Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ベトナム・ラオス北部の旅 9 ヴィエントン~ウドンサイ

2009-01-29 01:09:32 | 東南アジア
1月1日

ラオスで迎えた新年。朝、七輪で餅を焼き、フォーに入れて雑煮代わり。

あまり正月らしくなくて、そう言えば「あけましておめでとう」って言ったかな?

この日も村めぐりをしながらウドンサイへ向かう。
 
最初に訪問したのはラオスに元々いたというカム族の村。ここには自称107歳のおじいちゃんがいたが、本当に107歳かどうかは???

次に寄ったのは現在の多数派、ラオ族の村。
 ここでもまた何かのお祝い中で
 男性陣が料理を準備中。
  
蒸した里芋やかぼちゃ、黒米の粽をご馳走になる。
 パパイヤの葉の煮物は初めて食べたが、これは苦かった。

次の村でもまた翌日の結婚式の準備中。
  
バナナの葉を折って飾り物を作ったり、
 料理の下ごしらえをしたり、村人が総出で手伝っている。
 こちらが主役の花嫁さん。若い!

村の中をしばらく歩くとあちこちにビニールシートが干してあるのが目に付く。
 まるで抽象画のように模様のあるこれ、実は川のりを薄くのばし、ニンニクやトマト、ゴマをのせて干したもの。
 油で揚げると香ばしくて、韓国のりのようにおいしい。昨日の佃煮といい、ラオスのこの辺りでは川のりをよく食べるらしい。

お昼はウー川のほとり、ノーンキアで。
 ここにはボートの発着場があり、この川を下るとルアンパバンの北、有名な観光地のパクー洞窟に至る。ルアンパバンからそれほど遠くないここにはこぎれいなバンガローなどもあり、今までほとんど見かけなかった外国人観光客がゴロゴロ。ピザも食べられるレストランは、でもこれまでで一番おいしくなかった。

午後はもう一つモン族の村を訪問。
 
子供がおはじきをして遊ぶこの村の一軒の家から不思議な歌声がする。
覗かせてもらうと祈祷師がお祈りの最中。
 
体をゆらし、指につけた鉦を鳴らしながら節をつけて延々とお祈りを唱える。その横では紙で人形を作り、おそらく悪いものをこれに移すのだろう。
仏教徒が多いラオスだが、少数民族の間ではいまだこういう精霊信仰が多いらしく、村でお寺はほとんど見かけなかった。

夕方、ラオス最後の町、ウドンサイに到着。


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コメント (3)
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