Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

吉田うどんと富士山

2010-03-05 01:23:48 | 国内旅行
いとこの推薦で山梨の温泉へ家族旅行に行くことになった。

出発は新宿から。
高速バスに乗って2時間、激しく降っていた雨は出発してすぐにやんだが、山梨に入ったら周りは雪が積もっている。やがて見えてきた富士急ハイランドのジェットコースターもなんだか寒々しい。さすが、富士山のふもと、とはいえ山の姿はまったく見えず。

やがて河口湖駅を経由して富士吉田駅到着。
ここで今夜泊まる宿に電話してミニバンで迎えに来てもらう。

が時間がまだ早いので宿には向かわず、冨士浅間神社の隣の浅間茶屋でまずは腹ごしらえ。
 ここは宿と同系列なので送り迎えをしてもらえるのだ。

山梨の食べ物と言えばもちろん
 ほうとうが有名なのだけれど

せっかく来た富士吉田、ここは吉田うどんというやつを食べてみよう。

定食を頼んだらまず出てきたのがこちら
 もずくやゴマ豆腐、わかさぎの甘露煮にひじきごはん。
そして奥の具は
 このうどんに載せて食べる。

吉田うどんは極太麺。そのちょっとよじれた麺はとにかく硬い!粉の密度がぎっちり、と言う感じで、讃岐うどんのコシとはちがう、とにかく硬いとしか言いようがない。そのみっちりした麺に負けないよう、汁のおだしも味付けも濃い目。ぎっちり濃い味のうどんをあごが疲れるほど噛んで食べでがあるが、う~ん、次はやっぱりほうとうにしよう。

おなかが一杯になったところで、腹ごなしに隣の神社にお参りに行く。
 この大鳥居の下をくぐったら、瓦から雪が滑り落ちてきてあやうくいとこを直撃しそうになった。境内のあちらこちらで雪が落ちて「ドサッ」。スリル満点。

 
冨士浅間神社は日本武尊がはじまりとされる由緒正しき古い神社。富士山のふもとというその場所が尊いのだろう。
本殿も大きくはないがなかなか立派。
  
しかしその本殿の両脇にそびえるいかにも古そうなご神木はさらに立派だ。

 お昼を食べた店にはこの神社の赤冨士神輿というのが飾ってあって、これは引退した先代の神輿だそう。張りぼてのように見えるがこれで1.5トンもあるのだそうだ。

またバスに乗ってやっと宿へ向かう。今夜の宿泊はホテル鐘山苑。
山梨県 温泉旅館 河口湖周辺に宿泊なら富士山の見える宿 鐘山苑

久しぶりの大型観光ホテルだが、宿に近づくといつの間にか空がきれいに晴れ渡っていて
 宿の真正面に富士山。
おお、こんなにでっかく見えるなんて。

ホテルはこの山の真正面のかなりの敷地に広がっていて、
  
広い庭の中には富士山から流れ出た川あり、結婚式用のチャペルあり、茶室あり。

部屋の用意ができるまで茶室で春らしいお菓子と抹茶をいただき
 

部屋に入ったら早速、大浴場「赤冨士」へ。(大浴場の写真はホテルHPから)
 
  
この大浴場と隣の露天からは富士山が眺められ、サウナやジャグジーもあって環境設備は十分なのだが、富士山の天然温泉と言うお湯、加熱循環はともかく塩素消毒のにおいがし、高アルカリ性というわりには肌のツルツル感も感じられず、温泉としてはつまらない。ちょっと残念。

と文句を言いながらも長湯をして部屋に戻ると
 夕焼けの富士山。

やっぱり富士はすばらしい。


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コメント (2)
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