のスパイス炒めのような手軽な料理が多い。

 ウズベキスタンで買ったこの本はウズベク語、英語、ロシア語の3カ国表記。写真の質は悲しいほど悪いが、全ページカラー写真入りでたくさんの料理が紹介された立派な本だ。
料理はアラブやトルコ風のサラダ、煮込み系、中華のにおいのする餃子系、パンは中東の他にインドの香りもして、さすが様々な文化の交流するところと、料理本を見るだけでも感心する。

 世界三大料理の一つ、トルコともなれば土産物屋にちゃんと日本語の料理本が並んでいる。シチューをいくつか作ってみたが、どれもとてもおいしくできてうれしかった。

 さらに西へ行ってチュニジア。ここのは本ではなくカードになっていて、もちろんブリックやクスクスの作り方が出ている。

 昨年はヨルダンで料理本を買い、

今年はシリアでさらにアラブ料理が気に入って、帰路のドバイでとうとうこんな本を買ってしまった。
  
もともとドイツで出版されたと言うこの本、モロッコ、チュニジア、リビア、エジプト、ドバイ、ヨルダン・パレスチナ、シリア、レバノンの食文化と、それぞれの代表的料理の作り方を紹介している。
どの写真もとてもきれいで眺めているだけで楽しいのだが、本の高さが30cm以上、重さが2キロ以上もある。我ながらよくこんな本を抱えて帰ってきたと思うのだが、重すぎて気楽に読めないのが玉に瑕。

料理本は眺めているだけでもおいしい。


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怪しいお茶コレクション 2

2009-09-08 19:24:41 | コレクション
お茶と言えばまた我が家には怪しげなお茶が増えている。

 まずは香港のインスタント・ミルクティー。
香港の茶餐廳やパン屋さんのミルクティーは濃く煮出してあるので渋みが強く、そこに甘いコンデンスミルクが入って独特の味。
これは粉末のインスタントながらその特徴が良く出ていて優れもの。大抵は砂糖まで入った3in1が多いのだが、これは無糖なのもポイント高し。
お湯を注ぐだけで「イッナイチャー(ホットミルクティー)」ができちゃう。

 これもインスタント・ミルクティーだが生姜入り。
インデネシア・マレー系はよほど生姜が好きとみえて、前には生姜入りコーヒーを見つけたが、今度はミルクティー。
マレー系のテタレッも香港同様、濃くてコンデンスミルク入りなので生姜に負けない。
シンガポール製のこれはマイルドな味で結構おいしい。

 生姜といえばこちらは台湾の黒糖生姜茶。
生姜がびりびり効くところに黒糖の甘さも半端じゃない。のどが痛い時にはいい。

 
のどに効くといえばこちら上海の漢方茶。スーパーのお茶売り場を冷やかしている時、風邪気味でのどが痛いといったらかわいいおねえちゃんに勧められた。ミントが入っているのでスーっとするが、それ以外にも陳皮やら謎の花やら入っていて見た目はきれい。熱いうちはいいが、冷めると苦味が出てちょっと飲みにくくなる。それがいかにも漢方らしい?

 これも中国のバラの八宝茶。
中国のスーパーにはこの類の八宝茶がたくさんあって、それぞれなにやら効能をうたっている。氷砂糖が入っているので飲みにくくはない。

 台湾に戻ってナツメとロンガンのお茶。コンビ二で見つけたインスタントで、かなり甘いが美容にいいなんて書いてある。

  
これも台湾の客家擂茶。袋の裏を見ると黒豆、麦、小麦胚芽、米、ごま、クコ、銀杏などなど、19種類もの原材料が粉になっているらしい。これにお湯を注ぐとまるで泥水のようなどろっとした糊状になってはなはだ見た目が悪いが、味はほの甘くて決してまずくない。栄養がありそうなのでこれはおなかを壊した時のために、と旅行に必ずもって行く。もっとも旅先では食べ過ぎ以外でおなかを壊したことがないのだけれど。

この擂茶、台湾の客家料理屋で自分ですり鉢を擂り、お茶にして飲めるところがあるらしい。前回トライしたけれど行ってみたら店が休みだった。この次は本物が飲んでみたいな。

 最後はベトナムの菊花茶。
ベトナムと言えば蓮茶が有名だが、それ以外にもアーティチョークのお茶とか苦瓜のお茶とか、スーパーに行くと怪しげなものがいっぱい。その中で菊花茶は熱をとるとして中華圏ではポピュラーなものなので買ってみたが、これははっきり言って
まずい

そう、我が家にこれだけお茶がたまってしまうのは、自分の好奇心のためと、実はおいしくないものが多いせい。
いろいろ試せば試すほど、緑茶にしろ紅茶にしろ、普通のお茶の偉大さがよくわかる。

それでも懲りずにきっとまた変なものを買っちゃうんだよなあ。


前回のコレクションはこちら↓

怪しいお茶コレクション


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