Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ブータン戴冠式ツアー 1

2008-11-14 19:03:45 | ブータン
2008年11月4日から11日まで ブータン新国王 戴冠式見学ツアー

11月4日

早朝7時半に成田に集合してシンガポール航空でバンコクへ。
ツアー参加者は14名だが、うち9名は初めてのブータン訪問とのことでちょっとびっくり。

雨のバンコクに到着して、速攻いつものマッサージ屋へ行き、フードコートでご飯。
もっと遊んでいたいが、翌日早いのですぐ寝る。

11月5日


6時15分発のドルック・エアに乗るため、モーニングコール(?)はなんと2時45分、3時半にホテルを出てスワンナブーム空港へ向かう。

いつもはコルカタ経由の便が今日はパロへ直行。2機しかない飛行機をフル稼働して需要に応えているらしい。

定刻どおりに出発した機内で朝食。
 トマトソースのかかったオムレツと、お米の入ったコロッケがおいしくて、ドルック・エアはがんばっている。

3時間のフライトでこれまた順調にパロ到着。
 空はどんより曇っているが、山肌はちゃんと見えたのでエアバスでの着陸に問題なし。おそらく世界でも最も難しいアプローチの一つであろうパロ空港、雲が低ければ着陸は出来ないのだ。

 空港ターミナルには "We love our kings" と横断幕がかかり、入国審査のVIP窓口をいかにもな人々が次々通っていく。やっぱり今日は特別だ。

まだお昼にも間があるので、ティンプーへ向かう前にパロの観光に出る。
 田んぼの稲刈りはもうすっかり終了。
周りの民家がまた一段と増えている様子だ。

パロの観光と言えばいつでも最初はここ。
 国立博物館。
何度も来ているが、今回はワンチュク王朝成立100年記念の写真展をやっていて、これがなかなかおもしろかった。特にイギリス人が写した初代の王様、王冠をかぶっていても足は裸足だったりして、この国も進化しているのがよく分かる。
先代の写真も豊富に展示されていて、眼福、眼福。
 博物館の裏には新しい展示室も完成。
立派な館内でワシントンDCで開かれたブータン博の写真展をやっていたが、内装工事がまだ続いている所がいかにもブータン。

国立博物館の次はすぐその下にあるパロ・ゾン。
 
 
中は相変わらず、ゆる~い坊主達でいっぱいだ。

ゾンを出る頃には空がきれいに晴れてきた。
 
これは幸先がいい。

パロのメインストリートに入るとどの家にもお祝いの5色旗や国旗、新国王の写真が掲げられていて華やか。
 
かつては1本しかなかった目抜き通りの裏に2本目、3本目の道が出来、パロの町も線から面になってきた。

レストランで遅い昼食を食べて、いよいよティンプーへ。
パロからの幹線道路は道幅も広がり、舗装も格段によくなって、ティンプーの手前の数キロなどこんなに立派になった。
 おかげで10年前には2,3時間かかっていた道が、今は1時間15分で到着。

そしてホテルにチェックイン後、買い物がてら町に出てみると
 なんと電飾!
かつては国一番だったドルック・ホテルもこの通り、光り輝いている。

パチンコ屋かとみまごうような電飾もないではないが、これが朝までずっとついているのだから大したもの。10年前は停電ばかりしていたのだから。

クリスマスのような町を歩きながら、俄然お祝い気分が盛り上がってきた。


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コメント (5)
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