Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

横浜散歩 1 高句麗壁画とセネガル料理

2012-11-01 18:52:33 | 機内食・映画・美術展
もう先週のことになるが、久しぶりに横浜に出かけた。

目的はこちら→ 

壁画フェチとして写真展とは言え珍しい北朝鮮にある古墳壁画を見たいと思ったのだ。

会場は日本大通りにある日本新聞博物館。
 
関東大震災の復興記念として建てられたという古い建物に高層階が接ぎ木された横浜情報文化センターの中にある。
 
吹き抜けになったロビーにはオフセット輪転機が飾られていかにも新聞屋さんらしい。

目的だった写真展は2010年と2011年に共同通信社が平壌郊外の古墳を独占取材した時のもの。
非常に珍しい写真だとは思うが、初公開という壁画そのものは保存状態がかなり悪く、残念なことになってしまっている。
ただし過去に取材したという古墳は写真で見る限りガラスで覆われて状態も悪くなく、平壌郊外に多くの古墳があるとは知らなかったので興味深い。
隋、唐の文化が高句麗に伝わり、それが日本にやってきたのがよくわかる。

しかしいくらきれいなプロの写真でもやはり大きさや質感がわからないのは寂しい。
機会があれば最後の秘境、北朝鮮に行ってみようか。

壁画写真を見た後は常設展も一巡り。
 
明治時代に始まった新聞の変遷がわかりやすく展示され
 
特に広告の移り変わりがおもしろい。

新聞博物館を見た後は久しぶりなので横浜をお散歩。

 
クラシックな外観の神奈川県庁の前では週末のこととてジャズの演奏会があり、その向こうには横浜税関の可愛い塔が見える。

さらに海岸まで出ると、国際フェスタなるイベントが行われている。
 
JICAや様々なNGO、NPOが海外支援の活動を紹介したり、グッズを売ったりしているが
 
一番にぎわっているのはやっぱり食べ物屋台。一番人気はなぜかペルーの店だけれど、せっかくなので珍しいものを食べようと
 セネガル料理を選んでみる。
 これはヤッサというレモン・マスタード・チキンシチューだそうで、名前の通り酸味が効いているが辛くはなく、濃厚な味でなかなかおいしい。

海岸ぺりの柵に寄りかかってシチューをいただけば、目の前には
 
みなとみらいに赤レンガ倉庫街
 さらに大桟橋国際客船ターミナルが広がって実に気持ちがいい。

はるか大昔の幼稚園の頃、我が家は横浜に住んでいて、週末に客船から投げられる紙テープを拾いに来たことがあるのを思い出した。
あの頃はもちろんこんな立派なターミナルはなかった。

気持ちがいいのでもっと散歩を続けよう。


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コメント (6)
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