Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

武蔵小山「衛藤」で秋のご飯

2012-09-23 17:19:06 | 食べ歩き
久しぶりに地元、武蔵小山の「衛藤」さんへ。
昨年の地震の直後に初めて使わせていただいて気に入ったものの、なぜかその後すっかりご無沙汰してしまったのだった。

そのわけの一つは人気があって、何度か予約が入らなかったため。
それがこの日は当日のお昼に電話を入れてすんなり席が取れた。
御縁のある時はこんなもの。

掘りごたつ式のテーブルが2つあるきりの小さなお座敷に上がって待つほどもなく。

 まずは菊花胡麻豆腐。
結構な大きさの胡麻豆腐に菊の花びらがいっぱい。

 蒸されたもち米の上にきれいなグリーンの銀杏。
連れの友人は長年ニューヨークに住んでいたが、セントラルパークの銀杏を拾うのは日本人と韓国人だけだったとか(笑)。
くさいけどこんなにおいしいのにねえ。

 次もいかにも秋らしく、鱧と松茸の土瓶蒸し。
スダチをきゅっとしぼるのがたまらない。

 お造りはねっとりとした口当たりのヒラメと本マグロ。

 あいなめはからりと揚げられていい香り。

 冬瓜はトマトと合わせてあるのが珍しく、ちょっと大ぶりな鶏そぼろは香ばしい焼き色がついている。

 お食事はきのこたっぷりのさらさら雑炊。

 そして最後のデザートは梨のシャーベットとさつまいものきんとん。
連れと二人ともさっぱりとしたシャーベットをお願いしたのだけれど、「一つ間違えてしまいました」ときんとんも持って来てくださったのはもしかしてサービスだったかも?

いつになく残暑の厳しい今年、この日もまだずいぶん暑かったけれど、食事はすっかり秋の装いと味覚。
この季節感が実に日本的でいい。

四季のある国に住んでいる幸せ。


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コメント (3)
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